JPH023323A - 液体噴射記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、記録用液体の吐出口を有する記録ヘッドを具
備し、被記録材上−にインク滴を吐出して記録を行なう
液体噴射記録装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の液体噴射記録装置として、特公昭５７−１２３６
１号等に開示されているように、不吐出を検出する手段
を設けて記録用液体（インク）の不吐出を検知し、予備
記録ヘッドと交換して動作を続行するように構成された
インクジェット記録装置がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来例では、不吐出が生じた吐出口
の回復動作は行なわず、目詰りと判断したときには直ち
に記録ヘッドを交換するものであったので、次のような
問題点が生じることがあった。すなわち、 （１）回復動作によって吐出できるようになる記録ヘッ
ドでも使用を停止してしまう。

（２）不吐出記録ヘットの不吐出原因究明ができない。

等である。

本発明は、かかる問題点を解決することを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ そのために、本発明は、記録用液体の吐出口を有する記
録ヘッドと、吐出口からの記録用液体の不吐出を検知す
る検知手段と、不吐出の発生回数を計数する計数手段と
、不吐出発生頻度に応じて吐出回復処理の起動並びに記
録の停止を制御する制御手段とを具えたことを特徴とす
るものである。

〔作用） 本発明によれは、吐出口の不吐出の頻度に応じて回復動
作、記録停止を行うようにしたので、例えば吐出回復動
作によっても吐出するようにならなかった吐出口かある
場合にはじめて、記録停止を行って記録ヘットの交換等
を促すようにすることができる。

（実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図および第２図は本発明の第１の実施例を示す。

まず第１図において、１は不吐出の生じた吐出口を検知
する光センサ、２−１〜２−３は光センサ１からの信号
５１〜Ｓ３を出力するバッファ、３−１〜３−３は検知
情報５１〜Ｓ３と記録データと０１〜Ｄ３を比較するＥ
Ｘ−ＯＲ回路、４−１〜４−３は記録ヘッド９（第２図
参照）の各エレメントの不吐出ドツトの数を計数する分
周器、５−１〜５−３は分周器４−１〜４−３の出力を
回復動作毎に計数する分周器、６は分周器５−１〜５−
３の出力を各エレメントごとに論理和演算するＯＲ回路
、７−１〜７−３は自エレメント以外の分周器５をクリ
アするＯＲ回路、７−４は分周器４−１〜４−３の出力
を受容するＯＲ回路、８は上記回路に係る信号の人出力
を制御する制御部である。

第２図は第１図示の回路を適用可能なインクシェツト記
録装置本体の概略構成例を示す。

ここて９は記録ヘッドであり、複数の吐出口を有し、例
えばインク色に応、して設けられたエレメントを３個具
備している。１０は光センサ１と記録ヘッド９とを搭載
するキャリッジ、１１はキャリッジ１０を被記録在１２
に対して所定方向に走査させるためのキャリッジモータ
、１３は被記録材１２を副走査方向に送する搬送ローラ
、１４はローラ１３を駆動するラインフィートモータ、
１５はプラテンである。

次に、上記構成における動作を説明する。

ここで、第３図に示すよう相、記録ヘッド９の第１エレ
メントに記録データＤ１が転送されたときに、センサ１
の出力が５１のよってあったとすると、ＥＸ−ＯＲ３の
出力より２番目、３番目のドツトか不吐出であることが
わかる。その不吐出ドツト数を分周器４で計数する。分
周器４が設定されているｍの値だけ計数すると、その出
力ＩＱｍはＬ”から°゛Ｈ′”に変化する。その出力は
各出力Ｑｍと共にＯＲ回路７−４に人力される。

ＯＲ回路７−４の出力はＭＰＵ８の端子ＩＮＴ２に人力
され、その端子ＩＮＴ２が“Ｈ゛′となるとＭＰ、ＩＪ
８は適宜の回復動作シーケンスを行うようになっている
。そして、ＭＰｔ１８は回復動作終了後記録シーケンス
を再開すると共に、端子Ｐ１より分周器４−１〜４−３
をクリアするクリアパルスを出力する。

この回復動作としては、例えば記録ヘッド９の記録範囲
外の所定位置、例えばホームポジションに配設したキャ
ップ部材と記録ヘッド９とを対向させ、通常記録時と同
様にインク吐出をさせて行う処理、記録ヘッド９へのイ
ンク供給経路を加圧してインクを強制排出させる処理、
あるいはキャップ部材側から吸引を行うことによりイン
クを強制吸入する処理等とすることができる。

方分周器５−１〜５−３については、第１エレメントに
係る分周器５−１のみ＋１の計数がなされ、その他はク
リアされる。特定エレメント（ここては第１エレメント
）の不吐出か回復後も連続すると、分周器はその回数を
計数して増加してゆき、例えはｎ回になるとＱｎかＬ″
からＨ”に変化する。すると、ＯＲ回路６からの出力が
”　Ｈ”となり、ＭＰＵ８の端子ｌＮＴｌに割込み信号
として人力される。

端子ｌＮＴｌに割込み信号が入力されると、ｌ］Ｐｌ］
８は記録を停止する。そして表示器その他の適宜の報知
手段により、記録ヘット９に何らかの異常がある旨を操
作者に報知し、記録ヘットの交換等適切な対処を促すよ
うにすることかできる。

分周器５−１〜５−３は、適切なタイミングでクリアさ
れるのか望ましい。そこで、所定量の記録毎、例えは所
定ライン数、または１もしくは数ページ毎に、端子Ｐ２
より分周器５−１〜５−３をクリアするクリアパルスを
出力する。そのクリアパルスとしては、例えは紙なし検
知信号を用いることもできる。このようにして、本例で
は所定記録量中に記録ヘッドの同一エレメントの不吐出
が原因で回復動作が連続してｎ回行なわれたときに、記
録を停止する。

第４図は実際に分周器４−１〜４−３および５−１〜５
−３の分周数をそれぞれ（ｍ、ｎ）−（４，３）　　と
した場合の動作タイミングを示す。同図は、記録ヘッド
９の第１エレメントの全吐出口より吐出を行った場合に
ついて示したものである。

この図に示すように、記録と回復動作とを３回繰りかえ
して記録を停止する。この例では、回復動作を行なって
も全く効果がない場合を示しているか、一般は回復動作
を行なった後はしばらくは不吐出とはならないので、分
周器４−１の端子ＩＣＫへの人力はＬ゛のままとなる。

また、記録ドツト毎に不吐出が発生している場合を例に
しているが、ドツト毎連続に不吐出か発生しなくても問
題とならない。

第５図は本発明の第２の実施例を示し、第１図と同様の
各部には対応箇所に同一符号を付してその説明は省略す
る。

図において、２１−１〜２１−３は記録ヘッド９の各エ
レメントの不吐出ドツトの数を計数する℃進／ｍ進カウ
ンタ２であり、そのｍ進出力を分周器５−１〜５−３に
導く。２２はカウンタ２１−１〜２１−３のｐ進出力の
論理積を演算して出力するＡＮＤ回路、２３はＡＮＤ回
路２２からの出力を回復動作毎にカウントするｎ進カウ
ンタである。

かかる構成をもとに動作を説明する。

まず、第１の実施例と同様に、不吐出を検知するＥＸ−
ＯＲ３−１〜３−３より“Ｈ″の信号が出力されると、
カウンタ２１−１〜２１−３はその不吐出ト・ソト数を
計数する。また、第１〜第３のエレメント全てについて
が不吐出ドツトがｐ回発生すると、ＡＮＤ回路２２より
の出力が“Ｈ°′となる。

ＡＮＤ回路２２の出力はＡＮＤ回路２４を介してＭＰＵ
８のＴＮＴ２端子に人力されている。ＭＰＵ８はＩＮＴ
２への信号によって回復シーケンスを開始するが、その
際１ラインの記録中に回復動作に移行しないように、Ｍ
ＰＵ８のＰ３端子よりキャリッジリターン時に”　）Ｉ
　”　となる信号をＡＮ（１回路２４に人力し、これに
よりＡＮＤ回路２２の出力をケートシてＩＮＴ２への人
力か１ライン記録中には生じないようにしている。

一方、ｎ進カウンタ２３は、回復動作毎にカウントし、
ｎ回のカウント後にＯＲ回路６を介してＭＰＬ１８の端
子ｌＮＴｌへＨ′°の信号を供給する。Ｉ］ＭＰ８は、
ｌＮＴｌがＨ′”となると記録を停止する。その後、端
子Ｐ２よりカウンタ２３をクリアするクリア信号か出力
される。

第６図は本実施例の動作のタイミングを示す。

本例ではｕ−３、ｎ＝２と設定した。

本実施例では、Ｌ進／ｍ進カウンタ２１−１〜２１−３
のλ、ｍ値を、λ（ｍと設定すれば、横方向（第２図に
おける走査方向）に生じる白スジを防止するための不吐
出対策用の第１の実施例とは異なり、複数ノズルにわた
フた不吐出対策として効果がありだ。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、記録ヘットの吐
出口の不吐出発生頻度に応して回復動作、記録停止を行
うようにしたので、記録ヘットの適切な交換等が可能と
なり、経済的な記録ができるとともに、記録ヘッドを有
効に保護できる効果が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例に係る回路の概略構成図
、 第２図は第１図示の回路を通、用可能なインクジェット
記録装置の概略構成例を示す斜視図、第３図は第１の実
施例に係る不吐出ドツト検出を説明するだめのタイミン
グチャート、第４図は第１の実施例の動作を説明するた
めのタイミングチャート、 第５図は本発明の第２の実施例に係る回路の概略構成図
、 第６図は第２の実施例の動作を説明するめのタイミング
チャート、 １・・・光センサ、 ２−１〜２−３　・・・バッファ、 ３−１〜３−３　・ＥＸ−ＯＲ回路、 ４．５・・・分周器、 ６−１〜６−３．７−１〜７−４　・・・ＯＲ回路、８
・・・ＭＰＵ　。 ９・・・記録ヘット、 ２１−１〜２１−３・・・カウンタ、 ２２．２４・・・ＡＮＤ回路、 ２３・・・ｎ進カウンタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録用液体の吐出口を有する記録ヘッドと、前記吐出口
   からの記録用液体の不吐出を検知する検知手段と、 不吐出の発生回数を計数する計数手段と、 不吐出発生頻度に応じて吐出回復処理の起動並びに記録
   の停止を制御する制御手段とを具えたことを特徴とする
   液体噴射記録装置。