JPH02280641A - 回転電機のステータ鉄心 - Google Patents

回転電機のステータ鉄心

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JPH02280641A
JPH02280641A JP10230489A JP10230489A JPH02280641A JP H02280641 A JPH02280641 A JP H02280641A JP 10230489 A JP10230489 A JP 10230489A JP 10230489 A JP10230489 A JP 10230489A JP H02280641 A JPH02280641 A JP H02280641A
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JP
Japan
Prior art keywords
bridge
stator core
protrusions
section
magnetic resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP10230489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nakahara
裕治 中原
Yoshio Kasuga
春日 芳夫
Kenichi Azuma
健一 東
Shuichi Kiri
桐 修一
Yukinori Takekoshi
竹腰 幸典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1発電機及び電動機のステータ鉄心に関するも
のである。
〔従来の技術〕
一般に巻線工程の自動化を対象とした電動1Nのステー
タ鉄心においては、内輪体と外輪体に分割して構成され
てお沙、内輪体にコイルを巻いた後、外輪体を内輪体に
結合する構造が採用されている。
第4図はこの種ステータ鉄心を示し、伝えば特開昭58
−33945  号公報に示されるステータ鉄心の分割
斜視図である。図において、αQは磁性材料からなる外
輪体、αηはこの外輪体QOの内周面に形成さnた談合
凹部、曽は磁性材料からなる内輪体、ぐυはこの内輪体
(1)に形成された電動機の極数に応じた放射状の突出
部、□□□はこれら突出部(財)間を連結する環状の薄
板状からなるブリッジ部、りはブリッジ部(イ)の上記
突出部(2)間に厚み方向に不連続に形成されたスリッ
トである。
次にこの上5に構成されたステータの組立について説明
する。まず、内輪体翰の突出部(ハ)にコイルC(II
(第5図に示す。)を巻回し、次に外輪体a1の談合凹
部に突出部Q])を接合させて、ステータ鉄心を形成す
る。
このように構成されたステータを有した電動機の磁気回
路は、一般に第5図に示すようであり、第5図において
、6I)はステータ鉄心内にエアギャップaを周囲に設
けた回転子、(至)はこの回転子6めに巻回された駆動
用のコイルである。このものにおいて、内輪ダ体(イ)
の又黒部Qめに巻回さnたコイル(至)により誘導さn
る一部の磁束f1は、内輪体■のブリッジ部器を通り隣
接した突出部(財)に、また残りの磁束r2はエアギャ
ップaを横断し、回転子し、回転子6ηのコイル(至)
に電流を流すことによって、トルクを生じさせて回転子
6ρを回転させるが、磁束らはこの電動機の回転に対し
て何の励きもない無効磁束である。従って、コイル■に
より誘導される磁束fが全部が有効磁束らであることが
望ましい。しかしながら、空気空間であるエアギャップ
aより磁性材料で形成さnたブリッジ部(5)の方が、
格段磁気抵抗が小さいので、コイル彊により誘導される
磁束fの一部はブリッジ部(2)を流れ、どうしても無
効磁束flが大きくなり易い。
この問題点を解決するために上記従来例では、疲黒部(
ハ)間のブリッジ部(財)にスリット(2)を設け、ブ
リッジ部器の磁気抵抗を大きくしている。また従来より
、エアギャップaを加工組み立て可能な限り小さくして
、エアギャップaの磁気抵抗を小さくするとともに、ブ
リッジ部(ロ)を加工上可能な限り薄くすることで、ブ
リッジ部(財)の磁気抵抗を増大させ、無効磁束f1の
低減を図ってき足。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のいずnの方法において
も、さらに無効磁束r1を減少させ、電動機の効率を向
上させるためには、ニアギャップ畠をさらに小さくした
り、ブリッジ部器をより薄くしたり、またブリッジ部器
のスリット(至)をさらに大きくする必要がある。しか
し、こわらの方法のおける。研削、切削等の機械加工に
は限界があると共に、ブリッジ部器の機械的強度が弱く
なり、巻線する場合に作用する力や内輪体(ホ)と外輪
体α0色 とり嵌合するときに作用する力により、ブリッジ部(財
)が変形することとなる。従って、ブリッジ部−のwL
細化には機械的強度上の制約が、電動機の効率向上の障
害となっていた。
本発明は、かかる問題を解決するために、σされたもの
で、突出部間を内A側にて連結するブリッジ部の機械的
強度を弱めることなく、無効磁束flを低減し効率良い
電動機のステータ鉄心を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る電動機のステータ鉄心は、磁性材料よりな
り複奴の突出部が放射状に配役さn、こしら突出部間の
内周側を連結するブリッジ部を突出部と同一磁性材料で
構成し、かつこのブリッジ部に突出部の組織状態と異な
る磁気抵抗の大きい組織変質部を形成したものである。
〔作用〕
上記のように(d成された電動機のステータ鉄心におい
ては、突出部間のブリッジ部にa!磁気抵抗大きいki
繊変質部を形成しているので、この組織に室部が突出部
に巻回さnるコイルにより誘導さnた磁束を通しに<<
シ、ブリッジ部を通る無効磁束を減少させ、有効磁束の
増力口をもたらす。
〔実施例〕
以下に、この発明の一実施例の電動機のステータ鉄心に
ついて、第1図、及び第2図に基づいて説明する。図に
おいて、CAQはうず鑞流損を少なくするために複数の
珪素鋼等の高透磁率磁性材料の薄鋼板を重ね合わせて形
成さn九九輪体、(ロ)はこの外輪体α1に形成さ′t
′した嵌合凹部、■はこの外輪体QOと同様に珪素鋼等
の高透磁率磁性材料の薄鋼板を重ね合わせて形成さnた
内輪体、(2)は電動機の極数に応じて放射状に配設さ
nた内輪体の突出部、(2)はこれら突出部(財)間を
内周側にて連結することによって、ブリッジ部(ロ)に
形成さnた磁気抵抗の耳い組織変質部である。
一般に、内輪体(7)を(4成する坪索鋼等の昆透磁率
磁性材料においては、その磁気抵抗が内部歪みに比Hす
るとともに、結晶粒の大きさに反比例する。従って、内
輪体−のブリッジ部(財)に形成さnる組織変質部に)
は内部歪みが大きく、結晶粒の小さな組織である。この
ような鋼の組織は、鋼をオーステナイト化し、オーステ
ナイト相のみとなる状!副まで高温に加熱した後、こn
を急冷し、マルテンサイト化することによって得らn、
その組織は、急冷によって内部歪みが増大した状態であ
って、非常に細かい針状のマルランサイト組減となるの
で、透磁率は低く磁気抵抗は大きい。
このように形成さnfci%抵抗の大きい組節変質部(
2)をブリッジ部(3)に有する内輪体(7)の挿入凸
部(ハ)と外輪体GOの嵌合凹部を嵌合してステータ鉄
心は形成さnる。
上記ステータ鉄心においても、上記実mffJで示した
もの同様に、電動機で用いらnた場合の磁気回路は第5
図に示さnたものであり、突出部勾に巻回されたコイル
(2)に電流を流し、誘導される磁束fは、1部の磁束
f1はブリッジ部圏を通り隣接した突出部ぐpに、また
残りの磁束f2はエアギャップaを横断し、回転子0υ
を通過して−接し九朶黒部Q心に導かnる。その結果、
磁束f2は回転子61)に設けらnた駆動用のコイル(
2)に電流を流させ、回転子C3フにトルクを生じさせ
て回転させる。
上記のように構成さnたステータ鉄心は、突出部な0間
のブリッジ部圏に磁気抵抗の大きい組織変質部(ハ)が
形成さnているので、発生した磁束fは、ブリッジ(財
)を流れる無効磁束rlが減少し、エアギャップaを横
断し、回転子Qυの駆動用コイル(9)を鎮交する有効
磁束f3が増加することと成り、磁気回路の効率が向と
し、電動機の効率は向とする。
さらに、この実地例では、組織変質部に)を形成するた
めの局所的な加熱後、急冷する焼き入れ工程により、ブ
リッジ部間の、機械的な強度が増している。
なお上記実施例では、珪素鋼等の薄鋼板で形成された内
輪体(7)のブリッジ部(財)に、熱的処理を施すこと
によし、ブリッジ部圏に組織変質部に)を形成し次が、
第3因に示されるように、薄鋼板の状態で、熱的処理を
施しブリッジ部(財)に組織変質部(ハ)を形成させた
後、#鋼板を重ね合わせ内輪体■を形成しても、ブリッ
ジ部圏の磁気抵抗は大きく、上記実施例と同様の効果が
得らnる。
なお、この発明の他の実施例として、第4図に示さnる
従来のステータ鉄心において、スリット(至)を有する
ブリッジ部圏に熱的処理を施仄磁気抵抗の大きい組ka
変質部(ホ)を形成したものであっても良い。このもの
にあっても、無効磁束f1はさらに減少するので、有効
磁束らが増加するとともに、さらに、熱的処理による焼
き入れ効果によって、機械的強度が増すので、スリット
四を形成することによって、ブリッジ部圏の機械的強度
が劣ることを補う効果をも有する。
なお上記実施例では組織変質部(イ)は、高周波焼き入
れ法で形成されたが、この方法に限ることなく、他の熱
源として、レーザ、電磁波、超音波。
抵抗溶接、及びスポット溶接のような通電加熱を用いた
り、または極細ガストーチで直接加熱し九り、ブリッジ
部(2)の断面積が小さいので複数の突出部□□□間に
大電流を流し、ブリッジ部(2)を自己発熱させる方法
等で、局所的にブリッジ部(2)を高温にし、急冷する
ことにより、磁気抵抗の大きい組織変質部(ハ)を得る
ことができる。急冷は、ブリッジ部圏への入熱量が少な
く、ブリッジ部(社)から突出部り0への熱伝導は良い
ので、空冷又は水冷によって容易におこなうことができ
る。
ところで上記実施例では、電動機に利用する場合につい
て述べたが、その他の回転電機にも利用できることは言
うまでもない。
〔発明の効果〕
この発明は、以上に述べたようにステータ鉄心の突出部
を内周側にて直結するブリッジ部に、突出部の組織状態
と異なる磁気抵抗の大きい組織変質部を形成したので、
ブリッジ部の機械的強度を弱めることなく、ブリッジ部
を通る無効磁束f1を減少させ、有効磁束らを増加させ
ることができる大め、効率の良い回転電機のステ・−夕
鉄心を得ることが出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
めの円輪体の一部を示す平面図、第3図はこの発明の他
の実施例を示す内輪体の一部を示す分解斜視図、第4図
は従来の回転電機のステータ鉄心を示す分割斜視図、第
5図は回転電機の磁気圓略図である。 図において、(1)は内一体、Q◇は突出部、@はブリ
ッジ部、四は組織変質部である。 なお、各図中向−付号は同−又は、tl当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放射状に配設され、磁路の一部となる磁性材料からなる
    複数の突出部、これら突出部間を内周側にて連結し、上
    記突出部と、同一磁性材料からなるブリッジ部、このブ
    リッジ部に形成され、上記突出部の組織状態と異なる組
    織状態にて磁気抵抗が上記突出部の磁気抵抗より大なら
    しめた組織変質部を備えた回転電機のステータ鉄心。
JP10230489A 1989-04-22 1989-04-22 回転電機のステータ鉄心 Pending JPH02280641A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19836509A1 (de) * 1998-08-12 2000-02-24 Abb Patent Gmbh Rotierende elektrische Maschine
KR20010064050A (ko) * 1999-12-24 2001-07-09 이충전 전동기용 고정자
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