JPH02266333A - 導波型光スイッチ - Google Patents

導波型光スイッチ

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Publication number
JPH02266333A
JPH02266333A JP8899389A JP8899389A JPH02266333A JP H02266333 A JPH02266333 A JP H02266333A JP 8899389 A JP8899389 A JP 8899389A JP 8899389 A JP8899389 A JP 8899389A JP H02266333 A JPH02266333 A JP H02266333A
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JP
Japan
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axis
waveguide
waveguides
substrate
branch
Prior art date
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Application number
JP8899389A
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English (en)
Inventor
Hideaki Okayama
秀彰 岡山
Kiyoshi Nagai
長井 清
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は偏光依存性をなくすようにした光スィッチに
関し、例えば分岐干渉器型或は方向性結合器型の光スィ
ッチに適用して好適である。
(従来の技術) 従来より偏光依存性をなくすようにした導波型光スイッ
チの研究及び開発が進められており、この種の光スィッ
チとして例えば文献1 ’5princ+erSeri
es in Electronics and Pho
tonics 26Guided−Wave 0pto
electronics  (ガイデイラド−ウェーブ
 オプトエレクトロニクス)  1988年1月 p1
98〜199Jに説明されているものがある。
以下、第5図%9照しこの文献工に示されている従来の
光スィッチにつき簡単に説明する。
第5図は従来の光スィッチの構成を概略的に示す図であ
る。同図において10は基板、12及び14は導波路、
ざらに16及び18はY分岐を示す。
同図に示す光スィッチにおいては、導波路12.14及
びY分岐16.18をTi拡散によって基板10に形成
し、Y分岐16の一方及び他方の分岐をそれぞれ導波路
12の一方の端部及び導波路14の一方の端部と結合し
、同様にY分岐18の一方及び他方の分岐をそれぞれ導
波路12の他方の端部及び導波路14の他方の端部と結
合する。基板10としてはZカットL iNb○3基板
を用い、導波路12及び14%i板10の結晶軸のX軸
にほぼ沿う方向に設ける。
また20.22は光の伝搬経路を制御するための制御電
極を示す、制御電極20は基板10の結晶軸のY軸にほ
ぼ沿う方向の電界を導波路10J2中に形成できるよう
に設けた電極部材20a、20b、20cから成り、制
御電極22は基板10の結晶軸のY軸にほぼ沿う方向の
電界を導波路12.14中に形成できるように設けた電
極部材22a、22b、22c、22dから成る。
このような構成の従来スイッチでは、導波路12J4を
伝搬する一方の偏光(TE波)の伝搬経路を制御電極2
0によって、及び他方の偏光(TM波)の伝搬経路を制
御電極22によって制御できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した従来スイッチでは、二組の制御電
極を設け、導波路中を伝搬するTE波の伝搬経路を一方
の組の制御電極で及びTM波の伝搬経路を他方の組の制
御電極で制御する。
従ってそれぞれの組の制御電極(こ対して駆動回路を設
けねばならず、これがため駆動回路の規模が大きくなる
という問題点があった。
この発明の目的は上述した従来の問題点を解決するため
、偏光依存性をなくすようにした光スィッチであって制
御電極の配設個数を従来より低減できる光スィッチを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の導波型光スイッ
チは、 L I X T a +−x N b 03基板に並置
した第一及び第二導波路と、屈折率を制御するための制
御電極とを備えて成る導波型光スイッチにおいて、第一
及び第二導波路を、基板の結晶軸のY軸にほぼ沿う方向
に延在させで設け、 制御電極を、基板の結晶軸のX軸にほぼ沿う方向の電界
を第一及び第二導波路中に形成する電極としたことを特
徴とする。
この発明の実施に当っては、制御電極を基板の結晶軸の
2軸にほぼ沿う方向に離間配画した複数個の電極部材か
ら構成するのが好適である。
(作用) このような構成の導波型光スイッチによれば、第一及び
第二導波路を基板の結晶軸の2軸にほぼ沿う方向に延在
させて設け、制御電極によって、基板の結晶軸のX軸に
ほぼ治う方向の電界を第及び第二導波路中に形成する。
従って、第一及び第二導波路中にX軸にほぼ沿う方向の
電界を形成するとき、X軸から時計方向にほぼ45° 
(+45°)傾いた偏光軸を何する一方の偏光工と、X
軸から反時計方向にほぼ45° (−45°)傾いた偏
光軸を有する他方の偏光■とを、第一及び第二導波路に
おいて励起させることができる。
偏光I及びHの偏光軸は互いに方向は異なるが、双方共
に基板結晶軸のX軸からほぼ45°傾いているので、こ
れら偏光I及びHに対する第−導波路及び第二導波路の
屈折率をそれぞれ電気的に制御して、偏光依存性をなく
すように、偏光I及びHの位相差制御を行なったり或は
スイッチング制御を行なったりすることができる。
(実施例) 以下、図面を参照しこの発明の実施例につき説明する。
尚、図面はこの発明が理解できる程度に概略的に示され
ているにすぎず、従って各構成成分の形状、寸法及び配
設値1を図示例に限定するものではない。
策f刊 第1図はこの発明の実施例の第一実施例の構成を概略的
に示す斜視図である。
第一実施例の光スィッチは、LiNt)03基板24に
設けた第一導波路26及び第二導波路28と、屈折率を
制御するための制御電極30とを備える。そして導波路
26.28を、基板結晶軸のY軸にほぼ沿う方向に延在
させて設け、制御電極30を、基板結晶軸のX軸にほぼ
沿う方向の電界を導波路26.2日中に形成する電極と
した構成を有する。
以下、図面を参照しこの実施例につきより詳細に説明す
る。
第一実施例の光スィッチは、分岐干渉器を用いて1人力
1出力の光スィッチを構成した例である。
この実施例では、L i N b O3基板24!&X
板とし、この基板24に導波路26.28と、これら導
波路26.28の一方の端部に結合するY分岐32及び
他方の端部(こ結合するY分岐34とを設ける。これら
導波路26.28及びY分岐32.34とが分岐干渉器
を構成する。Y分岐32の2つの分岐のうち一方の分岐
を導波路26の一方の端部と結合し及び他方の分岐を導
波路28の一方の端部と結合し、同様にY分岐34の一
方及び他方の分岐を導波路26の他方の端部及び導波路
28の他方の端部と結合する。Y分岐32.34の一方
の分岐と導波路26とが分岐干渉器の一方のアーム(A
rm)Atを、及びY分岐32.34の他方の分岐と導
波路28とが分岐干渉器の他方のアームA2を構成する
そしてY分岐32.34を対称7分岐とし、これら分岐
32.34の合流部分(図中ハツチングを付して示す)
を基板結晶軸の2軸にほぼ沿う方向に延在させて設ける
。ざらにY分岐32の合流部分の端部に入力ボート36
を及びY分岐34の合流部分の端部に出力ボート38を
設ける6例えば基板24にTi7&拡散することによっ
て、導波路26.28及びY分岐32.34を形成する
さらにこの実施例では、制御電極30を、第一導波路2
6上に設けた電極部材30aと第二導波路28上に設け
た電極部材30bとから構成する。電極部材30aに正
(又は負)及び電極部材30bに貢(又は正)の電圧を
印加することによって、基板結晶軸のX軸にほぼ沿う方
向の電場を導波路26.28中に形成できる。
次にこの実施例の動作につき説明する。
入力ボート28から入力した光はY分岐32の分岐点P
で分岐する0分岐した光はそれぞれ導波路26.28を
伝搬したのちY分岐34に入力し、Y分岐34の分岐点
Qで合流する。
分岐点Qで合流する光の位相差が、2nπであれば合流
した光は出力ボート3日から出力しくON状態)及び(
2n+1)ttであれば合流した光は互いに弱めあって
出力ボート38から出力しないC0FF状態)、但し、
n=o、1.2、・−・−である。
導波路26.28の屈折率を制御電極30を介して電気
的に変化させると、合流する光の位相差も変化し、従っ
て導波路26.28の屈折率制御によって合流する光の
位相差制御lを行なえる。
第2図は制御電極に電圧を印加したときの第一及び第二
導波路の屈折率楕円体の一例を示す図であり、第1図に
おける■−■線に沿って取った断面図である。
電極部材30a、 30bに電圧を印加しない状態では
、導波路26.28の屈折率は変化せず従って第一導波
路26の光に対する屈折率楕円体40及び第二導波路2
8の光に対する屈折率楕円体42は、図示せずも、円形
状を有し等方的となる。このとき導波路26.28に光
を入力するとTE波及びTM波が導波路26.28にお
いて励起する。
電圧を印加しない状態では、光は分岐点Pで等位相で分
岐し分岐点Qで等位相で合流し、従ってON状態となる
一方、制御電極30の電極部材30a、 30bに上述
のように電圧を印加し導波路26.28中に基板結晶軸
のX軸にほぼ沿う方向の電場を形成すると、電気光学効
果によって導波路26.28の屈折率が変化し、その結
果、屈折率楕円体40.42に異方性を生じる。この屈
折率の変化量は電気光学係数γ6.及び電場の強さに応
じた変化量となる。
電極部材30a、30bの印加電圧の大きざを任意好適
に設定することによって、屈折率楕円体401v長軸4
0a及び短軸40bがX軸からほぼ45°傾いた楕円に
変化古せ、同様に屈折率楕円体42を長軸42a及び短
軸42bがX軸からほぼ45°傾いた楕円に変化させる
ことができる。長軸40a、 42bはX軸からは(K
 + 45°又は−45°傾き、短軸40b、42b 
1(tX軸からほぼ一45°又は+45゛傾く、第2図
に一例として、長軸40aiX軸からほぼ+45°傾は
及び長軸42aをほぼ−45°傾けて示した。
屈折率楕円体40が上述のような楕円のとき導波路26
に光を入力すると、長軸40aを偏光軸とする偏光及び
短軸40b 8偏光軸とする偏光とが励起し従ってX軸
からほぼ+45゛傾いた偏光軸を有する偏光I211と
X軸から一45゛傾いた偏光軸を有する偏光112Bと
が導波路26において励起する。同様に、屈折率楕円体
42が上述のような楕円のとき導波路28に光を入力す
ると偏光I2aと偏光11zaとが導波路28において
励起する。
導波路26の偏光I211に対する屈折率と導波路28
の偏光1zaに対する屈折率との屈折率差、及び、導波
路26の偏光112JIに対する屈折率と導波路28の
偏光112Bに対する屈折率との屈折率差は次式(1)
の△nで表せる。
△n = 2−2”・7g、’r’Ex  −−−−−
−(1)但し、noは常光に対する導波路2δ、28の
屈折率、「は補正係数及びExは導波路26.28にお
けるX軸に沿う方向の電界強度である。
ここで基板結晶軸のY軸方向における電極部材30a、
 30bの始端位′IIS及び終端位冨TのM面距離を
Lとする。Y分岐32は対称分岐であるので、分岐した
光の始端位Itsにおける位相は等位相となる。従って
終端値1[Tにおける偏光I211及びI2aの位相差
、及び、偏光Hze及びl12aの位相差はる)。
Y分岐34は対称分岐であるので、分岐した光は終端値
MTにおける位相差のまま分岐点Qに達し合流する。
電界強度Exを設定すれば光出力のON状態、に電界強
度Exを設定すれば光出力のOFF状態が得られる。
次に結合方程式を用いてこの実施例の光スィッチを解析
する。この実施例の光スィッチの結合方程式として次式
(2)が得られる。
但し、εi  (1=1.2)はX軸に沿う方向の偏光
(TM波)の始端位MSでの振幅及びε1°はY軸に沿
う方向の偏光(TE波)の始端位MSでの振幅であり、
ε五、ε童゛はi=1であれば導波路26で励起する偏
光の振幅を表し及びi=2であれば導波路28で励起す
る偏光の振幅を表す、ざらにγは電気光学効果の非対角
成分によるTM:TEモート変換項、また6はTM波に
対する導波路26.28の等価屈折率とTE波に対する
導波路26.28の等価屈折率の差fこよる位相項であ
る。このTE波及びTM波の等価屈折率差は、導波路2
6.28のX軸方向における光学的構造とY軸方向にお
ける光学的構造とに差があるために生じるものである。
2は基板結晶軸のY軸方向の距離及びjは虚数を表す。
結合方程式(2)の解は、次頁の式(3)となる、但し
、i=1.2及びB=γ2+62 ε1゜はTM波の終
端値i1Tでの振幅、ε10’はTE波の終端値MTの
振幅である。また(3)式においてi=1のとき復号は
−及びi=2のとき復号は十となる。
入力ボート36から入力した光はY分岐32において等
パワーで分岐し及びY分岐34において等パワーで合流
するので、出力パワーは次頁の式(4)で表せる。但し
、ε(=ε1+ε2)及びε°(=ε、°ε1°十ε2
分岐点Qでの光の振幅、またε。(=ε、。+ε20)
及びε。′にε1o°十ε2゜°)は分岐点Pでの光の
振幅である。
FF状態を得ることができることがわかる。
導波路26.28の光軸方向12軸方向がらずらすのよ
うに導波路26.28の光軸方向をずらすことによって
、制御電極30に電圧を印加しないとき導波路のTM波
に対する等価屈折率と導波路のTE波に対する等価屈折
率との差が小さくなり、その結この実施例では、基板2
4としてX板を用いたので、次に述べるような利点1)
〜3)を得ることができる。
1)光の伝搬路を構成する導波路26.28やY分岐3
2.34の形成のためにTi拡散を行なった場合、導波
路幅方向におけるTiの拡散幅が設計条件よりも広くな
るのをY板やZ板の場合に比較して少なくでき、従って
光の伝搬路の曲り部分での曲り0スを低減できる。
2)光スィッチの光損Iiヲ低減できる。
3)焦電効果による光スィッチの光出力特性の劣化を低
減できる。
上述した実施例では、光出力のON及びOFF状態を形
成できる特定の条件で導波路26.28、制御電極30
及びY分岐32.34そのほかの構成成分を作成した例
につき説明したが、ON及びOFF状態を形成できる範
囲で各構成成分の作成条件を任意好適に変更してよい。
またこの実施例では、導波路26.28の光軸方向うず
らしたが、光出力のON及び0FFilJ御を行なえる
のであれば導波路26.28の光軸方向を基板結晶軸の
2軸方向と一致させてもよい、また制御電極によって導
波路26.28中に形成する電場の方向を基板結晶軸の
X軸方向に一致させるのが好ましいが、分岐した光の位
相差を制御できるのであれば電場の方向をX軸方向に厳
密に一致させなくともよく電場の方向がX軸方向からず
れていてもよい。
第U倒 第3図はこの発明の第二実施例の構成を概略的に示す斜
視図である。尚、上述した実施例において説明した構成
成分と対応する構成成分については同一の符号を付しで
説明し、その詳細な説明を省略する。
第二実施例の光スィッチは、L i N b 03基板
24に設けた第一導波路40及び第二導波路42と、屈
折率を制御するための制御電極44とを備える。そして
導波路40.42を、基板結晶軸のZ軸にほぼ沿う方向
に延在させて設け、制御電極44を、基板結晶軸のX軸
にほぼ;8う方向の電界を導波路40.42中に形成す
る電極とした構成を有する。
以下、図面lFr参照しこの実施例につきより詳細に説
明する。
第二実施例の光スィッチは、方向性結合器型の光スィッ
チにこの発明を適用した例である。この実施例では、導
波路40.42の一部を光の相互作用そ生じるように近
接させて配置する。第3図中、この導波路40の近接部
分を符号aを付して示し及び導波路42の近接部分を符
号bv付して示した。少なくとも近接部分a及びbを、
基板結晶軸の2軸にほぼ沿う方向に延在させて設ける。
導波路40及び42の一方の端部に入力ボート46及び
48を、導波路40及び42の他方の端部に出力ボート
50及び52を設ける。
そしてこの実施例では、制御電極44を、近接部分a上
に設けた電極部材44aと近接部分す上に設けた電極部
材44bとから構成し、従ってこの実施例では近接部分
a及びb中に基板結晶軸のX軸にほぼ治う方向の電場を
制御電極44によって形成することができる。
この実施例では、結合方程式における位相項6を消去す
るため、近接部分a及びbの光軸方向を、近接部分a、
bにおいてTE波及びTM波の分散が実質的になくなる
ように、Z軸方向からずらして一致させないようにする
のが好ましい0部分a、bの光軸方向v!2軸方向から
例えば2°程度ずらせばよい。
位相項6を無視した場合のこの実施例の結合方程式は次
式(5)となる。
但し、ei  (i=1.2)はTM波の振幅及びe1
゛はTE波の振幅であり、これらel、el’はi=1
であれば近接部分aT:vJ起した偏光の振幅を表し及
びi=2であれば近接部分すで励起した偏光の振幅を表
す、またkは結合係数、(e+士e、′)及び(e2±
e2゛)はZ軸方向における電極部材44a、44bの
終端位置での光の振幅及び(e+±eIす。及び(e2
±82’)oはZ軸方向における電極部材44a、44
bの始端位置での光の振幅を表す。
結合方程式(5)から次頁の式(6)(復号同順)が得
られる。
式(6)から明らかなように(e+±e、°)と(e2
±e2°)とは完全に独立し、従って近接部分a及びb
で励起した偏光工と偏光■とを独立に制御でき、従って
偏光依存性のないスイッチング制御を行なえる。
結合方程式(5)の解は次頁の式(7)(復号同IIN
)となる。
第二実施例でも、基板24をX板とするので第一実施例
と同様、上述の1)〜3)の効果を得ることができる。
(変形例) 第4図は第二実施例の変形例の構成を概略的に示す斜視
図である。
この変形例では、制御電極44を基板結晶軸の2軸にほ
ぼ沿う方向に11間配置した複数個の電極部+l+1 材から構成している他は、上述の第二実施例と同様の構
成を有する。
この変形例では、制御電極44を反転ΔB電極型の電極
とし、電極部材44a lt例えば2個の電極部材44
a1及び44a2に分割し、及び電極部材44bを例え
ば2個の電極部材44b1及び44b2に分割する。
制御電極44を反転ΔB電極型の電極とすることによっ
て光スイ・シチの作成が容易になるという利点がある0
反転へ〇電極型の制御電極44によって近接部分a、b
中に、電界方向がほぼ+X軸方向となる電界及びほぼ−
X軸方向となる電界とを形成すると、+X軸方向の電界
を形成した近接部分a、bと−X軸方向の電界を形成し
た近接部分a、bとにおいでTM:TEモード変換項γ
の符号が逆符号となる。
このようにTM:TEモード変換項γの符号が逆符号と
なり、しかも解(7)が得られることから制御電極44
を反転Δβ電極型の電極とした場合でも偏光依存性のな
いスイッチング制御を行なえる。
この発明は上述した実施例にのみ限定されるものではな
く、従って各構成成分の寸法、形状、配設位置、形成材
料及びそのほかの条件を任意好適に変更できる。
例えば基板材料としでLiNbO2のほが、L IX 
Ta+−x NbO3(但しO≦X≦1)を用いて良い
、また第一及び第二導波路を基板結晶軸の2軸にほぼ沿
う方向に延在させて形成でき、かつこれら第一及び第二
導波路中に基板結晶軸のX軸にほぼ沿う方向に電場を形
成できるのであれば、基板のカット方向及び電極の配設
位MIFr上述した実施例のみに限定せず任意好適に変
更しでよい。
るようにするのが好ましく、上述したいずれの実施例で
も第一及び第二導波路の光軸を基板結晶軸うにしたが、
このほか従来公知の任意好適な技術1としなくともよい
またこの発明の寅施に当っては、制御電極を電気光学効
果の非対角成分を生じるような電極とするのが好ましい
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の導波型
光スイッチによれば、基板結晶軸のX軸から時計方向に
ほぼ45° (+45°)傾いた偏光軸を有する一方の
偏光工と、X軸から反時計方向にほぼ45’  (−4
5’)傾いた偏光軸を有する他方の偏光■とを、第一及
び第二導波路において励起させることができる。
偏光工及びHの偏光軸は互いに方向は異なるが、双方共
に基板結晶軸のX軸からほぼ45°傾いているので、偏
光依存性をなくすことができると共に、これら偏光I及
びH(こ対する第−導波路及び第二導波路の屈折率をそ
れぞれ電気的に制御して偏光I及びHの位相差制御を行
なったり或はスイッチング制御を行なったりすることが
できる。しかも偏光I及びHの位相差制御やスイッチン
グ制御のための制御電極の配設個数を従来よりも、低減
できる。これがため、偏光依存性をなくし、しかも制御
電極の駆動回路の規模を縮小できる光スイ・ンチを提供
できる。
またこの発明の導波型光スイッチによれば、第一及び第
二導波路中で励起した偏光に対するこれら導波路の屈折
率を基板結晶軸のX軸方向及びY軸方向においで実質的
にほぼ同じとすることができるので(異方性を少なくで
きるので)、作成が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例の構成を概略的lこ示す
斜視図、 第2I21は制御電極に電圧を印加したときの第一及び
第二導波路の屈折率楕円体の一例を示す図、 第3図はこの発明の第二実施例の構成IFrW1略的に
示す斜視図、 第4図はこの発明の第二実施例の変形例の構成8概略的
に示す斜視図、 第5図は従来の光スィッチの構成を概略的に示す平面図
である。 24・・・基板、     26.40・・・第一導波
路28.42・・・第二導波路、30.44−・・制御
電極。 特許出願人   沖電気工業株式会社 40.42:屈折率楕円体 40a、 42a長軸 40b、42b:短軸 制御電極に電圧を印加したときの屈折率楕円体第2図 24:LiNbO2 26:第一導波路 28・第二導波路 30:制御電極 30a、30b:電極部材 32.34:Y分岐 36:入力ボート 38:出力ポート 基板 第−案施例の斜視図 第1図 40、第一導波路 42:第二導波路 44:制御電極 44a、44b:電極部材 46.48:入力ボート 50.52:出力ポート 第二実施例の斜視図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Li_xTa_1_−_xNbO_3基板に並置
    した第一及び第二導波路と、屈折率を制御するための制
    御電極とを備えて成る導波型光スイッチにおいて、 前記第一及び第二導波路を、前記基板の結晶軸のZ軸に
    ほぼ沿う方向に延在させて設け、 前記制御電極を、前記基板の結晶軸のX軸にほぼ沿う方
    向の電界を前記第一及び第二導波路中に形成する電極と
    したことを特徴とする導波型光スイッチ。
  2. (2)前記制御電極を前記Z軸にほぼ沿う方向に離間配
    置した複数個の電極部材から構成することを特徴とする
    請求項1に記載の導波型光スイッチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2695216A1 (fr) * 1992-09-01 1994-03-04 Ericsson Telefon Ab L M Commutateur optique ayant une direction de propagation proche de l'axe Z du matériau électro-optique.

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FR2695216A1 (fr) * 1992-09-01 1994-03-04 Ericsson Telefon Ab L M Commutateur optique ayant une direction de propagation proche de l'axe Z du matériau électro-optique.

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