JPH0226902B2 - - Google Patents
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- JPH0226902B2 JPH0226902B2 JP59280680A JP28068084A JPH0226902B2 JP H0226902 B2 JPH0226902 B2 JP H0226902B2 JP 59280680 A JP59280680 A JP 59280680A JP 28068084 A JP28068084 A JP 28068084A JP H0226902 B2 JPH0226902 B2 JP H0226902B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 101150039239 LOC1 gene Proteins 0.000 description 6
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04K—SECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
- H04K1/00—Secret communication
- H04K1/04—Secret communication by frequency scrambling, i.e. by transposing or inverting parts of the frequency band or by inverting the whole band
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は無線電波を発射して音声を伝達する通
信機において、会話の内容を第３者に聞かれても
理解されないようにするための秘話装置に関する
ものである。
信機において、会話の内容を第３者に聞かれても
理解されないようにするための秘話装置に関する
ものである。
従来の技術
従来、斯種の技術として、音声のスペクトラム
をＮ個のサブバンドに等分割し、これらサブバン
ドの周波数帯域別に信号の遅延、振巾の決定、ス
ペクトラム反転及び周波数入替を行う秘話装置が
本出願人により特開昭59―125134号公報で提案し
た。
をＮ個のサブバンドに等分割し、これらサブバン
ドの周波数帯域別に信号の遅延、振巾の決定、ス
ペクトラム反転及び周波数入替を行う秘話装置が
本出願人により特開昭59―125134号公報で提案し
た。
上記の発明の概要は第２図に示すように
音声信号の周波数を帯域別に等分割するため
の例えば８個の中間周波数IF１〜IF８を通過
させるバンドパスフイルタBPF１〜BPF８と、 これらのバンドパスフイルタBPF１〜BPF
８の各帯域毎に音声周波数を変換するための８
個の第１のミキサＭ１〜Ｍ８と、 上記ミキサＭ１〜Ｍ８の各々に局部発振周波
数を供給するため異なる８周波を発信する第１
の局部発振器LOC１と、 各中間周波数IF１〜IF８を元の音声周波数
とは異なる音声周波数に変換するための８個の
第２のミキサＲ１〜Ｒ８と、 上記第２のミキサＲ１〜Ｒ８の各々に局部発
振周波数を供給するため異なる16周波（スペク
トラム反転用８周波及びスペクトラム非反転８
周波）を発振する第２の局部発振器LOC２と、 分割された各音声信号について音声を時間的
に遅延させるための８個の遅延素子Ｄ１〜Ｄ８
と、 上記遅延素子Ｄ１〜Ｄ８を通過した信号と通
過しない信号とを切替えるための８個の切替器
Ｔ１〜Ｔ８と、 上記切替器Ｔ１〜Ｔ８を各々を制御する遅延
素子制御器DCと、 上記分割された音声信号の振巾を制御する可
変利得増巾器制御器VGCと、 上記可変利得増巾器制御器VGCにより制御
される８個の可変利得増巾器VA１〜VA８と、 可変利得増巾器VA１〜VA８の高調波等の
不要波を除去するためのローパスフイルタ
LPFと、 上記第１のミキサＭ１〜Ｍ８にマイク入力ま
たは秘話音声を増幅出力する増幅器AMPと、 上記ローパスフイルタLPFよりの出力を増
幅して秘話出力または秘話再生出力を得る電力
増幅器PAと、 を具備し、詳細な説明は省略するが、音声の周波
数帯別に信号の遅延、振幅を定め、スペクトラム
反転及び周波数入替を行なうことにより音声の秘
話性を向上させることを特徴とするものである。
の例えば８個の中間周波数IF１〜IF８を通過
させるバンドパスフイルタBPF１〜BPF８と、 これらのバンドパスフイルタBPF１〜BPF
８の各帯域毎に音声周波数を変換するための８
個の第１のミキサＭ１〜Ｍ８と、 上記ミキサＭ１〜Ｍ８の各々に局部発振周波
数を供給するため異なる８周波を発信する第１
の局部発振器LOC１と、 各中間周波数IF１〜IF８を元の音声周波数
とは異なる音声周波数に変換するための８個の
第２のミキサＲ１〜Ｒ８と、 上記第２のミキサＲ１〜Ｒ８の各々に局部発
振周波数を供給するため異なる16周波（スペク
トラム反転用８周波及びスペクトラム非反転８
周波）を発振する第２の局部発振器LOC２と、 分割された各音声信号について音声を時間的
に遅延させるための８個の遅延素子Ｄ１〜Ｄ８
と、 上記遅延素子Ｄ１〜Ｄ８を通過した信号と通
過しない信号とを切替えるための８個の切替器
Ｔ１〜Ｔ８と、 上記切替器Ｔ１〜Ｔ８を各々を制御する遅延
素子制御器DCと、 上記分割された音声信号の振巾を制御する可
変利得増巾器制御器VGCと、 上記可変利得増巾器制御器VGCにより制御
される８個の可変利得増巾器VA１〜VA８と、 可変利得増巾器VA１〜VA８の高調波等の
不要波を除去するためのローパスフイルタ
LPFと、 上記第１のミキサＭ１〜Ｍ８にマイク入力ま
たは秘話音声を増幅出力する増幅器AMPと、 上記ローパスフイルタLPFよりの出力を増
幅して秘話出力または秘話再生出力を得る電力
増幅器PAと、 を具備し、詳細な説明は省略するが、音声の周波
数帯別に信号の遅延、振幅を定め、スペクトラム
反転及び周波数入替を行なうことにより音声の秘
話性を向上させることを特徴とするものである。
発明が解決しようとする問題点
この第２図に示す従来の秘話装置では、音声の
スペクトラムをＮ個のサブバンドに分割し、これ
らのサブバンドについてスペクトラム反転及び周
波数入替を行なう公知の周波数反転入替及び再生
方式を利用すると共に、 マイク入力より秘話出力する場合は、ミキサ
Ｒ１〜Ｒ８のミキサ出力各々について遅延素子
Ｄ１〜Ｄ８、切替器Ｔ１〜Ｔ８及び遅延素子制
御器DCを使用して各サブバンドの振巾を求め、
可変利得増巾器VA〜VA８の出力で各バンド
に分れていた信号を合成し、低域フイルタ
LPFでスプリアス成分を除去し、電力増巾器
PAで増巾し、秘話出力を伝送ラインに出力す
る。
スペクトラムをＮ個のサブバンドに分割し、これ
らのサブバンドについてスペクトラム反転及び周
波数入替を行なう公知の周波数反転入替及び再生
方式を利用すると共に、 マイク入力より秘話出力する場合は、ミキサ
Ｒ１〜Ｒ８のミキサ出力各々について遅延素子
Ｄ１〜Ｄ８、切替器Ｔ１〜Ｔ８及び遅延素子制
御器DCを使用して各サブバンドの振巾を求め、
可変利得増巾器VA〜VA８の出力で各バンド
に分れていた信号を合成し、低域フイルタ
LPFでスプリアス成分を除去し、電力増巾器
PAで増巾し、秘話出力を伝送ラインに出力す
る。
秘話入力より秘話再生出力を得る場合は、ミ
キサＲ１〜Ｒ８のミキサ出力各々について遅延
素子Ｄ１〜Ｄ８、切替器Ｔ１及び遅延素子制御
器DCを使用して秘話入力で各サブバンドの内、
最大遅延バンドの遅延時間に合致するように各
サブバンドの信号を遅延させるようにし、遅延
素子制御器DCの制御出力を決定する。この時
点で各バンドの音声信号は元のスペクトルに戻
り、なおかつ時間的にも一致した元の音声信号
に戻る。これらの信号はの場合と同様に可変
利得増幅器VA１〜VA８によりもとの振幅に
戻し、増幅器出力で合成し、低域フイルタ
LPFでスプリアス成分を除去し、電力増幅器
で増巾し、秘話再生出力を伝送ラインに出力す
る。
キサＲ１〜Ｒ８のミキサ出力各々について遅延
素子Ｄ１〜Ｄ８、切替器Ｔ１及び遅延素子制御
器DCを使用して秘話入力で各サブバンドの内、
最大遅延バンドの遅延時間に合致するように各
サブバンドの信号を遅延させるようにし、遅延
素子制御器DCの制御出力を決定する。この時
点で各バンドの音声信号は元のスペクトルに戻
り、なおかつ時間的にも一致した元の音声信号
に戻る。これらの信号はの場合と同様に可変
利得増幅器VA１〜VA８によりもとの振幅に
戻し、増幅器出力で合成し、低域フイルタ
LPFでスプリアス成分を除去し、電力増幅器
で増巾し、秘話再生出力を伝送ラインに出力す
る。
上述のように従来の秘話装置は、各バンドを選
択的に時間遅延操作を行ない、公知の周波数反転
入替及び再生方式を組合せ、同期信号を使用する
ことなく秘話音声に時間的変化を与え、音声のリ
ズム感を撹乱することが可能となり、秘話性の高
い通信を行なうことができるものである。しかし
ながら周波数反転入替が通話中に変わらないた
め、同じ方式の秘話装置を使用している話者によ
つて秘話を解読される可能性がある等の問題があ
つた。
択的に時間遅延操作を行ない、公知の周波数反転
入替及び再生方式を組合せ、同期信号を使用する
ことなく秘話音声に時間的変化を与え、音声のリ
ズム感を撹乱することが可能となり、秘話性の高
い通信を行なうことができるものである。しかし
ながら周波数反転入替が通話中に変わらないた
め、同じ方式の秘話装置を使用している話者によ
つて秘話を解読される可能性がある等の問題があ
つた。
本発明は、従来技術の上述の欠点を除去し、周
波数反転入替及び再生を基準クロツクと同期して
定期的に自動的に変更する秘話コードにより行な
い、周期的な同期信号を用いることなく秘話性の
向上した新規な秘話装置の提供を目的とするもの
である。
波数反転入替及び再生を基準クロツクと同期して
定期的に自動的に変更する秘話コードにより行な
い、周期的な同期信号を用いることなく秘話性の
向上した新規な秘話装置の提供を目的とするもの
である。
問題点を解決するための手段
本発明の秘話装置は第１図の一実施例のブロツ
ク図に示すように、マイク入力と秘話入力を切替
える切替器１、秘話出力と秘話再生出力を切替え
る切替器２、切替器１よりのマイク入力または秘
話入力を増幅出力する増幅器AMP、増幅器MAP
の出力をＮ個（図では８個で例示する）の中間周
波数に変換する第１のミキサＭ１〜Ｍ８，ミキサ
Ｍ１〜Ｍ８よりの中間周波数IF１〜IF８を通過
させる中間周波バンドパスフイルタBPF１〜
BPF８、中間周波数IF１〜IF８をベースバンド
に戻す第２のミキサＲ１〜Ｒ８、高調波成分を除
去するローパスフイルタLPF、ローパスフイル
タLPFの出力を増幅出力する電力増幅器PA、ベ
ースバンドの信号を中間周波数IF１〜IF８に変
換するスペクトラム非反転用の異なる８個の周波
数を出力する第１の局部発信回路LOC１、スペ
クトラム反転用の異なる８個の周波数を出力する
第２の局部発信回路LOC２、中間周波数IF１〜
IF８をベースバンドに戻すスペクトラム非反転、
反転用の夫々８個の周波数をパスするゲートＧ，
ゲートＧの選択動作を制御する制御器４、秘話コ
ード演算を起動させる起動スイツチ５、送受信す
る秘話装置同士で規定されて時計動作をする基準
クロツク発生器６、スペクトラム反転及び周波数
反転の基本秘話コードをＮビツト（８ビツト）の
コードで発生する秘話コード発生器７、基準クロ
ツク発生器６の基準クロツクに基づく時刻T0と
起動スイツチ５の押下時の時刻Txとの差（累積
通話時間Ｔ＝T0−Tx）をビツト列に変換し、秘
話コード発生器６により生成される基本秘話コー
ドに演算を施し、その秘話コードを定期的に変更
演算して、制御器４に出力する秘話コード演算制
御器８とで構成される。
ク図に示すように、マイク入力と秘話入力を切替
える切替器１、秘話出力と秘話再生出力を切替え
る切替器２、切替器１よりのマイク入力または秘
話入力を増幅出力する増幅器AMP、増幅器MAP
の出力をＮ個（図では８個で例示する）の中間周
波数に変換する第１のミキサＭ１〜Ｍ８，ミキサ
Ｍ１〜Ｍ８よりの中間周波数IF１〜IF８を通過
させる中間周波バンドパスフイルタBPF１〜
BPF８、中間周波数IF１〜IF８をベースバンド
に戻す第２のミキサＲ１〜Ｒ８、高調波成分を除
去するローパスフイルタLPF、ローパスフイル
タLPFの出力を増幅出力する電力増幅器PA、ベ
ースバンドの信号を中間周波数IF１〜IF８に変
換するスペクトラム非反転用の異なる８個の周波
数を出力する第１の局部発信回路LOC１、スペ
クトラム反転用の異なる８個の周波数を出力する
第２の局部発信回路LOC２、中間周波数IF１〜
IF８をベースバンドに戻すスペクトラム非反転、
反転用の夫々８個の周波数をパスするゲートＧ，
ゲートＧの選択動作を制御する制御器４、秘話コ
ード演算を起動させる起動スイツチ５、送受信す
る秘話装置同士で規定されて時計動作をする基準
クロツク発生器６、スペクトラム反転及び周波数
反転の基本秘話コードをＮビツト（８ビツト）の
コードで発生する秘話コード発生器７、基準クロ
ツク発生器６の基準クロツクに基づく時刻T0と
起動スイツチ５の押下時の時刻Txとの差（累積
通話時間Ｔ＝T0−Tx）をビツト列に変換し、秘
話コード発生器６により生成される基本秘話コー
ドに演算を施し、その秘話コードを定期的に変更
演算して、制御器４に出力する秘話コード演算制
御器８とで構成される。
作 用
音声のスペクトラムをＮ個のサブバンドに等分
割し、これらサブバンド毎のスペクトラム反転及
び周波数入替を、基準クロツク発生器よりのクロ
ツクにより秘話コード発生器の基本秘話コードを
定期的に変更する秘話コードから演算して求めた
現時刻の秘話コードにより行ない、以降基準クロ
ツクにより例えば２分毎に所定配列の秘話コード
を順次変更し、この定期的に変更される秘話コー
ドに応じたスペクトラム反転及び周波数反転を順
次行なつて秘話出力及び秘話再生出力を得、依つ
て秘話性の向上した秘話装置が提供できるもので
ある。
割し、これらサブバンド毎のスペクトラム反転及
び周波数入替を、基準クロツク発生器よりのクロ
ツクにより秘話コード発生器の基本秘話コードを
定期的に変更する秘話コードから演算して求めた
現時刻の秘話コードにより行ない、以降基準クロ
ツクにより例えば２分毎に所定配列の秘話コード
を順次変更し、この定期的に変更される秘話コー
ドに応じたスペクトラム反転及び周波数反転を順
次行なつて秘話出力及び秘話再生出力を得、依つ
て秘話性の向上した秘話装置が提供できるもので
ある。
実施例
以下、第１図の実施例により更に詳細に説明す
る。マイク入力よりの音声を秘話出力とするに
は、まず切替器１，２を夫々マイク入力、秘話出
力に切替え、送受信する秘話装置同士で規定した
タイミングで起動スイツチ５をONにする。ベー
スバンドの音声が入力された増幅器AMPの出力
はミキサＭ１〜Ｍ８と中間周波バンドパスフイル
タBPF１〜BPF８とで８等分に分割される。こ
の周波数は音声入力を300Hz〜2700Hzとし300Hzの
帯域毎にS1〜S8，中間周波数をIF，第１の局部
発振器LOC１の出力をIL1〜IL8，Ｎ＝１，２…
８とすると、 1F＝SN＋1LN 1LN＝IF−300N となる。
る。マイク入力よりの音声を秘話出力とするに
は、まず切替器１，２を夫々マイク入力、秘話出
力に切替え、送受信する秘話装置同士で規定した
タイミングで起動スイツチ５をONにする。ベー
スバンドの音声が入力された増幅器AMPの出力
はミキサＭ１〜Ｍ８と中間周波バンドパスフイル
タBPF１〜BPF８とで８等分に分割される。こ
の周波数は音声入力を300Hz〜2700Hzとし300Hzの
帯域毎にS1〜S8，中間周波数をIF，第１の局部
発振器LOC１の出力をIL1〜IL8，Ｎ＝１，２…
８とすると、 1F＝SN＋1LN 1LN＝IF−300N となる。
次に中間周波数バンドパスフイルタBPF１〜
BPF８の中間周波数IF１〜IF８を第２の局部発
振器LOC２の出力、2L1〜2L8でベースバンドの
音声に戻すがこの場合、起動スイツチ５のON操
作時の時刻Txと基準クロツク発生器６の出力時
刻T0との差Ｔ（＝T0−Tx）累積通話時間をビツ
ト列に変換したデータを秘話コード発生器７より
発生する基本秘話コードに演算を施し、秘話コー
ドを設定する。（基本秘話コードが同じでも累積
通話時間が異なれば出力される秘話コードが異な
る。）この演算処理を例えば２分ごとに行なえば、
現時点の秘話コードが決定される。すなわち、同
様な秘話装置を持つていても基準クロツク発生器
６の出力時刻、起動スイツチONの時刻および秘
話コード発生器７より発生する秘話コードが一致
しないと、盗聴できないことになる。基準クロツ
ク発生器の出力時刻は、送受信する秘話装置間で
特定すれば、さらに盗聴が困難になる。
BPF８の中間周波数IF１〜IF８を第２の局部発
振器LOC２の出力、2L1〜2L8でベースバンドの
音声に戻すがこの場合、起動スイツチ５のON操
作時の時刻Txと基準クロツク発生器６の出力時
刻T0との差Ｔ（＝T0−Tx）累積通話時間をビツ
ト列に変換したデータを秘話コード発生器７より
発生する基本秘話コードに演算を施し、秘話コー
ドを設定する。（基本秘話コードが同じでも累積
通話時間が異なれば出力される秘話コードが異な
る。）この演算処理を例えば２分ごとに行なえば、
現時点の秘話コードが決定される。すなわち、同
様な秘話装置を持つていても基準クロツク発生器
６の出力時刻、起動スイツチONの時刻および秘
話コード発生器７より発生する秘話コードが一致
しないと、盗聴できないことになる。基準クロツ
ク発生器の出力時刻は、送受信する秘話装置間で
特定すれば、さらに盗聴が困難になる。
秘話コード発生器７よりの基本秘話コードは、
サブバンドのスペクトラム反転及び周波数入替に
対応するＮビツトの一連のコードからなり、本本
実施例ではＮ＝８であるので、 10321920個（＝８〓×28）あるコードより秘話
性の高い８桁の秘話コードを、順次一定のシーケ
ンスで選定される。
サブバンドのスペクトラム反転及び周波数入替に
対応するＮビツトの一連のコードからなり、本本
実施例ではＮ＝８であるので、 10321920個（＝８〓×28）あるコードより秘話
性の高い８桁の秘話コードを、順次一定のシーケ
ンスで選定される。
更に第１の局部発振器LOC１の出力1L1〜1L8
を非反転用周波数、第２の局部発振器LOC２の
出力2L1〜2L8を反転用周波数と定めておくこと
により、秘話コード演算制御器８にて決定された
現在時刻の秘話コードに対応する非反転用、反転
用周波数及び入替用周波数が制御器３により選択
的にゲートＧが制御され、秘話コードに応じたス
ペクトラム反転及び周波数入替が行なわれる。
を非反転用周波数、第２の局部発振器LOC２の
出力2L1〜2L8を反転用周波数と定めておくこと
により、秘話コード演算制御器８にて決定された
現在時刻の秘話コードに対応する非反転用、反転
用周波数及び入替用周波数が制御器３により選択
的にゲートＧが制御され、秘話コードに応じたス
ペクトラム反転及び周波数入替が行なわれる。
この秘話コードは基準クロツク発生装置６が発
生するクロツク毎に、順次のシーケンスで変更さ
れる。
生するクロツク毎に、順次のシーケンスで変更さ
れる。
ミキサＲ１〜Ｒ８の出力は統合されて高調波成
分を除去するローパスフイルタLPFを介して電
力増幅器PAで増幅され秘話出力として伝送ライ
ンに出力される。
分を除去するローパスフイルタLPFを介して電
力増幅器PAで増幅され秘話出力として伝送ライ
ンに出力される。
次に秘話入力より秘話再生出力である元の音声
に再生する場合について述べる。
に再生する場合について述べる。
切換器１を秘話入力に、切換器２を秘話再生出
力に夫々切換え、送受信する秘話装置同士で規定
したタイミングで起動スイツチ５をONにする。
秘話音声信号が入力された増幅器AMPの出力は
ミキサＭ１〜Ｍ８と中間周波バンドパスフイルタ
BPF１〜BPF８とで８等分に分割される。この
場合の周波数関係は、上述の秘話をかける場合と
同様に、300Hz〜600HzのバンドはIF１に、600Hz
〜900HzのバンドはIF２に、以下同様に2400Hz〜
2700HzはIF８に変換される。続いて中間周波バ
ンドパスフイルタBPF１〜BPF８の中間周波数
IF１〜IF８を第１，第２の局部発振器LOC１〜
LOC２とミキサＲ１〜Ｒ８とにより元の音声信
号のスペクトラムになるように再生する。この場
合も上述の秘話をかける場合と同様に、秘話コー
ド発生器７よりの秘話コードは、起動スイツチ５
がONされた時から基準クロツク発生器６より出
力されるクロツクに基づく時刻Txと基準クロツ
ク発生器６より出力されるクロツクに基づく時刻
Toとの差の時間Ｔ（＝To−Tx）により現在時刻
の秘話コード演算制御器８で決定される。これに
より現在時刻の秘話コードに対応する非反転用、
反転用周波数及び入替用周波数が制御器３により
ゲートＧで選択され、再生される。
力に夫々切換え、送受信する秘話装置同士で規定
したタイミングで起動スイツチ５をONにする。
秘話音声信号が入力された増幅器AMPの出力は
ミキサＭ１〜Ｍ８と中間周波バンドパスフイルタ
BPF１〜BPF８とで８等分に分割される。この
場合の周波数関係は、上述の秘話をかける場合と
同様に、300Hz〜600HzのバンドはIF１に、600Hz
〜900HzのバンドはIF２に、以下同様に2400Hz〜
2700HzはIF８に変換される。続いて中間周波バ
ンドパスフイルタBPF１〜BPF８の中間周波数
IF１〜IF８を第１，第２の局部発振器LOC１〜
LOC２とミキサＲ１〜Ｒ８とにより元の音声信
号のスペクトラムになるように再生する。この場
合も上述の秘話をかける場合と同様に、秘話コー
ド発生器７よりの秘話コードは、起動スイツチ５
がONされた時から基準クロツク発生器６より出
力されるクロツクに基づく時刻Txと基準クロツ
ク発生器６より出力されるクロツクに基づく時刻
Toとの差の時間Ｔ（＝To−Tx）により現在時刻
の秘話コード演算制御器８で決定される。これに
より現在時刻の秘話コードに対応する非反転用、
反転用周波数及び入替用周波数が制御器３により
ゲートＧで選択され、再生される。
ミキサＲ１〜Ｒ８の出力は統合されて高調波成
分を除去するローパスフイルタLPFを介して電
力増幅器PAで増幅され元の音声が再生される。
分を除去するローパスフイルタLPFを介して電
力増幅器PAで増幅され元の音声が再生される。
効 果
以上説明したように本発明によれば、基準クロ
ツク発生器の基準クロツクに同期して変更される
一連の秘話コードを用いて音声のスペクトラムの
非反転、反転及び周波数入替を行なう秘話装置で
あるので、これが盗聴されても解読される例えば
同期信号のようなキーがないため極めて高い秘話
性能を有するものであり、また本発明による秘話
装置を使用している通信相手以外の相手に対して
も秘話コードがどのコードから使用開始されてい
るかも不明となるので同じ方式の秘話装置を使用
している話者に対しても秘話性能が高く、更に構
成も簡単になる等の利点がある。
ツク発生器の基準クロツクに同期して変更される
一連の秘話コードを用いて音声のスペクトラムの
非反転、反転及び周波数入替を行なう秘話装置で
あるので、これが盗聴されても解読される例えば
同期信号のようなキーがないため極めて高い秘話
性能を有するものであり、また本発明による秘話
装置を使用している通信相手以外の相手に対して
も秘話コードがどのコードから使用開始されてい
るかも不明となるので同じ方式の秘話装置を使用
している話者に対しても秘話性能が高く、更に構
成も簡単になる等の利点がある。
第１図は本発明により一実施例のブロツク図、
第２図は従来の一実施例のブロツク図である。 １，２……切替器、３……ゲート、４……制御
器、５……起動スイツチ、６……基準クロツク発
生器、７……秘話コード発生器、８……秘話コー
ド演算制御器、AMP……増幅器、PA……電力増
幅器、Ｍ１〜Ｍ８，Ｒ１〜Ｒ８……ミキサ、
BPF１〜BPF８……中間周波数バンドパスフイ
ルタ、LPF……ローパスフイルタ、LOC１……
第１の局部発振器、LOC２……第２の局部発振
器。
第２図は従来の一実施例のブロツク図である。 １，２……切替器、３……ゲート、４……制御
器、５……起動スイツチ、６……基準クロツク発
生器、７……秘話コード発生器、８……秘話コー
ド演算制御器、AMP……増幅器、PA……電力増
幅器、Ｍ１〜Ｍ８，Ｒ１〜Ｒ８……ミキサ、
BPF１〜BPF８……中間周波数バンドパスフイ
ルタ、LPF……ローパスフイルタ、LOC１……
第１の局部発振器、LOC２……第２の局部発振
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 音声信号の周波数を帯域別に等分割する複数
Ｎ個の中間周波数バンドパスフイルタと、 上記中間周波数バンドパスフイルタの各帯域ご
とに音声周波数を変換する複数Ｎ個の第１のミキ
サと、 上記第１のミキサの夫々に局部発振周波数を供
給する第１の局部発振器と、 上記中間周波数を元の音声周波数とは異なる音
声周波数に変換する複数Ｎ個の第２のミキサと、 音声信号のスペクトラム反転及び周波数入替に
対応する連続するＮビツトの基準秘話コードを発
生する秘話コード発生器と、 送受信する秘話装置同士で規定されて時計動作
をする基準クロツク発生器と、 上記基準クロツク発生器よりの基準クロツクに
基づく時刻と起動スイツチにより設定された時刻
との差すなわち累積通話時間のビツト変換、上記
秘話コード発生器により生成される基本秘話コー
ドとの演算処理、および定期的に秘話コードの変
更を行なう秘話コード演算制御器と、 送受信する秘話装置同士で押すタイミングを規
定して上記秘話コード演算制御器を起動する上記
起動スイツチと、 上記秘話コード演算制御器よりの秘話コードに
対応する上記第１，第２の局部発振器よりの周波
数を上記第２のミキサの夫々に送出制御する制御
器と、 を具備し、上記基準クロツク発生器よりの基準ク
ロツクの時刻に従つて定期的に変更される上記秘
話コードに応じて音声入力または秘話音声のスペ
クトラム反転及び周波数入替を行ない秘話出力ま
たは秘話再生出力を得るようにしたことを特徴と
する秘話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28068084A JPS61156936A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 秘話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28068084A JPS61156936A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 秘話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61156936A JPS61156936A (ja) | 1986-07-16 |
| JPH0226902B2 true JPH0226902B2 (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=17628434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28068084A Granted JPS61156936A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 秘話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61156936A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4827507A (en) * | 1987-06-19 | 1989-05-02 | Motorola, Inc. | Duplex analog scrambler |
| JPH0221739A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-24 | Fuji Facom Corp | 通信回線における部外者侵入防止方式 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59125134A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-19 | Japan Radio Co Ltd | 秘話装置 |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP28068084A patent/JPS61156936A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59125134A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-19 | Japan Radio Co Ltd | 秘話装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61156936A (ja) | 1986-07-16 |
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