JPH02276523A - 昆虫捕獲器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】 本発明は昆虫を捕獲する方法、捕獲方法を実行するため
の仕掛け、捕獲方法を実行するための仕掛けの分配用装
置及び捕獲方法を実行するための仕掛けの製造方法に関
する。 本発明の目的はレストラン、家屋、馬小屋、牛小屋及び
その他の場所の昆虫、特に屋内昆虫、たとえば蝿、蚊、
ジガバチ及び植物の害虫を捕獲するための実現性を得る
ことにある。 〔発明の背景］ キャリヤー、たとえば樹脂性の接着剤が塗られた紙片で
、この細長い小片が蝿が一杯いる場所及び／又は蝿を誘
引する場に吊るされている、このようなキャリヤーに着
く昆虫を接着剤によって固定することに基づく昆虫捕獲
装置が以前から知られている。細長い小片はボードカバ
ー中に貯蔵されていて蝿を捕獲するために接着剤表面を
露出するためにらせん形に引き出される。 さらに接着剤及び随意にオイゲノールのような誘引物質
を塗って、蝿を捕獲するために牛小屋や馬小屋に吊るさ
れる大きなシートが知られている１両側が接着剤付き表
面になっている紙のシートはこのようにしてリプにはり
付けて動物及びこやしのある建物の柱の縦溝の上に垂直
に吊るされる。 しかしながら、上述の型の蝿取り器はほこりとちりで蔽
われるようになりそれによってその捕獲／接着能を失う
だろうし、更にそのまわりの活動性を妨害することがわ
かった０人がそこに容易につかまるだろうし、吊るした
り降ろしたりすることがやっかいであり、かつ後者は約
０．５ｍ”という大きな面積をもっているため、動物の
健康のためにしばしば大切な換気を妨げる。大きな蝿取
り器は小鳥さえ捕獲するが、これは望ましくないことで
ある。 さらにこれらの型の捕獲器はレストラン、菓子店その他
の場所に使用することは特に美的に不適切である。その
ような捕獲器は特に品がなく、また死んだ蝿や死にかけ
ている蝿の集団を見ることは直接食欲を減退させる。 しかしながら、好ましくはどのような毒薬をも使用せず
に、特に伝染病汚染物であり、又は多かれ少かれ痛い痛
みを引き起す蝿や蚊のような、蝿その他の昆虫をなくす
ための世間一般の、要望がある。 ［本発明の記述］ いまや驚くべきことに、本発明、すなわち接着剤をつけ
たひもを好ましくは水平に、昆虫を捕獲すべき場所に配
置することを特徴とする本発明によって、単位時間当り
捕獲される量を増大することさえ可能であることがわか
った。 これ以上の特徴は付随の特許請求の範囲から明らかにな
る。 本発明によって単位時間当り捕獲される昆虫の数が顕著
に増大する０本発明を同じ接着剤と同量の誘引物質を付
けた垂直に吊している紙シートと比較を行った試験にお
いて、３分の１の面積に捕獲された蝿の量は１０倍以上
であった。 本発明に使用されるひもは機械的強度がないもの及び／
又は忌避剤を排出するものを除いてどのような型及び材
料のひもでもありうる。ある植物繊維、たとえばサイザ
ル麻、麻は東端を寄せつけない０ｍ当り適正な価格及び
適切な寸法で得られる不活性な、白いポリプロピレンの
ひもがうまく使用される。しかし綿をポリプロピレンで
補強したひもや純綿のひもも使用できる。 接着剤がついてない状態のひもの適切な寸法は２．５〜
４．０ｍｍ　、好ましくは３．０〜３．５ｍｍであるこ
とがわかった。接着剤を塗布後直径は３．０〜５．０ｍ
ｍ、好ましくは３．５〜４．３ｍｍになるであろう。直
径３．２ｍｍのひもは接着剤塗布後４．０ｍｍの直径を
持つがそれが最適であることがわかった。適切な接着剤
はスチレン系接着剤、ＮＲ系接着剤又は樹脂系接着剤、
すなわち通常昆虫捕獲器に通常使用されている接着剤で
ある。 接着剤の稠度は使用時の温度、通常１８〜２２℃、及び
存在する空気の湿度に合せるべきである。 もし接着剤がスチレン系接着剤がそうであるように紫外
線に敏感であるならば、それらは太陽の直射光にさらし
てはならない、勿論、そのような情勢では接着剤はＵＶ
保護剤を、たとえこれが硬化されなくても、与えられる
であろう。 ひもはまた適切な誘引物質、たとえば蝿に対しオイゲノ
ール、オイゲノール、エタノール、及び別の昆虫たとえ
ば蚊、ジガバチに対し別の既知の誘引物質をつけること
もできる。使用された誘引物質は接着剤をかたくしては
いけなくてむ゛しろ可塑剤である。 使用されるひもは適切な高さに水平に張られるか又は吊
るされるかもしくは垂直に張られる。か（して低い場所
は勿論高い場所も昆虫の型又は昆虫の科の中の種族にさ
え依存して使用することができる。ひもは、特に馬小屋
、牛小屋及び温室では好ましくは水平に張られる。 過半数の場所で接着剤が塗布されたひもは好ましくは供
給ドラム上に巻かれた巻回物から施されて天井の真下に
又は壁に沿って、随意にプーリーやそれ以上のものを経
て収集ドラムに引張られ、そうすることによって手又は
モーターでクランクをまわして適切な長さの新しいひも
を少しづつ収集ドラムへ引張る。後者の場合にはモータ
ーは色々の方法で、たとえば予定した長さのひもを２４
時間で要求通り全ても巻き取るようにタイムリレーによ
って制御することができる。ドラムが満巻になったとき
は全く簡単に捨てられて、新しいひもを具えた新しいド
マムが取り付けられる。ドラムがシリコンオイルで処理
されているなら接着剤はドラムに付着しない。 ひもはまた環境に合うようにいろいろな方法に設計可能
である。かくしてひもは小さな長さに切断可能で植物の
害虫及び蝿をなくすために花瓶や花器中に入れることが
できたり、窓の植物の間に置けるように棒の上のばら形
装飾のようにもつと幻想的にデザインすることができる
。レストラン及び菓子製造店では、もしそうすることを
望むならばひもはカーテン捧の背面に隠すことができる
。 ひも及び／又は接着剤に白色を選ぶことによって、その
ようなひもはとりわけ目立つようになるであろう。 実施例 直径３．２ｍｍの長さ３００ｍのポリプロピレンのひも
（スプリットファイバー）に３００ｍ当り２．５ｇの量
のオイゲノールを含浸させた。それから直径４．０ｍｍ
になるように接着剤入り容器中をひもを引張ることによ
ってひもに溶融接着剤系エラストマー（スチレン系、粘
度二８０℃で２８００ｍＰａ５、軟化点：リングボール
法により５２℃、商品名Ｈｅｒｎｉｍｅｌｔ　８６９３
、スウェーデンのＨｅｒｎｉａ　Ｉｎｔｅｒ−ｎａｔｉ
ｏｎａｌＡ　Ｂ製）を塗布した。　０．８４ｋｇのスチ
レン系接着剤を使用した。 誘引物質の含浸はいろいろな方法で、たとえばガス状法
を使用して、接着剤に誘引物質を溶解して又は噴霧化誘
引物質を使用してひもにスプレーすることによって行う
ことができる。 試ＩＩ！１ 上記実施例による２２ｍのひもを牛小屋に水平に張った
。そこにはまた同じ接着剤と同じ、誘引。 物質をつけた面積０．８８ａ＋”の紙シートを同じ条件
のもとに垂直に配置した。ひもの面積は０．２８ｍ”７
２２ｍであった。こうしてひもは１分間に２０θ匹の蝿
を捕獲したが、紙シートは同じ時間に１７匹の蝿を捕獲
した。このようにひもは１分間に単位体積当り紙シート
が捕獲したよりも約３０倍多い蝿を捕獲した。 試験　２ 上記実施例により製造した同じひもを牛小屋に垂直は勿
論水平に張った。こうして長さ１ｍのひもを水平のひも
の各１ｍ置きに垂直に吊り下げた。垂直なひもの量は水
平なひもの長さと等しかった。水平なひもは垂直なひも
が１分間に３０匹の蝿を捕獲したのに比べて１分間に７
２匹の蝿を捕獲した。かくして水平なひもは２倍多い蝿
を捕獲した。しかしながら上記の試験１に比べて、垂直
なひもは紙シートが捕獲したよりも単位時間及び単位面
積当り多くの蝿を捕獲した。 試験　３ 台所に本発明の上記実施例によるひもを従来の紙の細長
い小片（５ｘ　１００ｃａ＋　）と同様に水平につるし
た。ひもは１２匹の蝿を捕獲したが紙片は僅か蝿１匹を
捕獲しただけであった。接着剤と誘引物質は両方とも同
じであった。 試験　４ 接着剤と誘引物質をつけたひもと接着剤だけをつけたひ
もとの間の違いを測定するために、そのような２つの異
なるひもを同じ条件のもとに牛小屋の中に水平に張った
。捕獲された蝿の量に意味のある違いは全く測定されな
かった。 誘引物質の存在はこのように本発明に関しては必要ない
が、特にひもが水平に張られるときに捕獲能力はひもの
形状に実質的に関係がある。 試験　５ さらにつけ加えた試験で本発明によるひもを細長い紙片
と比較したが両方とも水平に配置した。 ひもの長さは１０００＋ｕ＋で塗布前の直径は３．２ｍ
ｍであった１紙片の長さもまた１０００ｍｍで巾は５０
ｍｍであった。２つの捕獲の仕掛けには同じ接着剤と誘
引物質を塗布した。ひもと細片はそれぞれ同じ客観的条
件のもとで水平に配置した。各ひも及び細片は各２４時
間後取り替えた。結果を下記の表に示す、蝿：　Ｍｕｓ
ｃａ　ｄｏｍｅｓｔｉｃａ。 表

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、接着わなを使用する昆虫捕獲方法において、昆虫を
   捕獲する場所に接着剤を塗布したひもを使用することを
   特徴とする昆虫捕獲方法。 ２、接着剤を塗布したひもを水平方向に配置することを
   特徴とする請求項１記載の方法。 ３、新しいひもを取出し容器から少しづつ前方へ引出す
   ような方法で接着剤を塗布したひもを配置することを特
   徴とする請求項１又は２記載の方法。 ４、接着剤を塗布したひもを使うことを特徴とする請求
   項１〜３記載の方法を実行するための仕掛け。 ５、未塗布状態でひもの直径が２．５〜４．０ｍｍであ
   ることを特徴とする請求項４記載の仕掛け。 ６、未塗布状態でひもの直径が３．０〜３．５ｍｍであ
   ることを特徴とする請求項５記載の仕掛け。 ７、ひもが合成繊維及び／又は有機植物繊維で作られた
   ひもからなることを特徴とする請求項４〜６のいずれか
   １項記載の仕掛け。 ８、ひもがポリプロピレンのひもであることを特徴とす
   る請求項７記載の仕掛け。 ９、ひもが綿をポリプロピレンで補強したひもであるこ
   とを特徴とする請求項７記載の仕掛け。 １０、ひもが綿のひもであることを特徴とする請求項７
   記載の仕掛け。 １１、接着剤を塗布したひもが昆虫を捕獲するために的
   をしぼった誘引物質を更に含むことを特徴とする請求項
   ４〜１０のいずれか１項記載の仕掛け。 １２、供給ドラムと収穫ドラムを含み、第１の場所に接
   着剤を塗布したひもが供給ドラムのまわりに配置されて
   おり、そして連続して移動させられて収集ドラムのまわ
   りに配置されることを特徴とする、請求項１〜３記載の
   方法を実行するための請求項４〜１１記載の仕掛けの分
   配用装置。 １３、当面の条件のもとで昆虫を接着剤にはりつけるこ
   とができるような稠度を有する接着剤をひもに塗布する
   ことを特徴とする請求項４〜１１記載の仕掛けを製造す
   る方法。