JPH02300092A - 消波ブロックの吊下げ具 - Google Patents

消波ブロックの吊下げ具

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JPH02300092A
JPH02300092A JP12174989A JP12174989A JPH02300092A JP H02300092 A JPH02300092 A JP H02300092A JP 12174989 A JP12174989 A JP 12174989A JP 12174989 A JP12174989 A JP 12174989A JP H02300092 A JPH02300092 A JP H02300092A
Authority
JP
Japan
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holder
wave
cap
dissipating block
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP12174989A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Murakami
公一 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RITSUKOU KENSETSU KK
Original Assignee
RITSUKOU KENSETSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テトラボッドと称される消波ブロックの吊
下げ具に関するものである。
(従来の技術〕 海岸等の護岸のため、テトラボンドと称される消波ブロ
ックが普通に用いられる。この消波ブロックの据付は及
び撤去に際して、従来は玉掛は作業し、これを起重機で
吊り下げるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記玉掛は方法には、足掛は法および■掛は法の2通り
があるが、いずれの場合もワイヤロープを消波ブロック
に係合させるため種々の問題がある。
例えば、第8図に示すように、ワイヤロープ40を消波
ブロックAの1本の脚aに掛ける足掛は法においては、
安定性が悪く、ワイヤロー140の両端に設けたリング
41に吊りワイヤの先端のフックを係合して消波ブロッ
クAを吊り下げた場合に落下する危険がある。
また、消波ブロックAが大型化した場合には、ワイヤロ
ー140も太いものを用いる必要があり、このような太
いワイヤローブ40は剛性が高いため、玉掛けに非常に
手間がかかる問題がある。
さらに、据付けられた消波プロンクの撤去に際して、上
記消波ブロックは海底地盤に埋設している場合が多くあ
る。このような場合、パケットでブロックの周囲を掘削
し、あるいはジェット水の噴射により土砂を除去して玉
掛は作業する必要があるため、時間を要し、しかも玉掛
けに潜水士を必要とする問題がある。
そこで、この発明は、上記の不都合を解消し、消波ブロ
ックの据付は及び撤去作業をきわめて安全に、しかも能
率よく行なうことができる消波ブロックの吊下げ具を提
供することを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明においては、吊
りワイヤロープに対する連結部を上部に有し、中央部に
開閉用ワイヤロープの挿通孔を形成したホルダー台と、
そのホルダー台の下方に配置され、上記挿通孔に挿通さ
れた開閉用ワイヤロープの連結部を上部に設けたホルダ
ーキャップと、そのホルダーキャップに上端部が回動自
在に連結されたホールド爪と、このホールド爪に一端部
が連結され、他端部が前記ホルダー台に連結されてホル
ダー台とホルダーキャンプの相対的な移動時にホールド
爪を開閉させるリードアームとから成る構成を採用した
のである。
〔作用] 上記の構成から成る吊下げ具は、起重機との併用におい
て消波ブロックを吊下げ支持する。この場合、起重機と
して主巻フンクと補巻フックを有するものを用いるよう
にする。そして主巻フックとホルダーキャンプとを吊り
ワイヤロープで連結し、補巻フックとホルダー台とを開
閉用ワイヤロープで連結する。
消波ブロックの吊下げに際しては、吊りワイヤロープで
ホルダー台を吊下げ、開閉用ワイヤロープを弛めた状態
において消波ブロックの上方位置まで吊下げ具を搬送し
、その吊下げ具を下降して消波ブロックの起立状態にあ
る脚の上端部にホルダーキャップを嵌合し、それよりホ
ルダー台のみをさらに下降してホールド爪を内方に揺動
させ、そのホールド爪の先端部が脚の交差部下面に係合
する状態において、開閉用ワイヤロープを吊り上げてホ
ルダーキャップを上昇させる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図乃至第7図に基づいて
説明する。
第2図乃至第4図に示すように、ホルダー台1の上面に
は吊りプレート2が設けられ、その吊りプレート2の左
右方向に複数の連結孔3が形成されている。また、ホル
ダー台1の中央部には開閉用ワイヤロープの挿通孔4が
設けられている。
上記ホルダー台1の下方に配置されたホルダーキャップ
5は消波ブロックの脚の上端部に対して嵌合、可能にな
っている。このホルダーキャップ5の上面に設けた吊プ
レート6に連結孔7が設けられている。またホルダーキ
ャップ5の外周には3本の爪支持片8が120°の間隔
をおいて設けられている。この爪支持片8の下端は二股
になり、その二股間に着脱自在に取付けられたピン9に
ホールド爪10の上端部内側が回転自在に支持されてい
る。また、ホールド爪10の上端部外側には連結片11
が設けられ、その連結片11にリードアーム12の一端
部がピン13で回転自在に連結されている。リードアー
ム12の他端部はピン14を介して前記ホルダー台1の
外周に設けた連結片15に回転自在に連結されている。
ここで、前記ホールド爪10は、先端部が内方に曲がり
、その内側は第5図に示すように、消波ブロックAにお
ける脚aの外周および脚aの交差部外周に沿う形状とさ
れている。
実施例で示す吊下げ具は上記の構造から成り、第1図は
その使用状態を示している。図示のように、作業船20
上に設けた起重機21は、補巻フック22と主巻フック
23とを有し、補巻フック22に連結された吊りワイヤ
ロー124はホルダー台1の連結孔3にシャックル25
を介して連結されている。また、主巻フック23に連結
した開閉用ワイヤロープ26はホルダー台1の挿通孔4
に挿通されてホルダーキャップ5の連結孔7に連結され
る。
上記のようなワイヤロープの連結状態において、補巻フ
ック22を引き上げることにより、吊りワイヤロー12
4を介してホルダー台1が吊り上げられる。このとき、
主巻フック23を下降して開閉用ワイヤロープ26に弛
みをもたせておくことにより、ホルダーキャップ5はホ
ルダー台1に対して下降するため、ホールド爪10は開
放状態に保持される。
海底に据付けられた消波ブロックAの撤去に際しては、
ホールド爪10を開放させた状態で吊下げ具を消波ブロ
ックAの上方位置まで搬送し、その吊下げ具を下降して
消波ブロックへの起立状態にある脚aの上端部にホルダ
ーキャップ5を嵌合させると共に、ホルダー台1をさら
に下降させる。
このとき、停止状態にあるホルダーキャップ5に対して
ホルダー台1が下降するため、ホールド爪10が内方に
回動し、第5図に示すように、ホールド爪10が脚aの
交差部下面に係合する。
その保合状態において、吊りワイヤロープ24に弛みを
もたせ、逆に、主巻フック23を上昇し、開閉用ワイヤ
ロー126を介して吊下げ具を上方に引き上げる。この
とき、ホールド爪10は消波ブロックAに係合する状態
であるため、吊下げ具と共に消波ブロックAが引き上げ
られ、海底より消波ブロックAを撤去することができる
上記のような消波ブロックAの撤去作業において、消波
ブロックAの下部が海底に埋設している場合は、脚aの
上端部にホルダーキャップ5を嵌合させた状態において
、ホルダー台1を繰り返し上下動させる。この上下動に
よって、ホールド爪10は開閉し、閉じるときにはホー
ルド爪10の先端部が海底の地盤に突き刺るため、ホー
ルド爪10の開閉の繰り返しによってホールド爪10の
先端部を脚aの交差部下端に係合させることができる。
このため、海底地盤をジェット水の噴射等によって除去
する必要がなく、消波ブロックAの撤去作業を能率よく
行なうことができる。
消波ブロックAは通常、規則正しく並べられ、隣接する
消波ブロックA間に形成される隙間が小さく、3本のホ
ールド爪10を脚aの交差部下面に係合させることがで
きない場合がある。
このような場合には、第6図に示すように、1本又は2
本のホールド爪10を取り除き、前記と同様の作用によ
って、1本又は2本のホールド爪10を1llaの交差
部下面に係合させ、それより主巻フック23を引き上げ
て吊下げ具を吊り上げるようにする。このとき、消波ブ
ロックAは、ホルダーキャップ5とホールド爪10とに
よって上下が支持されるため、吊下げ具の上昇によって
消波ブロックAを安定よく吊り上げることができる。
また、消波ブロックAは、第7図に示すように、海底か
ら立ち上がる脚aが傾斜している場合がある。
このような消波ブロックAの撤去に際しては、ホルダー
台1の連結孔3に対する吊りワイヤロー124の連結位
置を変更する。たとえば、第7図に示すように、吊りワ
イヤロープ24を吊りプレート2の左端の連結孔3に連
結してホルダー台1を吊り、上げると、吊下げ具が右側
に傾むくため、右向きに傾むく消波ブロックAの脚aの
上部に向けて吊下げ具を下降させることにより、上記脚
aの上端部外側にホルダーキャップ5をスムーズに嵌合
させることができる。このため、消波ブロックAに傾む
きがある場合でも、その消波ブロックAに対してホール
ド爪10をスムーズにかつ確実に係合させることができ
る。
なお、消波ブロックAには大きさの異なる多種類のもの
が存在するため、消波ブロックAの大きさに応じて適切
な大きさのホールド爪10を付は替えて使用する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明においては、消波ブロックの脚
の上部にホルダーキャップを嵌合し、脚の交差部下面に
ホールド爪の先端部を係合させて消波ブロックの上下部
を支持するようにしたので、上記消波ブロックをきわめ
て安全に吊り下げ移送することができる。
また、消波ブロックの脚の上部にホルダーキャップを嵌
合したのち、そのホルダーキャップに対してホルダー台
を下降させることにより、ホールド爪が内方向に回動し
てホールド爪の先端部が脚の交差部下面に係合し、その
保合状態においてホルダーキャップを吊り上げることに
より消波ブロックが持ち上げられるため、消波ブロック
の据付けおよび撤去をきわめて能率よく行なうことがで
きる。
さらに、ホルダーキャップに対してホルダー台を繰り返
し上下動させると、ホールド爪が開閉し、閉じるときに
は地盤に突き刺るため、海底地盤に下部が埋設する消波
ブロックに対しても、その消波ブロックを能率よく撤去
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る吊下げ具の使用状態を示す概
略図、第2図は同上吊下げ具の斜視図、第3図は同上の
底面図、第4図は同上の一部切欠正面図、第5図および
第6図は同上の作動状態を示す断面図、第7図は傾むき
のある消波ブロックに吊下げ具をセットする場合の使用
例を示す正面図、第8図は消波ブロックにワイヤローブ
を玉掛けした状態を示す斜視図である。 1・・・・・・ホルダー台、  、3・・・・・・連結
孔、4・・・・・・挿通孔、    5・・・・・・ホ
ルダーキャップ、7・・・・・・連結孔、    10
・・・・・・ホールド爪、12・・・・・・リードアー
ム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吊りワイヤロープに対する連結部を上部に有し、
    中央部に開閉用ワイヤロープの挿通孔を形成したホルダ
    ー台と、そのホルダー台の下方に配置され、上記挿通孔
    に挿通された開閉用ワイヤロープの連結部を上部に設け
    たホルダーキャップと、そのホルダーキャップに上端部
    が回動自在に連結されたホールド爪と、このホールド爪
    に一端部が連結され、他端部が前記ホルダー台に連結さ
    れてホルダー台とホルダーキャップの相対的な移動時に
    ホールド爪を開閉させるリードアームとから成る消波ブ
    ロックの吊下げ具。
JP12174989A 1989-05-16 1989-05-16 消波ブロックの吊下げ具 Pending JPH02300092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6928947B1 (en) * 1999-11-24 2005-08-16 Coflexip, Sa Submersible vehicle
JP2014105056A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Taiyu Kk 脚付異形ブロックの移設装置
KR20180061305A (ko) 2015-11-10 2018-06-07 다이유 가부시키가이샤 이형 블록의 클램프 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713083A (en) * 1980-06-27 1982-01-23 Tokachi Jiyuuki Kousakushiyo Y Tetrapod clamp

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