JPH0232619Y2 - - Google Patents

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JPH0232619Y2
JPH0232619Y2 JP10374084U JP10374084U JPH0232619Y2 JP H0232619 Y2 JPH0232619 Y2 JP H0232619Y2 JP 10374084 U JP10374084 U JP 10374084U JP 10374084 U JP10374084 U JP 10374084U JP H0232619 Y2 JPH0232619 Y2 JP H0232619Y2
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vacuum cleaner
box
shock absorber
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、電気掃除機等を箱体内に収納する
際、電気掃除機等を保護するために用いられる緩
衝体に関するものである。
[従来の技術] 一般に、電気掃除機等を運搬したり保管する場
合には、第7図に示すように、箱体30内に電気
掃除機等の本体31を収納するとともに、この本
体31を外部の衝撃から保護するために発泡樹脂
製の緩衝体32が用いられている。
従来の緩衝体32は、本体331を上方向から
緩衝する上緩衝体33と下方向から緩衝する下緩
衝体34とにより構成されており、上緩衝体33
と下緩衝体34とは、いづれも略十字型に形成さ
れており、上緩衝体33は本体31の上面を緩衝
する平面部33aと、この平面部33aにそれぞ
れ連設されており、本体31の長手方向の側面と
短い方向の側面とをそれぞれ緩衝する4個の上壁
面部33b……が形成されている。同様に、下緩
衝体34は本体31の下面を緩衝する底面部34
aと、この底面部34aに連設されており、本体
31の4方向の側面をそれぞれ緩衝する4個の下
壁面部34b……が形成されている。
このような構成において、本体31を箱体30
内に収納するには、まず、箱体30の底部に下緩
衝体34を載置した後、この下緩衝体34の底面
部34aに設けられているキヤスター穴35や後
車輪36などの穴に位置合せしつつ本体31を下
緩衝体34の上に嵌め込む。次いで、箱体30と
本体31との間隙にツル口37、床ブラシ38、
延長管39を収納した後、上緩衝体33は、上壁
面部33b……をそれぞれ下緩衝体34の下壁面
部34b……に位置合せしつつ、箱体30の各壁
面に沿つて本体31の上面に嵌め込む。
次いで、上緩衝体33の延長管挿入用の凹部に
延長管39を嵌込み、さらにホース40を上緩衝
体33の平面部33aの上面に巻回した後、箱体
30のフラツプ部30aを閉鎖し、外側をベルト
(図示せず)で梱包している。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような構成であるから、上緩衝体33と
下緩衝体34は、いずれも同一な大きさの略十字
型に形成されているので、上下壁面部33b,3
4bが破損しやすく、その上、重ねた状態で一対
として保管しにくいばかりでなく、上下一対にし
て保管する場合、収納スペースが大きくなる等の
問題があつた。
又、緩衝体32を本体31とともに箱体30内
に収納する場合、特に上緩衝体33を嵌め込む
際、上壁面部33b……を、本体31と箱体30
との狭い間隙に、箱体30の4方向の側面に沿つ
て位置合せしつつ圧入する状態で嵌め込まねばな
らないので、作業能率が悪いばかりでなく、この
作業の際、比較的柔軟で、且つ、薄く形成されて
いる上壁面部33b……が破損しやすいなどの問
題もあつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上緩衝体を電気掃除機等の本体の
上面を緩衝する平面部と、この平面部に連設され
て長手方向の側面を緩衝する上壁面部とを備えた
略I字型に形成し、下緩衝体を本体の下面を緩衝
する底面部と、この底面部に連設されて長手方向
と短い方向のそれぞれ4方向の側面を緩衝する下
壁面部とを備えた略十字型に形成するとともに、
下緩衝体に本体を載置した時、本体の短い方向の
側面を緩衝する下壁面部を、本体の高さ方向の中
心部より高く形成することにより、緩衝体全体と
して小型軽量化されるとともに、上緩衝体と下緩
衝体とを一対として重ねて小型化した状態で運搬
可能であり、収納スペースも従来のものに比べて
少なくてよく、その上、梱包作業が容易な電気掃
除機等の緩衝体を提供することを目的とするもの
である。
[考案の実施例] この考案の実施例を第1図〜第6図に基づいて
詳細に説明する。
第1図〜第3図、第6図において、1は電気掃
除機等の本体2を収納する箱体で、上面は長手方
向のフラツプ部1a,1bと、短い方向のフラツ
プ部1c,1dとにより開閉自在となつている。
3は緩衝体で、本体2を上方向から緩衝する上
緩衝体4と、下方向から緩衝する下緩衝体5とに
より構成されており、運搬時における箱体1内で
の本体2の移動を阻止するとともに、落下等によ
り本体2に加わわる衝撃により、本体2が損傷す
るのを防止するためのものである。
上緩衝体4は、略I字型に形成されており、本
体2の上面を緩衝する平面部4aが形成されてお
り、この平面部4aの両端部には、本体2の長手
方向の側面を緩衝する上壁面部4b,4cが連設
されている。
一方の上壁面部4bには、箱体1の側壁1eに
沿う板状の突出部6が、側壁1eの縁部と同じ高
さに立設されている。この突出部6は、第2図に
示すように、緩衝体3が箱体1内に本体2ととも
に収納された時、箱体1のフラツプ部1c,1d
を支持するとともに、箱体1の角部(フラツプ部
1aと側壁1eとの接続箇所)の形状を保持し、
箱体1の変形を防止している。
平面部4aの上面は、箱体1のフラツプ部1b
〜1dが閉鎖された時、このフラツプ部1b〜1
dが当接して水平状態を保持可能な平面状に形成
されており、両側にはホースを巻回するための凹
部7が形成されており、下面は本体2の上面に沿
う形状に形成されている。
なお、突出部6は、他方の上壁面部4cにも形
成すれば、両側からフラツプ部1c,1dを保持
出来るので、さらによい作用効果が得られる。
下緩衝体5には、本体2の下面を緩衝する底面
部5aが形成されており、この底面部5aには本
体2の長手方向および短い方向の側面を緩衝する
下壁面部5b,5c,5d,5eがそれぞれ4方
向に連設された略十字型に形成されている。本体
2の短い方向を緩衝する下壁面部5d,5eの高
さは、箱体1の高さAの中心部の高さA/2より
高く且つ、下緩衝体5に本体2を載置した時、本
体2の高さ方向の中心部より高くなるように形成
されている。
ここで、上緩衝体4と下緩衝体5とを、第3図
に示すように、一対として重ねた場合には、両者
の大小関係は、第4図、第5図に示すように、上
緩衝体4と下緩衝体5との横方向の巾を、それぞ
れXaおよびXb、高さ方向の高さを、それぞれ
HaおよびHbとすると、Xb≧Xaおよび、Hb≧
Haとなるように形成されている。
8は本体2の車輪9を保持する車輪穴、10は
箱体1の外側から巻回するベルト、11はツル
口、12は床ブラシ、13は延長管、14はホー
ス、15は下緩衝体に設けられているキヤスター
穴である。
次に作用動作について説明する。
緩衝体3が製造工場から出荷される場合には、
上緩衝体4は略I字型に、下緩衝体5は略十字型
であるから、第3図に示すように、上緩衝体4を
下緩衝体5の中に入れ込み重ねた状態で一対とし
て出荷される。この場合、第4図、第5図に示す
ように、上緩衝体4の巾Xaおよび高さHaはとも
に下緩衝体5の巾Xbおよび高さHbよりいずれも
小さく形成されているから、収納スペースは下緩
衝体5だけのスペースとなり、従来のものに比べ
て収納スペースが略半分となる。
緩衝体3を実際に使用する場合には、第6図に
示すように、まず、箱体1内に下緩衝体5を載置
した後、下緩衝体5の底面部5aに設けられてい
る車輪穴8やキヤスター穴15などに位置合せし
つつ本体2を下緩衝体5に嵌め込む。
次いで、箱体1と本体2との間隙の所定箇所
に、ツル口11、床ブラシ12、延長管13をそ
れぞれ収納した後、上緩衝体4を本体2の上面に
載置し、平面部4aの周囲にホース14を巻回す
る。
その後、箱体1の短い方向のフラツプ部1c,
1dと、長手方向のフラツプ部1a,1bとを順
次閉鎖するが、この時、フラツプ部1c,1dの
端部は上緩衝体4の突出部6により支持されると
もに、箱体1の側壁1eとフラツプ部1aとの接
続箇所の角部は、突出部6と上壁面部4bとによ
り形状が保持されるから、箱体1の変形が防止さ
れる。
次いで、箱体1の外側から突出部6が当接して
いる角部を含むように、ベルト10で箱体1の周
囲を梱包する。この時、突出部6が設けられてい
ない他方の上壁面部4c側の角部は、ホース14
により箱体1の形状が保持されている。このよう
に、突出部6により箱体1の形状が保持されるの
で、梱包作業が終了した箱体1を、多数積重ねた
状態で載置しても、箱体1の変形を防止可能であ
るとともに、外部から巻回するベルト10は1本
掛けが出来るので、従来のように、2本掛けする
必要がなく、作業能率が良く、材料も節約出来
る。
なお、上壁面部4cにも突出部を設ければ、さ
らに確実に箱体1の形状を保持出来る。
[考案の効果] この考案は、フラツプ部により開閉自在な箱体
内に収納されている電気掃除機等の本体を緩衝す
る緩衝体を上緩衝体と下緩衝体とにより構成する
とともに、上緩衝体は本体の上面と、長手方向側
面とを緩衝する略I字型に形成し、下緩衝体は本
体の下面と、長手方向および短い方向の側面とを
緩衝する略十字型に形成するとともに、短い方向
を緩衝する下壁面部の高さを、本体を下緩衝体に
載置した時、本体の中心部の高さより高く形成し
たので、下緩衝体の中に上緩衝体を嵌め込み、重
ねた状態で一対として運搬可能であるとともに、
従来のものに比較して収納スペースが小さくな
り、緩衝体製造工場からの運搬が容易である。そ
の上、緩衝体が小型化され、軽量化されているの
で、使用材料が少なく、緩衝体の価格も安価にな
る。
又、梱包作業の際、上緩衝体は本体の上面に載
置するだけで良く、従来のように、位置合せしつ
つ4方向の間隙に嵌め込む必要もないので、作業
が簡単であるとともに、作業時に上緩衝体の長手
方向側面を緩衝する上壁面部が破損することもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、この考案の実施例を示すも
ので、第1図は緩衝体3の分解斜視図、第2図は
箱体1内に収納した状態を示す斜視図、第3図は
上緩衝体4と下緩衝体5とを重ねた状態を示す斜
視図、第4図は〜第5図は説明図、第6図は分解
斜視図、第7図は従来例を示す分解斜視図であ
る。 1……箱体、1a〜1d……箱体1のフラツプ
部、2……電気掃除機等の本体、3……緩衝体、
4……上緩衝体、4a……上緩衝体4の平面部、
4b,4c……上緩衝体4の上壁面部、5……下
緩衝体、5a……下緩衝体5の底面部、5b〜5
e……下緩衝体5の下壁面部、6……突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面がフラツプ部により開閉自在な箱体内に
    収納されている電気掃除機等を、上方向及び下
    方向からそれぞれ緩衝する上緩衝体および下緩
    衝体とよりなる電気掃除機等の緩衝体におい
    て、 前記上緩衝体は前記電気掃除機等の上面を緩
    衝する平面部と、この平面部に連設されて長手
    方向の側面を緩衝する上壁面部とを備えた略I
    字型に形成し、 前記下緩衝体は前記電気掃除機等の下面を緩
    衝する底面部と、この底面部に連設されて長手
    方向および短い方向の側面をそれぞれ緩衝する
    下壁面部とを備えた略十字型に形成するととも
    に、前記下緩衝体に電気掃除機等を載置した
    時、前記電気掃除機等の短い方向の側面を緩衝
    する前記下壁面部の高さを、前記電気掃除機等
    の高さ方向の中心部より高く形成したことを特
    徴とする電気掃除機等の緩衝体。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    緩衝体と下緩衝体とを重ねた時、前記上緩衝体
    の高さを前記下緩衝体の高さより低くしたこと
    を特徴とする電気掃除機等の緩衝体。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    において、箱体の長手方向の側面に当接すると
    ともに、この箱体のフラツプ部を閉鎖した時、
    このフラツプ部を水平な状態で支持可能な板状
    の突出部を、上緩衝体の少なくとも一方の上壁
    面部の上部に連設したことを特徴とする電気掃
    除機等の緩衝体。
JP10374084U 1984-07-11 1984-07-11 電気掃除機等の緩衝体 Granted JPS6119588U (ja)

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JP10374084U JPS6119588U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 電気掃除機等の緩衝体

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JPS6119588U JPS6119588U (ja) 1986-02-04
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