JPH0226719Y2 - - Google Patents

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JPH0226719Y2
JPH0226719Y2 JP1984114704U JP11470484U JPH0226719Y2 JP H0226719 Y2 JPH0226719 Y2 JP H0226719Y2 JP 1984114704 U JP1984114704 U JP 1984114704U JP 11470484 U JP11470484 U JP 11470484U JP H0226719 Y2 JPH0226719 Y2 JP H0226719Y2
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JP
Japan
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blade
cover
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cutting edge
tip
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JP1984114704U
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JPS6128699U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は封筒を開封する時に、封筒に押し当て
て切断開封する、封筒開封器に関する。
[従来の技術] 封筒を開封する時に封筒の一端を手で破つて開
封すれば、しばしば中の書類まで破つてしまうこ
とがある上、封筒を保存するにも具合が悪い。
鋏を利用することも多いが、中身を破ることも
あり、数多くの開封は破れて能率が落ちる。
自動開封器は良いけれど、広い場所を必要と
し、一般向きではない。
厚い紙に細い溝を設け、溝に斜めに鋭い刃を取
り付けた、手持ち用の開封器もあるが、すぐに切
れ味が落ちてしまい封筒の開封には不向き出あ
る。
小型裁断機もよいけれど、危険であり、かつ場
所を取るので事務所では不向である。
カツターナイフは使い易いが、下にマツトを敷
かないと机まで傷付ける上、刃先端部がいつも下
面を強く加圧するので切れ味が落ち易い。
[従来技術の問題点] 手持ち用の封筒開封器としては、厚い紙のスリ
ツトや受台に30度から60度の角度に刃を取り付け
た封筒開封器が広く用いられた事があるが、切れ
味がすぐ落ちたので今はあまり使われないように
なつた。
特にふくらんだ封筒でも楽に開封する事に出来
る、小型の手持ち開封器は見当たらない。
[考案が解決しようとする課題] そこで本考案が解決を意図する課題は、小型で
実効ある手持ち用の封筒開封器を提供することで
ある。
[課題を解決するための手段] (概要) 本考案に係る封筒開封器は、上記課題を解決す
るため、二つ折シート内に、折目長さと同長の偏
平な刃体を、刃先端部が突出しない様に刃先線を
折り目に沿わせて、固着したことを特徴とする。
(構造) 本考案は、成型し二つ折したやや弾性を有する
薄手のシートで作つたカバー2の内側に、折目長
と同じ長さの直線状の刃先部4の刃先端部5がカ
バー2の外に突出しないように、刃先部を折目に
接近させながら偏平な刃体1をカバー2内に固着
する。
刃体1は厚さが2mm以下、理想的には0.4mmか
ら0.6mmの偏平薄刃状のものが望ましく、一側或
は対称の両側に刃先部4を有する。
刃先端部5の角度は140度以下、理想的には60
度から90度のものが良く、旦、両端部とも同じ角
度にする方が使にやすい。
カバー2は紙や塩化ビニールなどの僅かに弾性
を有する薄いシートを、打ち抜きあるいはカツト
等で成型し、二つ折して作る。シートの厚さは1
mm以下、理想的には0.3mmから0.6mmのものが望ま
しく、又二つ折する際には内側に折り目の膨らみ
が出ないようにしなくてはならない。
[作用] 本案開封器を指先で挟んで、刃先部4を40度か
ら60度位の角度で机上の封筒を加圧しながら線引
きすると、封筒表面の一辺沿いをきれいに開封す
ることが出来る。
[実施例] 以下、実施例を示し、考案の具体的な製品につ
いて述べる。
(実施例 1) 第1図、第2図は、腰のある0.4mmの厚さのダ
ルマ型カツト紙二つ折の、八分円のカバー2の中
に、矩形の厚さ0.4mmの刃体1を、刃先部4をカ
バー折目3の内側に押し付けるように沿わせ、
旦、刃先端部5が見えないように固着する。
刃先端部5のカバーが十分に行われているので
耐久性が良く、その上安全性が高い。
(実施例 2) 第3図、第4図に示すものは、厚さ0.6mmの台
形状の刃体1を、角を丸くした矩形状の厚さ0.3
mmのポリプロピレンシートを二つ折したカバー2
の中に、刃先部4を折目に付けながら刃体1をカ
バー2に接着したものである。この樹脂シートは
磨耗性が強いので、かなり長期間使用することが
出来る。また厚い刃体は、安定性があり、使用感
が良い。
(実施例 3) 第5図、第6図に示すものは、厚さ0.2mmの両
刃の剃刃を、厚さ0.3mmのやや弾性のあるレザー
製のカバー2に包んだものであり、刃先部4の長
さはカバー折り目3の長さと同じである。
カバー2に対するレザーは、やや硬質のものが
良い。
この様式のものは、刃先端部5が4ケあるので
長期に使用することができる。
また薄いので、手帳挟み等とすれば、携行しや
すいものとなる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案品は、誰でも、何所で
でも、中の書類を傷付けることなく、容易に開封
することが出来る。特に厚い封筒の縁部近くをす
つきり開封することが出来る。
刃先端部が殆ど出てこないので、指をあてても
怪我をするような事はない。
また薄くて軽いので、携行しやすい上、新聞等
の切り抜きも容易に行う事ができる。
そのうえ、製造が容易であるので、廉価に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第5図は本案封筒開封器の正
面図であり、第2図、第4図、第6図は、それぞ
れ前記図面の断面図である。 1……刃体、2……カバー、3……カバー折
目、4……刃先部、5……刃先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙、樹脂等の僅かに弾性を有する薄手シートを
    二つ折に整形してカバー2とし、このカバー2の
    二つ折部分と同長の直線状の刃先長さを有する薄
    い刃体1の刃先部4をカバー2の二つ折の折目部
    3の内側の折目ぞいに、旦、刃先端部5がカバー
    2の外に突出しないように、刃体1をカバー2に
    固着した封筒開封器。
JP11470484U 1984-07-27 1984-07-27 封筒開封器 Granted JPS6128699U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11470484U JPS6128699U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 封筒開封器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11470484U JPS6128699U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 封筒開封器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6128699U JPS6128699U (ja) 1986-02-20
JPH0226719Y2 true JPH0226719Y2 (ja) 1990-07-19

Family

ID=30673713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11470484U Granted JPS6128699U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 封筒開封器

Country Status (1)

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JP (1) JPS6128699U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5957596U (ja) * 1982-10-06 1984-04-14 川畑 猛 毛玉除去具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6128699U (ja) 1986-02-20

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