JPH02292397A - 食用油脂組成物及び加工食品 - Google Patents

食用油脂組成物及び加工食品

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JPH02292397A
JPH02292397A JP1113270A JP11327089A JPH02292397A JP H02292397 A JPH02292397 A JP H02292397A JP 1113270 A JP1113270 A JP 1113270A JP 11327089 A JP11327089 A JP 11327089A JP H02292397 A JPH02292397 A JP H02292397A
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JP
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ratio
fatty acids
fat
oil
composition
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JP1113270A
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English (en)
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Michihiro Sugano
道廣 菅野
Shinichiro Katamine
片峯 伸一郎
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体内での適正な脂質代謝機能の維持に最適
な脂肪酸組成を有する食用油脂組成物及び加工食品に関
する. 〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕脂肪は
,蛋白質、炭水化物とならんで主要な食事成分であり,
特に,エネルギー源として有用な栄養素である.脂肪は
,トリアシルグリセロールや他の脂質(リン脂質など)
を主要構成成分とする天然油脂の形で存在しており、通
常、これらの油脂が食事として摂取される.油脂は各種
の脂肪酸を含み,その栄養効果からみて食生活上,不可
欠な食事材料である.油脂に含まれる脂肪酸の内で栄養
学的に必須なものは、リノール酸、アラキドン酸及びリ
ノレン酸であり、これらの多価不飽和脂肪酸は生体膜の
構成原料あるいは栄養生理学的に重要なエイコサノイド
(プロスタグランジン、トロンボキサンA2,ロイコト
リエンなど)の原料として生体内で利用される. 近年、上記3種の必須脂肪酸やエイコサペンタエン酸、
ドコサヘキサエン酸などの多価不飽和脂肪酸の栄養生理
効果として,血中コレステロー・ルの低下作用や血中ト
リアシルグリセロールの低下作用あるいは血小板凝集抑
制作用等が知られてきた.また、多価不飽和脂肪酸のな
かでも、リノール酸やアラキドン酸などのn−6系列と
リノレン酸やエイコサペンタエン醸などのn−3系列と
では栄養生理学的意義が異なることも明らかにされてき
た.即ち,n−6系列多価不飽和脂肪酸は2系列エイコ
サノイド,n−3系列多価不飽和脂肪酸は3系列エイコ
サノイドの材料として利用される.更に,エイコサノイ
ドについては、血小板凝集抑制作用を持つプロスタサイ
クリンと血小板凝集作用を持つトロンボキサンA2の産
生バランスが重要との知見も得られており、脳血栓など
の予防のためにはプロスタサイクリンの産生を増加させ
、トロンボキサンA2の産生を低下させるようなエイコ
サノイド産生状況にすることが好ましいとされている.
一方、リノール酸の過剰摂取はエイコサノイド産生のバ
ランスの崩れ、胆石形成の促進などの副作用を引き起こ
すことが知られており、また、生体内過酸化脂質の増加
の可能性も示されている。また、飽和脂肪酸に関する栄
養生理学的知見では、飽和脂肪酸を多く含む動物性油脂
の血中コレステロール、血中トリアシルグリセロールに
対する上昇作用や過剰摂取による肥満の誘発作用などが
知られている. 以上のように、各種脂肪酸に関する多くの栄養生理学的
知見が明らかになりつつあるが,現実の食生活で適正な
脂質代謝機能を維持し、健康的な生活をするためには、
どのような油脂をどの程度摂取すれば良いかが問題とな
る。即ち、近年、高脂血症,虚血性心臓疾患、脳血栓、
肥満などの成人病との関連で、飽和脂肪酸を含む動物性
油脂が敬遠され,不飽和脂肪酸を多く含む植物性油脂が
重用される風潮がある.しかしながら,不飽和脂肪酸で
あるリノール酸の過剰摂取による副作用も知られている
ように、単純に植物性油脂を多食すれば良いとはいえな
い.油脂は摂取された後,消化過程で基本的には各種脂
肪酸とモノアシルグリセロールに分解されて吸収される
.吸収された脂肪酸はそれぞれ、生体にとって有益な栄
養生理効果を発揮するが、その反面、例えば、飽和脂肪
酸を多く含む油脂の摂取量が過剰である場合は、高脂血
症や肥満に繋がる脂肪の体内蓄積を引き起こし、脂質代
謝機能に重大な影響を及ぼす.従って,このような問題
点を解決する方法として、脂質代謝機能を適正に保つの
に最適な脂肪酸組成を有する食用油脂組成物の開発が望
まれている.従来、食用油脂組成物としては,グリセリ
ド脂肪酸組成中,飽和酸として炭素数14以上のもの2
0%以下、炭素数8乃至12のもの10〜80%,不飽
和酸として炭素数16乃至18のモノエン酸10〜30
%、炭素数18以上で二重結合を2個以上を含むポリエ
ン酸80〜10%からなり,ポリエン酸として,エイコ
サペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸をリノー
ル酸に対して1/100乃至1/2の割合で含むものが
知られている(特開昭60−49745号公報).この
食用油脂組成物は、人の健康維持及び体質改善に最も適
した組成を有するとされているが、この公報に記載され
た組成物の脂肪酸組成は、飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸の
組成範囲が非常に広く曖昧であると同時に、目的とする
健康維持および体質改善の科学的証明例が全く記載され
ておらず、上記問題に解決を与えるものではない。
また,特開昭61−249371号公報にはパルミチン
酸10〜30%、オレイン酸20〜50%,リノール酸
15〜40%で、パルミチン酸のうちでグリセリンの2
位の炭素のヒドロキシ基に結合したパルミチン酸の割合
が35%以上である脂肪酸組成を有する栄養飲料組成物
が開示されているが、これも栄養的に優れ、消化吸収性
が良い旨の記述だけで、何らの具体的な証明例や効果例
の開示がなされていない. 従って、適正な脂質代謝機能を維持するのに最適な食事
脂肪酸組成に対する解答は未だ明らかになっていない.
わずかに、一部の欧米諸国で、脂肪摂取量を全摂取カロ
リーの30〜35%にし、飽和脂肪の摂取量を現在のレ
ベルより下げるべきとの勧告を出しているのみである。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、脂質代謝機
能を適正に保つ食用油脂組成物及び加工食品を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者らは、
上記目的を達成するため、食品工業分野で利用可能な天
然、加工油脂を用いて鋭意研究を重ねた結果、脂質代謝
機能を適正に維持させるためには、炭素数18〜22の
多価不飽和脂肪酸と炭素数12〜16の飽和脂肪酸との
重量割合(以下P/S比という)、それに炭素数18〜
22の多価不飽和脂肪酸中のn−6系列多価不飽和脂肪
階とn−3系列多価不飽和脂肪酸との重量割合(以下n
 − 6 / n − 3比という)をコントロールす
ることが重要であり、P/S比を1〜2.5、特に1〜
2、n − 6 / n − 3比を3.5〜6,5、
特に4〜6とすることにより,脂質代謝に関連する諸パ
ラメーターを初めて適正化することができることを知見
した。即ち、P/S比が1〜2.5、より好ましくは1
〜2,n−6/n−3比が3.5〜6.5、より好まし
くは4〜6という脂肪酸組成を有する食用油脂組成物あ
るいは加工食品は、後述する実験からも明らかな通り、
血清、肝臓、動脈のコレステロールやトリアシルグリセ
ロールなどの脂質レベルを低く維持し,肝臓,心臓など
の組織の生体膜の主要成分であるリン脂質の脂肪酸組成
、ならびに生体膜でのリノール酸からアラキドン酸への
転換を安定化し、更にはエイコサノイド産生バランスに
おいて、血小板凝集作用を持つトロンボキサンA2産生
量をある,程度低く維持し、血小板凝集抑制作用を持つ
プbスタサイクリン産生量を高く維持することができる
ことを見い出し、本発明をなすに至ったものである. 従って,本発明は,炭素数18〜22の多価不飽和脂肪
酸と炭素数12〜16の飽和脂肪酸との重量比CP/S
比)が1〜2.5:1であり、且つ、炭素数18〜22
の多価不飽和脂肪酸中のn一6系列多価不飽和脂肪酸と
n−3系列多価不飽和脂肪酸との重量比( n − 6
 / n − 3比)が3.5〜6.5:1であること
を特徴とする食用油脂組成物,及び、炭素数18〜22
の多価不飽和脂肪酸と炭素数12〜16の飽和脂肪酸と
の重量比(P/S比)が1〜2.5:1であり、且つ,
炭素数18〜22の多価不飽和脂肪酸中のn−6系列多
価不飽和脂肪酸とn−3系列多価不飽和脂肪酸との重量
比( n − 6 / n − 3比)が3.5〜6.
5:1である割合で油脂を含有してなることを特徴とす
る加工食品を提供する。
以下,本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る食用油脂組成物は、上述したように.P/
S比が1〜2.5、より好ましくは1〜2,n−6/n
−3比が3.5〜6.5、より好ましくは4〜6という
特定の範囲の脂肪酸組成を持つものであり、生体内での
脂質代謝を適正に維持するものである.しかし,上記P
/S比,n−6 / n − 3比の範囲を逸脱した場
合は,血中や組織のトリアシルグリセロールやコレステ
ロール濃度、生体膜中のリン脂質の脂肪酸組成やリノー
ル酸からアラキドン酸への転換率、更にはプロスタサイ
クリンやトロンボキサンA2などのエイコサノイドの生
合成バランスなどのパラメーターに乱れが生じ、脂質代
謝を適正に維持できなくなる。
本発明の食用油脂組成物は、n−6系列多価不飽和脂肪
酸を多く含有しているサフラワー油、月見草油,ヒマワ
リ油、コーン油,綿実油,大豆油、ゴマ油、米糠油、菜
種油などの植物油、n−3系列多価不飽和脂肪酸を多く
含有しているシソ油、アマ二油などの植物油,イワシ油
なとの魚油、更には、飽和脂肪酸を多く含有しているパ
ーム油、ヤシ油などの植物油脂、ラード,牛脂、鶏油な
どの動物油脂から選ばれる2種以上の油脂を適量ずつ配
合することによって得られる.また、本発明の脂肪酸組
成の範囲内であれば、その他の加工油脂、例えば、大豆
油、パーム油、ヤシ油、牛脂の硬化油やエステル交換油
、中鎖脂肪酸トリアシルグリセロールなどを更に配合し
てもよい.第1表に各種油脂の主要な脂肪酸組成ならび
に本発明でいう炭素数が18乃至22の多価不飽和脂肪
酸、n−6系列多価不飽和脂肪酸及びr3系列多価不飽
和脂肪酸、ならびに炭素数が12乃至16の飽和脂肪酸
の組成を示すが、これら油脂を適宜組み合せることによ
り,本発明の食用油脂組成物を製造し得る.なお、本発
明で使用可能な油脂は,勿論第1表に示したものに限ら
れるものではない. 本発明の食用油脂組成物の製造は適宜選定した各種の油
脂を配合後.必要ならば加熱しながら撹拌混合するのみ
で、あるいは均質機で均質化することで.均質な液状物
、半固体状物ないしは固体状物として製品化することが
できる. このように本発明の食用油脂組成物は用いる油脂の種類
によって液状、半固体状、更には固体状の製品とするこ
とができるので、通常用いられる食用油脂類と同様な方
法で使用が可能である.即ち,本発明の食用油脂組成物
は調理用油脂、ドレッシング用油脂、菓子類のショート
ニング、その他の食品加工用の油脂として用いることが
できる。
また、近年,犬,猫などペット動物の健康への関心が高
まっていることから,ペットフード用添加油脂として本
発明の食用油脂組成物を用いることもできる. ここで、かかる油脂組成物を配合した加工食品は、その
脂肪酸組成が上述したP/S比1〜2.5.n−67n
−3比3.5〜6.5である必要がある.即ち、加工食
品中に予め含有されていた油脂とこれに配合される油脂
組成物とから計算されるP/S比、n − 6 / n
 − 3比が上記範囲であることが必要である。それ故
,加工食品中の含有油脂のP/S比、n − 6 / 
n − 3比により、配合される油脂組成物のP/S比
、n − 6 / n −3比が適宜選定される。この
場合、加工食品中の含有油脂のP/S比.n−6/n−
3比によっては油脂組成物のP/S比,n−67n−3
比は上記範囲、即ちそれぞれ1〜2.5,3.5〜6.
5の範囲から外れていても差支えなく、最終加工食品の
脂肪酸組成がP/S比1〜2.5、n− 6 / n 
− 3比3.5〜6.5の範囲であればよい. 加工食品を製造する場合,その製造条件によっては,選
ばれた各種油脂を製造プロセスの適当な時点で別々に調
合してもよい。
なお、本発明の食用油脂組成物には多価不飽和脂肪酸が
含まれ、それらの不飽和脂肪酸が生体内において本発明
でいう脂質代謝機能を適正に維持する作用に寄与するた
めには、摂取時まで所定の脂肪酸組成を保つ必要がある
.従って、不飽和脂肪酸の酸化を防ぐために、例えばト
コフェロールなどの各種食品用抗酸化剤を適宜添加する
ことが好ましい. 〔発明の効果〕 本発明の食用油脂組成物及び加工食品は、生体内での脂
質代謝を適正に維持する作用を発揮するものであり、特
定の脂肪酸組成を持ち、血中や組織のトリアシルグリセ
ロールやコレステロール濃度を適正に維持し、且つ、生
体膜中のリン脂質の脂肪酸組成を適正化してリノール酸
から7ラキドン酸への転換率を一定にし、さらにはプロ
スタサイクリンやトロンボキサンA2などのエイコサノ
イドの生合成バランスを好ましい状態に保つことにより
、脂質代謝を適正に維持するものである.従って、本発
明の食用油脂組成物及び加工食品はこのように栄養的に
必要な必須脂肪酸を含むのみならず、これを摂取した場
合に生体内での脂質代謝機能を適正に維持する作用を゜
持つものであり、従来の油脂あるいは調合油脂とは全く
異なる作用を発揮する新規な油脂組成物を含む。それ故
,本発明の食用油脂組成物、加工食品を摂取することに
より、生体内での脂質代謝機能が適正に維持される結果
、高脂血症、動脈硬化、虚血性心臓疾患、脳血栓、肥満
など脂質代謝の異常に起因する成人病の危険性が排除さ
れ、健康的な生体機能が営まれることになり、かかる生
体内での脂質代謝機能を適正に維持する作用を持ち、且
つ、従来の食用油脂と同様に使用できるという利点を持
つ本発明の食用油脂組成物,加工食品は,特に老齢化社
会を迎えている先進諸国での人々に有益な健康維持や成
人病予防の手段を提供するものである。
次に、実験例を示し,本発明の効果を具体的に説明する
. 〔実験例〕 脂質代謝機能を適正に維持するのに最適な食餌性脂肪の
脂肪酸組成を見出すために、食餌中の脂肪のP/S比(
炭素数18〜22の多価不飽和脂肪酸/炭素数12〜1
6の飽和脂肪酸の比)とn−6/n−3比(炭素数18
〜22のn−6系列多価不飽和脂肪酸/炭素数18〜2
2のn − 3系列多価不飽和脂肪酸の比)を種々変え
て調製した各種油脂混合物を用いて、以下の実験を行な
った.なお、下記の例において%はいずれも重量%であ
る. 11よ: 脂質代謝の各種パラメーターに及ぼすP/S
比の影響 (方 法) S D (Sprague−Dawley)系雄性ラッ
ト(4週令、初体重133±4 g . Specif
ic Pathogan Free)を5群(各群6〜
7匹)に分け、第2表に示す六一ム油、シソ油、大豆油
などを用いて調製したPZS比の異なる油脂混合物(n
−6/n−3比は6前後でほぼ一定)を10%含む0.
5%コレステロール食(第3表)を3週間自由摂食させ
た後、一夜絶食して屠殺し、血中及び組織中の脂質分析
をすると共に、動脈でのプロスタサイクリン(PGI2
)産生量及び血小板でのトロンボキサンA2(TXA,
)産生量を測定した.第 表 〔結 果〕 摂食量、増体重,臓器重量共、各群間に差はなかった.
しかし.P/S比の変化に伴い、脂質代謝に関連する各
種パラメーターが変動することが認められた。
即ち、第1図に示したように、血清、肝臓のコレステロ
ール(CHOL)濃度及び肝臓のトリアシルグリセロー
ル(TG)濃度はP/S比が2前後以上で低く一定にな
り、血清トリアシルグリセロール濃度はP/S比が2以
下で低かった。なお、脂肪組織及び動脈のコレステロー
ル濃度にはP/S比の影響はなかった.また、第2図に
示したように、肝臓リン脂質(ホスファチジルコリン)
中の主要な不飽和脂肪酸組成はP/S比が2前後以上で
一定となり,リノール酸(C,8.2)からアラキドン
酸( C Z。14)への転換指標はP/S比が1〜2
以上で一定になった.心臓リン脂質においても同様な結
果であった。更に,第3図に示したように、動脈でのプ
ロスタサイクリン(PGI,)産生量はP/S比が2以
下で高い傾向を示し、血小板でのトロンボキサンA,(
TXA,)産生量はP/S比に影響されない様子にあり
,ほぼ一定であった.従って、トロンボキサンA2とプ
ロスタサイクリンの産生量比(TXA./PGI.)比
はP/S比が小さいほど、低下することが明らかになっ
た。
以上の結果は、食餌性脂肪のn − 6 / n − 
3比が6前後でほぼ一定の場合、P/S比が1〜2.5
,特に1〜2の範囲であれば,脂質代謝に関連する諸パ
ラメーターが適正化されることを示している.即ち,血
清、肝臓のコレステロールやトリアシルグリセロールな
どの脂質レベルが低く維持され,肝臓,心臓などの組織
の生体膜の主要成分であるリン脂質の脂肪酸組成、なら
びに生体膜でのリノール酸からアラキドン酸八の転換が
安定化され,更には,エイコサノイド産生バランスにお
いて、血小板凝集作用を持つトロンボキサンA1産生量
がある一定レベルで維持され、血小板凝集抑制作用を持
つプロスタサイクリン産生量が高く維持されるものとな
る. 初体重117±3 g . Specific Pat
hogen Free)を5群(各群6〜7匹)に分け
、第4表に示すパーム油、シソ油、サフラワー油などを
用いて[iJしたn−6/n  3比の異なる油脂混合
物(P/S比は1.1〜1.2でほぼ一定)を10%含
む実験1と同様の0.5%コレステロール食(第3表)
を3週間自由摂食させた後、実験1と同様に一夜絶食し
て屠殺し、血中及び組織中の脂質分析をすると共に、動
脈でのプロスタサイクリン(PG I,)産生量及び血
小板でのトロンボキサンA2(TXA,)産生量を測定
した。
(方 法) S D (Spra(ue−Davley)系雄性ラッ
ト(4週令,?結 果〕 摂食量、増体重,臓器重量共,各群間に差はなかった.
しかし、n − 6 / n − 3比の変化に伴い,
脂質代謝に関連する各種パラメーターが変動することが
認められた. 即ち,第4図に示したように、血清,肝臓のコレステロ
ール濃度はn − 6 / n − 3比の変化に応じ
て逆の変動を示したが、n − 6 / n − 3比
が4〜6の場合、血清、肝臓のコレステロール濃度はそ
れぞれの変動範囲での中間的な値であった。この場合,
血清トリアシルグリセロール濃度はれ−6 / n −
 3比が5前後以下で低くなったが,肝臓トリアシルグ
リセロール濃度はn − 6 / n − 3比に影響
されなかった.また、第5図に示したように、脂肪組織
のコレステロール濃度にはn−6/n−3比の影響はな
かったが、動脈のコレステロール濃度はn − 6 /
 n − 3比が2〜6で低かった.肝臓リン脂質(ホ
スファチジルコリン)中の主要な不飽和脂肪酸組成は、
n − 6 / n − 3比が4〜6以上で一定とな
り,リノール酸( C t■,)からアラキドン酸( 
C 2。4)への転換指標もn−6/n−a比が4前後
以上で一定になった.心臓及び動脈リン脂質においても
同様な結果であった。更に、第6図に示したように、動
脈でのプロスタサイクリン(PGI,)産生産はn −
 6 / n − 3比が4以上で高い傾向を示し、血
小板でのトロンボキサンA,(TXA,)産生量はn 
− 6 / n − 3比が2前後で高かった.トロン
ボキサンA2とプロスタサイクリンの産生量比(TXA
,/PGI2比)はn − 6 / n − 3比が5
前後以上で安定化することが明らかになった。
以上の結果は、食餌性脂肪のP/S比が1〜2でほぼ一
定の場合,n−67n−3比が3.5〜6.5、特に4
〜6の範囲であれば、脂質代謝に関連する諸パラメータ
ーが適正化されることを示している.即ち、血清,肝臓
、動脈のコレステロールやトリアシルグリセロールなど
の脂質レベルが低く維持され、肝臓,心臓などの組織の
生体膜の主要成分であるリン脂質の脂肪酸組成、ならび
に生体膜でのリノール酸から7ラキドン酸への転換が安
定化され,更には,エイコサノイド産生バランスにおい
て、血小板凝集作用を持つトロンボキサンA2産生量が
ある程度低く維持され、血小板凝集抑制作用を持つプロ
スタサイクリン産生量が高く維持されるものとなる. (方 法) S D (Sprague−Dawley)系雄性ラッ
ト(4週令,初体重117±2 g . Spec1f
1c Pathogen Free)を5群(各群6匹
)に分け,第5表に示すパーム油、イワシ油、サフラワ
ー油などを用いて調製したn  6/n−3比の異なる
油脂混合物(P/S比は1.4〜1.6でほぼ一定)を
10%含む実験1と同様の0.5%コレステロール食(
第3表》を3週間自由摂食させた後、実験1と同様に一
夜絶食して屠殺し,血中及び組織中の脂質分析をすると
共に、動脈でのプロスタサイタリン(PGIIl)産生
量及び血小板でのトロンボキサンA.(TXA,)産生
量を測定した. 〔結 果〕 摂食量、増体重、臓器゛重量共、各群間に差はなかった
.しかし、n − 6 / n − 3比の変化に伴い
、脂質代謝に関連する各種パラメーターが変動すること
が認められた. 即ち,第7図に示したように、血清,肝臓のコレステロ
ール濃度及び血清トリアシルグリセロール濃度はn −
 6 / n − 3比が5前後以下で低くなった。一
方、動脈のコレステロール濃度はn−6/n−3比が4
前後以上で低かった。また、第8図に示したように,肝
臓リン脂質(ホスファチジルコリン)中の主要な不飽和
脂肪酸組成は、アラキドン酸(Cio.4)を除きn 
− 6 / n − 3比が5前後以上で一定となった
が、アラキドン酸( C Z。
、.)はn − 6 / n − 3比が高いほど増加
し,リノール酸(Cエ。.2)からアラキドン酸(Ca
l+、4)への転換指標はn − 6 7 n − 3
比が4以上で高かった.心臓及び動脈リン脂質において
も同様な結果であった.更に、第9図に示したように、
動脈のプロスタサイクリン(PGI!)産生量はn−6
/n−3比が6前後以上で高い傾向を示し、血小板での
トロンボキサンA,(TXA,)産生量はn− 6 /
 n − 3比が6以下で低かった。また、トロンボキ
サンA2とプロスタサイクリンの産生量比(TXA./
PGI.比》はn − 6 / n − 3比が5前後
以下で安定化することが明らかになった。
以上の結果は、食餌性脂肪のP/S比が1〜2でほぼ一
定の場合、n − 6 7 n − 3比が3.5〜6
.5、特に4〜6の範囲であれば,脂質代謝に関連する
諸パラメーターが適正化されることを示している。即ち
,血清、肝臓、動脈のコレステロールやトリアシルグリ
セロールなどの脂質レベルが低く維持され、肝臓、心臓
などの組織の生体膜の主要成分であるリン脂質の脂肪酸
組成,ならびに生体膜でのリノール酸からアラキドン酸
への転換が安定化され、更には、エイコサノイド産生バ
ランスにおいて、血小板凝集作用を持つトロンボキサン
A2産生量がある程度低く維持され、血小板凝集抑制作
用を持つプロスタサイクリン産生量が高く維持されるも
のとなる. 以下、実施例を示すが、本発明は下記の実施例に制限さ
れるものではない。
〔実施例l〕
S D (Sprague−Dawley)系雄性ラッ
ト(4週令,初体重121±3 g . Specif
ic Pathogen Free)を用い、実験2と
同様の実験を実施した.但し、実験2での5群に加えて
新たに3群を設け,それらの3群にはコーン油、菜種油
、シソ油,イワシ油.ラード,パーム油などを用いて調
製したPZS比が1.0〜2.0で,且つ、n − 6
 7 n − 3比が4.0〜6.0である第6表に示
す油脂混合物A−Cを10%含む実験1と同様の0.5
%コレステロール食(第3表)を投与した。
その結果、血清及び肝臓の脂質濃度、動脈でのプロスタ
サイタリン(PGI,)産生址、及び血小板でのトロン
ボキサンA,(TXA.)産生量などの応答は実験2の
結果とほぼ同様であり、本発明に係る油脂混合物9(第
4表).A−C(第6表)を投与した4つの群において
脂質代謝に関連する諸パラメーターが適正化され、用い
る油脂の種類が異なってもP/S比,n  6/n  
3比が本発明の範囲内であれば脂質代謝機能が適正に維
持されることが確認された. 第 表 OTA:オクタデ力テトラエン酸、 EPA:エイコサペンタエン酸、 DPA:ドコサペンタエン酸、 DHA:ドコサヘキサエン酸、 炭素数18〜22の多価不飽和脂肪酸/炭索数12〜1
6の飽和脂肪酸の比 炭素数18〜22のn − 6系列多価不飽和脂肪酸/
炭素数18〜22のn−3系列多価不飽和脂肪酸の比 〔実施例2〕 各種油脂の脂肪酸組成を考慮し、第7表に示す割合で各
種油脂を配合し,そのまま撹拌・混合して、あるいは加
熱しながら撹拌・混合後、冷却して,液状、半固体状あ
るいは固体状の食用油脂組成物を調製した. これらの油脂組成物は調理用油脂として各種料理に十分
に使用可能であった. 〔実施例3〕 実施例2で調製した油脂混合物E,Lを用い、下記の組
成の乳化液状および分離液状ドレッシングを常法により
製造した.これらの油脂混合物E,Lを用いても製造上
の問題点はなく,香味的にも良好な製品が得られた. 食  酢           10%     12
%砂  糖            8 油脂組成物E        35 油脂組成物L 醤  油 みりん L−グルタミン厳ナトリウム ウルトラリン酸ナトリウム キサンタンガム       0.4 0.5 0.2 合  計 100,O% 100.0% 〔実施例4〕 実施例2で示した油脂混合物Kの100重量部にステア
リン酸モノグリセリド0.3重量部,大豆レシチン0.
3重量部を加え、製パン・製菓用ショートニングを常法
により調製した。本調製物は従来のショートニングと同
様に食パン製造に用いることができた. 〔実施例5〕 実施例2で調製した油脂混合物Iを用い、原料配合 →
 エクストルージ3ン(加圧押出し加工)→ 油脂類コ
ーティング → 製品化というプロセスでドライタイプ
・ドッグフードを製造した。
油脂混合物Iのコーティングは常法で十分可能であり,
製造上の問題は全くなかった.また,本製品中から抽出
した脂肪の脂肪酸組成を分析した結果、P/S比が1.
85、n − 6 / n − 3比が4.18であっ
た. 〔実施例6〕 実施例2で調製した油脂混合物Hを用い、下記の組成の
ハードビスケットタイプの固形食品を常法により製造し
た.本食品はビタミン,ミネラルを十分含む栄養バラン
スのよい食品である.本製品中から抽出した脂肪の脂肪
酸組成を分析した結果.P/S比が1.23、n − 
6 / n − 3比が5.12であった. ハードビスケットタイプの 小麦粉 砂   糖 グルコース 油脂混合物H 脱脂粉乳 ビタミン類 ミネラル類 食   塩 炭酸アンモニウム 重炭酸ナトリウム 組 100部 0.5 0.5 0.5 0.9 0.6 合   計            150部〔実施例
7〕 実施例2で調製した油m混合物Gを用い、下記の組成の
レトルトカレーを常法により製造した。
本製品中から抽出した脂肪の脂肪酸組成を分析した結果
、P/S比が1.12、n − G / n − 3比
が4.73であった。
レトルトカレー 牛バラ肉          5部 牛肩肉      20 玉ネギ      40 ジャガイモ        20 ニンジン         20 油脂混合物G        10 カレー粉          2 スパイス類       少 量 水               143合   計 
          260部
【図面の簡単な説明】
第1図は実験1における血清及び肝臓脂質濃度に及ぼす
P/S比の影響を示すグラフ、第2図は実験2における
肝臓リン脂質(ホスファチジルコリン)の脂肪酸組成及
びリノール酸からアラキドン酸への転換指標に及ぼすP
/S比の影響を示すグラフ,第3図は実験lにおける動
脈でのプロスタサイクリン(PGI,)、血小板でのト
ロンボキサンA,(TXA,)の産生量及びそれらの産
生比(TXA./PGI,比)に及ぼすP/S比の影響
を示すグラフ、第4図は実験2における血清及び肝臓脂
質濃度に及ぼすn − 6 / n − 3比の影響を
示すグラフ、第5図は実験2における肝臓リン脂質(ホ
スファチジルコリン)の脂肪酸組成及びリノール酸から
アラキドン酸八の転換指標に及ぼすn − 6 / n
 − 3比の影響を示すグラフ、第6図は実験2におけ
る動脈でのプロスタサイクリン(PGI2).血小板で
のトロンボキサンA, (TXA,)の産生量及びそれ
らの産生比(TXA,/PGI,比)に及ぼすn − 
6 / n − 3比の影響を示すグラフ,第7図は実
験3における血清及び肝臓脂質濃度に及ぼすn − 6
 / n − 3比の影響を示すグラフ、第8図は実験
3における肝臓リン脂質(ホスファチジルコリン)の脂
肪酸組成及びリノール酸からアラキドン酸への転換指標
に及ぼすn− 6 / n − 3比の影響を示すグラ
フ、第9図は実験3における動脈でのプロスタサイクリ
ン(PGI2)、血小板でのトロンボキサンA,(TX
A,)の産生量及びそれらの産生比(TXA./PGL
比)に及ぼすn − 6 / n − 3比の影響を示
すグラフである。 出願人  ラ イ オ ン 株式会社 代理人  弁理士 小 島 隆 司(他l名)第1図 第2図 F/s  cXじ P/S  ヴし 第4図 引−’/ x−3 Ct/ 6i v (令Az /16r. ) 第7図 省一Ip//Nづ レし

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素数18〜22の多価不飽和脂肪酸と炭素数12
    〜16の飽和脂肪酸との重量比が1〜2、5:1であり
    、且つ、炭素数18〜22の多価不飽和脂肪酸中のn−
    6系列多価不飽和脂肪酸とn−3系列多価不飽和脂肪酸
    との重量比が3、5〜6.5:1であることを特徴とす
    る食用油脂組成物。 2、炭素数18〜22の多価不飽和脂肪酸と炭素数12
    〜16の飽和脂肪酸との重量比が1〜2.5:1であり
    、且つ、炭素数18〜22の多価不飽和脂肪酸中のn−
    6系列多価不飽和脂肪酸とn−3系列多価不飽和脂肪酸
    との重量比が3、5〜6.5:1である割合で油脂を含
    有してなることを特徴とする加工食品。
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