JPH0233404Y2 - - Google Patents

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JPH0233404Y2
JPH0233404Y2 JP1982065460U JP6546082U JPH0233404Y2 JP H0233404 Y2 JPH0233404 Y2 JP H0233404Y2 JP 1982065460 U JP1982065460 U JP 1982065460U JP 6546082 U JP6546082 U JP 6546082U JP H0233404 Y2 JPH0233404 Y2 JP H0233404Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車などに載置され、広い範囲で
移動しても、夫々の地域での受信可能なチヤンネ
ルを選局キーの操作によつて選局することができ
るようにしたラジオ受信機に関する。
自動車で遠距離ドライブする場合、各地域毎に
受信可能なチヤンネルが異なることから、自動車
がある地域から他の地域に移動すると、自動車に
載置されているラジオ受信機によつてこれまで良
好に受信されていたチヤンネルが受信不能となつ
てしまう。そこで、これまで良好な受信が可能で
あつたチヤンネルが受信不能となると、チヤンネ
ルつまみを操作し、他の受信可能なチヤンネルを
選局する必要があつた。
しかし、このように、チヤンネルつまみを操作
して受信可能なチヤンネルを選局することは、非
常に煩わしいし、また、特に、運転手がこの選局
操作を行なうことは、自動車を運転する上で好ま
しいことではない。
そこで、自動車に載置される車載用ラジオ受信
機では、選局手段を設け、選局キーを操作するだ
けで受信可能な所望のチヤンネルを簡単に選局す
ることができるように構成されている。選局手段
としては、従来プリセツト方式とオートサーチ方
式とがある。プリセツト方式は受信可能なチヤン
ネルを予じめラジオ受信機に各選局キーに対応し
てプリセツトしておき、所望の選局キーを操作す
ることによつて希望するチヤンネルを受信するこ
とができるようにしたものであつて、瞬間的に希
望のチヤンネルを受信することができる。オート
サーチ方式は、選局キーの操作により放送帯域を
周波数の低い方から高い方へ、あるいはその逆の
方向に掃引し、受信可能なチヤンネルがみつかる
とそのチヤンネルを受信するようにするものであ
つて、選局キーの操作だけでいかなる地域におい
ても受信可能なチヤンネルを選局することができ
る。
以上のように、従来の車載用ラジオ受信機とし
ては、選局操作が非常に簡略されている。しかし
ながら、プリセツト方式においては、ラジオ局の
サービスエリヤを出る毎に次の受信可能なチヤン
ネルをプリセツトしなければならない。このプリ
セツトは、チヤンネルつまみを操作して良好に受
信可能なチヤンネルを探索し、このようなチヤン
ネルがみつかると選局キーを操作してプリセツト
し、各選局キーに受信可能なチヤンネルを割り当
ててプリセツトするものであつて、各地域毎にこ
のようにプリセツトすることは非常に煩わしいこ
とであるし、また、選局キーの数以上の受信可能
なチヤンネルをプリセツトすることができない。
また、オートサーチ方式においては、プリセツ
トの煩わしさはないとしても、掃引によつて受信
可能なチヤンネルを受信すると掃引は停止し、次
の受信可能なチヤンネルを得るためには掃引を開
始させるための操作をしなければならない。した
がつて、受信可能なチヤンネルの数がわからず、
たとえば、ニユースなどの希望の放送を行なつて
いるチヤンネルがみつからないような場合、いつ
までも掃引開始の操作を繰り返すようなことにな
る。また、受信可能な全てのチヤンネルからラン
ダムに選局することができず、さらに、希望のチ
ヤンネルの選局に時間に時間を要することにもな
る。
また、受信可能なチヤンネルが選局されたとし
ても、自動車の移動とともに短時間でそのチヤン
ネルのサービスエリヤから外れ、直ぐに受信不
良、あるいは受信不能となることがある。このよ
うな場合には、そのチヤンネルの選局後直ぐにま
た選局操作を行なわねばならない。また、受信可
能なチヤンネルのうちのより良好な受信ができる
チヤンネルを選局することは困難である。これ
は、上記のプリセツト方式にしても、オートサー
チ方式にしても避けることができない。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
全ての受信可能なチヤンネルをプリセツトするこ
とができるとともに、良好なる受信が可能なチヤ
ンネルを容易に選局することができ、選局の煩わ
しさを除くことができるようにしたラジオ受信機
を提供するにある。
この目的を達成するために、本考案は、受信周
波数領域を掃引して受信電界強度が所定値以上と
なる全てのチヤンネルを検出し、かかるチヤンネ
ルの受信周波数と電界強度とを表わすデータを全
てメモリに記憶せしめ、受信周波数領域の所定の
周波数区分毎に1つづつの受信可能なチヤンネル
の受信電界強度と受信可能なチヤンネル数とを同
時に表示し、選局キーの操作にともなつて該メモ
リの対応せる番地に記憶された前記データを読み
出し、該データにもとづいて良好なる受信が可能
な所望のチヤンネルを受信可能とした点を特徴と
する。
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図は本考案によるラジオ受信機の一実施例
を示すブロツク図であつて、1はアンテナ、2は
高周波増幅器、3は混合回路、4は中間周波増幅
器、5は検波器、6は増幅器、7はスピーカ、8
は電圧制御発振器、9はプリスケーラ、10はプ
ログラマブルカウンタ、11は比較器、12は基
準発振器、13は低域瀘波器、14はアナログ−
デジタル変換器、15はチユーニングコントロー
ラ、16はチヤンネルコントローラ、17はメモ
リコントローラ、18はメモリ、19は駆動回
路、20は表示装置、21は選局キー、22はプ
リセツトキー、23は切換キーである。
次に、この実施例の動作について説明する。
同図において、アンテナ1で受信された高周波
信号は高周波増幅器2で増幅され、混合器3にお
いて局部発振器である電圧制御発振器8からの所
定周波数の出力と混合されて中間周波信号に変換
される。この中間周波信号は中間周波増幅器4に
供給されて所望チヤンネルの中間周波信号が選択
増幅され、検波器5において検波されて音声信号
が得られる。この音声信号は増幅器6で増幅され
てスピーカ7に供給される。以上は、周知のラジ
オ受信機と同じ構成をなしている。
電圧制御発振器8は、プリスケーラ9、プログ
ラマブルカウンタ10、比較器11、基準発振器
12、低域瀘波器13からなる位相同期ループ
(PLL)によつて制御される。すなわち、電圧制
御発振器8の出力はプリスケーラ9で分周され、
さらにプログラマブルカウンタ10で分周されて
基準発振器12の出力と比較器11で位相比較さ
れる。比較器11からの位相誤差信号は低域瀘波
器13を介して電圧制御発振器8に供給される。
そこで、電圧制御発振器8は上記位相誤差信号に
より制御され、その発振周波数はプログラマブル
カウンタ10の出力周波数と基準発振器12の出
力周波数とが一致するような周波数となる。した
がつて、プログラマブルカウンタ10の分周比を
変化させることにより、電圧制御発振器8の発振
周波数を変化させることができる。
さて、かかる構成において、プログラマブルカ
ウンタ10の分周比は、チヤンネルコントローラ
16からの制御信号によつて変化される。チヤン
ネルコントローラ16は、プリセツトキー22の
操作による掃引指令信号にもとづいてプログラマ
ブルカウンタ10の分周比を順次変化させ、電圧
制御発振器8の発振周波数を順次変化させて掃引
を行なわせ、この掃引によつて得られる全ての受
信可能なチヤンネルのデータをメモリ18に記憶
できるようにする。受信周波数領域全体の掃引が
終つて全ての受信可能なチヤンネルに対するデー
タがメモリ18に記憶されると、メモリコントロ
ーラ17によりメモリ18に記憶されたデータが
読み出され、後述する処理がなされて駆動回路1
9を介し表示装置20に供給される。そこで、表
示装置20は、後述するように、上記受信周波数
領域の周波数区分毎の受信可能なチヤンネルの受
信電界強度および数を表示する。したがつて、表
示装置20により受信が良好な受信可能チヤンネ
ルを選択することができ、受信電界強度が表示さ
れている受信可能なチヤンネルのうちの所望のチ
ヤンネルを選択すべく選局キー21を操作するこ
とにより、メモリ18からかかる所望のチヤンネ
ルに対するデータを読み出し、このデータにもと
づいてプログラマブルカウンタ10の分周比を設
定し、所望のチヤンネルを選局することができ
る。
次に、上記の掃引動作、選局動作について説明
する。
まず、掃引動作について説明する。
プリセツトキー22を操作すると、プリセツト
キー22は掃引指令信号を発生し、チヤンネルコ
ントローラ16はこの掃引指令信号を受けて制御
信号を発生し、プログラムカウンタ10の分周比
を変化させて掃引を行なわせる。
一方、検波器5の検波出力、あるいは、受信電
波がFM波の場合には、中間周波信号のリミツタ
回路(図示せず)を通す前のエンベロープは受信
電波の電界強度を表わしているから、それはアナ
ログ−デジタル変換器14でデジタル量に変換さ
れ、受信電波の電界強度を表わすデジタル量とし
てチユーニングコントローラ15に供給される。
チユーニングコントローラ15においては、所定
の閾値が設定されており、上記のデジタル量と閾
値とが比較される。
ところで、上記掃引によつて受信周波数が変化
しているから、デジタル量も受信周波数の変化と
ともに順次変化している。チユーニングコントロ
ーラ15は、デジタル量が閾値以上になると受信
可能なすなわち、聴取可能なチヤンネルを受信し
ているものと判定し、掃引停止信号を発生する。
チヤンネルコントローラ16はこの掃引停止信号
を受け、プログラマブルカウンタ10をそのとき
の分周比に固定して掃引を停止させる。そして、
プログラマブルカウンタ10からそのときの受信
周波数のデータ、たとえば、分周比とチユーニン
グコントローラ15から電界強度のデータとがチ
ヤンネルコントローラ16によつて読み取られ、
メモリコントローラ17を介してメモリ18に記
憶される。
メモリ18への各データの記憶が完了するとチ
ヤンネルコントローラ16によつて掃引が再開さ
れ、以下、同様にして、チユーニングコントロー
ラ15によつて受信可能と判定されたチヤンネル
の受信周波数および受信電界強度を表わすデータ
が、順次メモリ18に記憶され、掃引可能な所定
周波数領域における全ての受信可能なチヤンネル
の上記データがメモリ18に記憶される。
なお、周波数領域の掃引は、低い周波数から高
い周波数の方向へ、あるいは、高い周波数から低
い周波数の方向へのいずれの方向に行なうように
してもよい。また、プリセツトキー22を操作し
て掃引を開始するときのプログラマブルカウンタ
10で設定されていた分周比に対する受信周波数
から高い周波数あるいは低い周波数の方へ掃引を
開始し、全受信周波数領域を掃引するようにして
もよく、掃引の仕方については任意である。
データは各周波数区分毎に分けて記憶される。
すなわち、いま、日本を例にとると、前記の受信
周波数領域は525kHz〜1605kHzであるから、この
受信周波数領域を7個の領域に分け、 第1区分:525kHz〜680kHz 第2区分:681kHz〜833kHz 第3区分:834kHz〜987kHz 第4区分:988kHz〜1142kHz 第5区分:1143kHz〜1296kHz 第6区分:1297kHz〜1450kHz 第7区分:1451kHz〜1605kHz の7個の周波数区分を設定する。一方、メモリ8
においては、各周波数区分毎に記憶領域が設定さ
れており、いま、1つの周波数区分に入る受信可
能なチヤンネルの最大の数が6であるとすると、
各周波数区分には夫々6個の番地からなる記憶領
域が設定され、夫々の記憶領域は、 第1区分:0番地〜5番地 第2区分:6番地〜11番地 第3区分:12番地〜17番地 第4区分:18番地〜23番地 第5区分:24番地〜29番地 第6区分:30番地〜35番地 第7区分:36番地〜41番地 となる。
そこで、チヤンネルコントローラ16からメモ
リコントローラ17にデータが供給されると、メ
モリコントローラ17では供給されたデータにも
とづいてこのときの受信周波数がいずれの周波数
区分に入るか判定される。次に、判定された周波
数区分に対応するメモリ18の記憶領域からデー
タが読み出され、上記のチヤンネルコントローラ
から供給されたデータも含めて受信電界強度の大
きさが比較され、受信電界強度の大きい順に該当
するメモリ18の記憶領域に順次に記憶される。
たとえば、チヤンネルコントローラ16からメ
モリコントローラ17に供給されたデータが第1
区分(525kHz〜680kHz)に入る受信周波数のも
のであることが判定されると、メモリ18の0番
地から5番地までに記憶されているデータ(これ
らのデータは、やはり0番地からの受信電界強度
の大きい順に記憶されている)が読み出され、こ
れらのデータはチヤンネルコントローラ16から
供給されたデータとともに受信電界強度の大きさ
が比較され、受信電界強度の大きい順にメモリ1
8の0番地から順次記憶される。
しかるに、受信周波数領域(525kHz〜1605k
Hz)全体の掃引が完了すると、メモリ18の上記
各記憶領域には、各周波数区分毎に受信電界強度
の大きさ順にデータが記憶されることになる。
以上のようにして、データの記憶が完了すると
チヤンネルコントローラ16から掃引完了信号が
メモリコントローラ17に供給され、メモリコン
トローラ17はメモリ18から表示のためのデー
タの読み出しを行なう。
このデータの読み出しは各周波数区分毎に行な
う。まず、第1区分に対応する0番地から5番地
までに記憶されたデータが読み出され、最初の番
地である0番地のデータが駆動回路19を介して
表示装置20に供給されるとともに、残りのデー
タ、すなわち、1番地から5番地までに記憶され
ているデータの数がカウントされ、このカウント
数が駆動回路19を介して表示装置に供給され
る。以下同様に、第2区分、……、第7区分の順
でデータがメモリ18から読み出され、各周波数
区分の最初の番地(6番地、12番地、18番地、24
番地、30番地、36番地)のデータと残りのデータ
の数とが夫々駆動回路19を介して表示装置20
に供給される。
表示装置20においては、供給された各周波数
区分のデータにもとづいて、各周波数区分毎に該
データに対応する受信電界強度とともに、残りの
受信可能なチヤンネルの数が表示される。
次に、選局動作について説明する。
選局キー21は表示装置20で受信電界強度が
表示されている受信可能なチヤンネルについて選
局することができるようにするものである。
選局キー21を操作すると選局信号が発生す
る。チヤンネルコントローラ16はこの選局信号
を受け、メモリコントローラ17を介してメモリ
18から選局信号に応じたデータを読み出し、こ
のデータに応じてプログラマブルカウンタ10の
分周比を設定する。しかるに、電圧制御発振器8
の発振周波数が設定され、所望のチヤンネルが受
信可能となる。
ところで、上述のように、表示装置20には、
いくつかの受信可能なチヤンネルの受信電界強度
が表示されているから、選局する場合には、受信
電界強度を参照にすることができる。受信電界強
度が大きい程より良好な受信が可能であるから、
表示装置20で表示される受信電界強度の比較的
大きなチヤンネルを認識し、選局キー21を操作
することによつて受信が良好なチヤンネルを選局
することができる。
第2図は第1図の表示装置、選局キーおよび切
換キーの一具体例を示す構成図であつて、201
は受信電界強度表示部、202はチヤンネル数表
示部、211〜217は選局操作キーであり、第1
図に対応する部分には同一符号をつけている。
第2図において、受信電界強度表示部201
X方向に7個、Y方向に3個マトリツクス状に配
列した発光素子、たとえば、発光ダイオードから
なり、X方向が前記の受信周波数領域の各周波数
区分を、また、Y方向に受信電界強度を表わすこ
とができるように構成されている。受信電界強度
は3つのレベル、すなわち、「強」、「中」、「弱」
に区分され、「強」のときには3つの発光素子が、
「中」のときには下2つの発光素子が、また、
「弱」のときには最下位の発光素子のみが発光す
る。
チヤンネル数表示部202は、各周波数区分毎
の受信可能なチヤンネルの数を表示するために、
夫々5個の発光素子からなつている。
選局キー21は7個の操作キー211〜217
らなり、夫々受信電界強度表示部201の発光マ
トリツクスの列に対応して配置されている。そし
て、操作キー211〜217の1つを操作すると、
受信電界強度表示部201の対応せる列に受信電
界強度が表示されているチヤンネルが選局され
る。
そこで、かかる表示装置20に、前述のよう
に、メモリコントローラ17(第1図)から駆動
回路19(第1図)を介して各周波数区分毎のデ
ータと受信可能なチヤンネル数が供給されると、
第1区分のデータによりその受信電界強度が受信
電界強度表示部201のA列に表示され、また、
受信可能なチヤンネル数がチヤンネル数表示部2
2の対応せる部分に表示される。以下、同様に
して、第2区分、第3区分……、第7区分のデー
タによりそれらの受信電界強度が受信電界強度表
示部201の夫々の列、B列、C列、……、G列
に表示される。同時に、夫々の周波数区分の受信
可能なチヤンネル数はチヤンネル数表示部202
の対応せる部分に表示される。
受信電界強度表示部201、チヤンネル数表示
部202のハツチングしてある発光素子は発光し
ていることを示している。したがつて、たとえ
ば、第1区分(525kHz〜680kHz)においては、
操作キー211の操作により受信電界強度が「強」
の受信可能なチヤンネルを選局することができ、
また、チヤンネル数表示部202により、さらに、
3個の受信可能なチヤンネルが存在することがわ
かる。
各周波数区分毎の次の受信可能なチヤンネルの
受信電界強度を表示し、かつ、選局可能にするた
めには切換キー23を操作する。この切換キー2
3の操作により切換信号がチヤンネルコントロー
ラ16(第1図)を介してメモリコントローラ1
7(第1図)に供給される。そこで、メモリコン
トローラ17は、再びメモリ18(第1図)の各
記憶領域毎に順次データを読み出す。
しかしながら、各記憶領域毎に読み出されるデ
ータは、2番目の番地以降の番地に記憶されてい
るデータである。メモリコントローラ17はこれ
らのデータを処理し、先に述べたように、各記憶
領域の2番目の番地に記憶されているデータと3
番目以降の番地に記憶されているデータの数、す
なわち、受信可能なチヤンネルの数とを表示装置
20に供給する。
そこで、表示装置20では、第3図に示すよう
に、各周波数区分についてメモリ18(第1図)
の各記憶領域の2番目の番地(1番地、7番地、
13番地、19番地、25番地、31番地、37番地)に記
憶されているデータに応じた受信可能チヤンネル
の受信電界強度が表示されて選局可能となり、同
時に、残りの受信可能なチヤンネルの数がチヤン
ネル数表示部202に表示される。
以上のようにして、切換キー23を操作する毎
に各周波数区分毎の受信電界強度が表示されて選
局可能なチヤンネルを変えることができる。な
お、第2図において、第2区分(681kHz〜833k
Hz)と第5区分(1143kHz〜1296kHz)とではも
はや残りの受信可能なチヤンネルが存在しないか
ら、切換キー23を操作した結果を表わす第3図
においては、第2区分、第5区分では受信電界強
度は表示されない。
なお、切換キー23を操作して7個づつ受信可
能なチヤンネルの受信電界強度の表示を切換える
場合、以上説明した方向とは逆方向にも切換える
ようにすることができることは当然である。
以上の実施例では、受信周波数領域全体の受信
可能なチヤンネルの分布を視覚的に把握すること
ができ、良好な受信が可能な任意のチヤンネルを
迅速かつ適確に選局することができる。また、選
局操作の範囲が必然的に明らかになるものである
から、無駄な選局操作を防止することができる。
ところで、上記実施例では、メモリ18(第1
図)の各記憶領域において、受信電界強度の大き
い順にデータを記憶する場合について説明した
が、メモリ18の各記憶領域に各周波数区分毎の
データを、チヤンネルコントローラ16(第1
図)による掃引によつて検出される順序で記憶
し、表示装置20で、先に述べたように、受信電
界強度と受信可能なチヤンネル数とを表示するた
めにメモリコントローラ17(第1図)が各デー
タを読み出す際に、受信電界強度の大きさを判定
するようにすることもできる。
また、上記実施例では、表示装置20で表示さ
れる受信電界強度は、周波数区分毎に大きいもの
を優先して表示し、切換キー23の操作により小
さいものも表示することができるようにしたが、
各周波数区分において、夫々チヤンネルコントロ
ーラ16による掃引によつて検出された順に、た
とえば、受信周波数が低い順に優先して表示する
ようにすることができる。この場合には、メモリ
コントローラ17は、チヤンネルコントローラ1
6から供給されたデータがどの周波数区分に入る
かを判定してメモリ18の該当する記憶領域に順
次記憶させ、全てのデータを記憶させると、各記
憶領域の同一順位の番地(たとえば、最初の番
地)のデータと該番地以降の番地に記憶されたデ
ータの数を表示装置20に供給し、先に述べたよ
うに、各周波数区分について受信電界強度とチヤ
ンネル数とを表示する。この実施例では、メモリ
18におけるデータの配置のための処理が不要と
なるから、掃引動作が迅速である。
以上、本考案の実施例について説明したが、受
信周波数領域の区分数、受信電界強度の区分数、
チヤンネル数表示部202における各周波数区分
の発光素子数などは説明上一例として示したにす
ぎず、これらに限定されるものではない。
以上説明したように、本考案によれば、受信可
能なチヤンネルの受信電界強度を複数個づつ選択
的に表示することができるとともに、該受信可能
なチヤンネルの受信周波数領域全体にわたる分布
を表示するものであるから、良好な受信が可能な
チヤンネルを迅速かつ適確に選局することができ
るとともに、選局操作の範囲が明確となつて不要
な選局操作を防止することができ、前記従来技術
の欠点を除いて優れた機能のラジオ受信機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるラジオ受信機の一実施例
を示すブロツク図、第2図は第1図の表示装置、
選局キー、切換キーの一具体例を示す構成図、第
3図は第2図の切換キーを操作したときの表示状
態の一例を示す説明図である。 3……混合回路、5……検波器、7……スピー
カ、8……電圧制御発振器、10……プログラマ
ブルカウンタ、11……比較器、12……基準発
振器、14……アナログ−デジタル変換器、15
……チユーニングコントローラ、16……チヤン
ネルコントローラ、17……メモリコントロー
ラ、18……メモリ、20……表示装置、21…
…選局キー、22……プリセツトキー、23……
切換キー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受信周波数領域の受信可能なチヤンネルがプリ
    セツト可能なラジオ受信機において、プリセツト
    キーと、選局キーと、該プリセツトキーの操作に
    より前記受信周波数領域の掃引を行なわせるチヤ
    ンネルコントローラと、該掃引中受信電界強度が
    所定強度以上になつたときに掃引停止信号を発生
    するチユーニングコントローラと、該掃引停止信
    号の発生により受信周波数と受信電界強度とを表
    わすデータを記憶するメモリと、N(但し、Nは
    2以上の整数)個の表示領域を有し該メモリから
    データを読み取り該データにより前記受信周波数
    領域のN個の周波数区分毎に1つづつの受信可能
    なチヤンネルの受信電界強度と受信可能なチヤン
    ネル数とを同時に別々の該表示領域に表示する表
    示装置とを設け、前記チヤンネルコントローラ
    は、該メモリが前記データを記憶後再び前記掃引
    を開始せしめ、かつ、前記選局キーの操作にとも
    なつて該操作に対応せる前記メモリの番地に記憶
    されたデータを読み出し、該データで表わされる
    受信周波数の前記表示装置によつて受信電界強度
    が表示された所望チヤンネルを選局可能に構成し
    たことを特徴とするラジオ受信機。
JP6546082U 1982-05-07 1982-05-07 ラジオ受信機 Granted JPS58169729U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6546082U JPS58169729U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ラジオ受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6546082U JPS58169729U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ラジオ受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169729U JPS58169729U (ja) 1983-11-12
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4860510A (ja) * 1971-11-29 1973-08-24
JPS56147514A (en) * 1980-04-18 1981-11-16 Clarion Co Ltd Preset system in electronic tuner
JPS56166621A (en) * 1980-05-28 1981-12-21 Pioneer Electronic Corp Channel selector of tuner

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