JPH02304014A - 後発泡性パック料 - Google Patents

後発泡性パック料

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JPH02304014A
JPH02304014A JP12359289A JP12359289A JPH02304014A JP H02304014 A JPH02304014 A JP H02304014A JP 12359289 A JP12359289 A JP 12359289A JP 12359289 A JP12359289 A JP 12359289A JP H02304014 A JPH02304014 A JP H02304014A
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俊二 山田
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路郎 北原
Satoru Nakada
悟 中田
Hiroaki Konishi
宏明 小西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、後発泡性パック料に関するものである。さら
に詳しくは、粘土鉱物を含有させることにより吐出時に
発泡させず、後発泡するエアゾールパック料に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来からある泡のパックは、発泡した状態で吐出され、
これを皮膚に直接塗布すると、塗布時に指で泡を壊し、
密着性の良い泡を提供することが難しかった。近年、発
泡していない状態で吐出させ、皮膚に密着性良く塗布し
、皮膚の上で徐々に発泡してくるパック料が望まれるよ
うになってきた。 従来の技術では水溶性高分子と発泡
剤を含有させて後発泡性をもたせたものはあったが(特
公昭49−34912)、粘土鉱物を含有させて後発泡
性をもたせたパック料はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
カルボキシビニルポリマーやカルボキシメチルセルロー
スナトリウム等の水溶性高分子と発泡剤をパック料に含
有させると後発泡性が得られる。
しかし、このパック料は皮膚に塗布する時、高分子特有
のぬるうきかあるため使用感が悪く、水落ちが非常に悪
いという欠点があった。また泡が粗いために泡による断
熱効果が劣るので温感を殆ど感じないという欠点があっ
た。
〔問題を解決するための手段〕
このようなル情に鑑み、本発明者らは鋭意研究を重ねた
結果、モンモリロナイト、ベントナイト、ヘクトライト
、カオリナイト等の粘土鉱物を含有させることにより、
ぬるっきがなく、なめらがな使用感で水落ちに優れ、さ
らに非常にきめ細がい泡となるため、皮膚表面の温度を
外気に逃がさず、断熱効果に優れた後発泡性パック料を
完成するに至った。この泡の断熱効果により皮膚表面の
温度が」二昇し、温感として感じる。
本発明でいう後発泡性とは20℃の静的大気条件ドでエ
アゾール缶から吐111された時、肉眼では殆ど発泡が
見られず、30秒以上経つと徐々に白い泡となることを
いう。この後発泡性パック料は皮膚に塗布した場合、皮
膚温により発泡剤の気化が励くなり徐々に発泡してくる
ものである。
最近、吐出させる内容物を噴射剤と分離して、噴射剤の
蒸気圧で内容物を吐出させる特殊構造のエアゾール容器
が種々市販されている。本発明の後発泡性パックネ4は
これらの容器を用いることができる。噴射剤は通常のエ
アゾールに使用するもので、発泡剤の蒸気圧より高いも
のを用いる。また通常のエアゾール容器を用いる場合に
は、圧縮ガスにより内容物を吐出させることができる。
吐出の方法はこれらに限定されるものではない。
本発明の粘土鉱物はモンモリロナイト、ベントナイト、
カオリナイト、ヘクトライト等の一種または二種以上を
用いる。これらの粘土鉱物は水膨潤性があり、パック料
に含有することによりチキソトロピー性をもたせ、発泡
剤をパック料の中に顕著に留める効果がある。
静的条件下(20℃)で吐出時に発泡させずに留める時
間は、粘土鉱物の量を変化させることにより容易に調節
することが可能であり、量を多くするにつれて後発泡性
は良くなる。
本発明の粘土鉱物の含有量は0.1重量%以−に、好ま
しくは0.1〜3.0重量%である。0.1重量%以下
では後発泡とならず、3.0重量%以上では後発泡性は
あるが、後発泡までの時間が長すぎて実際の使用には不
向きである。
本発明に用いる発泡剤としては、プロパン、n一ブタン
、i−ブタン、n−ペンタン、I−ペンクン、フロン1
2、フロン11、フロン113、フロン114等通常の
エアゾールに用いるものの一種または二種以−4−を用
いる。発泡剤は蒸気圧によっても異なるが、パック料全
量に対して2〜7重量%が適量である。2重量%以下で
は充分な発泡は得られず、7重量%以」−では泡が粗に
なり良くない。
〔実施例〕
次に実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これにより限定されるものではない。処方中の数字は重
量%を示す。
実施例−1乳液状パック利 ■ステアリン酸             8. 0■
ソルビタンモノステアレー1−     2,0■流動
パラフイン           5.0■ステアリル
アルコール        0.5■ソルビトール(7
0%水溶液)5.0■lヘリエタノールアミン    
     2.5■ベントナイト          
    0. 5=5− ■精製水              7285■フロ
ン12              0.5[相]フロ
ンll               3.5成分■〜
■を80℃で均一に撹拌溶解後、30℃まで冷却する。
これを噴射剤と分離した特殊容器に入れ、次いで容器内
に成分■、[相]を入れ、室温で充分に振とうする。
得られたパック料は乳液状であり、静的大気条件下(2
0℃)で吐出させると2分後に発泡した。
一方吐出後すぐに顔に塗布すると10秒後に発泡しはじ
めた。このパック料は密着性が良いため塗りやすく、ぬ
るつきがなくなめらかにのびた。泡のきめは非常に細か
くソフトで、はどよい温感を感じた。泡の水落ちに優れ
、使用後しつとりした。
実施例−2クリーム状パック料 ■POE (40)硬化ヒマシ油     6.0■セ
タノール              4.0■ミリス
チン酸オクチルドデシル    5.0■グリセリン 
           20.0■カオリナイト   
           1.06一 ■精製水              58.O■n−
ブタン             4・0■n−ペンタ
ン             2.0成分■〜■を80
℃で均一に撹拌溶解後、−10℃まで冷却する。次いで
成分■、■を加え均一に撹拌混合する。これを噴射剤と
分離した特殊容器に入れる。
得られたパック料はクリーム状であり、静的大気条件下
(20℃)で吐出させると4分後に発泡した。一方吐出
後すぐに顔に塗布すると20秒後に発泡しはじめた。こ
のパック料は密着性が良いため塗りやすく、ぬるりきか
なくなめらかにのびた。泡のきめは非常に細かくクリー
ミイで、はどよい温感を感じた。泡の水落ちに優れ、使
用後しっとりした。
〔実験例〕
次に実験例により粘土鉱物を含有することによりパック
料の後発泡性が高められることを示す。
処方中の数字は重量%を示す。
実験例−1 ■ステアリン酸            10.0■セ
タノール              2.0■ワセリ
ン               5.0■グリセリン
             20.0■水酸化ナトリウ
ム           1.0■モンモリロナイト 
          X■精製水          
    58−X■i−ブタン           
 2.0■フロン11              2
.0上記の処方でモンモリロナイトの量を変化させ、実
施例−2の方法に従い作製した。20℃の静的大気条件
下で吐出させ、発泡するまでの時間を肉眼で測定した。
表−1に示すようにモンモリロナイトの量が0.1重量
%以上で効果を認め、量が多くなるほど後発泡性が高め
られた。また吐出後、すぐに顔に塗布して、発泡するま
での時間についても肉眼で測定した。0.1〜3.0重
量%の範囲でパック料として適度な後発泡性を示した。
5゜0重量%では後発泡までの時間が長すぎて実際の使
用には不向きである。
表−1 実験例−2 ■ステアリン酸            10.O■セ
タノール              2.0■ワセリ
ン               5.0■グリセリン
            20.0■水酸化ナトリウム
          1.0■ベントナイト     
        X■精製水            
  58−X■i−ブタン            2
.0■フロン11              2.0
一8= 上記の処方でベントナイトの量を変化させ、実施例−2
の方法に従い作製した。20℃の静的大気条件下で吐出
させ、発泡するまでの時間を肉眼で測定した。表−2に
示すようにベントナイトの量が0.1重量%以上で効果
を認め、量が多くなるほど後発泡性が高められた。また
吐出後、すぐに顔に塗布して、発泡するまでの時間につ
いても肉眼で測定した。0.1〜3.0重量%の範囲で
パック料として適度な後発泡性を示した。5,0重量%
では後発泡までの時間が長すぎて実際の使用には不向き
である。
以下余白 −10= 表−2 実験例−3 ■ステアリン酸            10,0■セ
タノール              2. 0■ワセ
リン               5.0■グリセリ
ン            20.0■水酸化すI・リ
ウム          1. 0■ヘクトライl−X ■精製水              58−X■1−
ブタン            2.0■フロン11 
             2.0上記の処方でヘクト
ライト 例−2の方法に従い作製した。20℃の静的大気条件下
で吐出させ、発泡するまでの時間を肉眼で測定した。表
−3に示すようにヘクトライトの量が0.1重量%以上
で効果を認め、量が多くなるほど後発泡性が高められた
。また吐出後、すぐに顔に塗布して、発泡するまでの時
間についても肉眼で測定した。0.1〜3,0重量%の
範囲でノくツク料として適度な後発泡性を示した。5.
0重量%では後発泡までの時間が長すぎて実際の使用に
は不向きである。
以下余白 一11= 表−3 実験例−4 ■ステアリン酸            10.0■セ
タノール              2.  0■ワ
セリン               5,0■グリセ
リン            20.0■水酸化すトリ
ウム          1.0■カオリナイl−  
            X■精製水        
      58−X■1−ブタン         
   2.0■フロン11             
  2.0上記の処方でカオリナイトの量を変化させ、
実施例−2の方法に従い作製した。20℃の静的大気条
件下で吐出さぜ、発泡するまでの時間を肉眼で測定した
。表−4に示すようにカオリナイトの量が0.1重量%
以−ヒで効果を認め、量が多くなるほど後発泡性が高め
られた。また吐出後、すぐに顔に塗布して、発泡するま
での時間についても肉眼で測定した。0.1〜3.0重
量%の範囲でパック料として適度な後発泡性を示した。
5.0重量%では後発泡までの時間が長すぎて実際の使
用には不向きである。
以下余白 表−4 実験例−5 従来技術である水溶性高分子を用いた後発泡性の乳液状
パック料(A)と本発明の粘土鉱物を用いた後発泡性の
乳液状パック料(B)について年齢20〜45歳の女性
20名を対象に使用試験を行った。パック料は実施例−
2の方法に従い作製した。
(A)    (B) POE(40)モノステアレー1−   7.0  7
.0スクワラン         1.0  1.0ベ
ヘニン酸         2.0  2.01.3−
ブチレングリコール   5.0  5.0カルホ0キ
シメチルセルロースナトリウム         0 
、 5      −ベントナイト         
     0.5精製水          78,5
 78.5フロン114        5,0  5
.Ol−ペンタン        1,0  1,0表
−5に示すように、塗布時の使用感、泡の水落ち、温感
、泡のきめ細かさのどの項目についても本発明の後発泡
性の乳液状パック料(B)の方が優れた結果が得られた
以下余白 表−5

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘土鉱物を含有することを特徴とする後発泡性パ
    ック料。
  2. (2)粘土鉱物がモンモリロナイト、ベントナイト、ヘ
    クトライト及びカオリナイトから一種または二種以上選
    ばれることを特徴とする請求項(1)の後発泡性パック
    料。
  3. (3)粘土鉱物の含有量が0.1〜3.0重量%である
    ことを特徴とする請求項(1)、又は(2)の後発泡性
    パック料。
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JPH02247115A (ja) * 1989-03-20 1990-10-02 Toyo Aerosol Kogyo Kk 徐起泡型後発泡性組成物

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