JPH0230859A - 制震用油圧動力装置 - Google Patents

制震用油圧動力装置

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JPH0230859A
JPH0230859A JP18017488A JP18017488A JPH0230859A JP H0230859 A JPH0230859 A JP H0230859A JP 18017488 A JP18017488 A JP 18017488A JP 18017488 A JP18017488 A JP 18017488A JP H0230859 A JPH0230859 A JP H0230859A
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JP
Japan
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hydraulic
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Mitsuru Kageyama
満 蔭山
Akira Teramura
彰 寺村
Arihide Nobata
野畑 有秀
Juichi Takeda
武田 寿一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建物の揺れに対して減衰力を付加し、共振応答
量を減少させるようにした制震装置の油圧ダンパーに用
いる油圧動力装置に関する。
(従来の技術) 地震時に動力駆動装置によって建物振動を積極的に低減
する場合、動力駆動装置として油圧アクチュエータを用
いるダンパー付加方式などが知られている。
その加力装置には高速応答で大出力が得られる電気油圧
方式が利用されやすく、これには油圧源を必要としてい
る。すなわち、一般的には油圧アクチュエータを駆動す
るための圧力を付与した油の供給源として、油を封入し
たタンクに圧縮空気を送気することにより、中の油を加
圧した油圧アキュムレータを使用している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、何時起こるか分からない地震に対処するために
は、その動力源になるモータまたはエンジンを間欠的に
稼動し、油圧々力を一定に維持しておく事が必要であっ
た。
この事はランニングコストが多大なものとなるほか、大
地震の場合には停電になる可能性があり、停電対策とし
ての設備も必要になっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目−的はモータやエンジン等の動力を使用せずに、油圧
源を常時確保した制震用油圧動力装置を提供するにある
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の制震用油圧動力装
置は、制震ダンパーに使用する油圧アクチュエータと、
該油圧アクチュエータを制御するサーボバルブと、該サ
ーボバルブに加圧した油を供給する油圧アキュムレータ
であって、油を入れた容器の上方から該容器の内周面に
密着するピストン状の重錘を嵌入した油圧アキュムレー
タとから成るのである。
(作 用) 重錘の重力による荷重が容器内の油を常時加圧し、この
加圧された油がアクチュエータの内径面積に応じた力で
、サーボバルブの弁が案内する方向に従ってアクチュエ
ータを駆動する。
(実 施 例) 以下、本発明の好適な実施例について、図面を参照にし
て詳細に説明する。
図は、免震ビル1の概略を示し、地盤2上に免震積層ゴ
ム支承3を介して建物本体4が支持しである。
更に、建物本体4の基部側面に基部加力用のアクチュエ
ータ5を設置している。
アクチュエータ5は油圧シリンダー内の中立位置にピス
トンが保持され、このピストンに一体的に接続されたロ
ッド6が外部に臨み、ロッド6の移動方向はサーボ弁を
具えるサーボバルブ7で決められている。
サーボバルブ7は速度センサーや加速度センサ、変位計
等の出力データに基づいて制御される。
制御の方式には種々あるが、物質が一点に集中したもの
として考え、建物を一質点系として考えた最適制御力に
よる制震手段が今日では多く発表されている。
上記アクチュエータ5に加圧された油を供給するための
油圧源は、円筒体を鉛直に設置した容器8内に油を入れ
、この容器8の半径と同径の円盤状重錘9を容器8の上
方から嵌入している。
すなわち、容器8は油圧タンクであって、重錘9は容器
8内を上下に運動するピストンに近似した形状をなす。
容器8内の油は下部からサーボバルブ7を通り・アクチ
ュエータ5に至る。容器8と重錘9とで油圧アキュムレ
ータ10を構成しているのである。
容器8の半径をアクチュエータ5の内径よりも充分大き
くすることにより、重錘9の重さによって生じる容器8
内部の圧力よりも充分に高い圧力でもってロッド6を連
動させ得る。
アクチュエータ5はサーボバルブ7の動きに追従して内
部のピストンが中立点を基準にして左右に運動する。そ
の運動力がロッド6を通じて建物本体4の運動を減衰さ
せる方向に作用する。
このアクチュエータ5の運動に伴ってアキュムレータ1
0内の油は漸次に外部に排出される。それ故、アキュム
レータ10内の油量は平均的な地震動時間を充分に上回
る程度が必要である。
また、建物本体4の質量を考えた場合、アクチュエータ
5の油圧は200kg/c−程度になるように重錘9の
重さを選ぶ。
地震力がおさまり、アクチュエータ5が作動しなくなっ
たような時点で、クレーン等で重錘9を持ち上げ、使用
した油を回収するなどして再び容器8内に油を充填し、
重錘9をセットしなおせばよい。
(効 果) 本発明は以上詳細に説明したように、アクチュエータを
サーボバルブで制御し、その動力媒体に使用する油圧源
は重錘の重量を利用しているので、強い制御出力が得ら
れるとともに、予備電源装置ならびに圧縮機や油圧ポン
プ用のモータ等の動力設備も不要になり、保守点検の面
でも極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・免震ビル     2・・・・・・地 
盤3・・・・・・積層ゴム支承   4・・・・・・建
物本体5・・・・・・アクチュエータ  6・・・・・
・ロッド7・・・・・・サーボバルブ   8・・・・
・・容 器9・・・・・・重錘 10・・・・・・油圧アキュムレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制震ダンパーに使用する油圧アクチュエータと、
    該油圧アクチュエータを制御するサーボバルブと、該サ
    ーボバルブに加圧した油を供給する油圧アキュムレータ
    であって、油を入れた容器の上方から該容器の内周面に
    密着するピストン状の重錘を嵌入した油圧アキュムレー
    タとから成ることを特徴とする制震用油圧動力装置。
JP18017488A 1988-07-21 1988-07-21 制震用油圧動力装置 Expired - Fee Related JPH0739768B2 (ja)

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JP18017488A JPH0739768B2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21 制震用油圧動力装置

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JPH0230859A true JPH0230859A (ja) 1990-02-01
JPH0739768B2 JPH0739768B2 (ja) 1995-05-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9174874B2 (en) 2011-03-30 2015-11-03 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Refractory object, glass overflow forming block, and process of forming and using the refractory object

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9174874B2 (en) 2011-03-30 2015-11-03 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Refractory object, glass overflow forming block, and process of forming and using the refractory object

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JPH0739768B2 (ja) 1995-05-01

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