JPH02293069A - リバースロールコータ式塗布装置 - Google Patents

リバースロールコータ式塗布装置

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JPH02293069A
JPH02293069A JP11428789A JP11428789A JPH02293069A JP H02293069 A JPH02293069 A JP H02293069A JP 11428789 A JP11428789 A JP 11428789A JP 11428789 A JP11428789 A JP 11428789A JP H02293069 A JPH02293069 A JP H02293069A
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JP
Japan
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roll
coating
coating liquid
metering roll
doctor blade
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Pending
Application number
JP11428789A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Ichi
智之 市
Yoshiaki Iida
飯田 嘉明
Hideo Kobayashi
秀夫 小林
Katsuo Sadayori
貞頼 捷雄
Shigeyoshi Adachi
足立 重好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利川分野〉 本発明は、複数本のロールを用いて、金属板ストリップ
等の帯状物に塗布液を塗布ずるりバースロールコー夕式
塗布装置に関するものである.く従来の技術〉 一IIに、金屈仮ストリップに対する塗布方法としては
、金属仮ストリップの進行方向と逆に回転させるリバー
スロールを使用し、該ロールに供給された塗布液をスト
リップ上にフローさせるリバース方式と塗布液を金属仮
ストリップに過剰に供給した後、回転方向が通仮方向に
一敗するスクイズロールにより塗布液を絞り、均一な塗
布面を得るナチュラル方弐の2種類がある。
生産性を高めるためにラインスピードを早くして塗布し
た場合、Iiit 者のリバース【2−ルによ′る塗布
方法は後者のスクイズロールによる塗布方法に比べ、金
属ストリップ幅方向の膜厚がより均一・であり、また、
塗布後の被膜にji! シま状の塗布屯らが生じにくい
利点がある. しかし、例えば特公昭60−56552号公報に開示さ
れているが、第3図に示すように、ビックアップロール
とアプリケークロールとをナチュラル回転させた場合、
両ロールの間において、塗布液に−1ーヤビテーシコン
及びフィラメンテーションが発生し、またさらには空気
の混入による泡立らなどの現象が起こる.これらの現象
によりアプリケークロール表面に供給された塗布液をス
lり冫ブ上にフローさせるとtilじま状の塗布むらと
なるウこのような塗布むら防止のために、ビックアノプ
ロール及びアプリケークロールの周速、ならびにビック
アップロールとアプリケークロールとの間のロールギャ
ンプの調整幅が制限される. 一方、アプリケークロール上に縦じま状の塗布むらが発
生しない塗布装置として、1985年に■総合技術セン
ターが発行した“最新コーティング技術”゜ く増補版
〉347ページに開示された第4図に示す塗布装置ある
いは1、〜開昭63〜1439(i2号公報に開示され
た第5図に示す塗布装置などが知られている. これらの装置を用いることにより縦じま状の塗布むらは
発生せず良好な塗nP;!.外観をおおむねjr}るこ
とが出来ているが、しかし、なお塗布液の選定によって
は塗布むらが生じた.この現象はアプリケータ1コール
」一の塗布液をストリップにフ17−シた状態では6″
1認できないが乾燥焼付けを行った彼膜につい′ζ塗布
むら乃至光沢むらとして硫認された。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上述の問題点を解決する装置、ずなわら、塗
布した後、さらに乾燥焼付け後においても塗布むら乃至
光沢むらの生じない均一被膜が容易に得られるリバース
ロールコータ式塗布装置を提案ずることを目的とするも
のである。
く課題解決のための手段〉 本発明は、塗布液を帯状物に塗布するアプリケークーロ
ール、該アプリケーターロールーヒの塗布液を直接ある
いはトランスファロールを介して間接的に調整するメク
リング1コール等から構成されるリバースロールコータ
式塗布装置において、クリーニングドクターブレードで
塗布液かは)払拭されたメタリングロールの表層を湿潤
化する加?jシ装置を附設したことを特徴とずるりバー
スロールコーク式塗布装置である. く作 川〉 本発明者らは、まずリバースロールコー夕式塗布装置に
おいて、塗布むらが発生する要因について検討した。
その結果、塗布液を金属仮ストリップに塗布した状態で
は請認できなかった塗布むらが乾燥・焼付けた後に光沢
むらとして表われる原因を見い出した。この現象の生じ
る塗布液は、特に水溶性で有機樹脂を含有したもので顕
著であった.また、水溶性エマルジョン樹脂においても
塗布むらがよく表われた。ここで、本発明者らは塗布む
らを発生さ・lる原囚として、メタリングrJ−ル(又
はドクターロール)表面の乾燥によるメタリングLJ 
一ル上の極薄膜の形成によるものであることを特定でき
た. ずなわら、メタリングロール表層を1i′?浄化するた
めにクリーニングドクターブレードを用いて、メクリン
グロール上の塗布液を払拭しているが、これの完全な除
去は不可能である。このため、メタリングロール上には
極薄膜が存在する。この極薄膜が乾燥により、アプリケ
ークーロール」二に均一に塗布された塗布液と異質なも
のとなって作用ずる.このため、一見均一に塗布されて
いる様に見られるが、乾燥・焼付けが行われると不均 
模様となって表れる. 本発明は、この知見の基づい”ζ成されたものであり、
クリーニングドクターブレードにより完全に除去されて
いないメクリングロール上の塗布液を乾燥させない手段
を設けたものである。
すなわち本発明は、クリーニングドクタブレード通過後
のメタリングロール上の塗布液の乾燥防止として水分の
付加、すなわちメクリングロールの表層を湿潤する加湿
装置を附設した点に特徴があるものである. 次に、本発明の装置の一実施例の概要を説明する. 第1図は加fiA器を装01Iシたリバースコーターの
概略図である.バックアップ口ールl,ビックアップロ
ール2、アプリケークロール3及びメクリングロール4
とクリーニングドクターブレード5及び加湿!Fi6を
備えている.ビックアップロール2は塗布液バン7の塗
布液を付着され、その後メタリングロール4により余分
な塗布液が落とされピンクアップロール2の塗布量が制
御される。この制御された塗布mはアプリケークロール
3を介してバックアソプロールlに保持されている金屈
仮ス1・リップヘフローされ塗布は完了する。−・方、
メタリングロール4には余分な塗布液が付着してくるの
で、この状態を継続すれば制御された塗布液量を有ずる
ビックアップロール2へ余分な塗布液を付着させること
になる.そこで、メタリングロール4に付着した余分な
塗布液を除去するためにクリーニングドクターブレード
5が設けられている。
本発明においては、クリーニングドクターブレード5に
より、ほぼ塗布液が除去されたメタリングロール4の表
層の乾燥防止のため加湿236により湿気を与え゛ζい
る。
かくして金属仮スl− IJップ表面は実質的に均一に
塗布された状態で乾燥・焼付されるので塗布むら乃至光
沢むらのない均一被膜が得られる.本発明に用いられる
加湿器としては超音波による噴霧器等の水滴噴霧器、湿
潤された布ロールあるいはメクリングロール表層上に水
流を落下させるノズルとその前後に設けた落下水流を除
去するワ・イパー等を用いることができる。
その他、本発明の趣旨の範囲゛乙メタリングロール衷層
の乾燥を防ぐ加湿装置であれば特に限定されない。
本発明装置が効果的に利用されうる塗布液としては、リ
ン酸塩系、クロム酸塩系の1種または2種以上と有機樹
脂の混合水溶液又は水溶性エマルジョン樹脂あるいは水
溶性有機樹脂等がある。
リン酸塩系としては、例えば亜鉛,アルミニウム.カル
シウム.マグネシウl1のリン酸塩又は、リン酸塩に亜
鉛,アルミニウム,カルシウム.マグネシウム等の2価
又は3価の酸化物.水酸化物,炭酸塩を溶解したものも
しくは、それに更に酸化チタン,コロイド状シリカ,コ
ロイド状アルミナ.硼酸等を1種または2種以上添加し
たもの等である. 次にクロム酸塩系としては亜鉛,カルシウl、.マグネ
シウム等の重クロム酸塩又は無水クロム酸に亜鉛.カル
シウム,マグネシウム等の2価の酸化物.水酸化物,炭
酸塩を溶解したもの、もしくはそれらに更に酸化チタン
,コロイド状シリカ,コロイド状アルミナ硼酸,有機還
元剤等の1種又は2N!1以上を添加したもの等である
.さらにリン酸塩系,クロム酸塩系に混合する有機樹脂
としては、水溶性又はエマルジョンタイプのアクリル樹
脂及びその共重合物,酢酸ビニル樹脂及びその共重合物
.ブタジェンースチレン共重合物.アルキッド樹脂.フ
ェノール樹脂,エボキシ樹脂.メラミン樹脂.又はその
変性物等の1種又は2種以上を添加したものである. また、水溶性エマルジリン樹脂あるいは、水溶性有機樹
脂単味でも本発明装置は有利に用いることができる. 次に本発明装置を用いて塗布した具体例について説明す
る. 第1図に示すように加湿器6をクリーニングドクターブ
レード通過後のメタリングロール表面の乾燥を抑制する
様に設置した.このリバース1コールコー夕式装置にお
いて、100論/分のライン速度で通仮させた金屈仮ス
トリップ(板厚0.5(lm.幅1025m)表面に次
に示す塗布液A,Cをそれぞれ塗布した。
また比較例として加湿器による乾燥防止をやめた状態、
すなわち、従来のリバースロールコー夕式に゛C、同様
に塗布液A−Cそれぞれ塗布した。
第1表にそれぞれの塗布むら発生までの処理時間を示し
た. (r公布液A) ・30%重クロム酸マグ不シウム溶冫夜 130重■部
・アクリル系エマルジョン樹脂    30重計部(樹
脂固形分:50%) ・エチレングリコール        xomm部゜硼
酸               10重■部((チ}
布冫1!B) ・塗布液八に第1リン酸マグネシウl1を50重M部添
加 (塗布?rII.C) ・アクリルーエボキシ系エマルジョン樹脂(樹脂固形分
:50%) 次に第2図に示すように加湿器6をクリーニングドクタ
ーブレード通過後のメクリングロール表面の乾燥を抑制
する様に設置した.このリバースロールコー夕式装置を
用い100w/分のライン速度で通仮させた金属板スト
リップ(板W0.50aas,幅1025lIIl!1
)表面に次に示す塗布液Dを塗布した.また比較例とし
て、加湿器による乾燥防止を市めな状態についても同様
に行った. 第1表にそれぞれの塗布むら発生までの処理時間を示し
た。
本発明装:ηを用いた場合、10時間以上連続し“ζ処
理を行っても乾燥、焼付け後に得られた被膜は均一で光
沢むら等のない良好な外観を有していた。
一方、従来のものは5時間以下で被膜に光沢むらが発生
した. (塗布液D) ・エボキシーメラミン系水溶性樹脂 (エボキシ/メラミン=80/20.樹脂固形分50%
)第l表 塗布むら発生までの処理時間 く発明の効果〉 以上説明した通り、本発明装置により、リバースロール
コー夕方式で塗装する場合、クリーニングドクターブレ
ード通過後のメタリングロール表層の乾燥を加湿R3を
用いて抑制することにより、容易に塗布むら(光沢むら
)のない均一被膜が得られる.
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本発明のリバースロールコー
タ式塗装装置の構成図、第3図.第4図第5図はそれぞ
れ従来のリバースロールコータ式塗装装置の構成図を示
す. !・・・バックアップロール、 2・・・ビックアップロール、 3・・・アプリケークロール、 4・・・メタリングロール、 5・・・クリーニングドクターブレード、6・・・加湿
器、 7・・・塗布液バン、 訃・・兼用ロール(ピックアップアプリケータ)、9・
・・トランスファーロール、 S・・・金属1反ス1・リップ. 第1図 第2図 −q

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  塗布液を帯状物に塗布するアプリケーターロール、該
    アプリケーターロール上の塗布液を直接あるいはトラン
    スファロールを介して間接的に調整するメタリングロー
    ル等から構成されるリバースロールコータ式塗布装置に
    おいて、クリーニングドクターブレードで塗布液がほゞ
    払拭されたメタリングロールの表層を湿潤化する加湿装
    置を附設したことを特徴とするリバースロールコータ式
    塗布装置。
JP11428789A 1989-05-09 1989-05-09 リバースロールコータ式塗布装置 Pending JPH02293069A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0706833A1 (en) * 1994-04-28 1996-04-17 Taiyo Steel Co., Ltd. Continuous painting method
JP2012148260A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Jfe Steel Corp ロール塗布装置およびロール塗布方法

Cited By (3)

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