JPH02311149A - 電機子コイルの装填方法 - Google Patents

電機子コイルの装填方法

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JPH02311149A
JPH02311149A JP13407289A JP13407289A JPH02311149A JP H02311149 A JPH02311149 A JP H02311149A JP 13407289 A JP13407289 A JP 13407289A JP 13407289 A JP13407289 A JP 13407289A JP H02311149 A JPH02311149 A JP H02311149A
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coil
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Masahiro Seguchi
正弘 瀬口
Tetsuya Mizuno
水野 哲哉
Masahiro So
正浩 宗
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転電機の電機子に電機子コイルを装填する
方法に関する。
(従来の技術) 回転電機の電機子は、例えば特公昭58−33786号
に示されるように、軸の周囲に円筒状の電機子コアとコ
ンミテータが取付けられている。
そして第5図、第6図に示すように、電機子コア2には
その径方向に(ぼみかつその軸方向に延びる溝状の複数
のスロット5が設けられている。このスロット5の内面
は絶縁材6で覆われており、このスロット5の中に電機
子コイル4が重ねて押し込まれている。
スロット5に電機子コイル4を充填するとき、スロット
5の底部にまず矢印13で示すように、一本の電機子コ
イル4を収め、押圧板7を矢印14方向に押し込むこと
によってこの電機子コイル4を押圧整形する。この押圧
板7の軸方向長さは電機子コア2の軸方向長さよりも同
等以上になっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した電機子コイルの従来の装饗方法
では、電機子コア2のスロット5内に挿入された電機子
コイル4が押圧板7によって押出整形される場合、第6
図に示すように、電機子コア端面2bに設置された絶縁
用コア9のコイル受は部9aが電機子コイル4の押圧力
により変形し、電機子コイル4が押圧方向に曲ってしま
い、電機子コア2と電機子コイル4間に設置された絶縁
材6が電機子コア端面角部2aで破断するという問題が
あった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、電機子コアのスロットに電機子コイルを挿入し
押圧整形するとき、電機子コア端面角部での電機子コイ
ルの破断を確実に防止するようにした電機子コイルの装
填方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するための電機子コイルの装填方法は、
電機子コアのスロットの中に電機子コイルを量ねて装填
する電機子コイルの装填方法において、電機子コイルを
挿入する毎に少な(とも電機子コアの軸方向長さと同等
以上の長さを有する押圧板によって電機子コイルをスロ
ット内に押し込み、そのとき、スロットの底部からはみ
出る電機子コイルを支持する案内部材を電機子コア端面
に装着し、前記押圧板によって電機子コイルを抑圧整形
することを特徴とする。
(作用) 本発明の方法によれば、電機子コアのスロット内に電機
子コイルを押圧板によって押圧整形するとき、スロット
の底部の軸方向延長上に案内部材が設けられ、この案内
部材が電機子コイルの押圧時のコイル受は部になること
により、電機子コア端面のスロット角部への応力集中が
回避され、電機子コアおよび絶縁用コアの変形を防ぎ、
かつ電機子コイルの曲げが抑止される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
本発明の実施例による回転電機の電機子は、第1図、第
2図に示すような構造を有する。第1図において、軸l
の周囲にほぼ円筒状の電機子コア2とコンミテータ3が
装着されている0円筒状の電機子コア2の両端面にはそ
れぞれ絶縁材からなる絶縁用コア9が被覆されている。
そして、電機子コア2には絶縁被膜で覆われた電機子コ
イル4が装填されている。
この電機子コイル4の電機子コア2への装填は、第2図
に示すように行なう、すなわち、電機子コイル2には、
その半径方向にくぼみかつその軸方向に延在する溝状の
複数のスロット5が設けられており、このスロット5の
内壁面に絶縁材6が薄膜状に覆われている。このスロッ
ト5の幅は、電機子コイル4の直径りとほぼ同一である
。このスロット5の中に、順次、円形断面の電機子コイ
ル4が押し込まれる。ここに、スロット5の幅は電機子
コイル4の幅とほぼ同一なので、第2図に示す矢印12
のように、装填後の電機子コイル4は、個々の断面形が
ほぼV字状になって複数本のiim子コイル4がスロッ
ト5の深さ方向に一列に並ぶことになる。
そして、電機子コイルの断面積は回転電機の電気容量を
決定するものであるから、スロット5に充填される電機
子コイル4の充填率は高い方がよい。そのため、スロッ
ト5に充填される電機子コイルを密に装填しようとする
と、スロット5の深さHを深くしてこのスロット5に電
機子コイル4を密に充填すれば充填率は大きくなる。と
ころが、電機子コア2は円筒状なので、深さHが大きく
なると、スロット5の底部5aでのスロット5の相互間
の距離Wが小さくなる。この距jilWが小さくなると
、電機子コア2の磁束通路断面積が減少し、電動機では
そのトルクが低下してしまう、そのため、この実施例で
は、スロット5の深さHをできるだけ浅くし、スロット
5の相互の距離Wを大きくしつつ、磁束通路断面積を増
大し、回転電機の電気容量を太き(している。
次に電機子コイルを押圧整形する方法について説明する
第3図に示すように、電機子コア2の端面2bに設けら
れる絶縁用コア9の端面9bに、電機子コア2の外径B
とほぼ等しい外径Cをもつ案内部材10を押し当てる。
そして、電機子コア2のスロット5の中に電機子コイル
4を挿入し、その上から押圧板7を第3図示矢印15方
向に押し込む。
この場合、押圧板7の軸方向長さLtは、電機子コア2
の軸方向長さL2と絶縁用コア9の軸方向長さL9の和
よりも太き(なっている。すなわち絶縁用コア9の軸方
向端面9bよりも押圧板7の端面7bがはみ出した状態
にある。これにより、スロット5への電機子コイル4の
充填率が高められる。押圧板7の先端部7aにより電機
子コイル4を押圧するときは、絶縁材6および絶縁用コ
ア9の絶縁被膜を破壊せぬよう押圧力を調節する。
押圧板7が押し込まれると、先端部7aが電機子コイル
4に食い込み、電機子コイル4はほぼV字状に成形され
る。この電機子コイル4の上に、次の電機子コイル4を
重ね、順次、同様にして整形する。この操作を繰り返し
て、電機子コイル4をスロット5に充填した状態は、第
2図に示す矢印12のように、個々の電機子コイル4が
v字状断面をもち、複数の電機子コイル4がスロット深
さ方向に一列に積み重ねられた状態になる。その充填率
は極めて高い。
前述した実施例では、電機子コアの外径Bと案内部材1
0の外径Cはほぼ同等の大きさに設定するのが望ましい
。これにより、押出板7の押圧力によって電機子コア2
の角部2aに応力集中するのが回避される。したがって
、絶縁材6と絶縁用コア9との接合部での電機子コイル
4と電機子コア2との非接触状態が確保される。電気子
コイルの装填時、前記BとCの値は、適宜変えられるこ
とはもちろんである。また、前述の如く次式%式% の条件式を満たすことで、電機子コア2の端面2b付近
での1itl!子コイル4の充填率が高められ、電気容
量を増大することができる。
第4図は、本発明の第2の実施例による電機子コイルの
装填方法の一ステップを示している。
この第2の実施例の装填方法では、案内部材10のコイ
ル受は部10aの端面角部に、斜面状の逃し部10bを
形成している。これは、電機子コア2の端面2bに設け
られる絶縁用コア9の端面9bに案内部材10を当接す
るとき、案内部材10の端面角部で絶縁材6または絶縁
用コア9に傷付けるのを防止するためである。この場合
の押圧板7とコイル受は部10aの重なり寸法Aは、0
以上に設定する。これは、押圧板7による押圧力が電機
子コイル4を介して案内部材10のコイル受は部10a
で受は止められることで、絶縁材6または絶縁用コア9
の変形を防止し、電機子コア9と電機子コイル4とのア
ースを確実に防ぐためである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の電機子コイルの装填方法
によれば、電機子コアのスロットの中に電機子コイルを
充填するとき、案内部材によって電機子コア端面近傍で
押圧板の押圧力が受は止められるので、絶縁用コアの変
形防止および電機子コイルの曲りが確実に防止されると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のxi子コイルを示す正面図、
第2図は第1図に示すn−If線部分断面図、第3図は
第2図に示す■−■線断面図、第4図は本発明の第2の
実施例の第3図に対応する断面図、第5図と第6図は従
来の電機子コイルの装填方法を説明するための断面図で
ある。 2  ・・・電機子コア、 4  ・・・電機子コイル、 5  ・・・スロット、 6  ・・・絶縁材、 7  ・・・押圧板、 10 ・・・案内部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電機子コアのスロットの中に電機子コイルを重ね
    て装填する電機子コイルの装填方法において、電機子コ
    イルを挿入する毎に少なくとも電機子コアの軸方向長さ
    と同等以上の長さを有する押圧板によって電機子コイル
    をスロット内に押し込み、そのとき、スロットの底部か
    らはみ出る電機子コイルを支持する案内部材を電機子コ
    ア端面に装着し、前記押圧板によって電機子コイルを押
    圧整形することを特徴とする電機子コイルの装填方法。
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