JPH02274707A - 水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョンの製造方法 - Google Patents

水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョンの製造方法

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JPH02274707A
JPH02274707A JP2073160A JP7316090A JPH02274707A JP H02274707 A JPH02274707 A JP H02274707A JP 2073160 A JP2073160 A JP 2073160A JP 7316090 A JP7316090 A JP 7316090A JP H02274707 A JPH02274707 A JP H02274707A
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JP
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water
emulsion
ethylene
soluble monomer
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JP2073160A
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William Edward Lenney
ウイリアム.エドワード.レニイ
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Air Products and Chemicals Inc
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Air Products and Chemicals Inc
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F218/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid
    • C08F218/02Esters of monocarboxylic acids
    • C08F218/04Vinyl esters
    • C08F218/08Vinyl acetate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F212/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は酢酸ビニール/エチレン共重合体エマルジョン
に関するものであり、特に水溶性単量体を含む該重合体
をポリビニールアルコールを主体として含む安定化剤の
存在のもとでエマルジョン重合により製造する方法に関
するものである。
[従来の技術] 従来から酢酸ビニール/エチレン/アクリル酸(VAE
/AA)共重合体エマルジョンは、紙、金属箔等の接着
剤として製造され使用に供されている。
この(VAE/AA)共重合体エマルジョンを接着剤用
として使用するためには、粘度安定性、p1安定性の如
き貯蔵安定性が望まれるほか、次に列挙するような製品
特性を具備することが必要とされる。
(1)セツティングが迅速に行ない得ること・セツティ
ングが迅速に行ない得れば包装材の製造に有利である。
(2)高い強い濡れ粘着性を有すること・濡れ粘着性が
高いことは包装やラミネートに有利である。
(3)濃厚化が容易であること・エマルジョンが可塑剤
や溶剤の添加に迅速に反応し、容易に濃厚化がなし得る
ことは接着経済性や接着特性上有利である。
(4)レオロジイ的有利性・エマルジョンは剪断変形に
対して過度に薄過ぎてはならない。
(5)低塑性変形抵抗性:変形低効率が低率であること
が望まれる。
[発明が解決すべき課題] 従来市販されている(VAE/AA)共重合体エマルジ
ョンは粘度や、pHが時間経過とともに変化するので貯
蔵安定性に欠けるうえに、上記したような製品特性にお
いても充分なものとは言えなかった。
本発明は従来の(VAE/AA)共重合体エマルジョン
における上記のような問題点を改善し、製品特性におい
ても貯蔵安定性においても優れた、(VAE/AA)共
重合体エマルジョンを得るための製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を解決するための本発明は次の如くである
。即ち、本発明は酢酸ビニール、エチレン及び水溶性共
単量体を、安定化剤の存在のもとで共重合させることに
よって水性エマルジョンを得るに際し、酢酸ビニールと
エチレンキシイを、重合度100〜600の低分子ポリ
ビニールアルコールを酢酸ビニール量を基準として2〜
4重量%と、30〜40単位の酸化エチレンを含み且つ
7〜18の炭素原子を含むアルキル基群を含むアルキル
フェノキシイポリ(エチレンオキシイ)エタノール非イ
オン界面活性剤を酢酸ビニール量を基準として1〜4%
重量とを含有させて形成した安定化剤を含む水中におい
て、水に対する単量体の比率を「単量体中水」型のエマ
ルジョンが形成されるような比率に調整し重合を行なわ
せるとを後で添加する水溶性単量体と含む酢酸ビニール
/エチレン共重合体の高固体半水性エマルジョンの製造
方法である。
本発明によって得られる水性エマルジョンは60〜93
重量%、好ましくは70〜85重量%の酢酸ビニール、
5〜34%、好ましくは2〜6重量%のエチレンおよび
2〜10重量%、好ましくはアクリル酸として2〜6重
量%、特に好ましくはアクリル酸として2〜,4重量%
の水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン/水溶性
単量体の共重合体からなるものである。共重合体は酢酸
ビニール、エチレンおよび水溶性単量体を、安定化剤の
存在のもとでエマルジョン共重合を行なわせることによ
り水性媒体中に分散させて得る。使用される安定化剤は
、(1) 75〜99+モル%加水分解した重合度10
0〜600の低分子量ポリビニールアルコールおよび(
2) 30〜40酸化工チレン単位のボリエI−キシル
化物質よりなる非イオン界面活性剤により構成される。
さらに又、非水溶性の単量体である酢酸ビニールおよび
エチレンの水に対する相対量は重合の初期段階ては「油
(単量体)中水」型のエマルジョンか形成され、重合が
進んで単量体が消費されると相変化により「水中油(単
量体)」型のエマルジョンに移行するような量とする。
そしてこれによって得られた共重合体エマルジョンを6
0〜70重量%、好ましくは60〜65重量%の固体率
で、且つ60重量%固体率、60ppm 、25°C,
pH5のときの粘度か3000cps以下、好ましくは
1500cps以下になるようにするものである。
低分子量ポリビニールアルコールおよび非イオンポリエ
トキシル化界面活性剤からなる安定化剤の使用は、酢酸
ビニール、エチレンおよび水溶性単量体のエマルジョン
共重合に際しての相反転に寄与し、又得られたエマルジ
ョンの安定性、粘着付向上および貯蔵安定性に寄与する
本発明によって得られたエマルジョンの製品特性は次の
如くである。
(1)セツティング速度・従来法によるエマルジョンに
比べ3倍のセツティング速度が得られる。
(2)濡れ粘着性・従来品に比べて高い濡れ粘着性を有
する。
(3)濃厚化・従来のエマルジョンよりも可塑剤や溶剤
の添加に迅速に反応し、容易に濃厚化がなし得る。
(4)レオロジイ的有利性:従来のエマルジョンに比へ
て剪断変形に対して過度に薄遇ぎず、高速ローラー塗布
に際しての失敗がない。
(5)低塑性変形抵抗性:冷間ての折り曲はデストにお
いて従来品にくらノ\折り曲げ回数を5回以」二多くす
ることがて゛きる 1作  用」 次に本発明の詳細およびその作用について説明する。本
発明の高固体率共重合体エマルジョンは60〜93重量
%の酢酸ビニール、5〜34%重量%のエチレンおよび
2〜10重量%の水溶性共単量体、特に好ましい水溶性
共単量体としてアクリル酸を用いて構成され、そのTq
の範囲は約−15°C〜25°Cである。そして共重合
体における特に好ましい組成範囲は酢酸ビニール70〜
85重量%、エチレン0〜28重量%、水溶性共単量体
2〜6重量%である。
本発明の目的のために使用される[水溶性−1の共単量
体とは、酢酸ビニールおよびエチレンと重合可能で且つ
25°Cで100gの水中に5g以上溶解し得るような
エチレン不飽和化合物をいう。
このような共単量体は通常は親水性を有する極性官能基
を含むものであり、例えば(メタ)アクリル酸、クロト
ン酸、インクロIヘン酸、マレイン酸、フマール酸、イ
タコン酸、アクリヒドロキシエチルアクリレイト、(メ
タ)アクリルアミド、アクリロニトリル、N−、メヂロ
ール(メタ)アクリルアミドおよびN−(メタ)アクリ
ルアミドクリコール酸の如きC5〜C6を含むアルケン
酸か挙けられる。
又本発明の酢酸ビニール/エチレン共重合体には場合に
よっては1種又は2種以上の追加のエチレン不飽和共重
合可能単量体化合物を10重量%(−1近まで含ませる
ことかてきる。このような共単量体としては、例えばア
クリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸およびインクロ
トン酸の如きC3〜C1゜を含むアルケン酸、マレイン
酸、フマール酸およびメタノール、エタノール、プロパ
ツール、ブタノールおよび2−エチルヘキサノールの如
きC1〜cpsを有するマレイン酸、フマール酸、塩化
ビニールの如きビニールのハロゲン化物および窒素を含
む不飽和単分子単量体を挙げることができ、特に好まし
いものとしてN−メチロールアミドの低アルカン酸エス
テル、N−メチロールアミドおよびアリルカルバミン酸
の低アルキルエーテル、N−メチロールアクリルアミド
の低アルキルエーテル又は低アルカン酸エステル、N−
メチロールアクリルアミドおよびN−メチロールメタア
クリルアミドか挙げられる。これらのエチレン不飽和共
単量体を追加して添加する場合には約2〜5重量%程度
の添加量であることが望ましい。
又共重合体エマルジョン中に酢酸ビニールと等量の蟻酸
ビニール、プロピオン酸ビニール、ラウリル酸ビニール
の如き01〜C18を含むアルカン酸のビニールエステ
ルを存在させることによって更に機能的又は操作的な効
果を期待することができる。
本発明の共重合体エマエルジョンの共重合反応のために
使用される安定化剤は酢酸ビニール単量体量を基準とし
て、低分子量のポリビニールアルコール2〜4重量%と
エチレン酸化物を30〜40単位を含むポリエトキシ化
された非イオン界面活性剤により構成される。ここで使
用される低分子量のポリビニールアルコールは完全に水
和されたポリビニールアルコールに対して75〜999
1モル%、好ましくは85〜90モル%、更に好ましく
は87〜89モル%水和された重合度100〜600、
好ましくは重合度185〜225のものである。この重
合度は20°C14%水溶液における粘度によって定め
られるが、好適な重合度を有するポリビニールアルコー
ルの粘度の範囲は27〜7である。このような特性を有
するポリビニールアルコールは一般的に行なわれる合成
法又はスボミフィゲーション法によって得られる。
本発明に好適な市販ポリビニールアルコールとしては重
合度235のエアープロダクツアンドケミカルス社の商
標名AIVOL R203がある。重合反応に使用され
る上記の安定止剤成分としてのポリビニールアルコール
の量は重合物中の酢酸ビニール量を基準として2〜4%
重量、好ましくは25〜35重量%である。
重合反応媒体中へのポリビニールアルコールの添加は、
重合反応の始まる直前に行なってもよいが、少なくとも
相反転(「有機単量体中水」)型エマルジョンが安定的
に得られるような量を始めに存在させるように供給して
おくならば、重合反応中に追加的に添加してもよい。
本発明における安定止剤構成成分中にはポリビニールア
ルコールのほかに酢酸ビニール単量体量基準で1〜4%
、好ましくは15〜35重量%の非イオン界面活性剤が
含まれる。本発明に好適な市販の非イオン界面活性剤と
してはGAF社が商標名(イゲパル) Igepa+と
して市販しているアルキルフェノキシイポリ(エチレン
オキシイ)エタノールを含むものがある。このアルキル
フェノキシイポリ(エチレンオキシイ)エタノールの一
般式は次の通りである。
RPhO−(CH2C11□0)n、−CI+2 (J
I2011ここで、Rはアルキル基を又nはエチレン酸
化物のモル数を示す。
約7〜18の炭素原子を含み、約30〜40のエチレン
オキシイ(EO)単位を有するアルキルフェノキシイポ
リ(エチレンオキシイ)エタノールには、例えばオクチ
ルフェノキシイポリ(エチレンオキシイ)エタノール、
ノニルフェノキシイポリ(エチレンオキシイ)エタノー
ルおよびドデシルフェノキシイポリ(エチレンオキシイ
)エタノールの如きものがある。
単量体の重合を行なうに当っては過酸化化合物のような
種々の遊離基形成源が使用される。又、レドックス(酸
化還元)系のような還元剤および酸化剤の両者の採用に
よる混合型系も使用される。
好適な還元剤または活性化剤としては重亜硫酸塩、スル
フオキシル塩、その他アスコルビン酸、エリトルビン酸
、還元糖の如き還元性を有する化合物か挙げられる。又
酸化剤としては過酸化水素、tブヂルヒドロパーオキザ
イドのような有機過酸化物、硫酸アンモニウム塩、硫酸
カリウム塩のような過硫酸塩が挙番ヂられる。又更にレ
ドックス酸化還元系においては、過酸化水素およびフォ
ルムアルデヒドスルフオキシル亜鉛の組合わせ、過酸化
水素およびエルトルビン酸の組合わせ、過酸化水素とメ
タ重亜硫酸ソーダ、重亜硫酸ソーダ、重硫酸鉄、フォル
ムアルデヒドスルフオキシル亜鉛又はフォルムアルデヒ
ドスルフオキシルソーダを伴った過硫酸アンモニウム又
は過硫酸カリウムとの組合わせ等が挙げられる。
酸化剤の添加量は重合反応系における酢酸ビニール量を
基準として001〜1重量%、好ましくは005〜05
重量%とする。又還元剤は原則としてその等量とする。
本発明の共重合体エマルジョンは基本的には安定化剤を
含む水性媒体中に、「単量体中水」型のエマルジョンが
形成されるに足りる量の非水溶性有機単量体を加え、栄
量体をエマルジョン重合させて「水中重合体」型のエマ
ルジョンに相変換させることによって得られる。水溶性
共単量体の反応媒体中への添加は共単量体の酢酸ビニー
ルの反応性に対す共単量体の相対的な反応性を勘案して
反応の当初、又は反応中、又は両者を組合わせるように
して行われる。
次に共重合体エマルジョンの生成手順について酢酸ビニ
ール/エチレン/アクリル酸の場合を例を挙げて、更に
詳細に説明する9 一般に好適な酢酸ビニール/エチレン/アクリル酸の共
重合体エマルジョンは水性媒体中でポリビニールアルコ
ールおよび非イオン界面活性剤からなる安定化剤の存在
のもとで、例えば100気圧まてのエチレン圧力下にお
いて、レドックス系触媒を徐々に増量添加して、適当な
緩衡剤の存在によって水性媒体をp112〜6の範囲に
保ちながら、単量体を重合させることによって得られる
この方法においては先ず水中に充分な量の酢酸ビニール
懸濁させたものをエチレンの存在下で、酢酸ビニール中
のエチレンを加圧して充分な攪拌加えて均質化し、「単
量体中水」型エマルジョンを形成させ、この反応媒体を
徐々に重合温度まで加熱する。均質化終了後に重合が行
なわれるが、この間にレドックス系触媒を増量的に添加
する。
反応温度はレドックス系触媒の添加率および加熱速度に
よって制御する。しかして、単量体重合に好ましい温度
は平均温度は55℃であり、最高80°Cを超えてはな
らない。又最低温度は0℃から可能であるが、経済的に
は最低30℃を限度とする。
反応時間は温度、遊離基生成源および重合度等によって
定められる。−船釣には反応は未反応酢酸ビニールの残
留量が05%以下になるまて継続させることが望まれる
重合反応を行なわせるに際して、最初に相当量の酢酸ビ
ニールを反応容器中の水性媒体中に供給しエチレンで飽
和させる。当初に供給する酢酸ビニールの量は重合させ
るべき酢酸ビニール量の少なくとも約50%、好ましく
は約75%であって且つ「単量体中水」型のエマルジョ
ンを形成するに足るだけの量であることが望まれる。残
部の酢酸ビニールおよびアクリル酸は重合反応進行中に
徐々に加えられる。最初に重合ずべき酢酸ビニールの全
量を添加する場合には酢酸ビニールの追加的な供給を行
なう必要はない。
反応容器中に最初の供給される酢酸ビニール量とは関係
なく、「単量体中水」型エマルジョン形成のためには水
45重量部に対して少なくとも55重量部の酢酸ビニー
ルが必要である。若し酢酸ビニールを追加増量的に添加
する場合には、量および時間の両者について均一に行な
うことが肝要である。このような酢酸ビニールの追加的
添加は連続的に行なうことも、又非連続的に行なうこと
も可能である。
重合体へのエチレンの添加量は、重合用媒体の圧力、攪
拌状況および粘度の影響を受ける。即ち圧力が高い程、
攪拌が充分であるほど、又粘度が低い栓型合体へのエチ
レン含有量を増やさねばならない。
酢酸ビニール/エチレン/アクリル酸共重合体エマルジ
ョンの製造は安定化剤および場合に、よりpH緩衡剤を
含む水溶液中で行なわれる。この水溶液および酢酸ビニ
ールの初期供給量又は全供給量を重合容器内に入れ、定
められた値のエチレン圧力をかける。加圧されたエチレ
ン源は重合によりエチレン圧が減衰するように反応容器
から排出されるか、又は反応暗中エチレン圧を保持しな
がら開放状態にされる。先にも述べたように混合物はエ
チレンが初期において酢酸ビニール中に溶けるように充
分な攪拌が加えられるので、水相中における存在量はご
く少ない。又都合のよいことには供給物はこの攪拌暗中
に重合温度に到達する。従って初期供給物に酸化剤およ
び還元剤を導入することによって重合が起こる。重合反
応が始まった後は、重合を継続し得るように酸化剤と還
元剤を更に追加して添加すればよい。又アクリル酸およ
び他の重合可能単量体および若し必要ならば残部の酢酸
ビニールは別個にまたは同時に添加する。
前述したように、重合反応は残留未反応酢酸ビニールの
量が約05%程度になるまで継続する。反応終了後反応
物は気密状態で室温まで冷却し、次いでpH調整剤を用
いてp tlの安定性を確保するための好ましい値、即
ち45〜55の範囲に調整する。
高固体率で且つ低粘度のVAE/水溶性単量体の重合体
エマルジョン、殊にVAE/AAの重合体エマルジョン
を得るなめには、先ず反応容器中において酢酸ビニール
と安定化剤の水性「単量体中水」型のエマルジョンを形
成させるようにする「低温開始法」が推奨される。次に
反応容器をエチレンによって約100−800ps i
gのエチレン平衡圧まで加圧し、反応用混合物の温度を
10−30°Cに調整する。次に更に反応用混合物の温
度が45〜65℃、好ましくは55〜85°Cになるよ
うにして、遊離基原料を加えることにより、15時間、
好ましい場合には60分以内に重合反応が始まる。又追
加添加を行なう場合には、添加は反応開始が確認されて
がら行なう。
重合反応は相反転か起こり反応混合物中の酢酸ビニール
の含有量が0.5重量%程度になるまで上記した温度に
おいて継続される。
これによって固体分合有量が約60−70%であり、含
有固体率60%以下、60ppm 、25°C,pH5
における粘度が3000c ps以下、好ましくは15
00CpS以下のV A E/A A重合体エマルジョ
ンを得ることができる。
種子添加による重合はエマルジョンの接着特性を阻害す
るので本発明においては採用しない9エマルジヨンの相
転換は、水に対する有機物質く単量体)量を高率にして
重合反応を始めることによって行なわれる。この際には
単量体は連続相として機能する。重合反応が進行するに
従って単量体の量は減少し相転化が起こり、そして水性
相は連続相に転換する。成長するエマルジョン粒子の分
布の状態はポリビニールアルコールおよび非イオン界面
活性剤の濃度と品質を部分的に制御した反転法に依存し
て定まる。高い多分散性と高固体率における比較的低い
粘性が得られるような特殊な安定化剤の存在のもとでは
、この反転法によって広範な粒子径の分布が形成される
のもと思われる。
以−にの如くしてセツティング速度、濡れ粘性、濃厚性
、レオロジー、変形抵抗等の各特性の優れた重合体エマ
ルジョンを得ることができる。
水溶性共単量体としてN−メヂロール(メタ)アクリル
アミド又はN−(メタ)アクリルアミドグリコール酸の
ような潜伏架橋単量体を含有するVAEエマルジョンの
共重合体は、例えばエマルジョン型接着剤を低密度状態
で集合さぜな繊維の集合体に浸透させた後詰集合体を緩
やかに加熱乾燥させる方法のような、既知の種々−船釣
な不織布又は織物製品の製造に利用される。
本発明の場合においては、この緩やかな加熱は重合体の
架橋形成による接着剤の硬化に有効に作く必要がある。
このような触媒としては、例えば塩酸の如き鉱酸、しゅ
う酸の如き有機酸、塩化アンモニウムの如き酸塩が挙げ
られる。この場合の触媒使用量は重合体全量の0.5〜
2%とすることが望ましい。
出発原料として用いられる繊維層又は繊維塊は、梳毛法
、ガーネット法、エアーレーイング法湿式レーイング法
等の従来の一般的な埋積法又は配置法の技術によって、
層状又はウェブ状に形成される。この場合に繊維のウェ
ブ状形成物又は薄層状形成物は種々の方向に幾重にも重
ね合されて、多孔性の織物状の厚さに形成される。
次に、繊維としてC6トI、。C6を主要成分として含
む「セルローズ」繊維を使用して不織製品を得る場合を
例に採って説明する。
これらに使用すべき繊維の例としては、例えば樹木パル
プ、綿のような天然セルローズ、レイヨンのような合成
セルローズ、その他再生セルロース等の繊維が挙番ヂら
れる。天然繊維であれ合成物繊lであれ、出発原料とし
て使用する繊維層中のレ セルローズ含有率は50%以上にする。そしてこれら繊
維層はウール、シュウドの如き天然繊維、酢酸セルロー
スの如き人造繊維、ポリアミド、ナイロン、ポリエステ
ルやポリエチレン、塩化ビニール、ポリウレタン等て代
表されるポリオレフィンの如き合成繊維又はこれらを組
み合わせた繊維か挙げられる。
出発繊維層における繊維は自己支持ウェブを形成するよ
うに個々の繊維の相互を繋ぎ留めるための結合を幾つか
の結合法を採用して行なう。この結合法のうちよく知ら
れている方法は、ウェブ全般に亘って、接着剤を浸透法
、プリント法などを使用してウェブの縦断断面、必要あ
ればウェブ面に沿って部分的、直線的、又は波形的に塗
り広げることによって行なわれるものである。
繊維質ウェブに施す共重合接着剤の量は、最低繊維相互
の結合によって自己支持ウェブを形成することができる
量であることが必要であり、適切な量としては乾燥物換
算で繊維質ウェブ量の3〜10へ%・好ましくは10〜
50%0範囲である・次に接着剤を浸透させたウェブを
乾燥硬化さぜる9これには不織製品をエアオーブン、次
に硬化用オーブンを通過させればよい。
架橋反応を行なわせるために最適な条件は、150・〜
200’l”(66〜93°C)において4〜6分間の
乾燥を行ない次いで300・〜310°「(149〜1
54°C)において3〜5分間、或いはそれ以上の時間
硬化処理を施すようにすることである。しかしながら、
処理条件は勿論従来知られているような時間−温度の相
関条件に則って、短時間高温処理或いは長時間低温処理
を行なうことも可能である。
次に本発明の実施例について述べる。
[実施例1] 次に記載する手順に従って本発明による酢酸ビニール/
エチレン/アクリル酸共重合体エマルジョンを得た。反
応容器への初期供給成分、および爾後添加成分を成人に
示す。
籾肌供胎 1ビ/ −/L、 203” PVOll 10% 水
溶液:  235g2)ピノール107b PVOll
 10% 水溶液・ 234g3脱イオン水+    
       40094)硫酸アンモニウム鉄 1%
 水溶液・  4.8m5)イゲパルCo−887L:
  界面活性剤・ 557g6)酢酸ビニール・   
      1,387.597)酢酸・      
       〜1.3m8エチレン・25゛C555
0psiの反応容器における平衡量 肛旗添■ 1)過酸化水素 10% 水溶液・    238.1
m2)過酸化水素 70% 水溶液・    557m
3)フォルムアルデヒドスルフオキシル亜鉛 10%水
溶液:         99.2m14)酢酸ビニー
ル/アクリル酸・  VAN 484.5QAA  7
8Q 註)aポリビニールアルコール  87〜89モル%加
水分解、粘度3〜4pcs、4%溶液、20°CD、2
35 b゛ポリビニールアルコール 98〜99モル%加水分
解、粘度5〜7cps、水溶液20°Cハ0・400 斗、ノニールフ・ツキシイポリ(エチレンオキシイ)エ
タノール([0=30)、 GAF社製、市販品イゲパ
ルCO〜880界面活性剤の70%水溶液次に上記によ
りエマルジョン共重合体を製造する手順について説明す
る。
ポリビニールアルコール溶液と脱イオン水との混合液の
pl+は酢酸によって45に調整し、次にpH調整を行
なったポリビニールアルコール溶液にイゲパル界面活性
剤を完全に溶解させ、次いで硫酸アンモニウム鉄水溶液
を添加した。
次に1ガロン反応容器を水で満たし、窒素による吹付は
乾燥を行ない、この中にポリビニールアルコール溶液を
加えて20Orpm″′C′撹拌し、次いて初期供給の
酢酸ビニールを加えた。
反応容器は、その内表面を30℃において窒素(30p
si) で’2回、エチレン(30ps i )で1回
のパージを行なった。
なに撹拌機の速度を90Orpmに上げ、反応容器をト エチレンによって(内表面で) 550psiに加圧し
た。
反応容器の温度およびエチレン圧は30℃、550ps
で平衡させた。次に反応容器中に過酸化水素1.0%溶
液を0.6ml/min 、フォルムアルデヒドスルフ
オキシル酸亜鉛10%溶液を0.5ml/minの割合
で加えることによって反応を開始した。反応媒体の温度
が(反応開始によって)1°C上昇した後追加添加の酢
酸ビニール/アクリル酸単量体の添加を3.3ml/m
inの割合で行なった。
−旦初期温度の上昇か始まると、反応温度は1時間程度
で55°Cになるが、この間、反応後1時間をめどに過
酸化水素10%溶液を温度20°C△′Fが達成される
ように、約1.6ml/…inの割合で徐々に添加する
温度が55°Cに到達するとエチレン圧力を400ps
iに調整し過酸化水素10%溶液を目標点の20℃△T
に到達するように自動的に調節する93時間経過後に攪
拌を1100Orpに上昇させ、追加添加後の酢酸ビニ
ール/アクリル酸単量体の添加を中止す%以下になった
ところで、追加添加の過酸化水素10%溶液の添加を中
止し、追加添加の過酸化水素7%溶液を0.5ml/m
inから1ml/minに添加割合を増加させながら5
〜10分間添加する。この時点でエチレン補給を中止す
る。
追加添加の7%過酸化水素の添加が終了したときに遊離
単量体の分析を行ない、その量が反応媒体の07%以下
であれば反応媒体を30′Cまで冷却し、水酸化アンモ
ニウム14%溶液で、pH4,5〜55の範囲になるよ
うにpH調整を行なう。
次いで反応混合物を脱ガス装置(容量20Orpm)に
移し余分のエチレンを除去し、更にコロイド585脱泡
剤を0.5Q添加してから、25Qの脱イオン水2SQ
中に溶がしなt−ブチルハイドロパーオキサイド2.5
gを脱イオン水25g中に溶解した溶液を1ml/1l
linの割合で加え、内容物に1100rpの攪拌を加
えて少なくとも2時間保持し、これを濾過する。
上記した手順によって重合反応を行なうことにョン製品
を得ることができる。
【晶特作 コロイド特性 固体率(%)613 粘度、(cps) 12rpm     50506O
rpm     2.500 pH5,4 促進沈降率(%)10 共重合体特性 T(] (°C)           −25接着特
性 PVC/布 剥離性(1b)3.4 変形抵抗(mm/m i n )       0.0
3セツティング度(sec)      6−9布/布
 剥離性(1b) 乾燥状態         142 湿潤状態         10 濃厚化率%         22 AI/布 剥離性(lb)      4.5[実施例
2コ 1糧類のエマルジョン重合体におけるアクリル酸の含有
量を2%とし、もう1種類のエマルジョン重合体におい
てはアクリル酸の含有量を4%とした以外は実施例1と
同様の手順によって2種類のVAE/AAを得た。
両エマルジョンについて共に固体率を61%。pHを4
5に調整して、エマルジョンの保存安定性を試験しな。
第1表に結果を示す。
箸1大 期間 VAE/2.0%AA     V八[104%
AA月  pH6Orpm粘度  pH6Orpm粘度
:+−5,01,232cps    5.3 1,5
30cps3 4.71040    5.1 140
05 4.61080    5.0 150012 
4.21060    4.6 1604第1表から明
らかなように、両VAE/AA共重合体エマルジョンと
もに、pH値および粘度特性値が12か月に亘って殆ど
変らず、良好な保存安定性を示すことが判る。
VAE/AA共重合体エマルジョン(固体率62%、反
転法)と従来法によって作られたVAE/AA共重合体
エマルジョン(固体率55%)とについて接着特性を比
較した。
その結果を第2表に示す。
呆λ人 本発明法  従来法 セツティング速度(sec)   12−15   3
3−3G濡れ粘着性        高い    低い
濃厚化特性(10pts DBP)   3.6   
 1.4レオロジー        良好    不良
変形抵抗(mm/m1n)      003    
016(註) DBPジブデルフタレート 第2表から明らかなように、本発明によって得られたV
AE/AA共重合体エマルジョンは従来法によって得ら
れたものに比べて、すべての接着特性値において改善さ
れており、接着剤として優秀なものであることが判る。
[実施例4] 実痣例1における追加添加(1)の1%過酸化水素溶液
の添加量を198.1ml とし、追加添加(4)のア
クリル酸添加の代わりにヒトロキシエヂルアクリル酸を
78g添加し、更に初期供給成分のエチレンによる加圧
を30°Cで550psiとした以外は実施例1と同様
の条件によって酢酸ビニール/エチレン/ヒIくロキシ
ルエチルアクリル酸共重合体エマルジョンを得た。
反応の手順は次の如くである。
即ち容器中に過酸化水素10%溶液を0.6 mm/m
1n 、フォルムアルデヒドスルフオキシル酸亜釦10
%溶液を0.5ml/minの割合で加えることによっ
て反応を開始した。
反応媒体の温度が(当初の温度より)1°C上昇した後
、追加添加の酢酸ビニール/ヒドロキシエチルアクリル
酸単量体の添加を3.3ml/minの割合で行なった
一旦初期温度の上昇か始まると、反応温度は1時間程度
で55°Cになるが、この間、反応後1時間をめどに過
酸化水素10%溶液を温度16℃△Tが達成きれるよう
に、約0.8ml/minの割合で徐々に添加した。
温度が55°Cに到達しなとき、エチレン圧力を600
psiに調整し過酸化水素10%溶液添加割合を目標点
の16°C△Tに到達するように自動的に調節した。3
時間経過後に攪拌を1100Orpに上昇させ、追加添
加の酢酸ビニール/ヒドロキシエチルアクリル酸単量体
の添加を中止したく添加量は5622g)。
上記した手順によって重合反応を行なうことによって、
成人に示すような特性を有するエマルジョン製品を得る
ことがてきる。
製品特性 コロイド特性 固体率(%)632 粘度、(cps)12rpm       1,230
6Orpm         677 pH4,3 促進沈降率(%)07 共重合体特性 T(]ハ℃)       −8,5 接着特性 PVC/布 剥離性(1b) 変形抵抗(mm/m1n) セツティング速度(sec) 布/布 剥離性(1b) 乾燥状態 湿潤状態           18 厚濃化率 箔/クラフト 繊維引裂率(%)100マイラー/布 
剥離性(Ib)0.4 [実施例5] 次に記載する手順に従って、本発明による酢酸ビニール
/エチレン/N−アクリルアミドグリコール酸(AGA
)共重合体エマルジョンを得た。
反応容器への初期供給成分、および爾後添加成分を成人
に示す。
扱所供胎 1)ピノール203 PVOII 10%水溶液、  
  351g2)ピノール107 PVOII 10%
水溶液:    234g8)酢酸ビニール+    
      1,950(]9)エチレン・30°C1
550psiの反応容器における平衡量 追加添加 1)過酸化水素 10%水溶液・  〜122g2)過
酸化水素 70%水溶液・  〜 56q3)フォルム
アルデヒドスルフオキシル亜鉛 10%水溶液:   
   〜io4g上記の成分において、ポリビニールア
ルコール溶液と脱イオン水との混合液のpHを水酸化ア
ンモニウムによって4.0に調整し、次にpH調整を行
なったポリビニールアルコール溶液にイゲパル界面活性
剤を完全に溶解させ、次いでこれに硫酸アンモニウム鉄
水溶液を添加して予混合液を作成しな。
次に1ガロン反応容器を水で満たし、窒素にょる5)水
酸化アンモニウム水溶液 14% 〜25(]6)イゲ
バルC0−887界面活性剤:    55.7(]7
)硫酸アンモニウム鉄、1%水溶液  4.8m20O
rpmで攪拌しながら初期供給の酢酸ビニールを加えた
。次に、反応容器の内表面を30℃において窒素(30
ps i )で′2回エチレン(30ps i )で1
回のパージを行なった。
次に攪拌機の速度を900rpmに上げ、反応容器をエ
チレンにより(内表面で) 550psiに加圧した。
反応容器の温度およびエチレン圧は30°C1550p
sで平衡させた。
次に反応容器中に過酸化水素1.0%水溶液を0.4 
ml/min、フォルムアルデヒドスルフオキシル酸亜
鉛10%溶液を05ml/minの割合で加えることに
よって反応を開始した。
一旦初期温度の上昇が始まると、反応温度は1時間程度
で60°Cになるが、この間、反応後1時間をめどに過
酸化水素1.0%溶液を温度14°CΔTが達成される
ようにし、約1.6ml/minの割合で徐々に添加し
た。
温度が60°Cに到達すると過酸化水素1.0%溶液を
目標点の16℃八Tへ到達するように自動的に調節しな
。3時間経過後に攪拌を1100Orpに上昇させた。
溶液中の遊離の酢酸ビニール単量体の量が約3%以下に
なったところで、追加添加の過酸化水素10%溶液の添
加を中止し、追加添加の過酸化水素7%溶液を0.5m
l/minから1 ml/minに添加割合を増加させ
ながら5〜10分間添加しな。
追加添加の7%過酸化水素の添加が終了したとき水溶性
単量体の測定を行ない、その量が反応媒体の07%以下
であれば反応媒体を30°Cまで冷却し、水酸化アンモ
ニウム14%溶液て、pH4,5〜55の範囲になるよ
うにpH調整を行なった。次いで反応混合物を脱ガス装
置(容量20Orpm)に移し余分のエチレンを除去し
、更にコロイド585脱泡剤を(0,5o)添加してか
ら、脱イオン水25(l中に溶かしなt−ブチルハイド
ロパーオキサイド2.5gを脱イオン水25g中に溶解
した溶液を1ml/minの割合で加え、脱ガス容器中
で内容物に1100rpの撹拌を加えて少なくとも2時
間保持し、これを濾過した。
上記した手順によって重合反応を行なうことにョン製品
を得ることができた。
K晶拉葺 コロイド特性 固体率(%)650 粘度、(cpS)12rpm    2,1100GO
rp     1.400 pH 促進沈降率(%) 共重合体特性 rq(°C) 接着特性 PVC/布 剥離性(1b) 変形抵抗(mm/m1n) セッティンク速度(sec) 布/布 剥離性(1b) 乾燥状態 湿潤状態 濃厚化率% 得られたエマルジョンにO 10,7 25%の濃化剤と1% 「発明の効果」 以上述べたように本発明によって得られた高固体率、低
粘度の耐酸ビニール/エチレン7/アクリル酸共重合体
エマルジョンは接着剤組成物として優れた特性を有して
おり、又特に酢酸ヒニール/・エチレン/潜伏架ii!
’i (1’−量体の共重合エマルジョンは不織製品用
結合剤として好適である上、これらの共重合体エマルジ
ョンは貯蔵安定性にも優れているなど、本発明は優れた
工業的効果を有するものである。
たものをホワットマン#4紙に10%の固体率て詰め硬
化させたところ、得られた不織製品は乾燥状態で12p
li 、湿潤状態で18、メチルエチルゲトン中で36
pliのCMD引張り強度を示しな。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酢酸ビニール、エチレン及び水溶性共単量体を、
    安定化剤の存在のもとで重合させることによって水性エ
    マルジョンを得るに際し、酢酸ビニールとエチレン単量
    体とを、重合度100〜600の低分子ポリビニールア
    ルコールを酢酸ビニール量を基準にして2〜4重量%と
    、酸化エチレンを30〜40単位で含み且つ炭素原子が
    7〜18のアルキル基群を含むアルキルフェノキシイポ
    リ(エチレンキシイ)エタノール非イオン界面活性剤を
    酢酸ビニール量を基準として1〜4%重量とを含有させ
    て形成した安定化剤を含む水中において、水に対する単
    量体の比率を「単量体中水」型のエマルジョンが形成さ
    れるような比率にして重合を行わせることを特徴とする
    水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体の
    高固体率エマルジョンの製造方法。
  2. (2)重合すべき全酢酸ビニールの少なくとも50%を
    最初に添加する請求項1記載の水溶性単量体を含む酢酸
    ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョンの
    製造方法。
  3. (3)重合すべき全酢酸ビニールの少なくとも75%を
    最初に添加する請求項1記載の水溶性単量体を含む酢酸
    ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョンの
    製造方法。
  4. (4)最初に添加する酢酸ビニールを含む反応媒体中に
    水溶性単量体を同時に添加する請求項1記載の水溶性単
    量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率
    エマルジョンの製造方法。
  5. (5)水溶性単量体を該反応媒体中に後から添加する請
    求項1記載の水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレ
    ン共重合体の高固体率エマルジョンの製造方法。
  6. (6)水溶性単量体がアクリル酸である請求項1記載の
    水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体の
    高固体率エマルジョンの製造方法。
  7. (7)水溶性単量体がN−メチロールアクリルアミドで
    ある請求項1記載の水溶性単量体を含む酢酸ビニール/
    エチレン共重合体の高固体率エマルジョンの製造方法。
  8. (8)水溶性単量体がアクリルアミドグリコール酸であ
    る請求項1記載の水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エ
    チレン共重合体の高固体率エマルジョンの製造方法。
  9. (9)ポリビニールアルコールが重合度100〜600
    を有する2種のポリビニールアルコールの混合液からな
    り、そのうちの1種は重合度185〜255のポリビニ
    ールアルコールである請求項1記載の水溶性単量体を含
    む酢酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジ
    ョンの製造方法。
  10. (10)非イオン界面活性剤中のアルキル基群はオクチ
    ル又はノニルである請求項1記載の水溶性単量体を含む
    酢酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョ
    ンの製造方法。
  11. (11)非イオン界面活性剤がノニールフェノキシイポ
    リ(エチレンオキシイ)エタノールである請求項1記載
    の水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体
    の高固体率エマルジョンの製造方法。
  12. (12)酢酸ビニール、エチレン及びアクリル酸単量体
    を、安定化剤の存在のもとで水性エマルジョン共重合さ
    せることによって酢酸ビニール/エチレン/アクリル共
    重合体エマルジョンを得るに際し、60〜93重量%の
    酢酸ビニールと5〜34重量%のエチレン及び2〜6重
    量%のアクリル酸を含む共重合体、粘度が60%固体率
    において3000cps以下の粘度を有し、固体率60
    〜70%のエマルジョンからなる安定した酢酸ビニール
    /エチレン/アクリル酸共重合エマルジョンを、重合度
    100〜600の低分子量ポリビニールアルコールを酢
    酸ビニール単量体量の基準として2〜4重量%と、30
    〜40単位の酸化エチレンを含み且つ炭素原子7〜18
    のアルキル基群を含んだアルキルフェノキシイポリ(エ
    チレンオキシイ)エタノール系非イオン界面活性剤を酢
    酸ビニール単量体量を基準として1〜4重量%含有させ
    て形成した安定化剤を含む水中で、「単量体中水」型エ
    マルジョンを形成するに足る充分な量の酢酸ビニールと
    エチレンとを反応媒体中に添加して、単量体の水性エマ
    ルジョン重合を行なわせることにより得ることと特徴と
    する水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合
    体の高固体率エマルジョンの製造方法。
  13. (13)重合すべき全酢酸ビニールの少なくとも50%
    の最初に添加する請求項12記載の水溶性単量体を含む
    酢酸ビニール・エチレン共重合体の高固体率エマルジョ
    ンの製造方法。
  14. (14)重合すべき全酢酸ビニールの少なくとも75%
    を最初に添加する請求項12記載の水溶性単量体を含む
    酢酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョ
    ンの製造方法。
  15. (15)アクリル酸を後で添加する請求項14記載の水
    溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体の高
    固体率エマルジョンの製造方法。
  16. (16)ポリビニールアルコールが重合度100〜60
    0の2種のポリビニールアルコールが混合液であり、そ
    のうちの1種は重合度185〜255のポリビニールア
    ルコールである請求項15記載の水溶性単量体を含む酢
    酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョン
    の製造方法。
  17. (17)非イオン界面活性剤中のアルキル基群はオクチ
    ル又はノニルである請求項16記載の水溶性単量体を含
    む酢酸ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジ
    ョンの製造方法。
  18. (18)非イオン界面活性剤がノニルフェノキシイポリ
    (エチレンオキシイ)エタノールである請求項16記載
    の水溶性単量体を含む酢酸ビニール/エチレン共重合体
    の高固体率エマルジョンの製造方法。
  19. (19)酢酸ビニール、エチレン及び水溶性共単量体を
    、安定化剤の存在のもとで水性エマルジョン重合をさせ
    ることによって、酢酸ビニール/エチレン/水溶性共単
    量体共重合エマルジョンを得るに際し、重合度100〜
    600の低分子量ポリビニールアルコールを酢酸ビニー
    ル単量体量を基準として2〜4重量%と、30〜40単
    位の酸化エチレンを含み且つ炭素原子7〜18のアルキ
    ル基群を含んだアルキルフェノキシイポリ(エチレンオ
    キシイ)エタノール系非イオン界面活性剤を酢酸ビニー
    ル単量体量を基準として1〜4重量%とを含有させて形
    成した安定化剤を含む水中に、重合すべき酢酸ビニール
    の少なくとも75%を最初に添加するようにして「単量
    体中水」型エマルジョンを形成するに足る充分な量の酢
    酸ビニールとエチレンとを添加し、単量体の水性エマル
    ジョン重合を行なわせることによって、重合度60〜9
    3重量%の酢酸ビニールと5〜34重量%のエチレンお
    よび2〜6重量%のアクリル酸を含む共重合体と、粘度
    が60%固体率において3000cps以下の粘度を有
    し、固体率60〜70%のエマルジョンからなる安定し
    た酢酸ビニール/エチレン/水溶性単量体共重合エマル
    ジョンを得ることを特徴とする水溶性単量体を含む酢酸
    ビニール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョンの
    製造方法。
  20. (20)水溶性共単量体がN−メチロールアクリルアミ
    ドである請求項19記載の水溶性単量体を含む酢酸ビニ
    ール/エチレン共重合体の高固体率エマルジョンの製造
    方法。
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