JPH0231273Y2 - - Google Patents

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JPH0231273Y2
JPH0231273Y2 JP19321285U JP19321285U JPH0231273Y2 JP H0231273 Y2 JPH0231273 Y2 JP H0231273Y2 JP 19321285 U JP19321285 U JP 19321285U JP 19321285 U JP19321285 U JP 19321285U JP H0231273 Y2 JPH0231273 Y2 JP H0231273Y2
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JP
Japan
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chip
mounting hole
electrode plate
cutting
seam welding
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JP19321285U
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JPS62105775U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシーム溶接機の円形の溶接電極板周面
に圧接して、その周面のシーム電極面を絶えず切
削して修正すると共に、電極面に付着する被溶接
物のメツキ層等の不純物を掻き落とすようにする
シーム溶接電極板切削装置に係り、従来同じ目的
で使用されている切削装置を改良したものであ
る。
(従来の技術) シーム溶接機の溶接電極板の周面に、シーム溶
接作業中に圧接して電極板に付着する被溶接物の
メツキ層等の不純物を掻き落としながら切削清掃
を行い、或るいはシーム溶接を施す準備として前
記電極板の周面を切削して補修する切削装置は公
知である。しかるに従来は第4図に示しているよ
うに電極板aの周面に圧接する定規用ロールbと
チツプdを焼き付けたヘールバイト式のバイトe
のシヤンクfとを夫々の位置調整ネジc,gによ
りE形のホルダーhに取付け、ホルダーをシリン
ダーのロツドに連結する構造からなるものである
ところ、シーム電極板aは回転数が小さくそれに
切削装置による切削と共に半径長さが減り周面長
さが変化するから、半径の減少に対応する調整を
怠るとチツプdの該電極板aの周面に対する喰込
量が増加して、位置調整ネジgによる調整頻度が
3〜4時間毎と多く、また、バイトeを取り替え
る時、取り替え前と同じに出来ない等の欠点を持
つ。
(考案が解決しようとする問題点) 前項に述べた従来装置の欠点を改善することを
問題点としているもので、チツプ及びチツプ支持
杆のみの使用により調整を殆ど不用に出来るよう
にすることを課題としたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前項に述べた問題点を解決することを
目的とするもので、偶数の内角をもつ正多角立体
形チツプの中心に取付孔を設け、そのチツプ周面
の一つ置きの稜角を始端にして隣り合つた稜角を
終端とする切削溝を形成し、該チツプの所要の辺
を接合する位置決め部をもつチツプ支持杆の取付
穴に、前記取付孔に通した止め杆を通して取外し
自由に固定し、そのチツプの一つの切削溝の始端
または終端を前記位置決め部からシーム溶接板の
周面に対応させて突出したことを特徴とするもの
である。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
(実施例) 添付図面の第1図〜第3図は本考案の実施例を
示し、第1図は正面図、第2図チツプの斜視図、
第3図はチツプ支持杆の斜視図である。
図中1は上側の円板形のシーム溶接電極板を示
す。該電極板は回転軸3に取付けられているもの
で、周面2を修整切削により削られて半径を順次
に減少するから、常にほぼ同じ周面速度となるよ
うに軸3の速度を自動的に調整するようにされ
る、5は下側のシーム溶接電極板、6,7はシー
ム溶接板1,5の間に供給される被溶接物であ
る。本考案の切削装置は、上側及び下側の溶接電
極板1,5の夫々に設けるのみであるが本実施例
は上側のシーム溶接電極板1のみについて説明す
る。
11は本考案のチツプであつて、第1,2図に
示すように平面aにおいて偶数の内角θをもつ正
多角形をなすもので、図面は正四角形をもつて示
す。このチツプ11は内角の角に平面に垂直な稜
角12を持つ厚さの周面bを有し、平面aの中心
に取付孔13を透設する。チツプ周面には一つ置
きの稜角12を始端とし、隣合つた稜角を終端と
する切削溝14を形成する。この切削溝14は溶
接電極板1(又は5)の周面形状に合わせたもの
である。16はチツプ支持杆であつて、チツプ取
付頭部17とシヤンク18とからなり。チツプ取
付頭部17には、チツプ11が正四角形の平面で
あるとき、その各辺が嵌め込みにより密着する直
線縁19-1,19-2,19-3,19-4によつて構
成した位置決め部19と支承突片20とからな
り、支承突片20に前記の各直線縁に囲まれた取
付穴21を設ける。支承穴21はねじ孔又は透孔
により形成するもので、本実施例はねじ孔を形成
したものを示した。
チツプ11は位置決め部19に嵌めて各辺を直
線縁19-1〜19-4に密着し、かつ支承突片20
上に安定させた上、取付孔13を通したねじ22
を取付穴21にねじ込んで固定して切削溝14の
始端又は終端を位置決め部からシーム溶接板1の
周面に対応させて突出する。
本考案はチツプ11を表向きのまま、或るいは
裏返したりして切削溝14の始端又は終端を突出
させるもので、その各々の突出角を同じにするた
め、実施例の構造であるときは、二つの切削溝1
4の各始端又は終端を設ける稜角12,12と取
付孔13の中心とシーム溶接電極板1の軸3の中
心とが一直線にする。
チツプ支持杆16のシヤンク18は挿入溝32
を設けた取付片31に嵌めてねじ33により固定
し、その取付片31から突出した突子34をシリ
ンダのピストンロツドに連結する。
(本考案の作用) 本考案は前記の説明によつて明らかにした構成
となり、中心に取付孔13を有し、周面bの一つ
置きの稜角を始端とし隣合つた稜を終端とする切
削溝14の、チツプ取付杆17の位置決め部18
から突出る始端又は終端をシーム溶接電極板の周
面に接触し、シリンダ等による圧力を以て切込量
を調整させ、切削溝14の始端又は終端の角によ
つて切削を施すものでシーム溶接電極板の径が変
化しても、その変化に対応する調整はほとんど不
要である。
(本考案の効果) 本考案は前記した構成および作用になり、従来
のように切込量の過剰を防ぐ定規ロールの使用は
不用であり、またシーム溶接電極板が切削により
直径を変化しても、それに対応する調整がほとん
ど不要であるとともに、チツプの角度変え、裏返
し使用等は取付杆上で簡易に施し、しかもその角
度変え及び裏返しにより一個のチツプで切削溝の
始端又は終端の角度を繰返して使用できるから、
従来のヘールバイト式に比べてチツプの使用寿命
を延ばすことができ、しかもシーム溶接電極板を
過剰に切削して変形させるおそれもない等の効果
をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図〜第3図は本考案の実施例を
示し、第1図は正面図、第2図チツプの斜視図、
第3図はチツプ支持杆の斜視図である。第4図は
従来装置の正面図である。 11……チツプ、12……稜角、13……取付
孔、14……切削溝、16……チツプ支持杆、1
7……チツプ取付頭部、18……シヤンク、19
…位置決め部、20……支承突部、21……取付
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偶数の内角をもつ正多角立体形チツプの中心に
    取付孔を設け、そのチツプ周面の一つ置きの稜角
    を始端にして隣り合つた稜角を終端とする切削溝
    を形成し、該チツプの所要の辺を接合する位置決
    め部をもつチツプ支持杆の取付穴に、前記取付孔
    に通した止め杆を通して取外し自由に固定し、そ
    のチツプの一つの切削溝の始端もしくは終端を前
    記位置決め部からシーム溶接板の周面に対応させ
    て突出したことを特徴とするシーム溶接電極板切
    削装置。
JP19321285U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0231273Y2 (ja)

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JP19321285U JPH0231273Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JP19321285U JPH0231273Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JPS62105775U JPS62105775U (ja) 1987-07-06
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