JPH0231698Y2 - - Google Patents

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JPH0231698Y2
JPH0231698Y2 JP1982020054U JP2005482U JPH0231698Y2 JP H0231698 Y2 JPH0231698 Y2 JP H0231698Y2 JP 1982020054 U JP1982020054 U JP 1982020054U JP 2005482 U JP2005482 U JP 2005482U JP H0231698 Y2 JPH0231698 Y2 JP H0231698Y2
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JP
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control device
panel
edge
mounting
hole
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JP1982020054U
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JPS58123524U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は埋込形制御機器、たとえばタイマを
パネルに取り付けるための取り付け装置に関す
る。
パネルに制御機器を取り付ける手段としては大
別して二つの方式があり、その一つはパネルの表
面に固定されたソケツトに取り付ける表面形と、
他の一つのパネルに明けられた孔に機器を埋込む
埋込形とが知られ、そして一般的には機器の種類
を減らす観点から機器を表面形とし埋込形が必要
な場合には補助具を用いて埋込取り付けすること
が行なわれている。しかしながら補助具を使用し
て埋込形とすることは如何しても無駄寸法が多く
なることから装置が大形化することと、必ずしも
安価になるとは限らないことから装置によつては
埋込形専用機器を使用することによつて小形化と
コストダウンが図られる場合も少なくない。
埋込形専用の制御機器をパネルに取り付ける取
付装置としては従来の一例として第1図に示すも
のが使用され、これはタイマ1をパネル2の孔3
に取付金具4を用い、取付金具4をタイマ1の背
面に設けられたねじ孔5にねじ6によつて締結す
ることによつてタイマ1のつば部1aと取付金具
4とでパネル2を挾むようにして取付けられるこ
とになる。そして取付金具4はタイマ1の方形箱
状の本体部1bにねじ孔5が設けられた対角を囲
むようにして配置された断面L字状の二つの脚部
7および8と、脚部7,8間を連結するとともに
ねじ孔5に合致する取付孔9が穿たれた取付座1
0とで構成され、タイマ1の接続はその背面に設
けられたプラグ11と図示されていないソケツト
との差し込み接続が可能になつている。この構成
において差し込み接続方式採用による接続が容易
な反面、取り付けが取付金具4のねじ締結である
ことから取付時間が多くかかることと、取付金具
の脚部7,8の先端がL字状で孔3の4辺の縁を
押える構成であることから、パネル2にはタイマ
1に対応した数の孔3を明ける必要があることで
孔明け加工時間が多くかかる等の欠点があつた。
そこで本考案の目的は従来装置の欠点を除去
し、パネルへの取り付けが簡単で、共通の取付孔
に密着取付けが可能でかつ共通の取付孔が縦横に
配設されていても1種の取付金具による密着取付
けが可能な制御機器の取付装置を提供することに
ある。
この目的は本考案によれば、正面側にパネルの
孔縁に係止可能な正方形状つば部を有する正方形
箱状の制御機器をパネルに設けた孔内に挿入して
パネルに取り付ける装置であつて、前記制御機器
の本体部の対向する2側面に差し込み方向に漸次
深まる窪みからなる係止部を設け、ばね性を備え
る薄板からなり、前記制御機器の本体部が挿通可
能な貫通孔を有する縁枠,該縁枠の4辺から同一
側に折曲げられそれぞれの自由端側に前記係止部
に係合可能な係止爪を有する折曲縁,前記縁枠の
対向する2辺に前記折曲縁の折曲方向とは反対方
向に折曲げられ前記パネルの背面に当接するパネ
ル押えからなる取付金具を設け、前記制御機器を
パネルの孔に差し込み該制御機器の背後から取付
金具の縁枠を制御機器に嵌挿して折曲縁の係止爪
を制御機器の係止部に係合させることにより制御
機器をパネルに取り付けることによつて達成され
る。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第2図ないし第4図において前記第1図の従
来装置と対応する部には同一符号を付して説明を
省略し異なるところについてのみ説明する。異な
るところとしてタイマ1の方形箱状の本体部1b
の背中合せになる2側面にタイマ1の差し込み方
向と直角になる係止部12が設けられ、この係止
部12に係止されて固定する取付金具13がねじ
締によらずタイマ1の背後から嵌挿して押し込む
だけで可能になつていることである。取付金具1
3はばね性を備える、例えばばね鋼の薄板の打抜
折曲げにより形成され、タイマ1の本体部が挿入
可能な貫通孔14が形成された縁枠15と、縁枠
15の4辺の中で一方は外側から他方は内側から
それぞれ延長され同一側に対向するようにして設
けられた折曲縁16および17と、折曲縁16,
17のそれぞれに設けられ互に内側に向けてのば
ね力を持つとともに係止部12に係合可能に形成
された係止爪18,19と、折曲縁17の係止爪
19の反対側に折曲延長して設けられパネル2の
背面をばね力を持つて押圧するパネル押え20と
で構成されている。なお折曲縁16の折曲げ幅W
はタイマ1のつば部1aの対辺幅W1より小さく
形成することがよく、また係止爪18,19には
係止部12との係合をはずす際の作業を容易にす
るための掛金21を設けるのがよい。
以上の構成においてのタイマ1のパネル2の孔
3への取り付けは、まずパネル2の正面側からタ
イマ1の本体部1bを挿入し、ついでタイマ1の
背後から本体部1bに取付金具13を嵌挿し押し
込んでパネル押え20の先端をパネル2の背面に
当接させてこれを撓わませながら係止爪19を係
止部12に係止させることで可能となる。また取
りはずしは係止爪19に設けられた掛金21を引
張り係止爪19と係止部12との係止をはずすこ
とで可能となる。従つて取り付けにおいては取付
金具13を嵌挿し押し込むだけの簡単な作業で、
しかも取り付けられたタイマ1はパネル押え20
の撓みすなわちばね力で保持されることから安定
した取付状態が得られることになる。
なお、折曲縁16に折曲縁17と同じように互
に内側に向けてのばね力を持つ係止爪18を設け
たことは一般的に埋込形の制御機器はタイマに限
らず本体部が正方形断面の箱状に形成されている
ことから90度回転した場合の係止部12に係止可
能としたことと、先述したように折曲縁16の折
曲げ幅Wをつば部1aの対辺幅W1より小さくす
ることによつて第5図および第6図に示す取り付
けが可能となり装置を小形化することができるこ
とによるものである。それは第5図も第6図もと
もに設置される数の制御機器を一括して共通の取
付孔22に密着取り付けしたものであり、第5図
は縦配列で第6図は横配列である。そして第5図
の場合にはタイマ1の係止部12を係止爪18に
よつて係止することで可能となり、第6図の場合
には係止部12を係止爪19によつて係止するこ
とで可能になつているのである。なお、以上の説
明では制御機器をタイマとして説明したがその他
例えば制御スイツチ等にも適用することができ
る。
以上に述べたように本考案によれば、ばね性を
備えた材料の打抜き折曲げによる単一部品の取付
金具のみにより制御機器のパネルへの取付けが可
能であるとともに取付けが簡単で安定した取付状
態を得ることができ、また制御機器の密着取付け
が可能であり、しかも密着取付方向、すなわち共
通の取付孔が縦横に配置され制御機器が縦横に配
列される場合においても1種類の取付金具による
取付けが可能となるので価格の低減を図ることが
でき、かつ制御パネルの小形化に寄与するという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパネルに取り付けられる埋込形
制御機器の取付装置の一例の分解された斜視図、
第2図はこの考案の埋込形制御機器の取付装置の
一実施例の分解された斜視図、第3図は第2図の
取付装置に使用する取付金具の打抜ブランクを示
す図、第4図は第2図の縦断面図、第5図および
第6図はいずれも第2図の実施例を適用した場合
の効果を説明するための図である。 1……タイマ、1a……つば部、1b……本体
部、2……パネル、3……孔、12係止部、13
……取付金具、14……貫通孔、15……縁枠、
16,17……折曲縁、18,19……係止爪、
20……パネル押え。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 正面側にパネルの孔縁に係止可能な正方形状
    つば部を有する正方形箱状の制御機器をパネル
    に設けた孔内に挿入してパネルに取り付ける装
    置であつて、前記制御機器の本体部の対向する
    2側面に差し込み方向に漸次深まる窪みからな
    る係止部を設け、ばね性を備える薄板からな
    り、前記制御機器の本体部が挿通可能な貫通孔
    を有する縁枠,該縁枠の4辺から同一側に折曲
    げられそれぞれの自由端側に前記係止部に係合
    可能な係止爪を有する折曲縁,前記縁枠の対向
    する2辺に前記折曲縁の折曲方向とは反対方向
    に折曲げられ前記パネルの背面に当接するパネ
    ル押えからなる取付金具を設け、前記制御機器
    をパネルの孔に差し込み該制御機器の背後から
    取付金具の縁枠を制御機器に嵌挿して折曲縁の
    係止爪を制御機器の係止部に係合させることに
    より制御機器をパネルに取り付けることを特徴
    とする制御機器の取付装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の制御機
    器の取付装置において、取付金具のパネル押え
    のない側の折曲縁の折曲幅が制御機器のつば部
    の対辺幅より小さく形成されていることを特徴
    とする制御機器の取付装置。
JP2005482U 1982-02-16 1982-02-16 制御機器の取付装置 Granted JPS58123524U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005482U JPS58123524U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 制御機器の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005482U JPS58123524U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 制御機器の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123524U JPS58123524U (ja) 1983-08-23
JPH0231698Y2 true JPH0231698Y2 (ja) 1990-08-28

Family

ID=30032229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005482U Granted JPS58123524U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 制御機器の取付装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58123524U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519014A (en) * 1978-07-25 1980-02-09 Lotte Co Ltd Non-sticking chewing gum containing terpene resin

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519014A (en) * 1978-07-25 1980-02-09 Lotte Co Ltd Non-sticking chewing gum containing terpene resin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58123524U (ja) 1983-08-23

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