JPH02302176A - ブラウン管のフオーカス回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はブラウン管を使用して直接あるいはスクリー
ン上に画像などを表示するディスプレイ機器などに適用
されるブラウン管のフォーカス回路に関するものである
。

［従来の技術１゜ 第２図は従来のブラウン管のフォーカス回路を示す結線
図である。同図において、（３）は高圧発生回路、（４
）はブラウン管（８）の高圧電極、（５）はブラウン管
（８）のフォーカス電極、（１）はフオーカスボリウム
回路で、このフオーカスボリウム回路（１）は分圧抵抗
（Ｒ１）、（Ｒ２）と可変ポリウム（ＶＲ）とにより構
成されており、上記高圧発生回路（３）の高圧整流回路
（図示は省略）の途中から取り出された電圧を上記可変
ポリウム（ＶＲ）により分圧してフォーカス電極（５）
に印加する。

（８）はブラウン管（８）のカソード電極、（７）は映
像信号出力回路で、映像信号を上記カソード電極（６）
に供給する。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

ブラウン管（８）を駆動するために必要な高電圧が高圧
発生回路（３）からブラウン管（８）の高圧電極（４）
に供給されるとともに、映像信号が映像信号出力回路（
７）からブラウン管（８）のカソード電極（６）に供給
される。

一方、ブラウン管（８）のフォーカス電極（５）には上
記高圧発生回路（３）の高圧整流回路の途中から取り出
された電圧がフオーカスボリウム回路（１）の抵抗（Ｒ
１）、（Ｒ２）により分圧されて印加される。このとき
、フオーカスボリウム回路（１）の可変ポリウム（ＶＲ
）をブラウン管（８）に表示された画像に合わせて調整
することにより、表示画像のフォーカスを合わせる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のブラウン管のフォーカス回路は以上のように構成
されているので、ブラウン管に表示された画像のフォー
カスを明るい画面に合わせて調整すると、暗い画面のフ
ォーカスがぼけ、また暗い画面に合わせて調整すると、
明るい画面のフォーカスがぼけるといった問題があった
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、明るい画面、暗い画面のいずれの場合でもブ
ラウン管に表示された画像のフォーカスを常に最適に調
整することができるブラウン管のフォーカス回路を提供
することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るブラウン管のフォーカス回路は、ブラウ
ン管のフォーカス電極に印加するフォーカス電圧を、ブ
ラウン管のカソード電極に供給される映像信号の振幅に
応じて可変するフォーカス電圧微調整回路を付加したこ
とを特徴とする。

［作用］ この発明によれば、ブラウン管のフォーカス電極に印加
されるフォーカス電圧を、映像信号の振幅に応じて可変
することにより、画面の明るさに応じたフォーカス電圧
をフォーカス電極に印加して、画面の明るさの変化に関
係なく、常に最適のフォーカスに調整することができる
。

［発明の実施例］ 以上、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。

第１図はこの発１１の一実施例によるブラウン管のフォ
ーカス回路を示す結線図であり、同図において、　（１
）　、　（３）〜（８）は第２図で示す従来例と同一の
構成要素であるため、該当部分に同一の符号を付しそ、
それらの詳しい説明を省略する。

第１図において、（２）はフォーカス電圧微調整回路で
、トランジスタ（Ｔｒ）と抵抗（Ｒ１）、（Ｒ２）とに
より構成されており、映像信号出力回路（７）から出力
される映像信号の振幅に応じてインピーダンスが変化し
て、上記フォーカス電極（５）に印加されるフォーカス
電圧を可変するように構成されている。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

高圧発生回路（３）の高圧整流回路の途中から取り出さ
れた電圧は、フオーカスボリウム回路（１）の抵抗（Ｒ
１）、（Ｒ２）および可変ポリウム（ＶＲ）によって、
ブラウン管（８）に表示画面が必要とするフォーカス電
圧に分圧され調整されてフォーカス電極（５）に印加さ
れる。

このとき、映像信号出力回路（７）からブラウン管（８
）のカソード電極（８）に供給される映像信号の振幅が
変化すると２その振幅に応じてフォーカス電圧微調整回
路（２）のインピーダンスが変化する。これによって２
　ブラウン管（８）のフォーカス電極（５）に印加され
るフォーカス電圧がカソード電極（６）に加えられる映
像信号の振幅、すなわち表示画像の明暗に応じて上下す
る。

したがって、映像信号の振幅に応じて変化するフォーカ
ス電圧微調整回路（２）のインピーダンスの割合を、ブ
ラウン管（８）の明るさ対フォーカス′市圧の特性に合
わせることによって、画面の明るさに関係なく、常に最
適のフォーカス電圧先掛ることかでさる。

なお、上記実施例では、フォーカス電圧微調整回路（２
）にトランジスタ（Ｔｒ）と抵抗（Ｒ１）、（Ｒ２）を
使用したものを示したが、トランジスタのかわりにＦＥ
Ｔなどを使用しても上記実施例と同様の効果を奏する。

［発明の効果］ 以−ヒのように、この発明によれば、ブラウン管のカソ
ード電極へ供給される映像信号の振幅に応じソ、フォー
カス電極に印加するフォーカス電圧を１−ドにｉ＋ｆ変
させるように構成したので、表示画像の明るさに関係な
く、表示画像のフォーカスを常に精度よく最適化できる
といった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるブラウン管のフォー
カス回路の結線図、第２図は従来のブラウン管のフォー
カス回路の結線図である。 （１）・・・フオーカスボリウム回路、（２）・・・フ
ォーカス電圧微調整回路、（５）・・・フォーカス電極
、（６）・・・カソード電極、（７）・・・映像信号出
力回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ブラウン管のフォーカス電極にフォーカス電圧を
   印加するフオーカスボリウム回路と、上記ブラウン管の
   カソード電極に映像信号を供給する映像信号出力回路と
   を備えたブラウン管のフォーカス回路において、上記映
   像信号出力回路からブラウン管のカソード電極に供給さ
   れる映像信号の振幅に応じて上記フォーカス電圧を可変
   するフォーカス電圧微調整回路を付加したことを特徴と
   するブラウン管のフォーカス回路。