JPH02292805A - 磁性部品 - Google Patents

磁性部品

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JPH02292805A
JPH02292805A JP11331289A JP11331289A JPH02292805A JP H02292805 A JPH02292805 A JP H02292805A JP 11331289 A JP11331289 A JP 11331289A JP 11331289 A JP11331289 A JP 11331289A JP H02292805 A JPH02292805 A JP H02292805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic material
lead wire
resin
magnetic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP11331289A
Other languages
English (en)
Inventor
Daiki Yamada
大樹 山田
Yoshiaki Arimura
有村 芳昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11331289A priority Critical patent/JPH02292805A/ja
Publication of JPH02292805A publication Critical patent/JPH02292805A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は筒形をなす磁性体にリード線を挿通してなる磁
性部品に関する。
(従来の技術) 電子回路においてダイオードのノイズ対策として磁性合
金薄帯を巻回してなる筒形の磁性体にリード線を挿通し
た構成をなす磁性部品を組込むことが行なわれている。
この磁性部品では磁性体の外部表面を絶縁物質で覆う必
要があり、このため従来は磁性部品を製造する場合に磁
性体にリード線を挿通した後に浸漬法などによ夛磁性体
表面に樹脂を付着させる処理を施して磁性体とリード線
を囲める方法が採用されている。
しかしながら、この方法では樹脂付着処理過程で樹脂が
磁性体の内孔に浸入し、磁性体の内部から応力が加わっ
た状態で乾燥するので、磁性体におけるインダクタンス
が劣化することがある。
すなわち、磁性体は磁性合金薄帯の先端を巻芯で支持し
て回転体を回転させることによシ磁性合金薄帯を巻回し
、その後に巻回した薄帯の外周側端末を固定して巻芯を
磁性体から引抜くことにより製造している。このため、
磁性体の内周部が固定されていないので、樹脂の浸入に
より内周部に応力が加わると、巻回した薄帯が外周側に
押し伸ばされて薄帯の層間が密着してインダクタンス値
の低下をもたらしている。
(発明が解決しようとする課題) とのように従来の磁性部品は、樹脂付着処理を行なう時
K樹脂が磁性体の内部に浸入してインダクタンス値が低
下するという問題があった。
また、樹脂付着処理に代えて熱収縮チューブを゛磁性体
に被せて熱収縮させる方法も考えられるが、この場合も
チェーブが収縮する時に磁性体の内孔に入シ込み磁性体
を押し広げようと力が作用して同じ問題を生じている. 本発明は前記事情に基づいてなされたもので、インダク
タンス値の低下がない信頼性の高い磁性部品を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明の磁性部品は、磁性体
の端面部に絶縁材料からなる部材を設け、この部材で磁
性体およびこの磁性体に挿通したリード線の間を封止す
ることを特徴とするものである。
(作用) 樹脂付着処理あるいは熱収縮チューブを用いる方法によ
シ磁性体に絶縁樹脂を被覆する際に、樹脂またはチ具一
プが部材に遮ぎられて磁性体の内部に浸入せず磁性体に
不要な応力が作用することがない。
(実施例) 以下本発明を図面で示す実施例について説明する。
第1図は本発明の磁性部品の一実施例を示している。
図中1は筒形をなす磁性体で、非品質磁性合金薄帯また
はけい素合金薄帯を巻回して形成されている。すなわち
、第3図に示すように薄帯101を支持し九巻芯102
を回転することによシ薄帯101を所定の層間隔で所定
直径巻回し、その後に端末を固定して巻芯102を引抜
く。巻回した薄帯101に熱処理を施して所定のインダ
クタンスを有する磁性体を得ている。
磁性体1の内孔にはリード線2が挿通して設けられてい
る。
磁性体1の両方の端面部には夫々蓋3.3が設けられ、
この蓋3,3で磁性体1とリード線2との間を封止して
いる。この蓋3,3は磁性体1の端面部に嵌合するよう
に円形をなすもので、中央部にはリード線2を挿通する
孔部3m,3mが形成されている。なお、蓋3,3はポ
リプチレンテレフタレー}(PBT)などの絶縁性樹脂
で形成されている。しかして、この蓋3,3は磁性体1
の端面部に嵌合するとともに、中央の孔ja,jaに磁
性体1に通したリード線2を挿通して設けられている。
この場合、蓋3,3は磁性体1の端面部に密接し、リー
ド線2は蓋3,3に密接する。
このように組立てた磁性部品は、さらに例えば第4図に
示すように磁性体1を溶解した樹脂103の内部に浸漬
して回転移動させることによシ磁性体1の外表面全体に
樹脂103を付着させて樹脂被l1t−行ない、その後
硬化処理を行ない樹脂を乾燥硬化する。
このように浸漬法によシ樹脂被榎を行なクた磁性部品は
、第2図に示すように磁性体1の外周表面と蓋3,3の
鍔部にわたシ樹脂103が付着して被覆され、この樹脂
によシ磁性体1と蓋3,3とが固定される。磁性体1の
外周端末は溶接によシ磁性体1の外周面に固定されてい
るので、樹脂が硬化する時に発生する応力は磁性体1の
外周面で逍断されて内部まで作用しない。また、蓋3,
3の孔部Ja,Jmにはリード線2が挿通して密に接し
ているために、磁性体1とリード線2との間は確実に封
止されている。このため、樹脂が磁性体1の端面側から
内孔に浸入することがなくなシ磁性体1の内部に厄力が
加わらないので、磁性体1におけるインダクタンス値の
低下を防止できる。
なお、蓋3の孔部3aとリード線2との固定は必要に応
じて嵌合、あるいはエボキシ樹脂などの接着剤を用いた
接着によシ行なう。
また、樹脂を被覆する方法としては、前記の浸漬法に加
えて流動浸漬法、静電塗装法などが挙げられる。
前記の磁性部品に絶縁物質を被覆する方法としては、前
記の方法に加えて熱収縮チューブを用いる方法もある。
熱収縮チェーブを用いる方法を第5図および第6図につ
いて説明する。まず、第5図K示すように組立てた磁性
部品の磁性体1および蓋3,3の外周側に熱収縮チェー
プ104を被せ、この状態でチェープ104に熱風を白
てるか、または恒温層κ入れて熱処理を施すと、第6図
に示すように熱収縮チ5−プ104が収縮して磁性体1
と蓋3,3の外周面に密着する.この場合、熱収縮チュ
ーブ104t−シンナーに浸して硼性体1に被せて自然
乾繰すれば、熱収縮チェープ104が熱を加えることな
く収縮させることができる。このように熱収縮チ島一プ
104を用いた場合には、蓋3.3がチェープ104が
磁性体1の内部に浸入することを阻止して磁性体1に応
力が作用することを防止できる。
また、第7図に示すように磁性休1と蓋3,3とを熱収
縮チェープ104により固定し、磁性体1の外周面に樹
脂J03を付着するメクJf−ζともできる。
磁性体1の両端面に設ける蓋は前述した各実施例に限定
されるものではなく、種々変形して実Mlすることがで
きる。
例えば第8図に示すものは、蓋の機能をさらに拡大し九
カパ一部材4,5を形成し、このカバ一部材4,5を磁
性体1とリード線2に組込み、磁性体1の表面全体を覆
う構成にしても良い.磁性部品全体に熱収縮チ為一ブ1
04を被せて収縮されると、チ為−プ104の両方の端
部がIJ一ド線2に形成した大径部6,6JIC@着し
て受けとめられ,磁性体1の内孔く浸入することがなく
なる. なお、磁性体は非晶質磁性合金薄帝やけいX5I4薄*
1*回して形成したものに限定されず、フエ2イト圧粉
磁心も適用することができる.ここで、第1図および第
2図の実施例に示すa性部品を製作したところ、絶縁物
質vi伐以前の磁性体のインダクタンスが25μHであ
クたのに対して、被覆後には204H程度しか低下しな
かクた。
しかし、従来例として製作した磁性部品は絶縁物質被覆
前の磁性体のインダクタンスが25μHでありたが、被
覆後は12μHまで大幅に低下した。
〔発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、磁性体の外表面に
絶縁物質を被覆する処理を施す際に、磁性体の端面部に
設けた部材が、絶縁物質の磁性体の内部への浸入を阻止
するので、絶縁物質の浸入による磁性体内部への応力の
働きかけがなくなり、所定のインダクタンス値を保持し
た良質な磁性部品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の磁性部品の一実施例を示
す説明図、第3図は磁性体の製造工程を示す説明図、第
4図は磁性体に樹脂を被覆する工程を示す説明図、第5
図および第6図は他の実施例を示す説明図、第7図は異
なる他の実施例を示す説明図、第8図はさらに異なる他
の実施例を示す説明図、第9図および第lO図はさらに
また異唸る他の実施例を示す説明図である。 1・・・磁性体、2・・・リ p線、3・・・蓋。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 1o 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 筒形をなす磁性体と、この磁性体に挿通されたリード線
    と、前記磁性体の両方の端面部に夫々設けられ前記リー
    ド線が貫通して前記磁性体と前記リード線との間を封止
    する絶縁材料からなる部材とを具備することを特徴とす
    る磁性部品。
JP11331289A 1989-05-02 1989-05-02 磁性部品 Pending JPH02292805A (ja)

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JP11331289A JPH02292805A (ja) 1989-05-02 1989-05-02 磁性部品

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Publication Number Publication Date
JPH02292805A true JPH02292805A (ja) 1990-12-04

Family

ID=14609040

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JP11331289A Pending JPH02292805A (ja) 1989-05-02 1989-05-02 磁性部品

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JP (1) JPH02292805A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999019889A1 (de) * 1997-10-14 1999-04-22 Vacuumschmelze Gmbh Drossel zur funkentstörung
WO2002080204A1 (fr) 2001-03-30 2002-10-10 Nippon Chemi-Con Corporation Element d'inductance et boitier

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