JPH02266877A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH02266877A
JPH02266877A JP1083919A JP8391989A JPH02266877A JP H02266877 A JPH02266877 A JP H02266877A JP 1083919 A JP1083919 A JP 1083919A JP 8391989 A JP8391989 A JP 8391989A JP H02266877 A JPH02266877 A JP H02266877A
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Hiroshi Shimizu
洋 清水
Tetsuo Yoshida
哲男 吉田
Mitsuo Tamura
光男 田村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子機器などに用いられる小型モータに関し、
特にローター直径の小さい小型の超音波モータに関する
ものである。
(従来の技術) 超音波モータは従来の電磁モータと比較して、低回転で
高いトルクが得られること、停止保持力を有すること、
電磁ノイズが小さいことなどの利点を有しており、カメ
ラのオートフォーカス用や自動車用パワーモータ等に使
用されている。
第7図及び第8図は従来の超音波モータの構造を示す概
略図であり、リング上の小歯状の突起部を設けた金属円
板51の突起部の形成さ杵ている面の裏側に二枚の圧電
セラミック円板52.53を接着した構造のステーター
51の上に円板状ローター54を圧接した構造となって
いる。圧電セラミックス円板52.53は偶数等分に分
極の向。
きが厚さ方向に逆向きとなっており、これら二枚の圧電
セラミック円板は分割角度の半分の角度だけずらして接
着されている。
(発明が解決しようとする課題) 第8図かられかるように従来の超音波モータにおいては
、ステーターを構成するために2枚の圧電セラミックス
円板と金属円板を接着しているため、接着工程が難しい
上に接着条件のばらつきに伴う特性のばらつきが大きい
と云う欠点があった。
また、円板の中心部にローターの回転軸を設けるためス
テーターおよびローターの直径を大きくする必要がある
。そのため従来の超音波モータの実用的な最小直径は1
5mm〜20龍に限定されていた。
本発明の技術課題は、ローターの直径を小さくし、接着
工程の少ない簡単な構造の超音波モータを提供すること
にある。
本発明の別の技術課題はローターの直径として15m■
以下の超音波モータを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、楕円運動振動を行う端部を有する圧電
楕円運動振動子と、前記端部を覆うように接触して配さ
れ、前記楕円運動振動を回転軸の回りの回転運動に変換
する振動一回転変換部材とを有する超音波モータにおい
て、前記振動一回転変換部材は前記端部の全周のうち前
記回転軸に対して同一円周上の位置にある複数の部分の
み接触する接触部を有し前記端部に対する接触面積を小
さくするようにしたことを特徴とする超音波モータが得
られる。
(作 用) 本発明の超音波モータにおいては、端部が円を含む楕円
運動を行う圧電楕円運動振動子を用い、この圧電楕円運
動振動子の端部と振動一回転変換部材との接触が振動一
回転変換部材の内面により行われ、この振動一回転変換
部材は、全周のうちの回転軸に対して同一円周上の位置
にある複数部分のみこの圧電楕円運動振動子の端部に接
触するように接触部の面積を小さくしたために、接触に
よるスティフネスが小さくなり圧電楕円運動振動子の振
動に対する影響が少なく、共振周波数の変化などが少な
い超音波モータが得られる。
(実施例) 以下本発明の超音波モータについて図面を用いて詳しく
説明する。
第1図は本発明の実施例に係る超音波モータの構成を示
す図である。
第1図において超音波モータは圧電セラミックス円柱1
1と一面側にこの圧電セラミックス円柱との接点11 
a、  11 b、  11 c、  11 dを有す
るリング状支持枠12とよりなる圧電楕円運動振動子1
1′と、振動回転変換部材13bに駆動軸13aが配さ
れたカップ状のローター13とを有する。
第2図は本発明の超音波モータに用いる圧電セラミック
ス円柱11を示す斜視図である。
第2図において、圧電セラミックス円柱11の周面の円
周を4分割した位置に、長さ方向に沿って互い平行な電
極31.32,33.34が形成されている。この圧電
セラミックスはリング状支持枠12.12を挿通して圧
電楕円振動子を構成する。
第3図は本発明の超音波モータに用いる圧電セラミック
ス円柱11の断面図であり、第3図(a)は電極32.
34を(+)、電極31.33を(−)にして電圧を印
加した場合の分極の向きを破線の矢印21で示している
第3図(b)は第3図(a)のように分極下圧型セラミ
ックス円柱において実線方向の矢印21で示すように電
極33.34を(+)、電極31゜32を(−)にして
電圧を印加した場合の断面の歪みを示す図である。第3
図(b)において電圧は電極34から31.電極33か
ら32に印加される。そのために分極方向に依存して圧
電セラミックス円柱の周面に沿うように電極34.31
間は伸び、電極33.32間は縮む。その結果として第
3図(b)において、長さ方向に下側が膨らむように屈
曲する。また、印加電圧の極性が逆向きであれば屈曲も
逆になる。
第4図−(a)および第4図(b)は圧電セラミックス
円柱11に交流電圧を加えた場合の振動状態の説明図で
ある。
電極33.34と電極31.33間に振動子の共振周波
数に等しい交流電圧を印加した場合、第4図(a)のよ
うに白抜き矢印22の方向に屈曲振動を発生する。電極
31.34および32゜33を接続して同様に振動子の
共振周波数に等しい周波数の交流電圧を印加すると屈曲
振動の方向は第4図(a)の方向とは直角の方向となる
従って、以上の二つの方向の屈曲振動の位相を90″ず
らせること、具体的には、印加される各々の交流駆動電
圧の印加電圧の位相を90@ずらせることにより、圧電
セラミックス円柱11の両端部に、第4図(b)に示す
ような円運動を含む楕円運動を励起することが可能であ
る。
第5図は本発明の実施例に係る超音波モータに用いる振
動一回転変換部材13bの斜視図である。
第5図において、振動一回転変換部材13の端部内側に
全周にわたって振動一回転変換部材13′の回転軸16
の同一円周上の位置に設けられ、回転軸16に向って突
出した錐状の微小突起部14が形成され、さらに端部に
この振動一回転変換部材の軸方向に沿って圧電セラミッ
クスの一端から中央に向うように複数個のスリット15
が形成されている。
第6図は、圧電セラミックス円柱11の端部に振動一回
転変換部材13bを組み合わせた状態を示す断面図であ
る。
第6図に示したように、圧電セラミックス円柱11の端
部は先端部がわずかに細くなるようなデーパ面11aを
形成したテーパ加工が施されており、振動一回転変換部
材13と圧電セラミックス円柱11との咬合を加減する
ことにより振動一回転変換部材13bと圧電セラミック
ス円柱11の微小突起部14とテーパ面11aとの接触
圧力を:J!J節することが出来る。
第5図に示した形状の振動一回転変換部材13bを用い
た場合、圧電セラミックス円柱11に対してカップ状ロ
ーター13は端部の錐状の微小突起部14だけが接触す
ることになる。したがって、圧電セラミックス円柱11
の全周にわたって接触する場合と比較して接触によるス
ティフネスが小さくなり、圧電セラミックス円柱11の
振動に対して負荷が軽くなり、共振周波数のずれが少な
くなる。
尚、本実施例においては、圧電楕円運動振動子11′ 
として圧電セラミックス円柱11を用いたが、バイブ状
圧電セラミックスを使用した場合においても、同様な超
音波モータを構成することができる。
さらに本発明の実施例においては、圧電セラミックス円
柱あるいは圧電セラミックスバイブの側面に設けられた
長さ方向に平行な複数対の電極を有し、この圧電セラミ
ックス円柱の端面が円を含む楕円運動を行う圧電楕円運
動振動子を用いているため、圧電楕円運動振動子そのも
のは接着工程を含まないで構成することが出来るため振
動特性のばらつきが小さく、安定な楕円運動の振動が可
能となる。
(発明の効果) 以上示したように本発明の超音波モータにおいては、駆
動力を発生させるための振動子の形状が単純で、回転あ
るいは楕円運動振動を発生させるための二つの振動モー
ドが同じ屈曲モードであることから、構造が簡単になる
。また楕円運動振動子として棒状の振動子及びこの棒状
の振動子の両端に配される振動一回転変換部材を使用し
ているため振動一回転変換部材の直径、即ちローターの
直径を小さくすることが容易で、ローター直径の小さい
超音波モータを得ることができる。モータの直径として
は、必要なトルクによって変わるが、原理的には10m
m以下も可能である。
また本発明の超音波モータにおいては、圧電楕円運動振
動子の端部とローターとして用いる振動一回転変換部材
との接触が、回転軸に対して同一円周上の位置にある複
数の部分のみ接触する接触部で行われるため、圧電楕円
運動振動子の振動に対する影響が少なく、共振周波数の
変化などが少ない超音波モータが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る超音波モータの構成を示
す斜視図、第2図は本発明の実施例に係る超音波モータ
に用い圧電セラミックス円柱を示す斜視図、第3図およ
び第4図は本発明の超音波モータに用いる圧電セラミッ
クス円柱の断面図を用いて楕円運動振動子の動作原理を
説明するための説明図、第5図は本発明の実施例に係る
超音波モータに用いられるカップ状ローグーの構造を示
す斜視図、第6図は本発明の実施例に係る超音波モータ
において、圧電セラミックス円柱とカップ状ローターと
の組み合わせ状態を示す断面図、第7図および第8図は
従来の超音波モータの構造例の説明に供する図である。 図中、10は駆動軸、11は圧電セラミックス円柱、1
1′は圧電楕円運動振動子、12はリング状支持枠、1
3はカップ状ローター 13′は振動一回転変換部材、
13aは駆動軸、14は微小突起、15はスリット、1
6は回転軸、31゜32.33.34は電極、51は金
属円板、52゜53は圧電セラミックス円板である。 第3図 jIs4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.楕円運動振動を行う端部を有する圧電楕円運動振動
    子と、 前記端部を覆うように接触して配され、前記楕円運動振
    動を回転軸の回りの回転運動に変換する振動−回転変換
    部材とを有する超音波モータにおいて、 前記振動−回転変換部材は前記端部の全周のうち前記回
    転軸に対して同一円周上の位置にある複数の部分のみ接
    触する接触部を有し前記端部に対する接触面積を小さく
    するようにしたことを特徴とする超音波モータ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006141091A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Shimizu Corp 超音波モータおよび可変剛性バネ
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JPS63213478A (ja) * 1987-03-02 1988-09-06 Hitachi Maxell Ltd ロ−タの圧着径が変化する超音波モ−タ

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