JPH0228260Y2 - - Google Patents

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JPH0228260Y2
JPH0228260Y2 JP20208584U JP20208584U JPH0228260Y2 JP H0228260 Y2 JPH0228260 Y2 JP H0228260Y2 JP 20208584 U JP20208584 U JP 20208584U JP 20208584 U JP20208584 U JP 20208584U JP H0228260 Y2 JPH0228260 Y2 JP H0228260Y2
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joint member
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locking
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shaped
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JP20208584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、組立式の陳列棚等を構成するパネ
ル材の連結部に使用するジヨイント部材に関する
ものである。
(従来の技術) 例えば、米国特許明細書No.4236363には、この
種のパネル材を連結する組み立てセツトが開示さ
れている。この組み立てセツトは第8図に示すよ
うに、パネル材aの縁部bに取り付けられる4つ
の連結レールc……と、これらを互に連結固定す
るジヨイント部材dとから構成され、4つの連結
レールc……の鉤形部e……が同心上に噛み合わ
され、この際に該鉤形部e……により略円筒状の
挿入孔が形成され、これに上記ジヨイント部材d
が挿入されて、連結レールc……が互に連結固定
される構造とされている。
(考案が解決しようする問題点) しかしながら、このような固定構造では、鉤形
部e……がジヨイント部材dによつて単に連結さ
れているだけであるため、各部材の接触面にすべ
りを生じるなどして固定が十分に行われないとい
う問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案のジヨイント部材は、複数個の連結レー
ルの鉤形部を同心上に噛み合わせ、該鉤形部によ
り形成された略円筒状の挿入孔に挿入して、上記
連結レールを互に連結固定するものであつて、本
体が上記挿入孔に対応した外形を有する棒状に形
成され、該本体の基端に、上記挿入孔より大径の
係止フランジが設けられ、本体の外周面に、複数
本の係止リブが設けられているものである。
(作 用) 連結レールの基部の片側から湾曲状に延びて先
端部分が曲析され、かつその内側面に係止溝が設
けられた鉤形部を複数個渦巻状に噛み合わせ、そ
の中心部に形成されたほぼ円筒状の挿入孔に外周
面に複数本の係止リブが設けられたジヨイント部
材を挿入するとともに回動させることにより、ジ
ヨイント部材が鉤形部を外方へ押圧するととも
に、ジヨイント部材の係止リブが鉤形部の係止溝
に係止され、ロツク状態となつて連結レールを強
固に連結固定する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
本考案に係るジヨイント部材を第1図及び第2
図に示す。ジヨイント部材1は複数個の同一形状
の連結レール2……とで組み立てセツト3が構成
される。該組み立てセツト3は、例えば、第6図
に示すような組立式の陳列棚4の連結部(円内部
分)に用いられる。該陳列棚4は、多段構造とさ
れた回転式のもので、各棚部4aが円盤状の棚板
5に4枚の仕切板6……を互に90゜の角度をもつ
て起立させて形成され、これら仕切板6……上記
組み立てセツト3により連結されている。
連結レール2は、上記仕切板6の連結側縁部6
aに取り付けられるもので、第3図に示すような
断面形状に押し出し形成されてなり、長さは上記
側縁部6aと略同一寸法に設定されている。尚、
該連結レール2はアルミもしくはアルミ合金で形
成するとよい。連結レール2は基部7と鉤形部8
から構成されている。基部7の底面7aは平面と
され、該底面7aに脚片9,9が突設され、該脚
片9,9を仕切板6の側縁部6aに形成された嵌
合溝10,10に嵌挿して、連結レール2が取り
付けられている。また、基部7の両側面は、4つ
の連結レール2を噛み合わせた状態において、第
3図に示す軸心Pに向かうように傾斜した接合面
7b,7bとなされている。
鉤形部8は基部7の片側から湾曲状に延びて、
先端部分11が上記軸心Pを中心とする円周上に
沿うように曲析されて形成されている。該鉤形部
8は外側面8aが滑らかに連続した曲面とされる
一方、内側面8bは上記先端部11の基部11a
が段付きに形成された曲面とされている。4つの
鉤形部8……が第3図に示すように噛み合わせた
状態において、各鉤形部8の外側面8aは隣接す
る各鉤形部8の第1内側面12に沿うとともに、
先端13は上記基部11aにそれぞれ係合する。
また、4つの第2内側面14……は軸心Pを中心
とする連続した円弧を抽き、これらの第2内側面
14……で略円筒状の挿入孔15が形成される。
該各第2内側面14には、後述するジヨイント部
材1の係止リブ16の挿入を許容する挿入溝17
と、該係止リブ16が係合する係止溝18とが設
けられており、挿入溝17は底面が先端方向へ行
くにつれて徐々に浅くなるように形成されてい
る。
ジヨイント部材1は、本体19が鉤形部8……
により形成される上記挿入孔15内径に対応した
外径を有する棒状体で、先端部19aが先細のテ
ーパ状に形成されている。尚、該本体19は円柱
状であるほか、例えば全長にわたつて緩やかに先
細となるテーパ状(円錐状)としてもよい。ま
た、本体19の長さは連結レール2……の全長に
わたつて挿入されるような長寸としても、連結レ
ール2……の端部のみに挿入される短寸としても
よく、短寸にする場合は、ジヨイント部材1が連
結レール2…の両端部にそれぞれ挿入されて、2
個一対で使用されるとよい。
本体19の外周面19bには、前述の係止リブ
16が周方向へ等間隔つまり90゜の角度をもつて
4つ設けられ、該係止リブ16は本体19の長手
方向へ延びて形成されている。係止リブ16の断
面形状は、第4図に示すように半円形状とされ、
鉤形部8に形成された挿入溝17の断面形状より
も小さく、かつ係止溝18の断面形状よりも大き
く設定されている。尚、係止リブ16の断面形状
は、半円形状のほか、三角形状や四角形状等であ
つてもよい。
本体19の基部19cには、係止フランジ20
が形成されている。該係止フランジ20は、略円
形状のもので、その外径が上記係止リブ16……
の外接円とほぼ等しく設定されて、鉤形部8によ
り形成される挿入孔15よりも大径とされてい
る。該係止フランジ20の中央部にはねじ孔21
が本体19の軸心に沿つて設けられ、これに後述
するキヤツプボルト22〔第5図d参照〕が螺着
される。また、上記ねじ孔21はジヨイント部材
1を回転するためのレンチ23を挿入するレンチ
挿入孔としても適用される〔第5図c参照〕。
次に、上記ジヨイント部材1による連結レール
2……の連結要領を説明する〔第5図参照〕。
第5図aに示すように、仕切板6の側縁部6
aにそれぞれ取り付けられた4つの連結レール
2……を、軸心Pに中心として互いに90゜の角
度をもつて位置させながら、各鉤形部8……を
互いに噛み合わる。すると、上記鉤形部8……
の内側には軸心Pを中心とした略円筒状の挿入
孔15が形成される。
第5図bに示すように、該挿入孔15にジヨ
イント部材1を係止リブ16……がそれぞれ鉤
形部8……の挿入溝17……対応するようにし
て(第4図参照)挿入し、係止フランジ20が
上記鉤形部8……の端面に当接するまで押し込
む。
第5図cに示すように、レンチ23をジヨイ
ント部材1のねじ孔21に挿入して、ジヨイン
ト部材1を鉤形部の先端方向(矢符A方向)へ
回動させる。すると、第4図において、ジヨイ
ント部材1の回転にともない、各係止リブ16
が鉤形部8の先端部分11を半径方向へ押圧し
て弾性変形させながら、挿入溝17から外れて
係止溝18に係合し、ロツク状態になる。これ
により、各連結レール2……は軸心P方向へ引
張られて、各接合面7b,7b……同士が強固
に接合して固定される。
最後に第5図dに示すように、キヤツプボル
ト22をジヨイント部材1のねじ孔21に螺着
して、ジヨイント部材1を隠す。
以上のようにして、連結された仕切板6……と
棚板5……等を組み合せて陳列棚4を組み立てる
(第6図参照)。
尚、本考案は図示の陳列棚4の他、各種形状の
組立式の陳列棚等に適用可能である。
また、ジヨイント部材1の形状は図示のものに
限定されず、同一機能を有する限り変形可能であ
る。例えば本体19は円形断面の棒状体のほか、
第7図a,bに示すような四角形断面としてもよ
い。すなわち、第7図aに示すものは、各係止リ
ブ16,16間の外周面19bが平面に形成さ
れ、また、第7図bに示すものは、各係止リブ1
6,16として四角形断面の各角部が適用されて
いる。
尚、ジヨイント部材1と複数個の連結レール2
とで構成された組み立てセツト3は、基部7の底
面7aに脚片のない連結レール(図示せず)を併
用すれば、2枚もしくは3枚の仕切板の連結にも
用いることができる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、本体に
設けられた係止リブが鉤形部を半径外方向へ押圧
するとともに、周方向へ引張るから、連結レール
が強固に連結固定される。しかも、係止リブが鉤
形部の内側面に喰い込むことによりロツク状態と
なり、固定が緩むことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の一実施例を示
し、第1図はジヨイント部材を示す斜視図、第2
図は第1図における−線に沿つた断面図、第
3図はジヨイント部材により連結レールを連結固
定した状態を示す断面図、第4図は同連結時の動
作を説明するための拡大図、第5図a,b,c,
dは同連結要領を説明するための図、第6図はジ
ヨイント部材を適用した陳列棚の一例を示す斜視
図、第7図はジヨイント部材の変形例を示す第2
図に対応する断面図、第8図は従来のジヨイント
部材により連結レールを連結固定した状態を示す
断面図である。 1……ジヨイント部材、2……連結レール、8
……鉤形部、11……先端部分、15……挿入
孔、16……係止リブ、18……係止溝、19…
…本体、20……係止フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の連結レール2とジヨイント部材1とか
    らなり、各連結レール2にはその基部7の片側か
    ら湾曲状に延びて先端部分11が曲折された鉤形
    部8が形成され、該鉤形部8の内側面に係止溝1
    8が設けられており、ジヨイント部材1は本体1
    9がほぼ棒状に形成され、該本体19の基端に係
    止フランジ20が形成され、本体19の外周面に
    複数本の係止リブ16が設けられており、複数個
    の連結レール2の鉤形部8が渦巻状に噛み合わさ
    れ、該鉤形部8の中心部に形成されたほぼ円筒状
    の挿入孔15にジヨイント部材1が挿入されると
    ともに回動され、ジヨイント部材1の外周面の係
    止リブ16が鉤形部8の内周面の係止溝18に係
    止されてなる組み立てセツト。
JP20208584U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0228260Y2 (ja)

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JPS61112107U JPS61112107U (ja) 1986-07-16
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