JPH0233898Y2 - - Google Patents

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JPH0233898Y2
JPH0233898Y2 JP10302583U JP10302583U JPH0233898Y2 JP H0233898 Y2 JPH0233898 Y2 JP H0233898Y2 JP 10302583 U JP10302583 U JP 10302583U JP 10302583 U JP10302583 U JP 10302583U JP H0233898 Y2 JPH0233898 Y2 JP H0233898Y2
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paint
mixing
mixed
mixer
gear
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は塗料混合供給装置の改良に係り、塗料
を形成する各成分塗料の混合比と、単位時間当り
の混合量を正確且つ迅速に調整し得るようにした
塗料混合供給装置に関する。
塗料の混合供給装置としては従前から各種の装
置が開発されている。第1図はその標準的な構成
を示すものであり、混合すべき塗料Aをポンプ
PAにより流量調整弁VA及び流量計FAを通してミ
キサーCへ、また塗料BをポンプPBにより流量
調整弁VB及び流量計FBを通してミキサーCへ
夫々供給し、ここで両者を混合して形成した塗料
Dを流量計Fを通して所望箇所へ圧送するよう構
成されている。また、塗料Aと塗料Bとの混合比
や塗料Dの供給量の制御は、通常流量調整弁VA
VBの開度調整によつて行なわれる。
而して、前記塗料混合供給装置は、混合すべき
両塗料A,Bの粘度が低く且つ両者の混合比や供
給量が略一定の場合には、特に問題を生ずること
なく円滑に運転することができる。
然し乍ら、混合すべき塗料A及び塗料Bが比較
的高粘度の場合には、流量調整弁VA,VBに詰ま
りを生じたり、或いは弁VA,VBを流通する塗料
の流れに脈動を生ずることが屡々あり、塗料Dの
混合成分が不均一になつたり、設備の補修に多く
の手数がかかるという問題がある。また、塗料
A・Bの粘度が高くなると、流量計FA,FBの精
度も極端に悪化し、所定の混合比を有する塗料D
の形成が困難となる。特に塗料Dの吐出供給量が
少ない場合には、混合比の正確な制御が殆んど不
可能となり、大きな欠点となる。
更に、塗料Dの吐出供給量を調整するために
は、両調整弁VA,VBの開度調整を必要とするた
め混合比がその都度変る危険があり、塗料Dの吐
出量制御が著しく困難になるという問題がある。
本願考案は、従前の塗料混合供給装置に於ける
上述の如き問題の解決を課題とするものであり、
塗料粘度に関係なく極めて正確に塗料の混合比の
制御ができると共に、混合比に変動を来たすこと
なく塗料の吐出供給量を連続的に制御し得るよう
にした、塗料混合供給装置の提供を目的とするも
のである。
本考案は、混合すべき塗料の各供給用パイプラ
インに介設されたギヤポンプと;該ギヤポンプの
回転数を設定調整する変速器と;前記各変速器を
介して各ギヤポンプを一斉駆動する原動機と;前
記各ギヤポンプからの吐出塗料を混合するミキサ
ーとを基本構成とするものである。
以下、第2図及び第3図に示す本考案の一実施
例に基づいてその詳細を説明する。
第2図は、本考案に係る塗料混合供給装置をパ
イプ内壁面のライニングマシーンとして使用する
場合を示すものである。図に於いて、1は塗料混
合供給装置、2はコンプレツサー、3は空気ミキ
サー、4は加速器、5は被処理パイプ、6は塗料
回収装置、7は圧力調整器、8は流量計であり、
塗料混合供給装置1では、エポキシ樹脂塗料の主
剤Aと硬化剤Bとが定量圧送器9により一定量づ
つ塗料ミキサー10へ送られ、ここで所謂二液混
合型のエポキシ樹脂塗料Dが形成されると共に、
空気ミキサー3へ所定の流量で供給されて行く。
空気ミキサー3では、前記塗料混合供給装置1
から圧送されて来た塗料Dに圧縮空気Eが混入さ
れ、両者の混合流体Gは引き続き加速器4へ送ら
れる。加速器4で更に混合流体Gに圧縮空気Eが
加えられ、微粒子状の塗料Dと空気Eとの混合流
体Hが管端から被処理パイプ5の内方へ噴出され
る。管内へ噴出された混合流体H内の塗料粒子
は、管入口端の内壁面へ順次付着積層し、後から
連続的に噴射されてくる混合流体Hの空気流によ
り前方へ押し流され、これによつて管内壁面にラ
イニング塗膜が形成されて行く。
一方、前記塗膜厚さは、混合流体Hの流量(主
として空気流Eの流量)及び塗料Dの供給量、塗
料Dの粘度等を変えることによつて制御され、
又、塗料Dの圧送量とその粘度は、塗料混合供給
装置1の定量圧送器9を形成する各ギヤーポンプ
の回転比や駆動用原動機の回転数を調節すること
によつて行なわれる。
第3図は前記塗料混合供給装置1の系統図であ
り、11は二液型エポキシ樹脂塗料を形成する主
剤A用のタンクであり、12は硬化剤B用のタン
クである。また13はストレーナ、14a,14
bは圧力計、15a,15bは圧力スイツチ、1
6はチエツキ弁、17は塗料出口弁である。
当該塗料混合供給装置1の要部を構成する定量
圧送器9は、主剤Aのパイプライン18aに介設
されたギヤポンプ19aと、硬化剤Bのパイプラ
イン18bに介設されたギヤポンプ19bと、両
ギヤポンプ19a,19bの駆動用原動機20で
ある可変速型モータと、両ギヤポンプの変速器2
1a,21bとより構成されている。即ち、モー
タ20の駆動軸22の両端に変速器21a,21
bが配設されており、当該変速器21a,21b
を介して両ギヤポンプ19a,19bを一斉駆動
する構成となつている。尚、前記変速器21a,
21bは、ギヤポンプ19a,19bの回転速度
を連続的に変えられるものであれば、如何なる型
式の変速器であつてもよい。又、本実施例にあつ
ては主剤Aと硬化剤Bとより成る二液型エポキシ
樹脂の混合について述べているが、混合すべき塗
料の種類が何であつてもよいことは勿論である。
更に、本実施例では二種の塗料を混合している
が、二種以上の塗料の混合、例えば三種の塗料を
混合するときには、ギヤポンプ及び変速器を各3
台とし、これを同一原動機で一斉駆動する構成と
すればよい。
次に、前記塗料混合供給装置の作用・効果につ
いて説明する。
塗料Dの供給に際しては、主剤Aと硬化剤Bの
温度をヒータ(図示省略)によつてコントロール
し、所定の温度に保持する。次に、両ギヤポンプ
19a,19bの変速器21a,21bを調整
し、ギヤポンプ19a,19bの夫々の回転数、
即ち夫々の吐出量が所定の比率になるように設定
する。尚、当該混合比は混合形成した塗料Dの所
望粘度から決定され、パイプ内壁ライニング用の
二液混合型エポキシ樹脂塗料に於いては、主剤A
と硬化剤Bの比が略2:1に設定されている。混
合比の設定が終れば、モータ20を起動しこれを
所定の回転数に調整する。ギヤポン19a,19
bから回転数に応じた一定量づつ圧送されて来た
主剤Aと硬化剤Bは、リリーフ弁23a,23b
を通してミキサー10へ圧入され、ここで混合さ
れたあと塗料出口弁17を通して外部へ圧送され
て行く。
塗料Dの供給量の通常の調整は、主としてモー
タ20の回転速度制御によつて行なわれ、吐出量
を増加する場合にはギヤモータの回転数を上げ、
又吐出量を減少する場合にはギヤモータの回転数
を下げる。尚、この場合には、塗料出口弁17の
開度は略一定に保持しておくが、塗料供給量の変
化が比較的少ない場合には、モータ回転数を一定
として塗料出口弁17を調整して流量制御するこ
とも可能である。
主剤A及び硬化剤Bが所定の比率でミキサー1
0へ圧送されている場合には、圧力計14a,1
4bは夫々混合比率に応じた一定圧力値を示す。
これに対して、両者の混合比率が何等かの原因に
よつて変化した場合には、圧力計14a,14b
の指示が定常状態の時の圧力値から変動し、この
変動は圧力スイツチ15a,15bによつて検知
され、外部へ混合比の異常が報知される。尚、第
3図に於いて、24は洗浄用シンナーの供給口で
ある。
本考案に於いては、混合すべき塗料A、塗料B
……を夫々ギヤポンプ19a,19b……によつ
てミキサー10へ圧送すると共に、各ギヤポンプ
19a,19b……を変速器21a,21b……
を介して一基の原動機によつて一斉駆動する構成
としているため、各変速器21a,21bの回転
数の設定を変えることにより、塗料粘度に殆んど
関係なしに混合比を容易に任意の値に設定するこ
とができる。そのうえ、バルブ調整による混合比
の設定に比較して、混合比を正確に設定できると
共に、極く小量の塗料供給量であつても運転中に
混合比が変動するようなことが皆無となる。
又、原動機の回転数を制御することにより、塗
料Dの圧送供給量を極めて正確且つ連続的に調整
することが出来、膜厚制御のために微小な塗料供
給量の調整を必要とするライニングマシーン等に
於いては、特に秀れた効用を発揮する。
本考案は上述の通り秀れた実用的効用を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の塗料混合供給装置の系統図であ
る。第2図は本考案に係る塗料混合供給装置をパ
イプライニング用に使用する場合の作動系統図で
ある。第3図は本考案に係る塗料混合供給装置の
系統図である。 A……混合すべき塗料(主剤)、B……混合す
べき他の塗料(硬化剤)、D……形成した塗料、
10……ミキサー、11,12……タンク、18
a……主剤ライン、18b……硬化剤ライン、1
9a,19b……ギヤポンプ、20……原動機、
21a,21b……変速器、22……原動機駆動
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 混合すべき塗料の各供給用パイプライン18
    a,18b……に介設されたギヤポンプ19a,
    19b……と;該ギヤポンプ19a,19b……
    の回転数を設定調整する変速器21a,21b…
    …と;前記変速器21a,21b……を介して各
    ギヤポンプ19a,19b……を一斉駆動する原
    動機20と;前記各ギヤポンプ19a,19b…
    …からの吐出塗料A,B……を混合するミキサー
    10とから構成した塗料混合供給装置。
JP10302583U 1983-07-01 1983-07-01 塗料混合供給装置 Granted JPS6013273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10302583U JPS6013273U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 塗料混合供給装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10302583U JPS6013273U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 塗料混合供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS6013273U JPS6013273U (ja) 1985-01-29
JPH0233898Y2 true JPH0233898Y2 (ja) 1990-09-11

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ID=30242565

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10302583U Granted JPS6013273U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 塗料混合供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7374779B2 (ja) * 2020-01-20 2023-11-07 三郎 宮崎 二液混合装置

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Publication number Publication date
JPS6013273U (ja) 1985-01-29

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