JPH02268917A - 線引きダイス用素材および該素材を用いた線引きダイス - Google Patents

線引きダイス用素材および該素材を用いた線引きダイス

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JPH02268917A JP1088517A JP8851789A JPH02268917A JP H02268917 A JPH02268917 A JP H02268917A JP 1088517 A JP1088517 A JP 1088517A JP 8851789 A JP8851789 A JP 8851789A JP H02268917 A JPH02268917 A JP H02268917A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は銅の巻線、スチールコード、ステンレス線、
溶接棒等の伸線に用いるダイヤモンド単結晶線引きダイ
ス用素材および該素材を用いた線引きダイスに関するも
のである。
〈従来の技術とその課題〉 従来、ダイヤモンドダイスの多くは天然のダイヤモンド
原石を用い、(110)面あるいは(111)面を研摩
した後、該研摩面の垂直面を研摩し、当該垂直研摩面よ
り観察しながらレーザーまたは放電あるいは超音波ラッ
ピングを用いて(110)面あるいは(111)面に垂
直に伸線用の穴開けを行なっていた。
また近年、温度差法を用いた高品質なグイヤモンドが合
成可能となり、一部市販されている。
しかしながら、これらのダイヤモンドよりなるダイスを
用いても伸線寿命が大きくばらつくという問題があった
特に天然ダイヤモンドを用いたダイスの場合のばらつき
は極めて大きかった。
まず天然ダイヤモンドを用いた場合の欠点について更に
詳しく説明すると、 天然ダイヤモンドは一般に(110)面に垂直に穴を開
けた場合がもつとも摩耗量が少な(、寿命も長いといわ
れてきた(潤滑、Vol12.No1l、 1967゜
P5)。
しかしながら、天然ダイヤモンドには次のような欠点が
あり、寿命のバラツキが大きかった。
■ ダイヤモンド結晶の外形が融解していたり、均一成
長しておらず、正確な(110)面を判定するのは困難
である。
このため目的とする方位に穴を開けることができず、短
寿命となるものが多かった。
■ 同一結晶中に、硬い部分と軟らかい部分があり、伸
線中に一部のみ偏摩耗を生じ、真円からずれることによ
って寿命になることが多い。
次に、従来の合成ダイヤモンドを用いた場合の欠点につ
いて説明する。
合成ダイヤモンドの場合、 ■ 合成したそのままの形状または若干研摩した状態で
使用されることが多い。ダイス用途に適している形状は
(100)面を主とする六面体である。このため(10
0)面に垂直に穴を開けるため、摩耗量が多く寿命が短
い。
■ 結晶中に窒素濃度のむらがある。このため、濃い処
と薄い処では摩耗量に差が生じ、偏摩耗を生じ、寿命に
なることが多い。
■ 結晶成長面または研摩面のまま、伸線ダイスをホル
ダーに固定しようとすると、摩擦係数が少ないため、大
きな応力をかけて固定する必要があった。このため、ダ
イスに不必要な応力がかかり、伸線中に割れる場合があ
る。
く課題を解決するための手段〉 この発明は上述した従来の問題を解決するべ(検討の結
果、得られたものである。
即ち、この発明は結晶中の窒素含有量が20〜400p
pmである合成ダイヤモンドIb型単結晶を使用し、伸
線方向と垂直な二平面のうち少なくとも一平面が(11
1) W開面であるダイヤモンド単結晶線引きダイス用
素材および該素材を用いて該(111)劈開面を基準面
とし、伸線用穴の中心線と該劈開面のなす角度が87〜
93度以内であるダイヤモンド単結晶線引きダイスを提
供するものである。
〈作用〉 この発明は上記のように、 ■ 温度差法で合成したIb型ダイヤモンド単結晶を用
い、該結晶中の窒素濃度が20〜400ppmのものを
用いた。
■ 伸線方向を<tii>方向とし、穴開は方向のズレ
を少なくするため、基準面として(111)面の劈開面
を用いた。
■ ダイスとホルダーの固定を十分にするため、四側面
のうち少なくとも一面はレーザー等で切断し、面粗さを
悪(し、摩擦力を増加させた。
■ 伸線寿命のバラツキを少なくするためには穴の中心
線が真の<111〉方向に対して±3度以内に入ること
が重要である((111)9開面に対しては87〜93
度以内)。
を特徴とするものであり、特に上記■〜■に大きな特徴
を有するのである。
次に、上記■〜■の特徴についてさらに詳しく説明する
■ 窒素濃度の特徴 合成ダイヤモンド中に含有される窒素は孤立分散型(I
b型)である。
一般にIb型合成ダイヤモンドでは窒素が多いと摩耗量
が少な(なる傾向にある。
逆にその量が数百ppmを超えると、摩耗量が増加しは
じめる。このように摩耗量と窒素含有量とには相関があ
る。
この発明では摩耗量が少な(、かつ偏摩耗の原因となる
結晶中に窒素濃度分布のむらが生じない濃度範囲は20
〜400ppmの範囲内であることを見出したのである
従って、この範囲外で使用すると、窒素濃度の濃い処と
薄い処で結晶が均一に摩耗しなくなり、伸線穴が真円か
らずれ、寿命となる場合や、伸線穴径が短時間の伸線で
大きく摩耗し、寿命となる場合が生じた。
■の作用 本発明者らは合成ダイヤモンドの摩耗に関して天然ダイ
ヤモンド程の異方性は少ないことを見出した。
具体的に述べると、<100>方向の摩耗量は多いが、
<111〉方向と<110>方向では殆んど摩耗量に差
がないことを見出した。摩耗量を決定する最大の因子は
〈lll〉方向からのずれ角であることを見出した。(
III)面は<IID方向に垂直な面であることから、
<111〉方向からのずれを極力減少させるためには、
(1111面の劈開面を基準面にして垂直に伸線穴を開
けることが極めて有効であることがわかった。
温度差法による人工合成ダイヤモンドを用いると、成長
した各面が極めて明瞭に判定できるため、所定の大きさ
および方向の(111)面を容易に襞間することができ
、かつ該劈開面は平滑であることがわかった。
合成ダイヤモンドの代りに天然ダイヤモンドを用いると
、結晶の面が明瞭でないため、正確な(111)面の方
向がわからず、平滑な舅開面は得られなかった。
多くの場合、劈開面上に段差がついたり、ループ状にな
ったり、途中から別の(Ill) 劈開面があられれた
りした。
また伸線穴を垂直に開けるには、基準面となる該(11
1)面の面粗さが極めて重要であり、100μm以内に
する必要があることがわかった。
但し、ここでいう面粗さとは第3図に示す合成ダイヤモ
ンド単結晶襞開面の断面図において、(111) W開
面1同志の段差6を示すものである。
2はレーザー切断側面である。また(111)面の劈開
面を判定するにはこの段差の大きさおよび個数も重要な
因子であって、3011m−1oo pmの段差が1I
IIIII長当り3個以内であることが必要であること
が判った。
段差の数が4個以上になると、(ill)面の襞間部分
が判定できなくなった。
このため、<111>方向に正確に伸線穴を開けること
が困難となった。
■の作用 合成ダイヤモンドの場合、成長したそのままの面は天然
ダイヤモンドに比較して平滑であるため、成長面を利用
してホルダーに固定する場合、大きな応力をかけて固定
する必要があった。
また固定面を研摩した場合も同様に大きな応力を必要と
した。。
このため、ダイス内部に必要以上の圧縮応力がかかり、
伸線中に割れる場合が多かった。
この発明では、固定面の少なくとも一面をレーザー等で
カットし、面粗さを増大させて摩擦係数を大きくするこ
とにより低圧力でホルダーに固定することを可能とし、
上述の問題点を解決したのである。
この場合、固定面の面粗さは5〜1100IIの範囲が
適当であり、5μm以下では摩擦係数が小さくなって固
定のために大きな圧力を必要とし、また10011m以
上では凹凸部に応力集中が生じて、逆に固定部分から亀
裂の発生する場合が生じた。
■の作用 実際にダイスを作製し、伸線する場合、<IID方向か
らのずれ角が最大の摩耗量に関する因子である。
この場合、ずれ角が大きくなると、摩耗量は増加する。
この発明では該ずれ角が(111) l開面に対し、8
9〜91度の間にあれば、最少の摩耗量となることが判
明し、長寿命で寿命のバラツキの少ない線引きダイスの
提供を可能にしたものである。
また<IID方向からのずれ角を小さくするための穴開
は方法としては、成長した(ill)面に垂直に開ける
場合も同様の効果があるが、この場合は任意の寸法のダ
イス形状に仕上がらないという問題点と(111)面の
大きな原石を選択しなければならないという欠点がある
〈実施例〉 以下、この発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 圧力5.5GPa、温度1300〜1400℃の条件で
溶媒種を変え、温度差法を用い、窒素濃度がlO〜50
0ppmの0.4〜0.6ctのIb型ダイヤモンド単
結晶を5個合成した。
これらの合成ダイヤモンドを(111)面で襞間し、1
.5’mmの板状とした。
この板状結晶をレーザーで切断し、2°Q1mX1.5
tの六面体を得た。
さらにレーザーで切断した1つの側面を研摩してダイス
用素材を得た。研摩面はほぼ(110)面であった。
舅開面の面粗さを測定すると、60IIII+であった
またレーザーカット面(3側面)の面粗さは40umで
あった。
か(して得たダイス用素材を用いて第1図に示す工程に
よってそれぞれ線引祭ダイスの加工を行なった。なお各
工程の状態は第2図の通りである。
まず、第2図(a)の素材A(1・・・劈開面、2・・
・レーザー切断側面)にレーザーで下穴3をあけたのち
(第2図(b) ) 、超音波加工により下穴の表面を
平滑にした(第2図(C))。さらに、逆方向からレー
ザーで裏加工4を行ない(第2図(d))、次いで超音
波加工により該裏加工後の表面を平滑にした(第2図(
e))。最後に伸線穴5にワイヤを通しながら仕上げ加
工を行なって伸線ダイスを得た(第2図(f))。
伸線径はφ40μmであった。
各伸線ダイスをホルダーに固定したのち伸線機にかけ、
銅線の伸線を行なった。
その結果は第1表に示した。
第 表 ** 線径大:全面がほぼ一様に摩耗し、伸線の径が大
きくなりすぎる。
上表から窒素濃度が20〜400ppmの範囲の本発明
の実施例が良好であることが認められた。
実施例2 圧力5.5GPa、温度1350℃の条件でFe −5
ONi溶媒を用い、温度差法で0.3ctのダイヤモン
ドを6個作製し、実施例1と同様の工程で1.4°mm
X1.1’、伸線径φ30umの線引きダイスを3個作
製した。
1.4’mmの平面を劈開面とし、伸線穴は1.1’の
厚み方向にあけた。
りに研摩によって1.1tの板を作製したのち、実施例
1と同様の工程で1.4°mmX1.1t、伸線径φ3
01mの線引きダイスに加工した。伸線穴は研摩面(1
,4’mm)に垂直に開けた。
また各結晶中の窒素含有量は80〜1100ppの範囲
であった。この窒素含有量は赤外吸収における1130
cm−’の吸収係数を測定し、その値より推定した。劈
開面の面粗さは50〜601Imであった。
側面のレーザー切断面の面粗さは25〜301Imであ
った。
また、研摩面の面粗さはO,111mであった。
X線を用いた結晶方位測定装置により劈開面または研摩
面と伸線穴のなす角度を測ったのち銅線の伸線を行なっ
た。
その結果は第2表に示した。
ダイスが寿命となった原因はすべて線径が大きくなりす
ぎたためである。
第 表 上記第2表から劈開面を用いた方がよく、がっ〈l11
〉方向と劈開面又は研摩面のなす角が87〜93度の範
囲で良好な結果が得られ、89〜91度の範囲で最良の
性能、を示すことが認められた。
実施例3 5.5GPa、 1350℃の圧力温度条件でFe −
5ONi溶媒を用い、温度差法にてQ、 8ctのダイ
ヤモンドを1個作製し、襞間により0.6ctの平板を
2枚作製した。
それぞれの板から実施例1と同様にして1°mmX0.
6tのダイスを2個作製した。伸線径はφ30B+Im
であった。
また、天然ダイヤモンドを2個購入し、(111)面と
思われる部分を襞間し、約0.6tの板を2枚作製し、
実施例1と同様にして1°mmX0.6’のダイスを2
個作製した。
合成ダイヤモンドの窒素濃度は9oppmであった。天
然ダイヤモンドは1250ppmと2000ppmであ
った。
結果は第3表に示した。
第  3  表 上表から100μ以下の面粗さで良好な伸線結果が得ら
れることが認められた。
実施例4 5.3GPa、 1300℃の圧力、温度条件でFe 
−3ONiの溶媒を用いて0.5〜0.6ctのダイヤ
モンドを5個作製した。窒素含有量は40〜500pp
mであった。
実施例1と同様の方法で2°mmX1.5’のダイスを
5個作製した。
そのうちの1個のレーザーカット面を全て研摩した。レ
ーザー条件を変えて切断したちの4個を作製した。その
後レーザー切断面の1個面をそれぞれ研摩した。
研摩面は(110)と012)面であった。
かくして得た各ダイスをホルダーに固定して伸線テスト
を行なったところ第4表に示す結果が得られた。
第 表 上表から側面の面粗さが5〜100 pmの本実施例の
ものが良好であることが認められた。
〈発明の効果〉 以上説明したように、この発明によれば特定した窒素含
有量の合成ダイヤモンドを用い、劈開面を伸線穴の基準
面とすることにより、伸線寿命が長く、バラツキの少な
いダイヤモンド単結晶ダイス用素材およびダイスが得ら
れることが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は線引ダイス製造の工程を示す説明図、第2図は
第1図の工程における加工状態を示す説明図、第3図は
合成ダイヤモンド単結晶の劈開面の状態を示す断面図で
ある。 1・・・劈開面      2・・・レーザー切断側面
3・・・下穴       4・・・裏加工5・・・伸
線穴      6・・・段差A・・・素材 出願人代理人  弁理士  和 1) 間第 図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶中の窒素含有量が20〜400ppmである
    合成ダイヤモンドIb型単結晶を使用し、伸線方向と垂
    直な二平面のうち少なくとも一平面が(111)劈開面
    であることを特徴とするダイヤモンド単結晶線引きダイ
    ス用素材。
  2. (2)劈開面の面粗さが100μm以下であることを特
    徴とする請求項(1)記載のダイヤモンド単結晶線引き
    ダイス用素材。
  3. (3)劈開面以外の少なくとも一側面が未研摩面または
    成長面ではなく面粗さが5〜100μm以内にあること
    を特徴とする請求項(1)記載のダイヤモンド単結晶線
    引きダイス用素材。
  4. (4)結晶中の窒素含有量が20〜400ppmである
    合成ダイヤモンドIb型単結晶であって、伸線方向と垂
    直な二平面のうち少なくとも一平面が(111)劈開面
    であるダイヤモンド単結晶線引きダイス用素材を用い、
    該(111)劈開面を基準面とし、伸線用穴の中心線と
    該劈開面のなす角度が87〜93度以内にあることを特
    徴とするダイヤモンド単結晶線引きダイス。
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