JPH0231138Y2 - - Google Patents

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JPH0231138Y2
JPH0231138Y2 JP1982107822U JP10782282U JPH0231138Y2 JP H0231138 Y2 JPH0231138 Y2 JP H0231138Y2 JP 1982107822 U JP1982107822 U JP 1982107822U JP 10782282 U JP10782282 U JP 10782282U JP H0231138 Y2 JPH0231138 Y2 JP H0231138Y2
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wind tunnel
dust
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discharge
fan
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JP1982107822U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、木工機械等の切削屑排出部に接続さ
れることにより、木材の切断片あるいは切粉等を
収集する工業用の集塵機に関するものである。
〔考案の背景〕
木工機械を使つて作業する場合において、集塵
機と、予め木工機械に装備された切削屑排出部と
をダクトホース等を介して接続し、切削屑の発生
源から切削屑を収集することは従来より行われて
いる。
ところで、従来、こうした木工機械等に接続し
て使われる工業用の集塵機としては、サイクロン
方式のものが一般的であつた。サイクロン方式の
集塵機は、吸込口から吸い込んだ切削屑を選別す
る漏斗状のサイクロンドラムと、前記サイクロン
ドラム下方部に設けられた切削屑収集用の部屋
と、前記サイクロンドラム上方部に設けられた布
袋とから成るものであり、前記サイクロンドラム
に突き当たり落下した切削屑を前記部屋に堆積さ
せ、前記サイクロンドラムに送り込まれた後、前
記部屋へ落下せず上へ舞い上がつた粉塵について
は前記布袋で濾過し、空気だけを外に逃すように
構成されている。
従つて、前記部屋へ堆積した切削屑を取り出
し、廃棄する場合には、前記部屋の下部に設けた
切削屑取出口から取り出す作業を行わなければな
らず、木材の切削量に応じてはこの切削屑取り出
し作業を頻繁に行わなくてはならないという不便
さがあつた。
また、上記サイクロン方式の集塵機の場合、構
成上、高さ寸法が大きくなつてしまうものであつ
たため可搬形に構成することが困難とされてい
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、集塵機の構成を一新させ、可
搬形にふさわしいコンパクトな集塵機を構成する
ことにより、上記した従来技術の不便さを解消す
ることにある。
〔考案の概要〕
本考案は、ベース上面に、フアン装置とダスト
バツクとを左右隣り合せに配置するとともに、前
記ダストバツク上方に、前記フアン装置の吸込口
から吸い込んだものを濾過するフイルター装置
と、前記フアン装置のケーシングから送り出され
てきたものの排出方向を選択するダンパ手段を備
えた排出用風洞部とを隣り合せにして配置すれ
ば、コンパクトで、且つ、集塵、搬送、ブロワ
(送風)の3つの機能を前記ダンパ手段の操作だ
けで簡単に切り替えられる画期的な集塵機を提供
することができる点に着目し、工夫したものであ
る。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例の構成を第1図〜第3図を用
いて説明する。第1図は本考案の一実施例を示す
正面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1
図のA−A線断面側面図である。
本考案の集塵機は、ベース1、フアン装置2、
排出用風洞部3、フイルター装置4、ダストバツ
ク5を基本構成とするものであり、以下、これら
の各装置について説明する。
(1) フアン装置 フアン装置2は、ハウジング内にモータ21を
備え、このモータ21の出力軸にフアン22が取
り付けられている。フアン22の周囲は、フアン
22の直径よりも長い内径を持つケーシング23
により囲まれている。このケーシング23は吸込
口から吸い込んだものを排出用風洞部3へ搬送案
内する部材であるとともに、吸込口から吸い込ん
だものがモータ21に侵入しないようにガードす
る機能も果たしている。
ハウジング正面には、フアン22の回転軸軸心
を中心に開口するとともに、前記ハウジングおよ
びケーシング23を貫通する吸込口24が設けら
れている。
なお、25はモータ21を駆動・停止させるた
めのスイツチであり、ハウジング正面右上に設け
られている。
(2) 排出用風洞部 排出用風洞部3は、上記フアン装置のところで
述べたケーシング23の排出口に接続される筒状
の部材である。排出用風洞部3は、中間部にダン
パ手段31を備えており、ダンパ手段31は、排
出用風洞部3側壁部に垂直に配置され、且つ、回
転自在に支持された軸32と、この軸32の上端
部に固定されたノブ33と、軸32の軸上に固定
されたプレート34とで構成されている。また、
第2図において軸32の右側に位置する排出用風
洞部3側面は開口部になつており、ダンパ手段3
1のプレート34を反時計方向へ回動させること
によつて前記排出用風洞部3側面の開口部が閉ざ
されることになる。
従つて、プレート34の位置切替え操作によ
り、フアン装置2の吸込口24から吸い込まれた
ものは選択的に2方向へ搬送することができるよ
うになる。
(3) フイルター装置 フイルター装置4は、第3図に示すように、ハ
ウジング内に設けた漏斗状の風路案内筒体41
と、風路案内筒体41上部に設けられたフイルタ
ー42とで構成したものであり、前記排出用風洞
部3とほぼ同じ厚みに形成されている。
(4) ダストバツク ダストバツク5は、上記フアン装置2の吸込口
24から吸い込まれたものに含まれた空気を外部
に逃すという点で、通常は通気性のよい素材で作
られており、主に布製の袋が用いられる。
そして、上記各装置はベース1上に次のように
配置される。
フアン装置2に設けたケーシング23の排出口
が左側に位置するようフアン装置2をベース1上
面のほぼ右半分に配置させる。
ケーシング23の排出口には、排出用風洞部3
を接続し、排出用風洞部3の隣りには第3図に示
すようにフイルター装置4を前後の関係で隣り合
わせに配置させる。
フアン装置2の左側と、排出用風洞部3および
フイルター装置4の下面と、ベース1上面のほぼ
左半分とで形成された空間には、ダストバツク5
を配置させる。ダストバツク5は、バンド6によ
り排出用風洞部3およびフイルター装置4の下部
側面に取り付けられる。
なお、図中11はベース1下部に取り付けられ
た集塵機本体運搬用のキヤスターである。
次に前記構成により得られる本考案の集塵機の
機能について第4図〜第6図を用いて説明する。
第4図はフアン装置2で吸い込んだものをダス
トバツク5に収集する場合の状態を示したもので
ある。フアン装置2の吸込口24には、ダストホ
ース7の一端を接続する。ダストホース7の他端
は、木工機械に装備された切削屑排出部に接続し
たり、用途に応じた吸込口の形状をしたフードを
取り付けたりして使われる。
このようにして吸込口24から吸い込まれた切
削屑8は、ケーシング23、排出用風洞部3を通
り、ダンパ手段31を介してフイルター装置4側
へ送られる。フイルター装置4へ送られた切削屑
8は風路案内筒体41に突き当たり、質量の重い
切削屑はダストバツク5内へ落下する。一方、質
量の軽い切削屑については、吸い込まれた空気9
とともに舞い上がるが、フイルター42で濾過さ
れることにより、空気9だけが外部に逃されるこ
とになる。こうしてダストバツク5に溜つた切削
屑8は、ダストバツク5を取外して廃棄される。
第5図はフアン装置2で吸い込んだものを屋外
に設置した屑箱等、別の屑捨て場所に搬送する場
合の状態を示したものである。
この場合は、ダンパ手段31のプレート34に
より、排出用風洞部3に設けたダストバツク5へ
の案内開口部を閉ざし、排出用風洞部3の搬送路
をストレートに形成し、搬送距離に応じて排出用
風洞部3の排出口にダストホース7を追加接続し
て行うことになる。
第6図は木工機械や作業場等において、切削屑
等が取り除きづらい場所に蓄積しているようなと
き、この切削屑を取り除くのに有効なブロワの機
能を持つ状態を示したものであり、フアン装置2
の吸込口24から吸い込んだ空気9を排出用風洞
部3の排出口から排出させることがてきる状態に
ある。
なお、上記実施例においては、ベース1、フア
ン装置2、排出用風洞部3、フイルター装置4、
ダストバツク5をそれぞれ別体の装置として説明
したが、これは各装置の位置関係をかわりやすく
するためであつて、実際、操作性等を考慮した場
合には、例えば排出用風洞部3とフイルター装置
4とを一体化させる等、連結される装置部分が生
じることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
上記の如く、本考案によれば、集塵、搬送、ブ
ロワ(送風)の3つの機能を排出用風洞部に設け
たダンパ手段の操作だけで簡単に切り替えられる
画期的な集塵機を実現させることができるととも
に、フアン装置、排出用風洞部、フイルター装
置、ダストバツクをベース上面に有効に配置させ
ることができ、可搬形にふさわしい極めてコンパ
クトな集塵機を構成することができるという実用
上優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図のA−A縦
断面側面図、第4図は本考案の集塵機において集
塵作業を行つている状態を示す平面図、第5図は
本考案の集塵機において搬送作業を行つている状
態を示す平面図、第6図は本考案の集塵機をブロ
ワとして使用した状態を示す平面図である。 図において、1はベース、2はフアン装置、3
は排出用風洞部、4はフイルター装置、5はダス
トバツクである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータにより回転駆動されるフアン及び吸込口
    から吸い込んだものを排出側へ搬送案内するケー
    シングとを備えたフアン装置と、 前記ケーシングから送り出されてきたものの排
    出方向を選択するダンパ手段を備えた排出用風洞
    部と、 前記フアン装置の吸込口から吸い込んだものを
    濾過するフイルター装置と、 前記フイルター装置のフイルターを通り抜けら
    れなかつたものを収集するダストバツクとを備
    え、 ベース上面に、前記フアン装置と前記ダストバ
    ツクとを左右隣り合せに配置するとともに、前記
    ダストバツク上方に、前記フイルター装置と、前
    記フアン装置のケーシングに接続される前記排出
    用風洞部とを隣り合せにして配置したことを特徴
    とする集塵機。
JP10782282U 1982-07-15 1982-07-15 集塵機 Granted JPS5910826U (ja)

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JP10782282U JPS5910826U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 集塵機

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JP10782282U JPS5910826U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 集塵機

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JPS5910826U JPS5910826U (ja) 1984-01-23
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JPS6137217U (ja) * 1984-08-10 1986-03-07 株式会社 マキタ電機製作所 携帯用集塵機
JPH0340332Y2 (ja) * 1984-12-13 1991-08-26

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JPS4967265A (ja) * 1972-10-30 1974-06-29

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JPS5352075U (ja) * 1976-10-06 1978-05-04

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