JPH0227583Y2 - - Google Patents

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JPH0227583Y2
JPH0227583Y2 JP2611884U JP2611884U JPH0227583Y2 JP H0227583 Y2 JPH0227583 Y2 JP H0227583Y2 JP 2611884 U JP2611884 U JP 2611884U JP 2611884 U JP2611884 U JP 2611884U JP H0227583 Y2 JPH0227583 Y2 JP H0227583Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pin
main body
cover plate
lock pin
operating cover
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Expired
Application number
JP2611884U
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English (en)
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JPS60137475U (ja
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Publication date
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Priority to JP2611884U priority Critical patent/JPS60137475U/ja
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Application granted granted Critical
Publication of JPH0227583Y2 publication Critical patent/JPH0227583Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ビデオ装置やカセツトデツキ、又
はそれらのキヤリングバツク等の吊下げ用として
利用されるものである。
従来技術 このような吊下げ用バンドの係着装置は、係合
離脱の操作をワンタツチで行なうことができて、
而も一旦係合が行なわれると通常の使用状態では
妄りに外れたりするような心配のないものが必要
である。
その為、従来から例えば実開昭51−108509号、
実開昭53−94010号、実公昭53−486号等にみられ
るように、種々の装置が考案され実施されている
が、機器等の本体側に外側面より大きく突出する
係合ピンを設け、係着具側にこの係合ピンが嵌止
しうる開設孔を設けて両者を係脱自由に係合させ
るものであるから、外した状態では本体外側面に
突出するピンが邪魔になり、又それが他の器機等
に衝接したりして外側面に傷をつけるおそれがあ
り、而も係着具側の内部構造が複雑で操作も面倒
であるといつた欠点があつた。
考案が解決しようとする課題 この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点を鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、係着具の着脱を簡単容易にワンタツ
チ操作で行えるようにするとともに、一旦係合が
行われると確実に係合して妄りに外れたり遊動せ
ず、本体側に突出する従来の係合ピンを係着具側
に設けて本体側から突起物をなくすようにし、而
も係着具側の構造が簡単で作動が円滑且つ確実で
あり安価に実施することのできる吊りバンドの係
着具を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案における吊
りバンドの係着具は、表面側が開放した浅い箱形
で且つ上端にバンドの至端部への取付部を形成し
てなる係着具であつて、係着具主体の裏面部に、
本体側の係合用開設孔に下から係合しうる上向き
の係止鍔が一体に突出するように固定された固定
係合ピンと、この固定係合ピンの下位に軸心と平
行に添設されて摺動し且つ該固定係合ピンととも
に前記開設孔へ嵌入される出没自在なロツクピン
とを設けるとともに、前記係着具主体の表面部に
は、その開放部を閉塞するように中途部の枢支軸
を支点にシーソー式に揺動しうる操作蓋板を嵌合
し、この操作蓋板の下端部に前記ロツクピンの後
端部を連繋ピンにて連繋し、係着具主体の中空部
内に操作蓋板の上端部を内側から外向きに押圧し
てロツクピンに突出方向の弾力を附勢するばねを
設けてあるものである。
そして上記係着具は、操作蓋板の上端の外面部
を操作部とすることが好ましい。
実施例 係着具主体1は、第2〜3図に示すように表面
側が開放した浅い箱形に形成して開放部の嵌合部
に操作蓋板2を嵌合する。主体1の上端部にはバ
ンド3の取付部4を設けてこれにバンド3の至端
を係挿し取着する。
固定係合ピン5は軸部5aの先端に頭部5bを
設けたボルト状のものを利用したもので、頭部5
bに上向きの係止鍔6を一体に形成する。係止鍔
6は軸部5a及び頭部5bに対し偏心したものと
なす。この係合ピン5を頭部及び係止鍔6が主体
1の後面(裏面)へ突出するように軸部5aに内
側からナツト7を螺締することで不動状に固定す
る。
ロツクピン8は、この係合ピン5の下位にその
軸心と平行にして添接し軸方向へ進退摺動するよ
う主体1内に設け、その先端部8aは、主体1の
後面に開設した孔9より出没自在となす。
操作蓋板2は、左右両側に枢支軸10を設けて
これを主体1側の嵌止溝11に圧入嵌合し、上部
の内側のばね12を利かせてばね圧により常時は
閉止させられるようにする。この蓋板2の下部の
内面にロツクピン取付部13を設けて連繋ピン1
4によりロツクピンを蓋板2に連繋させ蓋板の操
作で出没させるものである。
本体15側の開設孔16は係合ピン5の頭部5
bの直径にロツクピン8の厚さを加えた長さを直
径とする円形孔となす。
作 用 係着具主体1を器機等の本体15に係着するに
は次のようにする。
先づ、主体1の係合ピン5を開設孔16に対応
させた状態で主体1を前傾状に当てがい下からす
くうように係止鍔6を開設孔16に挿入する。ロ
ツクピン8は開設孔16の下縁部に突き当たるの
で、そのまゝ挿入するとばね12の附勢に抗し孔
9内へ没入するが、主体1が傾斜位置から直立し
た正常位置になると開設孔16内に臨むようにな
るからその瞬間にばね圧によつて開設孔16内に
突入する。係合ピン5とロツクピン8が同時に開
設孔16に嵌入した状態では主体1は前後左右何
れの方向に対しても抜脱せず、又本体15に対し
てもロツクピン8が突き立つて傾動できない為外
れる心配はない。
係着具を外すときは、蓋板2の上部2aを内方
へ押す。すると第2図鎖線で示すように蓋板2は
枢支軸10を支点にばね12の附勢に抗し下部が
開く。この開動作によつて蓋体に連繋されたロツ
クピン8が開設孔16より抜けるので係合ピン5
はフリーになつて開設孔16より自由に抜き出す
ことができる。
考案の効果 この考案は上述の構成からなるものであつて、
係着具主体に固定係合ピンと、蓋体の操作で出没
自在に摺動しうるロツクピンとを設けて両ピンを
同時に本体側の開設孔に係合させるようにしたの
で、一旦係合が行なわれると、確実に係合が維持
されて妄りに外れるような心配がなく、本体側の
開設孔に対し自由に回動もでき、又外せば本体側
に突出物がないので何かと便利であり、而も係脱
の操作は蓋板を押圧するだけのワンタツチ操作で
楽に行なうことができ、係合ピンを係着具側に設
ける形式でありながら構造簡単で作動が確実であ
り、安価に実施できる点で実用上優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る装置の実施例を示すビ
デオ機器の正面図、第2図は係着具取付部の拡大
縦断側面図、第3図は同正面図で一部は欠截して
内部を示す。第4図は第2図におけるA−A線か
らみた係着具の後面図、第5図は同係着具のロツ
クピン部における横断面図である。 1…係着具主体、2…操作蓋板、3…バンド、
5…固定係合ピン、6…係止鍔、8…ロツクピ
ン、15…機器本体、16…開設孔、9…孔、1
2…ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面側が開放した浅い箱形で且つ上端にバン
    ド3の至端部への取付部4を形成してなる係着
    具であつて、係着具主体1の裏面部に、本体1
    5側の係合用開設孔16に下から係合しうる上
    向きの係止鍔6が一体に突出するように固定さ
    れた固定係合ピン5と、この固定係合ピン5の
    下位に軸心と平行に添接されて摺動し且つ該固
    定係合ピン5とともに前記開設孔16へ嵌入さ
    れる出没自在なロツクピン8とを設けるととも
    に、前記係着具主体1の表面部には、その開放
    部を閉塞するように中途部の枢支軸10を支点
    にシーソー式に揺動しうる操作蓋板2を嵌合
    し、この操作蓋板2の下端部に前記ロツクピン
    8の後端部を連繋ピン14にて連繋し、係着具
    主体1の中空部内に操作蓋板2の上端部を内側
    から外向きに押圧してロツクピン8に突出方向
    の弾力を附勢するばね12を設けてなることを
    特徴とする吊りバンドの係着具。 (2) 操作蓋板2の上端の外面部2aを操作部とし
    てなる前記実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の吊りバンドの係着具。
JP2611884U 1984-02-24 1984-02-24 吊りバンドの係着具 Granted JPS60137475U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2611884U JPS60137475U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 吊りバンドの係着具

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JP2611884U JPS60137475U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 吊りバンドの係着具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60137475U JPS60137475U (ja) 1985-09-11
JPH0227583Y2 true JPH0227583Y2 (ja) 1990-07-25

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ID=30521830

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JPS60137475U (ja) 1985-09-11

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