JPH02268385A - 光学的文字読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、文字記入位置を示す枠、及び同記入枠に対応
する項目名を示す文字等がドロップアウトカラーによっ
て予め記録された帳票から、文字記入枠内に記入された
文字の読取りを行なう光学的文字読取装置に関する。

（従来の技術） 一般に、光学的文字読取装置において処理対象とする帳
票には、文字の記入位置を示す文字記入枠や、文字記入
枠内に記入される内容を示す項目名等がドロップアウト
カラーによって予め印刷されている。光学的文字読取装
置は、処理対象とする帳票を光学的に走査することによ
って、ドロップアウトカラーによって印刷された文字記
入枠や項目名を除いた帳票イメージを検出する。そして
、検出した帳票イメージから１文字毎に文字パターンを
切出し、この文字パターンについて認識処理を行なう。

認識処理によって得られた認工結果は、修正画面におい
て表示する。そして、修正画面に表示された認識結果に
リジェクトや、誤認工されたものがある場合には、オペ
レータによってキーボード等を介して正しい文字データ
が入力され、認識結果に修正が行なわれるようになって
いる。

（発明が解決しようとする課題） 通常、修正画面に表示される認識結果は、認識処理によ
って得られた文字のみが表示される。

このため、修正画面に表示される認識結果を修正する場
合には、表示された文字がどの項目に関するものである
かを、帳票に印刷された項目名等を見て確認しながら行
なう必要があった。

このように、従来の光学的文字読取装置においては、認
識結果に対する修正作業が非常に煩わしく、また作業効
率を低下させているという問題があった。

本発明は前記のような点に鑑みてなされたもので、修正
画面における認識結果の修正を容易に行ない、作業効率
を向上させることが可能な光学的文字読取装置を提供す
ることを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、帳票から非文字読取対象パターンを検出する
手段を備え、文字読取対象パターンを検出する第１のパ
ターン検出手゛段によって検出された文字パターンに対
応する文字の記入位置と、非文字読取対象パターン中に
含まれる文字記入枠のイメージ位置とが一致するか否か
を判定し、致すると判定された際に、前記第１のパター
ン検出手段により検出された非文字読取対象パターンを
表示すると共に、表示された非文字読取対象パターン中
の文字記入枠内に同文字記入枠に対応する文字の文字読
取結果を表示するように構成するものである。

（作用） このようにして構成される光学的文字読取装置は、ドロ
ップアウトカラーによって印刷された文字記入枠や文字
読取処理の対象としない文字を含む帳票イメージを予め
検出しておき、処理対象とする帳票についての文字読取
結果と共に表示させることができる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図は同実施例に係わる光学的文字読取装置の構成を示
すブロック図である。同図において制御部１０は、光学
的文字読取装置を構成する各部の制御を司るものである
。同実施例における光学的文字読取装置には、２つのス
キャナｌｌａ。

ＩＩｂが設けられている。スキャナｌｌａは、文字読取
処理の対象とする帳票を光学的に走査して、記入された
文字の文字パターンを検出するために用いられるもので
ある。スキャナｌｌａは、特定の色印刷（ドロップアウ
トカラー）を検出しない構成となっている。また、スキ
ャナｌｌｂは、帳票を光学的に走査して、スキャナｌｌ
ａによって検出されないドロップアウトカラーで印刷さ
れた文字記入位置を示す文字記入枠、及び文字記入枠の
項目名等を示す文字読取処理の対象としない非文字読取
対象パターンを検出するために用いられる。スキャナｌ
ｌａは、検出した文字パターンを含む１帳票分の帳票イ
メージを格納するシートバッファ１２に接続される。シ
ートバッファ１２は、文字認識処理を行なう認識部１３
に接続される。スキャナｌｌｂは、１帳票分のドロップ
アウトカラーによって印刷された文字記入枠等の非文字
読取゛対象パターンを格納する非文字読取対象パターン
格納部１４に接続される。シートバッファ１２、及び非
文字読取対象パターン格納部１４は、それぞれ制御部ｌ
Ｏに設けられた判定部１５に接続される。判定部１５は
、シートバッファ■２に格納された帳票イメージ中の文
字パターンの位置と、非文字読取対象パターン格納部１
４に格納された非文字読取対象パターン中の文字記入枠
の位置とが一致するか否かを判断する。また、制御部１
０には、表示部１Ｂが接続されている。表示部１６は、
認識部１３における認識結果、及び非文字読取対象パタ
ーン格納部１４に格納された非文字読取対象パターンを
制御部ＩＯを介して人力し、表示を行なう。

次に、同実施例の動作を第２図に示すフローチャートを
参照しながら説明する。

ここで処理対象とする帳票は、第３図に示すようなＦＣ
シートとする。このＦＣシートは、処理対象とする帳票
について文字読取処理を行なう際に必要な各種情報（Ｆ
Ｃ情報）を登録する際に用いられるものである。すなわ
ち、ＦＣシートには文字記入位置を示す文字記入枠、及
び文字記入枠に対応する項目名等が、スキャナｌｌａに
よって検出されないドロップアウトカラーによって印刷
されている。そして、ＦＣ情報を示す文字（第３図中１
行目の文字記入枠内に記入された「０」または「１」の
文字）が、スキャナｌｌＨによって検出される黒色によ
って記入される。

まず、スキャナｌｌｂによって文字記入枠内に何も記入
されていないＦＣシートから、非文字読取対象パターン
の検出を行なう（ステップＳｌ）。

スキャナｌｌｂは、スキャナｌｌａで用いられている光
源と異なる波長領域の光を発光する光源を有しており、
スキャナｌｌａで検出されないドロップアウトカラーを
検出することができるものである。

スキャナｌｌｂは、何も記入されていないＦＣシートを
光学的に走査することによって検出された帳票イメージ
を非文字読取対象パターン格納部１４に出力する。非文
字読取対象パターン格納部１４は、スキャナｌｌｂによ
って検出された非文字読取対象パターンを格納する。

次に、非文字読取対象パターンの検出を行なった後、文
字が記入された文字読取処理の対象とするＦＣシートか
ら文字パターン検出を行なう（ステップＳ２）。すなわ
ち、通常の文字記入枠に文字が記入されたＦＣシートは
、スキャナｌｌａによって光学的走査が行なわれて、記
入された文字の文字パターンを含む帳票イメージが検出
される。

スキャナｌｌＨによる光学的走査では、ドロップアウト
カラーによって印刷された文字記入枠や項目名等の非文
字読取対象パターンは検出されない。

スキャナｌｌａは、ＦＣシートから検出した帳票イメー
ジをシートバッファ１２に出力する。シートバッファ１
２は、スキャナＨａからの帳票イメージを格納する。

シートバッファ１２に帳票イメージが格納されると、判
定部１５は、文字記入位置の判定処理を行なう（ステッ
プＳ３）。この文字記入位置の判定処理を、第４図乃至
第６図を参照しながら説明する。

判定部１５は、非文字読取対象パターン格納部１４に格
納された非文字読取対象パターンを走査し、第４図に示
すように文字記入枠の検出を行なう。次に、判定部１５
は、シートバッファ１２に格納された第５図に示すよう
な帳票イメージを走査して、各文字パターンを検出する
。判定部１５は、検出した文字パターンの位置に基づい
て文字読取処理の対象とする帳票に記入された文字の記
入位置が、非文字読取対象パターン中の文字記入枠位置
と一致するか否かを判定する（ステップＳ４）。判定部
１５は、文字記入枠と文字パターンの記入位置関係が第
６図に示すような場合、文字記入枠と文字パターンの位
置が一致していると判定する。そして、非文字読取対象
パターン格納部１４に格納された非文字読取対象パター
ンを、文字読取処理の対象とする帳票の非文字読取対象
パターンとして、表示部１６に表示される文字認工結果
の文字サイズに応じて補正する（ステップＳ５）。なお
、文字記入位置の判定処理によって記入位置が文字記入
枠の位置と一致しないと判定された場合は、非文字読取
対象パターン格納部１４に格納された非文字読取対象パ
ターンの表示は行なわない。

一方、シートバッファ１２に１シ一ト分のイメージが格
納されると、認識部１３は、格納されたイメージから１
文字毎に文字パターンの検出を行なう。

そして、検出した文字パターンについて文字認識処理を
行なう（ステップＳ６）。すなわち、認識部１３は、図
示せぬ辞書ファイルに格納された複数の標準パターンと
切出された文字パターンとのマツチングを行ない、各標
準パターンの類似度値を求める。制御部１０は、認識部
１３におけるマツチングによって得られる類似度値が所
定の値より高い場合に、この類似値を示す文字パターン
の文字を文字認識結果として文字コードを設定する。こ
こで、マツチングによって得られた類似値が所定の値に
満たなかった場合は、マツチングの対象とした文字パタ
ーンの文字を認識結果が得られなかったことを示すリジ
ェクト文字として設定する（ステップ３７）。制御部ｌ
Ｏは、表示を行なうために補正された非文字読取対象パ
ターンと、文字認識処理の結果を表示部１６に転送する
。表示部１６は、修正画面として非文字読取対象パター
ンとＦＣＣシート記入された各文字の認識結果を同時に
表示する（ステップＳ８）。ナなわを、修正画面は、第
７図に示すように、文字記入枠のイメージ内に、同文字
記入枠に対応する文字の認識結果を表示するものである
（修正画面中の１行目の「０」または「１」の文字）。

また、非文字読取対象パターン格納部１４に格納された
非文字読取対象パターンが、処理対象とする帳票の非文
字読取対象パターンでないとステップＳ４において判定
された場合は、第８図に示すように、文字読取結果のみ
の表示を行なう。なお、文字認識処理の結果リジェクト
文字と設定された文字については、リジェクトを示す「
？」等のマークを文字記入枠内に表示する。そして、オ
ペレータによ７てキーボード（図示せず）等から、「？
」で示されるリジェクト文字に対して正しい文字データ
が入力されると、リジェクト文字に替えてキー人力され
た文字データに修正を行なう（ステップＳ９）。

このように修正画面では、第７図に示すように、文字記
入枠及び文字記入枠に対応する項目名等が文字認識結果
と共に表示されるために、オペレータはどの項目に対応
する文字がリジェクトしたのかを画面中から知ることが
できる。

また、特定の文字記入枠（例えば、カーソルが位置する
文字記入枠）のりジエクト文字の文字パターンを修正画
面中に表示すれば、リジェクト文字の修正をより行ない
易くすることができる。

【発明の効果］ 以上のように本発明によれば、ドロップアウトカラーに
よって帳票に記録される非文字読取対象パターンを表示
すると共に、表示された非文字読取対象パターン中の文
字記入領域内に同文字記入領域に対応する文字認識結果
を表示することによって、文字認識結果が帳票のどの文
字記入枠内に記入された文字ついてのものか表示画面中
から知ることができるので、リジェクト文字の修正等を
容易に行なうことが可能となり、作業効率を向上させる
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる光学的文字読取装置
の構成を示すブロック図、第２図は同実施例の動作手順
を説明するためのフローチャート、第３図は同実施例に
おける処理対象とするＦＣシートの一部の構成を示す図
、第４図乃至第６図は文字記入位置判定処理を説明する
ための図、第７図及び第８図は修正画面の表示例を示す
図である。 １０・・・制御部、１２ａ、　１２ｂ・・・スキャナ、
１３・・・認識部、１４・・・非文字読取対象パターン
格納部、１５・・・判定部（判定手段）、ＩＢ・・・表
示部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 文字記入位置を示す文字記入枠を含む非文字読取対象パ
   ターンが特定の色印刷によって予め記録された帳票から
   前記文字記入枠内に記入された文字の文字パターンを検
   出する第１のパターン検出手段を備え、このパターン検
   出手段により検出された文字パターンをもとに文字読取
   処理を行なう光学的文字読取装置おいて、 前記帳票から前記非文字読取対象パターンを検出する第
   ２のパターン検出手段と、 前記第１のパターン検出手段によって検出された文字パ
   ターンに対応する文字の記入位置と、前記第２のパター
   ン検出手段により検出された非文字読取対象パターン中
   に含まれる文字記入枠のイメージ位置とが一致するか否
   かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記第１のパターン検出手段により
   検出された文字パターンに対応する文字の記入位置と、
   前記第２のパターン検出手段により検出された文字記入
   枠のイメージ位置とが一致すると判定された際に、前記
   第１のパターン検出手段により検出された非文字読取対
   象パターンを表示すると共に、表示された非文字読取対
   象パターン中の文字記入枠内に同文字記入枠に対応する
   文字の文字読取結果を表示する表示手段と、を具備した
   ことを特徴とする光学的文字読取装置。