JPH0230942A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH0230942A
JPH0230942A JP17820888A JP17820888A JPH0230942A JP H0230942 A JPH0230942 A JP H0230942A JP 17820888 A JP17820888 A JP 17820888A JP 17820888 A JP17820888 A JP 17820888A JP H0230942 A JPH0230942 A JP H0230942A
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JP
Japan
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flow rate
learning
fuel injection
fuel ratio
air
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JP17820888A
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English (en)
Inventor
Shinpei Nakaniwa
伸平 中庭
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関の空燃比フィードバック制′御系の
学習補正装置に関する。
〈従来の技術〉 電子制御燃料噴射装置に用いられる燃料噴射弁は、機関
の回転に同期して与えられる駆動パルス信号によって開
弁じ、その量弁期間中、所定圧力の燃料を噴射すること
になっている。従って燃料噴射量は駆動パルス信号のパ
ルス幅により制御され、このパルス幅をT、として燃料
噴射量に相当する制御信号とすれば、目標空燃比である
理論空燃比を得るために、T1は次式によって定められ
る。
TH−Tp  ・COE F ・α+ Ts但し、TP
は基本燃料噴射量に相当する基本パルス幅で便宜上基本
燃料噴射量と呼ぶ。T、=K・Q/Nで、Kは定数、Q
は機関吸入空気流量、Nは機関回転速度である。C0E
Fは水温補正等の各種補正係数(λコントロール)のた
めの空燃比フィードバック補正係数、T、は燃料噴射流
量誤差補正分で1、基本燃料噴射量に対するバッテリ電
圧の変動による燃料噴射弁の開弁及び、閉弁遅れに基づ
く燃料噴射流量誤差を補正するためのものである。
λコントロールについては、排気系にOtセセンを設け
て実際の空燃比を検出し、空燃比が理論空燃比より濃い
か薄いかをスライスレベルにより制御するわけであり、
このため、前記の空燃比フィードバック補正係数αとい
うものを定めて、このαを変化させることにより理論空
燃比に保っている。ここで空燃比フィードバック補正係
数αの値は比例積分(PI)制御により変化させ、安定
した制御としている。
即ち、0□センサの出力電圧とスライスレベル電圧戸を
比較し、スライスレベルよりも高い場合、低い場合に空
燃比を急に濃くしたり、薄くシたりすることなく、空燃
比が濃い(薄い)場合には始にP分だけ下げて(上げて
)いき、それから1分ずつ徐々に下げて(上げて)いき
、空燃比を薄く(濃く)するように制御する。但し、λ
コントロールを行わない条件下ではαをクランプし、各
種補正係数C0EFの設定により、所望の空燃比を得る
ところで、λコントロール条件下でのベース空燃比即ち
α=1のときの空燃比を理論空燃比(λ=1)に設定す
ることができれば、フィードバック制御は不要なのであ
るが、実際にはエアフローメータ、燃料噴射弁等の構成
部品のバラツキや経時変化、燃料噴射量のパルス幅−流
量特性の非直線性等の要因でベース空燃比のλ=1から
のズレを生じるので、フィードバック制御を行っている
しかし、ベース空燃比がλ=1からずれていると、運転
領域が大きく変化したときに、ベース空燃比の壇さをフ
ィードバック制御によりλ=1に安定させるまでに時間
がかかる。このために、比例及び積分定数(P/I分)
を大きくするので、オーバーシュートやアンダーシュー
トを生じ、λ=1への制御性が悪くなる。つまり、ベー
ス空燃比λ=1からずれていると、理論空燃比よりかな
リズレをもった範囲で空燃比制御がなされるのである。
その結果、三元触媒の転換効率が悪いところで運転がな
されることになり、触媒の貴金属量の増大によるコスト
アップの他、触媒の劣化に伴う転換効率のさらなる悪化
により触媒の交換を余儀無くされる。
そこで、学習によりベース空燃比をλ=1にすにことに
より、過渡時のベース空燃比の段差から生じるλ=1か
らのズレをなくし、かつP/I分を小さくすることを可
能にして制御性の向上を図る空燃比の学習制御装置が、
本出願人により特開昭59−203828号公報等で開
示されている。
これは、空燃比のフィードバック制御中にベース空燃比
が理論空燃比からずれた場合には、そのギャップを埋め
るべく空燃比フィードバック補正係数αのズレが大とな
るから、このときの機関運転状態とαの基準値αI (
一般にはα=1に設定される)からの偏差Δαとを検出
し、該Δαに基づく学習補正係数に、を求めてこれを記
憶しておき、再度同一機関運転状態となったときには記
憶した学習補正係数に、によりベース空燃比を蝉論空燃
比に応答性良くなるように補正する。ここにおける学習
補正係数に、の記憶は、RAMのマツプ上を機関回転速
度及び負荷等の機関運転状態の適当なパラメータに応じ
て格子分割した所定範囲のエリア毎に行う。
具体的には、RAM上に機関回転速度及び負荷等の機関
運転状態に対応した学習補正係数Ktのマツプを設け、
燃料噴射量T1を演算する際に、次式の如く基本燃料噴
射量T、を学習補正係数K。
で補正する。
T + = T P  ・C0EF・α・K、+’rs
そして、K、の学習は次の手順で進める。
i)機関運転状態の領域を検出し、かつ、その間のαの
平均値α9を検出する。
ii)前記機関運転状態の領域に対応して現在までに学
習されているに、を検索する。
1ii)KL とαイとに基づいて新たにに、を設定し
て記憶させる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の機関運転状態に応じて
格子上に区分したエリア毎に学習補正値を単に設定する
学習制御装置では、幅を持った各学習エリアにおけるフ
ィードバック制御偏差量を繰り返し学習する方式である
ため、エリアの境界付近では空燃比の段差が生じやすい
。また、かかる空燃比の段差はエリア間でも同様に生じ
る。
例えばエアフローメータの誤差と学習補正係数に、との
関係を見てみると、吸入空気流量の変化に対する検出誤
差の割合は第10図に示すようにエリア間で大きな段差
が生じることがわかる。
また、燃料噴射弁のバッテリ電圧変動に伴う開弁及び閉
弁遅れも燃料噴射弁の経時劣化により変化してくるため
、前記燃料噴射流量誤差補正分子。
の適正値は第11図に示すように変化し、このズレも空
燃比のズレの要因の1つとなり、空燃比に段差を生じさ
せる。
尚、このような空燃比の段差をな(すために、各学習エ
リア区分を細かく設定すると、そのエリアに留まってい
る時間が少なくなり、学習の更新スピードが遅くなると
共に未学習エリアが生じる慣れがあり、この未学習エリ
アを通過した場合に空燃比の段差が生じてトル久ショッ
ク、排気エミッション特性の悪化等を招く等の不具合が
発生する。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたもの
で、運転領域全域で共通の基本燃料噴射量設定用の定数
、吸入空気流量の検出誤差及び燃料噴射弁の開弁及び閉
弁遅れによる燃料噴射流量誤差補正分を学習補正するこ
とにより、学習精度と学習スピードの両立を図ることが
でき、以て運転状態が変化したときでも空燃比に誤差が
生じないようにした内燃機関の空燃比制御装置を提供す
ることを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 このため本発明は第1図に示すように、定数と吸入空気
流量検出手段により検出される吸入空気流量と機関回転
速度検出手段により検出される機関回転速度とから基本
燃料噴射量を設定する基本燃料噴射量設定手段と、 排気系に設けた空燃比検出手段からの信号に基づいて検
出される実際の空燃比と目標空燃比とを比較して空燃比
フィードバック補正係数を設定する空燃比フィードバッ
ク補正係数設定手段と、前記基本燃料噴射量に対する燃
料噴射弁の開弁及び閉弁遅れによる噴射流量誤差を補正
するための燃料噴射流量誤差補正分を設定する燃料噴射
流量誤差補正分学習手段と、 前記定数の値を、基本燃料噴射量が目標空燃比に良好に
対応する値に近づけられるように運転状態結果から学習
して逐次修正しつつ更新する定数学習手段と、 前記吸入空気流量検出手段による吸入空気流量の検出値
と実際の吸入空気流量との誤差量を、運転状態結果から
学習して逐次修正しつつ更新する吸入空気流量検出誤差
学習手段と、 前記燃料噴射流量誤差補正分学習手段により設定される
燃料噴射流量誤差補正分を、運転状態結果から学習して
実際の燃料噴射流量誤差に近づけるように逐次修正しつ
つ更新する燃料噴射流量誤差補正分学習手段と、 機関回転速度と機関負荷とをパラメータとして複数に区
分される運転状態のエリア毎に、前記空燃比フィードバ
ック補正係数による補正を掛けない状態で求められる空
燃比を目標空燃比に近づけるための補正量を運転状態結
果から学習して逐次修正しつつ更新するエリア別空燃比
学習手段と、基本燃料噴射量と空燃比フィードバック補
正係数と前記各学習手段により学習される値とに基づい
て燃料噴射量を演算する燃料噴射量演算手段と、この演
算された燃料噴射量に相応する駆動パルス信号を燃料噴
射弁に出力する駆動パルス信号出力手段と、を含んで構
成する。
また、第2図に示すように、 エリア別学習手段を、 機関回転速度及び機関負荷のパラメータによって区分さ
れる運転状態のエリア毎に、対応する学習補正係数を書
き換え自由に記憶する学習補正係数記憶手段と、 該学習補正係数記憶手段に記憶された学習補正係数を検
索する学習補正係数検索手段と、前記空燃比フィードバ
ック補正係数及び前記学習補正係数とから新たな学習補
正係数を設定し、かつ、その学習補正係数で前記学習補
正係数記憶手段内の同一機関運転条件のデータを更新す
る学習補正係数更新手段(図では後述する第2学習補正
係数検索手段と区別するため、第1学習補正係数検出手
段と記しである)と、から構成し、定数学習手段を、 所定運転状態での前記空燃比フィードバック補正係数の
平均値が略理論空燃比に対応する値になったときの前記
学習補正係数の加重平均値を演算する学習補正係数加重
平均値演算手段と、前記学習補正係数加重平均値演算手
段で演算された加重平均値に基づいて前記定数を補正更
新する定数補正手段と、から構成してもよく、吸入空気
流量の変動の大きい機関運転状態で前記学習補正係数加
重平均値演算手段による演算を停止する加重平均値演算
停止手段と、 同上の状態で、前記定数補正手段による補正更新を停止
する定数補正停止手段と、を備えてもよい。
また、吸入空気流量検出誤差学習手段を、前記燃料噴射
量演算手段で演算された燃料噴射量と目標空燃比とから
吸入空気流量を演算する第1吸入空気流量演算手段と、 前記吸入空気流量の演算値と、吸入空気流量検出手段で
検出された実際の吸入空気流量検出値とを比較して演算
値に対する検出値の偏差を演算する偏差演算手段と、 前記偏差演算手段で演算された偏差学習値を前記検出値
に対応させて記憶する書き換え可能な偏差学習値記憶手
段と、 前記吸入空気流量検出手段の検出値と該検出値に対応す
る前記偏差学習値記憶手段に記憶された偏差学習値とに
基づいて基本燃料噴射量設定用の吸入空気流量を演算す
る第2吸入空気流量演算手段と、 前記偏差演算手段で演算された新たな偏差に基づいて偏
差学習値を修正して更新する偏差学習値更新手段と、か
ら構成してもよく、 吸入空気流量の変動の大きい機関運転状態で前記偏差学
習値更新手段による更新を停止する偏差学習停止手段と
、を備えてもよい。
さらに、燃料噴射流量誤差補正分学習手段を、吸入空気
流量が所定の流量領域か否かを判定する吸入空気流量領
域判定手段と、 吸入空気流量が所定の流1?J域と判定されたとき予め
設定した複数の機関回転速度領域に対応する前記学習補
正係数記憶手段に記憶されている学習補正係数を検索す
る学習補正係数検索手段と(図では前記第1学習補正係
数検出手段と区別するため第2学習補正係数検索手段と
記しである)、該学習補正係数検索手段で検索された複
数の学習補正係数が機関回転速度の変化に対して単調増
加と単調減少のいずれの傾向にあるかを判別する変化傾
向判別手段と、 前記燃料噴射流量誤差補正分学習手段で設定された燃料
噴射流量誤差補正分を、前記判別手段の判定が単調増加
のとき減少補正し単調減少のとき増大補正する燃料噴射
流量誤差補正分学習手段と、から構成してもよく、 吸入空気流量の変動の大きい機関運転状態で前記燃料噴
射流量誤差補正分補正手段による補正を停止する燃料噴
射流量誤差補正分補正停止手段を備えてもよい。
〈作用〉 上記の構成において、定数学習手段は例えば空燃比フィ
ードバック補正係数の平均値が略理論空燃比に対応する
値になったときのエリア別空燃比学習手段における学習
補正係数の複数回の平均値を演算する。これを全運転領
域共通の基本燃料噴射量設定用の定数の学習値とし、こ
れに基づき前記定数を補正する。これにより、前記定数
を適切に学習補正することができ未学習エリアの学習を
促進することができると共に、空燃比制御精度を向上さ
せることができる。
また、吸入空気流量検出誤差学習手段は、例えば吸入空
気流量演算手段により、空燃比フィードバック制御中の
燃料噴射量に対して補正なしで目標空燃比になる吸入空
気流量を演算し、この演算値と吸入空気流量検出手段で
検出した実際の検出値との偏差を偏差演算手段により演
算して、これを偏差学習値として記憶・更新していく。
そして、記憶されている吸入空気流量の学習値により検
出吸入空気流量を補正し、かかる補正値を用いて基本燃
料噴射量を設定する。
一方、燃料噴射流量誤差補正分の設定値のズレによる燃
料噴射量に対する影響の度合は燃料噴射量の演算式から
明らかなように燃料噴射量が小さい程大きい。このこと
から、吸入空気流量を一定とした場合、機関回転速度を
変化させたとき機関回転速度が大になるに従って、燃料
噴射流量誤差補正分の設定が大き過ぎたときには空燃比
はよりリッチ傾向になり、燃料噴射流量誤差補正分の設
定が小さ過ぎたときには空燃比はよりリーン傾向になる
。したがって、燃料噴射流量誤差補正分学習手段は、例
えばある吸入空気流量領域を定め、この領域での機関回
転速度に応じた学習補正係数の傾向を調べることにより
燃料噴射流量誤差補正分の設定がどのようにずれている
かを知ることが可能となる。
かかる関係に基づいて、吸入空気流量領域判定手段で吸
入空気流量が所定の流量領域か否かを判定し、第2学習
補正係数検索手段で吸入空気流量領域が所定領域にある
と判定されたとき予め設定した複数の機関回転速度領域
に対応する前記学習補正係数記憶手段に記憶されている
学習補正係数を検索する。そして、第2学習補正係数検
索手段で検索された複数の学習補正係数が機関回転速度
の変化に対して単調増加と単調減少のいずれの傾向にあ
るかを変化傾向判別手段で判別し、単調増加のとき前記
燃料噴射流量誤差補正分学習手段で設定された燃料噴射
流量誤差補正分を減少補正し、単調減少のとき増大補正
すると共に最新の補正値を学習値として記憶する。これ
により、燃料噴射流量誤差補正分の設定不良若しくは燃
料噴射弁の流量特性の経時変化による空燃比の誤差を防
止することができる。
また、加重平均値演算停止手段及び定数補正停止手段を
備えたものでは、吸気脈動領域や加減速時のように吸入
空気流量の変動が大きい運転状態で前記学習補正係数加
重平均値演算手段による演算が停止されると共に前記定
数補正手段による補正更新が停止されるため、定数の学
習の信頼性が高められ、偏差学習停止手段を備えたもの
では、同上の状態で、前記偏差学習値更新手段による更
新が停止されるため、偏差学習の精度が高められ、燃料
噴射流量誤差補正分補正停止手段を備えたものでは、 
同上の状態で、前記燃料噴射流量誤差補正分補正手段に
よる補正が停止されるので、燃料噴射流量誤差補正分の
補正精度が高められる。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例の構成を示す第3図において、機関1には、エ
アクリーナ2から吸気ダクト3、スロットル弁4及び吸
気マニホールド5を介して空気が吸入される。吸気マニ
ホールド5のブランチ部には各気筒毎に燃料噴射弁6が
設けられている。燃料噴射弁6はソレノイドに通電され
て開弁じ通電停止されて閉弁する電子式燃料噴射弁であ
って後述するコントロールユニット12からの駆動パル
ス信号により通電されて開弁し、図示しない燃料ポンプ
から圧送されてプレッシャレギュレータにより所定の圧
力に調整された燃料を噴射供給する。
尚、この例はマルチポイントインジェクションシステム
であるが、スロットル弁の上流側に全気筒共通の単一の
燃料噴射弁を設けるシングルポイントインジェクション
システムであってもよい。
機関1の燃焼室には点火栓7が設けられていて、これに
より火花点火して混合気を着火燃焼させる。
そして、機関1からは、排気マニホールド8.排気ダク
ト9.三元触媒10及びマフラー11を介して排気が排
出される。三元触媒10は、排気成分中のCo、HCを
酸化し、また、N Oxを還元して、他の無害な物質に
転換する浄化触媒装置であり、混合気を理論空燃比で燃
焼させたときに両転換効率が最も良好なものとなる。
コントロールユニット12は、CPU、ROM。
RAM、A/D変換器及び入出力インターフェースを含
んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各種のセ
ンサからの入力信号を受け、後述の如く演算処理して、
燃料噴射弁6の作動を制御する。
前記各種のセンサとしては、吸気ダクト3中に熱線式の
エアフローメータ13が設けられていて、吸入空気流t
Qに応じた電圧信号を出力する。
また、クランク角センサ14が設けられていて、4気筒
の場合、クランク角180°毎の基準信号とクランク角
1°又は2°毎の単位信号とを出力する。ここで、基準
信号の周期、あるいは所定時間内における単位信号の発
生数を計測することにより、機関回転速度Nを演算可能
である。
また、機関1のウォータジャケットの冷却水温Tいを検
出する水温センサ15が設けられている。
さらに、排気マニホールド8の集合部にOzセセン16
が設けられ、排気中の02濃度を介して機関1に吸入さ
れる混合気の空燃比を検出する。17はバッテリである
ここにおいて、コントロールユニット12に内蔵された
マイクロコンピュータのCPUは、第4図〜第9図のフ
ローチャートに従って演算処理を行い燃料噴射する。
次に、第4図〜第9図のフローチャートに従って本実施
例の学習制御について説明する。
第4図はに定数の学習値の演算ルーチン、即ち、定数学
習手段に相当するルーチンである。
ステップ(図ではSと記す)1では、運転状態が吸入空
気流量の脈動領域であるか否かを判別する。ここで、吸
気脈動領域とは高負荷運転領域である。吸気脈動領域で
ないとき(NO)はステップ2に進み、加減速運転時か
否かを例えばスロットル弁開度の変化率ΔTVOがΔT
VO≠0か否かにより判別する。前記ステップ1または
ステップ2で吸気脈動領域にある(YES)とき又は加
減速時(YES)のときは、このルーチンを終了する。
このステップ1.2が定数補正停止手段の機能をする。
ステップ2で加減速でない定常運転状態のときにはステ
ップ3に進む。
ステップ3では、後述する学習ルーチンで演算される空
燃比フィードバック補正係数αの平均値αイがα L、
1か否かを判定する。α。4−1でないときはこのルー
チンを終了する。α、4−1のときは、学習補正係数に
、が適正であるとしてステップ4に進む。
ステップ4では、そのときの学習補正係数K。
と、同様にして前回までに求められた過去複数回分の学
習補正係数に、の加重平均値FCcost、とを加重平
均して新たな加重平均値KCQNLを次式により演算し
てに定数の学習値に、。MLとして記憶する。
ここで、Xは重み付は定数である。
ステップ5では、前記学習値KeONLOをROMに割
りつけられた初期のに定数Kco、4に乗算して新たな
に定数とする。また、ステップ1〜3がらこのステップ
5へ進んだときは学習値KeONLOは前回値のままで
ある。ここで、ステップ12の機能が加重平均値演算停
止手段及び定数補正停止手段に相当し、ステップ3,4
の機能が学習補正係数加重平均値演算手段に相当し、ス
テ・ンブ5の機能が定数補正手段に相当する。
第5図は吸入空気流量の学習値の演算ルーチン、即ち吸
入空気流量検出誤差学習手段に相当するルーチンである
ステップ11では、所定の空燃比フィードバック制御条
件が成立しているか否かを判定する。ここで、所定の空
燃比フィードバック制御条件とは、機関回転速度Nが所
定値以下で、かつ負荷を表す基本燃料噴射量T2が所定
値以下であることを条件とする。かかる条件が満たされ
ていない場合はこのルーチンを終了する。空燃比フィー
ドバック制御条件成立時はステップ12に進む。
ステップ12では、運転状態が吸入空気流量の脈動領域
か否かを判定する。これは、前記ステップ2と同様に行
われる。
吸気脈動領域でないときはステップ13へ進み加減速運
転時か否かを判定する。これは前記ステップ3と同様に
行われる。
加減速でない定常運転時にはステップ14へ進む。
ステップ14では、後述する燃料噴射量演算ルーチンで
演算される噴射パルスT、から得られる燃料噴射量qと
目標空燃比A/F (理論空燃比)とに基づき次式によ
り補正なしで目標空燃比が得られる吸入空気流量QA/
Fを演算する。
A / F (14,7) = QA/F / q・・
・(1)したがって(1)式より、 QA/F =14.7X q・・・(2)ここで、qは
次式により求められる。
燃料噴射弁のパルス幅T、  (ms)−流量q、1(
cc/10003t)特性から(3)式を導くことがで
きる。
+Qz、5ccz+。。。□ ・ ・ ・(3)ここで
、Q eC/+ml+sは静的流量+ Qz、5ecz
+ooostはT+ =2.5ms時の1000回噴射
分の燃料流量である。そして、Q cc7aI、+ Q
z、scc/+ooostは・燃料噴射弁により既知で
ある。
上記(3)のqTICC/l。。。1、を次の(4)式
に代入して燃料噴射量qが得られる。
ここで、0.75は燃料の比重、nは燃料噴射弁の数、
Xは一回当たりの気筒別の噴射回数、Nは回転速度であ
る。
したがって、(4)式と(2)式とから、補正なしで目
標空燃比が得られる吸入空気流量QA/Fを演算するこ
とができる。
ステップ15では、ステップ14で演算された吸入空気
流量QA/Fと、このときのエアフローメータで検出さ
れた実際の検出値QH7,4とを比較して演算値Q A
/Fに対する検出値Q)1/、1の偏差学習値Q。
のデータを書き換える。
ここで、ステップ11〜13が偏差学習停止手段に、ス
テップ14が第1吸入空気流量演算手段に、RAMが偏
差学習値記憶手段に、ステップ16が偏差学習値更新手
段に相当する。
第6図は、吸入空気流量の検出値Qイ7,1の補正ルー
チンで所定時間毎に実行される。
ステップ21では、エアフローメータ13からの信号に
基づいて吸入空気流量の検出値Q14zwを人力する。
ステップ22では、第4図の学習値演算ルーチンで学習
記憶されている吸入空気流量の偏差学習値QEに基づき
検出値QHzwの補正演算を行う。この補正(1!QF
の演算は偏差学習値QEが割合で求められているときは
検出値Q 14yuに乗算し、誤差量そのものであると
きは検出値QH/I、Iに加算することにより行う。こ
のステップ22の機能が第2吸入空気流量演算手段に相
当する。
第7図は、バッテリ電圧変動に基づく燃料噴射弁の開弁
及び閉弁遅れによる燃料噴射流量誤差補正分子、の学習
値補正ルーチン、即ち燃料噴射流量誤差補正分学習手段
に相当するルーチンである。
ステップ31では、前記同様に吸入空気流量の脈動領域
か否かの判定を行い、吸気脈動領域でないときにステッ
プ32へ進んで前記同様に加減速運転時か否かの判定を
行い、加減速時でない定常運転時にステップ33へ進む
。このステップ31.32の機能が燃料噴射流量誤差補
正分補正停止手段に相当する。
ステップ33では、エアフローメータ13からの信号に
より得られる機関回転速度Nを人力する。
ステップ34では、入力した吸入空気流量Qの流量領域
の判定を行う。本実施例では、Qの領域をQ1〜Q4の
4つの領域に区分してあり、例えばQ1領域は15〜2
5kg/h、  Q 2領域は35〜45kg/h。
Q3領域は55〜65kg/h及びQ4領域は75〜8
5kg/hとしである。したがって、ステップ34では
、まずQ l pI域か否かを判定する。ここでYES
の判定であればステップ35に進む。
ステップ35では、前記Q1頭域においてステップ33
で入力した機関回転速度Nの含まれる領域に対応する学
習補正係数KLを、後述するRAM上の学習補正係数マ
ツプから検索して記憶する。ここで前記機関回転速度N
の領域を複数、例えばN1〜N4の領域に区分してあり
、N1は800〜2000゜N2は2000〜3000
.N3は3000〜4000及びN4は4000以上と
しである。この部分が第2学習補正係数検索手段に相当
する。また、RAMは学習補正係数記憶手段の機能も有
する。
ステップ36では、Qlの領域における前記N1〜N4
の全領域の学習補正係数に、が検索されたか否かを判定
する。そして、全領域の学習補正係数KLが検索され記
憶されたならばステップ37に進む。
ステップ37では、検索した学習補正係数K【が機関回
転速度Nの変化に対して単調増加か否かを判定する。単
調増加のときにはステップ38に進み燃料噴射流量誤差
補正分子Sを減少修正すべく現在の補正1bを予め設定
した所定値Δbだけ減算して新たな補正量すとする。一
方、単調増加でないと判定されたときはステップ39に
進み単調減少か否かを判定する。ここで単調減少のとき
にはステップ40に進み前記燃料噴射流量誤差補正分子
3を増大修正すべく現在の補正量すを予め設定した所定
値Δbだけ加算して新たな補正貴すとする。
ここで、ステップ37.39の機能が変化傾向判定手段
に相当し、ステップ38.40の機能が燃料噴射流量誤
差補正分補正手段に相当する。
ステップ38またはステップ40の実行が終了するとT
、の学習を終了する。
前記ステップ34においてQ1領域でないと判定された
ときはステップ42に進みQ2領域か否かを判定する。
判定がNOのときは更にステップ43に進みQ 3 H
域か否かを判定し、Noのときはステップ44に進みQ
4領域か否かを判定し、NOのときは燃料噴射流量誤差
補正分の補正を行わずルーチンを終了する。一方、ステ
ップ42〜44のいずれかで判定がY E Sとなった
ときは、該当する燃料噴射流量誤差補正分子、の補正ル
ーチン45〜47において前記ステップ35〜41と同
様にして、その吸入空気流量領域での各機関回転速度N
領域に対応する学習補正係数に、を検索して燃料噴射流
量誤差補正分子、の補正を行う。前記ステップ34.4
2〜440部分が吸入空気流量領域判定手段に相当する
第8図は通常のエリア毎の学習補正係数KLの学習ルー
チンである。ステップ51では、所定の空燃比フィード
バック制御条件が成立j−ているか否かを判定する。こ
こで、所定の空燃比フィードバック制御条件とは、機関
回転速度Nが所定値以下で、かつ負荷を表す基本燃料噴
射量T、−が所定値以下であることを条件とする。かか
る条件が満たされていない場合は、このルーチンを終了
する。
空燃比フィードバック制御条件成立時はステップ52に
進む。
ステップ52では、機関回転速度Nと基本燃料噴射量T
pとが前回と同一エリアにあるか否かを判定し、エリア
が変わった場合は、このルーチンを終了する。
一方、エリアが同一の場合は、ステップ53に進み、0
2センサ16の出力が反転、即ち空燃比フィードバック
補正係数αの増減方向が所定回数反転したか否かを判定
し、YESのときはステップ54に進む。
ステップ54では、空燃比フィードバック補正係数αの
定常運転時における現在及び過去の複数回の値の平均値
α4を演算する。
ステップ55では、機関回転速度N及び基本燃料噴射量
TPからRAM上の現在のエリアに対応する学習補正係
数に、を検索する。このステップ55の機能が第1学習
補正係数検索手段に相当する。
ステップ56では、前記検索された学習補正係数Kt 
と空燃比フィードバック補正係数αの平均値α7とから
次式に従って演算を行い、その値を新たな学習補正係数
Kt として設定し、RAM上の該当するエリアの値を
更新する。このステップ56の機能が学習補正係数更新
手段に相当する。
K L”−K t +Δα/M 尚、Δαは平均値αイと基準値α1との偏差量を示し、
Δα=αイー眉であり、基準値α1は一般には1.0で
ある。また、Mは定数である。
第9図は以上各種の学習による補正量を用いてなされる
燃料噴射量の演算ルーチンである。
ステップ61では、第3図で学習補正された定数に、第
5図で演算された吸入空気流量の補正値QF。
クランク角センサ14により得られる機関回転速度N及
び水温センサ15により得られる冷却水温T1を入力す
る。
ステップ62では、前記吸入空気流量の補正値Q。
と機関回転速度Rとにより基本燃料噴射量Tpを演算す
る。このステップ62の機能が基本燃料噴射量設定手段
に相当する。
ステップ63では、冷却水温T。等の機関運転状態に応
じたC0EFを設定する。
ステップ64では、02センサ16からの信号に基づき
空燃比フィードバック補正係数αを設定する。
このステップ64の機能が空燃比フィードバック補正係
数設定手段に相当する。
ステップ65では、最新の学習補正係数に、を読み込む
ステップ66では、バッテリ電圧に基づいて燃料噴射流
量誤差補正分子Sを設定する。このステップ66の機能
が燃料噴射流量誤差補正分学習手段に相当する。
ステップ67では、第6図で設定された燃料噴射流量誤
差補正分子、の補正量すを入力する。
ステップ68では、燃料噴射量T、を次式に従って演算
する。このステップ68の機能が燃料噴射量演算手段に
相当する。
T+ =Tp−CoEF・α・K、+T、+bステップ
69では、演算されたT1のパルス幅を持つ駆動パルス
信号を燃料噴射弁6に出力する。
このステップ69が駆動パルス信号出力手段に相当する
かかる制御により、まず空燃比フィードバック補正係数
αの平均値が略理論空燃比に相当する十分学習が進行し
ている複数のエリアの学習補正係数の加重平均値に基づ
いて全運転領域に共通のに定数が補正される。
また、目標空燃比からのズレを生じる要因の1つである
吸入空気流量の計測誤差も学習して補正される。
さらに、同じく目標空燃比からのズレを生じる要因の1
つである燃料噴射流量誤差補正分子、の設定不良が補正
量すによって学習補正される。
そして、これらに定数、吸入空気流量、燃料噴射流量誤
差補正分の学習補正された値を用いて燃料噴射量を制御
することによって、通常のエリア別学習が十分に進行し
ていない運転エリアでも空燃比のズレを最小限にするこ
とができ、しかも、エリア別学習の機会が少なくとも前
記要因別学習が進行しているため、エリア別学習の要求
補正量が小さいため、エリア別学習補正の段差を小さく
できる。
したがって、全運転領域にわたって空燃比を段差なく高
精度に制御することができ、運転性、特に過渡運転性能
が向上し、排気エミッション特性等も可及的に改善され
るや また、吸気脈動領域や加減速時等の吸入空気流量の変動
の大きい運転時には、前記要因別の学習を停止するので
、これら各学習の信鯨性を高いものにすることができる
尚、燃料噴射流量誤差補正分を学習する第7図のルーチ
ンにおいては、吸入空気流量の領域を4つに区分したが
、これに限るものではなく、機関回転速度の区分につい
ても同様である。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、空燃比のズレの要
因となる基本燃料噴射量設定用の定数の設定誤差、吸入
空気流量の検出誤差、燃料噴射流量誤差補正分の設定誤
差を夫々学習補正するようにしたため、通常のエリア別
学習が昔行していないエリアでも空燃比のズレを小さく
することができ、エリア毎の段差のない高精度な空燃比
制御を行え、以て、運転性能、排気エミッション特性を
可及的に向上できる。
また、吸入空気流量の変動の大きい運転時には、前記要
因別の学習を停止するので、これら各学習の信頼性を高
いものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を示すブロック図、第2図は、
本発明のより詳細な構成の一例を示すブロック図、第3
図は本発明の一実施例の構成を示す図、第4図〜第9図
は、同上実施例の各種制御内容のルーチンを示すフロー
チャート、第10図は、従来例の学習方式を説明するた
めの図、第11図は燃料噴射弁の流量特性の変化を示す
図である。 1・・・機関  6・・・燃料噴射弁  12・・・コ
ントロールユニット  13・・・エアフローメータ 
 14・・・クランク角センサ  16・・・0□セン
サ  17・・・バッテリ 特許出願人   日本電子機器株式会社代理人 弁理士
 笹 島  冨二雄 第5図 第6図 第8図 第9図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定数と吸入空気流量検出手段により検出される吸
    入空気流量と機関回転速度検出手段により検出される機
    関回転速度とから基本燃料噴射量を設定する基本燃料噴
    射量設定手段と、 排気系に設けた空燃比検出手段からの信号に基づいて検
    出される実際の空燃比と目標空燃比とを比較して空燃比
    フィードバック補正係数を設定する空燃比フィードバッ
    ク補正係数設定手段と、前記基本燃料噴射量に対する燃
    料噴射弁の開弁及び閉弁遅れによる噴射流量誤差を補正
    するための燃料噴射流量誤差補正分を設定する燃料噴射
    流量誤差補正分設定手段と、 前記定数の値を、基本燃料噴射量が目標空燃比に良好に
    対応する値に近づけられるように運転状態結果から学習
    して逐次修正しつつ更新する定数学習手段と、 前記吸入空気流量検出手段による吸入空気流量の検出値
    と実際の吸入空気流量との誤差量を、運転状態結果から
    学習して逐次修正しつつ更新する吸入空気流量検出誤差
    学習手段と、 前記燃料噴射流量誤差補正分設定手段により設定される
    燃料噴射流量誤差補正分を、運転状態結果から学習して
    実際の燃料噴射流量誤差に近づけるように逐次修正しつ
    つ更新する燃料噴射流量誤差補正分学習手段と、 機関回転速度と機関負荷とをパラメータとして複数に区
    分される運転状態のエリア毎に、前記空燃比フィードバ
    ック補正係数による補正を掛けない状態で求められる空
    燃比を目標空燃比に近づけるための補正量を運転状態結
    果から学習して逐次修正しつつ更新するエリア別空燃比
    学習手段と、基本燃料噴射量と空燃比フィードバック補
    正係数と前記各学習手段により学習される値とに基づい
    て燃料噴射量を演算する燃料噴射量演算手段と、この演
    算された燃料噴射量に相応する駆動パルス信号を燃料噴
    射弁に出力する駆動パルス信号出力手段と、を含んで構
    成したことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
  2. (2)エリア別学習手段は、 機関回転速度及び機関負荷のパラメータによって区分さ
    れる運転状態のエリア毎に、対応する学習補正係数を書
    き換え自由に記憶する学習補正係数記憶手段と、 該学習補正係数記憶手段に記憶された学習補正係数を検
    索する学習補正係数検索手段と、 前記空燃比フィードバック補正係数及び前記学習補正係
    数とから新たな学習補正係数を設定し、かつ、その学習
    補正係数で前記学習補正係数記憶手段内の同一機関運転
    条件のデータを更新する学習補正係数更新手段と、から
    構成されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関
    の空燃比制御装置。
  3. (3)定数学習手段は、 所定運転状態での前記空燃比フィードバック補正係数の
    平均値が略理論空燃比に対応する値になったときの前記
    学習補正係数の加重平均値を演算する学習補正係数加重
    平均値演算手段と、 前記学習補正係数加重平均値演算手段で演算された加重
    平均値に基づいて前記定数を補正更新する定数補正手段
    と、から構成されることを特徴とする請求項2に記載の
    内燃機関の空燃比制御装置。
  4. (4)吸入空気流量の変動の大きい機関運転状態で前記
    学習補正係数加重平均値演算手段による演算を停止する
    加重平均値演算停止手段と、 同上の状態で、前記定数補正手段による補正更新を停止
    する定数補正停止手段と、を備えたことを特徴とする請
    求項3に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  5. (5)吸入空気流量検出誤差学習手段は、 前記燃料噴射量演算手段で演算された燃料噴射量と目標
    空燃比とから吸入空気流量を演算する第1吸入空気流量
    演算手段と、 前記吸入空気流量の演算値と吸入空気流量検出手段で検
    出された実際の吸入空気流量検出値とを比較して演算値
    に対する検出値の偏差を演算する偏差演算手段と、 前記偏差演算手段で演算された偏差学習値を前記検出値
    に対応させて記憶する書き換え可能な偏差学習値記憶手
    段と、 前記吸入空気流量検出手段の検出値と該検出値に対応す
    る前記偏差学習値記憶手段に記憶された偏差学習値とに
    基づいて基本燃料噴射量設定用の吸入空気流量を演算す
    る第2吸入空気流量演算手段と、 前記偏差演算手段で演算された新たな偏差に基づいて偏
    差学習値を修正して更新する偏差学習値更新手段と、か
    ら構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  6. (6)吸入空気流量の変動の大きい機関運転状態で前記
    偏差学習値更新手段による更新を停止する偏差学習停止
    手段と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の内
    燃機関の空燃比制御装置。
  7. (7)燃料噴射流量誤差補正分学習手段は、吸入空気流
    量が所定の流量領域か否かを判定する吸入空気流量領域
    判定手段と、 吸入空気流量が所定の流量領域と判定されたとき予め設
    定した複数の機関回転速度領域に対応する前記学習補正
    係数記憶手段に記憶されている学習補正係数を検索する
    学習補正係数検索手段と、該学習補正係数検索手段で検
    索された複数の学習補正係数が機関回転速度の変化に対
    して単調増加と単調減少のいずれの傾向にあるかを判別
    する変化傾向判別手段と、 前記燃料噴射流量誤差補正分設定手段で設定された燃料
    噴射流量誤差補正分を、前記判別手段の判定が単調増加
    のとき減少補正し単調減少のとき増大補正する燃料噴射
    流量誤差補正分設定手段と、から構成されることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関の空燃
    比制御装置。
  8. (8)吸入空気流量の変動の大きい機関運転状態で前記
    燃料噴射流量誤差補正分補正手段による補正を停止する
    燃料噴射流量誤差補正分補正停止手段を備えたことを特
    徴とする請求項7に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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