JPH02275167A - 作業車の伝動構造 - Google Patents

作業車の伝動構造

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JPH02275167A
JPH02275167A JP1095871A JP9587189A JPH02275167A JP H02275167 A JPH02275167 A JP H02275167A JP 1095871 A JP1095871 A JP 1095871A JP 9587189 A JP9587189 A JP 9587189A JP H02275167 A JPH02275167 A JP H02275167A
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JP
Japan
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transmission
front wheel
hydraulic
hydraulic clutch
central space
Prior art date
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Pending
Application number
JP1095871A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Fukui
福井 哲
Yoshimi Ota
太田 芳美
Shigekazu Hasegawa
長谷川 繁一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧アクチュエータの作動で変速操作される
ギヤ式の変速装置、及び、油圧アクチュエータの作動に
よる変速操作の開始時に切り操作され、この変速操作の
完了時に入り操作される油圧クラッチ夫々をミッション
ケース内に備えて成る作業車の伝動構造に関し、詳しく
は、ミッションケース内の伝動系の配置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、上記の如く構成された伝動構造としては、実開昭
62−40350号公報に示されるものが存在し、この
引例ではミッションケースの前部に主変速系、後部に副
変速系が配置されると共に、これら主、副夫々の変速系
の中間部に隔壁により空間を確保して、油圧クラッチを
配置している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、農用トラクタを例に挙げると、最近の農用トラ
クタでは、ステアリング操作時に前車輪の駆動速度を増
大させて車体の旋回半径の縮少を図るものも存在するが
、このように前車輪の駆動速度の増大を行うものでは、
専用の増速装置を必要としている。
又、この増速装置を前記した伝動構造を有した作業車に
備えようとしても、前車輪の動力を伝えるための出力軸
がミッションケースの下面に設けられているため、この
増速装置を設ける位置がミッションケースの下面、ある
いは、前車軸ケース外面等、地上の突出物等と接触を生
じ易い部位に設定されることが多く改善の余地がある。
又、このような部位に増速装置を配置した場合には外部
からの潤滑油の供給が困難となるため、この点も改善の
余地がある。
特に、この増速装置に変速用の油圧クラッチを備えてい
るものでは、焼損を防止するという観点から潤滑油の供
給は重要な問題となる。
本発明の目的は、前述のように油圧アクチュエータの作
動で変速を行う構成の伝動構造の合理的な改造により、
破損を生じ難い状態で、しかも、充分な量の潤滑油を供
給できる状態で、前輪増速装置を設ける点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は前述のように油圧アクチュエータの作動
で変速を行う構成の伝動構造において、前記ミッション
ケースの中間部にミッションケース内の空間を前後に分
かつ中央空間を隔壁によって形成し、この中央空間の上
部に前記油圧クラッチを配置し、この中央空間の下部に
前車輪へ伝えられる動力の駆動速度の増大を図る前輪増
速装置を配置してある点にあり、その作用、及び、効果
は次の通りである。
〔作 用〕
上記特徴を例えば第1図に示すように構成すると、ミッ
ションケース(8)の中央空間(S)の下部に前輪増速
装置(F)が配置されるので、この前輪増速装置(F)
はミッションケース(8)の外壁及び側壁等で保護され
ると共に、ミッションケース(8)に貯留されている潤
滑油が常時供給されることになる。
又、この構成では変速用の油圧クラッチ(B)を設ける
ために従来から備えられている隔壁(43)、 (43
)によって形成される中央空間(8)の下部のデッドス
ペースに前輪増速装置(F)が配置されるので、ミッシ
ョンケース(8)の大型化を伴うことが無い。
〔発明の効果〕
従って、中央空間の下部に前輪増速装置を配置するとい
う改造によ°す、破損を生じ難い状態で、しかも、充分
な量の潤滑油を供給できる状態で前輪増速装置を設ける
ことができたのである。
特に、本発明ではデッドスペースに前輪増速装置を配置
するので、ミッションケースをあまり大型化させないと
いう効果も奏する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第2図に示すように、エンジン(1)からの動力が第1
伝動軸(2)、クラッチ機構(3)、第2伝動軸(4)
夫々を順次介して外部動力取出し軸(5)に伝えられる
系、及び、エンジン(1)からの動力が主クラッチ(6
)、主変速装置(A)、油圧クラッチ(B)、前後進切
換装置(C)、副変速装置(D)、超減速装置(E)夫
々を順次介して後車輪(7)の差動装置(7a)に伝え
られる系、各々がミッションケース(8)の内部に形成
されると共に、更に、このミッションケース(8)の内
部に前記後車輪(7)の差動装置(7a)に伝えられる
動力をギヤ伝動機構(9)を介して取出し、前車輪(1
0)の差動装置(loa)に伝える第1中間軸(11)
、前輪増速装置(F)、第2中間軸(12)夫々を設け
て農用トラクタの伝動系が構成されている。
前記主変速装置(A)は、2つのシンクロメツシュ式の
ギヤ変速機構で成り、4段に変速可能であり、前記前後
進切換装置(C)及び副変速装置CD)夫々も共にシン
クロメツシュ式に構成され、又、主変速装置(A)は2
つの油圧シリンダ(TI)、(Tりで、副変速装置CD
)は単一の油圧シリンダ(T、)で夫々変速操作を行い
、前後進切換装置(C)は手動により変速操作を行うよ
う構成され、更に、この農用トラクタでは、これら3種
の変速操作が行われる際において、変速操作の開始時に
は前記油圧クラッチ(B)を切り操作し、変速操作の完
了時に油圧クラッチ(B)を入り操作することで、前記
主クラッチ(6)を切り操作すること無(変速を行うた
めの油圧制御系が備えられている。
つまり、油圧制御系は第4図に示すように、油圧ポンプ
(13)からの圧油をロータリ弁(15)を介し前記3
つの油圧シリンダ(T + )、 (T2 )、 (T
3)に供給する系と、これら3つの油圧シリンダ(’r
、)。
(T2 )、(Ts )の作動時、及び、前後進切換装
置(C)の操作時において圧力が増減するパイロット油
路(16)のパイロット圧によって操作される弁機構(
V)と、この弁機構(V)によって入り切り制御される
前記油圧クラッチ(b)とで成り、油圧ポンプ(13)
からの圧油は第1供給油路(17)を介してロータリ弁
(15)に、又、第2供給油路(18)を介して弁機構
(■)に夫々供給される。
更に、前記ロータリ弁(15)は油圧シリンダ夫々を制
御する作動油制御部(15a)と、前記パイロット油路
(16)の圧力を制御するパイロット圧制御部(15b
)とで成り、前記3つの油圧シリンダ(TI )、 (
T2 )、 (T、 )、及び、前記前後進切換装置(
C)の操作系夫々にも、パイロット油路(16)の圧力
を制御する弁部(G)が設けられている。
尚、このパイロット圧制御系では、ロータリ弁(15)
の操作開始時において、パイロット圧制御部(15b)
によってパイロット圧の低減を図り(この低減作動は操
作の初期の極めて短時間だけ行われる)、次に、油圧シ
リンダの作動により弁部(G)が開放してパイロット圧
の低減状態を維持すると共に、変速作動の完了時に弁部
(G)が閉塞することによりパイロット圧の上昇を図る
ように構成されている。
第3図に示すように、3つの油圧シリンダ(TI )、
 (’rt )、 (T3)、及び、前後進切換装置(
C)を操作するロッド材(19)はブロック状に構成さ
れた単一のシリンダケース(20)に収められている。
つまり、主変速装置(A)に対する油圧シリンダ(TI
)、(T2)は、ピストン部(21)を挟んで2つのピ
ストンロッド(22)、 (22)を有する作動部材と
、一方のピストンロッド(22)に外嵌する可動ピスト
ン(23)と、この可動ピストン(23)の側のピスト
ンロッド(22)を密嵌合状態で挿通支持するスリーブ
部材(24)とで成り、このスリーブ部材(24)はピ
ストンロッド(22)の半径方向への変位に追従できる
よう、弾性材で成るオイルシール(25)、 (25)
を介してシリンダケース(20)の内部に嵌め込まれ、
更に、スリーブ部材(24)に形成した油路(24a)
とピストンロッド(22)に形成した凹状部(22a)
とで前記弁部(G)が構成されている。
又、スリーブ部材(24)は、シリンダケース(20)
に対してスライド移動が規制されるようクリップ(26
)によって位置が固定され、係合片(27)が設けられ
た側のピストンロッド(22)とシリンダケース(20
)との間、及び、ピストン部(21)、可動ピストン(
23)夫々にもオイルシール(25)、 (25)、 
(25)が設けられている。
尚、この油圧シリンダ(TI)、(Tz)では、3種の
作動位置を現出するよう3つの油圧ポート(PI)、 
(P2)、 (P3)を有し、両端の油圧ポート(Pr
)。
(P3)に圧油を同時に供給することで同図に示す如く
ニュートラル位置を現出し、又、係合片(27)の側の
油圧ポート(P、)、あるいは、中央の油圧ポート(P
2)のいずれかを選択して圧油を供給することで2つの
変速操作位置を現出し、この係合片(27)の側の油圧
ポート(Pl)に圧油を供給した場合には、ピストン部
(21)がスリーブ部材(24)に接当して位置が決ま
る。
又、前記副変速装置(D)に対する油圧シリンダ(T、
)は、前記主変速用の油圧シリンダ(TI)。
(T2)から可動ピストン(23)を取除いた構造であ
り、2つの圧油ポート(Pl)、(P3)への選択的な
圧油供給により2位置に操作可能である。
又、前記ロッド材(19)はシリンダケース(20)を
貫通する状態に配置され、一方の端部には操作レバー(
28)と連係するブラケット(29)が、他方の端部に
は係合部(30)が形成され、更に、このロッド材(1
9)とシリンダケース(20)との間にも弁部(G)が
形成されている。
第2図及び第3図に示すように、前記シリンダケース(
20)、ロータリ弁(15)、弁機構(V)夫々は、ミ
ッションケース(8)に形成された開口(8a)を閉塞
する蓋状部(31)に設けられ(配置等は詳記せず)、
又、前記主変速装置(A)、前後進切換装置(C)、副
変速装置(D)夫々を操作するシフトロッド(32)、
 (32)、 (32)、 (32)の端部がミッショ
ンケース(8)の開口(8a)まで延設され、この端部
と前記係合片(27)、 (27)、 (27)、及び
、係合部(30)とが係合により連係するよう構成され
ている。
第4図に示すように前記弁機構(V)は、電磁比例減圧
式の調圧弁(33)と、この調圧弁(33)が介装され
た第1油路(34)と並列する第2油路(35)に介装
されたパイロット圧操作型の開閉弁(36)と、油圧ク
ラッチ(B)の圧力が所定値まで上昇することによって
第2油路(35)を閉塞する減圧弁(37)とで成り、
前記調圧弁(33)は、走行系に介装されたトルクセン
サ(38)からの信号に基いて動作する制御装置(39
)からの信号により、その開度を調節し、又、この制御
装置(39)は前記パイロット油路の圧力上昇によりO
N操作される圧力スイッチ(40)からの信号により起
動する。
又、前記前輪増速装置(F)は、前車輪(10)が大き
くステアリング操作された際においてのみ、前車輪(1
0)へ伝えられる動力の駆動速度を高めるよう増速用の
ギヤ伝動機構(4I)と、油圧クラッチ(42)とで成
り、この油圧クラッチ(42)は第1中間軸(11)か
らの動力を直接第2中間軸(12)へ伝える状態と、前
記ギヤ伝動機構(41)を介して第2中間軸(12)へ
伝える状態とに伝動系の切換を行えるよう構成されてい
る。
尚、このミッションケース(8)では、第1図に示すよ
うに前記主変速装置(A)と前後進切換装置(C)との
間に位置を設定して、前後一対の隔壁(43)、 (4
3)を設けることで、この隔壁(43)。
(43)の間に中央空間(S)が形成され、前記油圧ク
ラッチ(B)及び前輪増速装置(F)夫々を、この中央
空間(S)の上下に配置してある。
そして、このように前輪増速装置(F)をミッションケ
ース(8)の下部に配置してあるので、この装置はミッ
ションケース(8)の貯留池に沈み込ませた状態となり
、強制的な潤滑油供給系を設けずとも、この装置の油圧
クラッチ(42)には充分な量の潤滑油が供給されるよ
うになっている。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、前輪増速装置にワイ
ヤ等で操作されるクラッチを備える、あるいは、電磁ク
ラッチを備える等、様々に構成できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の伝動構造の実施例を示し、
第1図はミッションケースの一部切欠き側面図、第2図
は伝動系を表す線図、第3図はシリンダケースの断面図
、第4図は油圧回路図である。 (8)・・・・・・ミッションケース、(10)・・・
・・・前車輪、(43)・・・・・・隔壁、(B)・・
・・・・油圧クラッチ、(F)・・・・・・前輪増速装
置、(S)・・・・・・中央空間、(T)・・・・・・
油圧アクチュエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧アクチュエータ(T)の作動で変速操作されるギヤ
    式の変速装置、及び、油圧アクチュエータ(T)の作動
    による変速操作の開始時に切り操作され、この変速操作
    の完了時に入り操作される油圧クラッチ(b)夫々をミ
    ッションケース(8)内に備えて成る作業車の伝動構造
    であって、前記ミッションケース(8)の中間部にミッ
    ションケース内の空間を前後に分かつ中央空間(S)を
    隔壁(43)、(43)によって形成し、この中央空間
    (S)の上部に前記油圧クラッチ(B)を配置し、この
    中央空間(S)の下部に前車輪(10)へ伝えられる動
    力の駆動速度の増大を図る前輪増速装置(F)を配置し
    てある作業車の伝動構造。
JP1095871A 1989-04-15 1989-04-15 作業車の伝動構造 Pending JPH02275167A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013233A (ja) * 2011-09-14 2012-01-19 Kubota Corp 作業車の走行変速構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013233A (ja) * 2011-09-14 2012-01-19 Kubota Corp 作業車の走行変速構造

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