JPH0231160Y2 - - Google Patents

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JPH0231160Y2
JPH0231160Y2 JP1540385U JP1540385U JPH0231160Y2 JP H0231160 Y2 JPH0231160 Y2 JP H0231160Y2 JP 1540385 U JP1540385 U JP 1540385U JP 1540385 U JP1540385 U JP 1540385U JP H0231160 Y2 JPH0231160 Y2 JP H0231160Y2
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JP
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rectifier
insulator
air
cooling air
output bushing
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 産業上の利用分野 本考案は、高温含塵ガスを清浄する電気集塵機
に付設した整流器の空冷端子に関するものであ
る。
従来の技術 従来、第2図に示すように電気集塵機の上部ケ
ーシング1上には整流器2が設置されていて、そ
の出力ブツシング3からは貫通碍子4及び5を介
し高圧ブス6が集塵機の放電極(図示せず)に接
読されており、これらの高圧ブス6等は碍子室7
及び保護ダクト8により保護されていた。
一般に、整流器2の周囲温度は装置内の絶縁油
の劣化を防止するために通常40℃以下が望まし
く、一方電気集塵機で処理する含塵ガスは100℃
以上の高温状態であるために、その間に上記のよ
うな貫通碍子4を介在させて完全に縁を切つてい
るのが通常である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、整流器と集塵機との間に貫通碍
子4を設けることは、その分だけ碍子室7や保護
ダクト8を長くすることを要するのみならず、そ
れを格納する保護ダクト8を必要とし、装置全体
を大きくかつ複雑にする上に高価な貫通碍子を必
要とする等の欠点を生じていた。
また、貫通碍子5を保護するために空気或いは
清浄ガスを碍子室7内に導入して、煙霧体の侵入
を防止することが必要であつた。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは、整流器の
周囲温度を確実に低温に保つことが出来るコンパ
クトで安価な電気集塵機用整流器の空冷端子を提
供するにある。
[考案の構成] 問題点を解決するための手段、作用 本考案の電気集塵機用整流器の空冷端子は、高
温含塵ガスを清浄する電気集塵機に高電圧供給用
の整流器を付設し、該整流器の出力ブツシングか
ら高圧ブスを上記集塵機内の放電極へ導くように
したものに於いて、該整流器の出力ブツシング側
に空冷室を形成し、その一側に冷却用空気流入口
を設けると共に、上記出力ブツシングを覆うよう
に冷却用空気噴出口を形成したことを特徴とする
ものである。
実施例 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
第1図において、電気集塵機の上部ケーシング
1、整流器2、出力ブツシング3、貫通碍子4
5、高圧ブス6、碍子室7及び保護ダクト8は、
第2図に示した従来装置と同じものを示す。
9は空冷室であつて、上記出力ブツシング3の
取付部に形成されている。
10は冷却用空気流入口であつて、通常30℃以
下の大気が流入するようになつている。尚、電気
集塵機は通常負圧運転されるため、該冷却用空気
流入口10から冷却用空気を強制流入させるため
の冷却空気用送風機の設置が不要となる。
11は冷却用空気噴出口であつて、上記出力ブ
ツシング3の周囲を覆うように形成されており、
貫通碍子5を通過して電気集塵機内に排出され
る。
尚、上記空冷室9をFRP等の電気絶縁材料で
成型すれば、出力ブツシング3の先端と冷却用空
気噴出口11のエツジとの距離が短くなつても絶
縁性が保たれる。
また、貫通碍子5の表面の結露を防止するため
にホツトエアを必要とする場合は、上記出力ブツ
シング3よりできるだけ離れた位置にホツトエア
流入孔12を設けるとよい。
本実施例は以上のように構成されているので、
冷却用空気流入口10から入つた冷却用空気は、
冷却室9内で、電気集塵機からの高温ガスの流入
を防止すると共に、整流器2を常に所定温度(例
えば40℃)以下に保つ。
また、該冷却用空気は冷却用空気噴出口11か
ら噴出する際、出力ブツシング3も冷却するよう
になつている。従つて、該出力ブツシング3は安
価で軽量のFRP製にすることが出来る。
尚、電気集塵機の上部に本考案の整流器を設置
する場合は、放電電極支持碍子の上蓋に直接接続
できる。
電気集塵機の放電電極槌打用碍子が電気集塵機
の側面にある時は、軸碍子の放電電極側に本考案
による整流器を直接接続出来る。
電気集塵機の入口及び出口側煙道並びに下部ホ
ツパ等に本考案による整流器を取り付ける時は、
貫通碍子を介して取り付けることが出来る。
[考案の効果] (1) 保護ダクト内の整流器の表面部に外気を導入
した冷却室を設けたので、整流器の周囲温度を
40℃以下に確実に保つことが出来る。
(2) 冷却用空気噴出口を出力ブツシングの周囲に
設けて、出力ブツシングも冷却するようにした
ので、該出力ブツシングを安価で軽量のFRP
製にすることが出来る。
(3) 冷却用空気は輻射熱を冷却するだけの量で良
いため極めて微量で済む。
(4) 碍子室と保護ダクトとの間の貫通碍子が省略
出来るので、そのための格納ダクトが不要とな
りスペースが少なくて済むだけでなく、装置全
体が簡素化されて価格が安く、貫通碍子の予備
品を必要としない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は従来装置の断面図である。 1……電気集塵機の上部ケーシング、2……整
流器、3……出力ブツシング、5……貫通碍子、
6……高圧ブス、7……碍子室、8……保護ダク
ト、9……空冷室、10……冷却用空気流入口、
11……冷却用空気噴出口、12……ホツトエア
流入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高温含塵ガスを清浄する電気集塵機に高電圧供
    給用の整流器を付設し、該整流器の出力ブツシン
    グから高圧ブスを上記集塵機内の放電極へ導くよ
    うにしたものに於いて、該整流器の出力ブツシン
    グ側に空冷室を形成し、その一側に冷却用空気流
    入口を設けると共に、上記出力ブツシングを覆う
    ように冷却用空気噴出口を形成したことを特徴と
    する電気集塵機用整流器の空冷端子。
JP1540385U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH0231160Y2 (ja)

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JP1540385U JPH0231160Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JP1540385U JPH0231160Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JPS61132055U JPS61132055U (ja) 1986-08-18
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JP1540385U Expired JPH0231160Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JP2017164695A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 富士電機株式会社 電気集塵装置

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JPS61132055U (ja) 1986-08-18

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