JPH02261865A - カチオンフタロシアニン色素 - Google Patents

カチオンフタロシアニン色素

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JPH02261865A
JPH02261865A JP2039895A JP3989590A JPH02261865A JP H02261865 A JPH02261865 A JP H02261865A JP 2039895 A JP2039895 A JP 2039895A JP 3989590 A JP3989590 A JP 3989590A JP H02261865 A JPH02261865 A JP H02261865A
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    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines
    • C09B47/04Phthalocyanines abbreviation: Pc
    • C09B47/32Cationic phthalocyanine dyes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/916Natural fiber dyeing
    • Y10S8/919Paper

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、窒素含有架橋を介して結合したフタロシアニ
ン化合物、その製造方法並びに染色及び印刷工程におけ
るその使用に関する。
さらに特に、本発明は下式I、 (上式中、Me、Pc、A 、W+ 、Ra、R5,R
6゜m、n及びpは請求項1に規定のものである)の2
つの化合物(これは同一でも異っていてもよい)をY発
生化合物(Yは請求項1に規定のものである)と反応さ
せ、これにより式■の各化合物ロー−−−コ (上式中、各W、は独立に−A  e NR+RJJn
e又は−A  NRJtであり、 各R1は独立に水素、未置換CI〜4アルキルもしくは
ハロゲン、シアノ、ヒドロキシもしくはフェニルで一置
換したC1〜4アルキル、又はC6〜6シクロアルキル
であり、各R2及びR1は独立に未置換CI〜4アルキ
ルもしくはハロゲン、シアノ、ヒドロキシもしくはフェ
ニルで一置換したC3〜4アルキル、又はCs−,シク
ロアルキルであり、Aneは非発色アニオンであり、 各R4は独立に水素、未置換C5〜4アルキル、又はモ
ノヒドロキシ置換C7〜4アルキルであり、各Aは独立
に02〜6アルキレン又はモノヒドロキシ置換C3−b
アルキレンであり、 Yは両端において脂肪族炭素原子を介して結合した二価
架橋員であり、 各R3及びRhは独立に未置換CI〜4アルキルもしく
はハロゲン、シアノ、ヒドロキシもしくはフェニルで一
置換した01〜4アルキル、又はC3〜6シクロアルキ
ルであり; 各Pcはフタロシアニン基であり; 各Meは独立に銅、ニッケル又はコバルトであり;各m
は独立に0又は1であり; 各nは独立に1.2又は3であり; pは1又は2である) で表わされる化合物又は各SOJ基が遊離基であるか塩
形状である式Iの化合物の混合物を提供し、ただし弐■
の化合物又は化合物の混合物において(i)1<p≦2
 及び (ii)m+n+p<4 である。
本明細書において、直鎖もしくは分枝鎖であることが可
能なあらゆるアルキルもしくはアルキレン基はそうでな
いと示されない限り直鎖もしくは分枝鎖である。窒素に
結合したあらゆるヒドロキシ置換アルキルもしくはアル
キレン基において、ヒドロキシ基は好ましくはこの窒素
原子に直接結合していない炭素原子上にある。
好ましくは、ハロゲンは弗素、塩素又は臭素であり、よ
り好ましくは塩素又は臭素であり、特に塩素である。
式Iの化合物において、各Meは独立に好ましくは銅又
はニッケルである。
R1は好ましくはR111であり、RIMは水素、メチ
ル、エチル;塩素、シアノもしくはヒドロキシで一置換
したCt、アルキル;ベンジル又はシクロヘキシル1で
ある。より好ましくはR8はRlbであり、Rlkは水
素、メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒド
ロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、ベンジル又
はシクロヘキシルである。最も好ましくはR8はRIC
であり、RICは水素、メチル又はエチルである。
各R1及びR1は好ましくはRZll及びR3,であり
、各R0及びR1は独立にメチル、エチル;塩素、シア
ノもしくはヒドロキシで一置換した02〜3アルキルン
ベンジル又はシクロヘキシルである。
より好ましくはRt及びR1はR2b及びR1であり、
各R1k及びR3には独立にメチル、エチル、2−ヒド
ロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキ
シプロピル、ベンジル又はシクロヘキシルである。最も
好ましくはR2及びR3はR2c及びR,、cであり、
各R2C及びR3cは独立にメチル又はエチルである。
R4は好ましくはR4,であり、各R4mは独立に水素
、メチル、エチル又は2−ヒドロキシエチルである。よ
り好ましくはR4はR4bであり、各R4bは独立に水
素又はメチルであり、最も好ましくはR4は水素である
Aはアルキレンであり、好ましくは02〜4アルキレン
基、例えば−(C)Iz)q  (qは2,3又は4−
 CH−CH−であり、特に=(CHz)q、(q’は
2CH3CH:+ 又は3である)である。
Aはヒドロキシ置換アルキレンであり、好ましくは3又
は4個の炭素原子を含む。
好ましくはAはAIであり、各A1は独立にCz〜4ア
ルキレン又はモノヒドロキシ置換C0〜4アルコキシで
ある。
より好ましくはAはAtであり、各A2は独立に02〜
4アルキレンである。
最も好ましくはAはA3であり、各A3は独立に−(C
L)q・−(q’は2又は3である)である。
各W、はW4であり、各W1.は独立に一へ+  ’B
 NRI−R2−R:l−八ne又は−八+  NRz
−Rt−である。より好ましくはW、はWIbであり、
各WIbは独立に−Az  ” NRIJzbRff、
、Ane又は−A2  NRzbR*bである。最も好
ましくはW、はW1cであり、各Wl(は独立に−A3
−■NR+ CR2(R:+eAne又は−八、−NR
,CR,Cである。
Yは好ましくはYIであり、Y、は−02〜6アルキレ
ン、モノヒドロキシもしくはジヒドロキシ置換C1〜8
アルキレンi −0−、−NR7もしくはea モノヒドロキシもしくはジヒドロキシ置換−03〜8ア
ルキレン81(R7は水素又は01〜6アルキルであり
、R8は水素、ハロゲン、CI〜4アルキル又はC0〜
4アルコキシである)である。
より好ましくはYはY2であり、Ytは−C2〜4アル
キレン、モノヒドロキシ置換−C2〜4アルキレン又は
−T+XTz(各Tl及びT2は独立にC+〜3アルキ
レン又はモノヒドロキシ置換−C8〜4アルキレンであ
り、Xは−NR’!又はであり、R11,は水素、塩素
、メチル又はメトキシである)である。
最も好ましくはYはY3であり、Y3は−Cg+3アル
キレン、モノヒドロキシ置換−03〜4アルキくはR3
及びR5はR5b及びRbbであり、各R5b及びRb
bは独立にメチル、エチル、2−ヒドロキシエチル、2
−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、ベン
ジル又はシクロヘキシルである。最も好ましくはR3及
びR6はR5e及びRbcであり、各R5c及びRbc
は独立にメチル又はエチルである。
式■の好ましい化合物は下式1a、 各R3及びRhはR5II及びR1,mであり、各R5
m及びR1は独立にメチル、エチル;塩素、シアノもし
くはヒドロキシで一置換した02〜.アルキル;ベンジ
ル又はシクロヘキシルであり、より好まし■ (上式中、各5Offl+基は遊離酸又は塩形状であり
、Meは銅又はニッケルである) 又は式1aの化合物の混合物に相当する。
式1aの好ましい化合物は (1)各A2が独立にA3であり; (2)Y、がY3であり; (3)各WIbが独立にW1cであり;(4)各R4b
が水素であり; (5)各Rsb及びR6,が独立にRse及びR6cで
あるものである。
さらに本発明により、式Iの化合物の製造方法が提供さ
れ、この方法は下式■ (上式中、Me、Pc、A 、W+ 、R4,R5,R
h。
m、n及びpは前記規定のものである)で表わされる2
個の化合物(これは同一でも異っていてもよい)をY形
成化合物と反応させ、これにより式■の各化合物の−N
R6R6基を四級化することを含んでなる。
式■の2個の化合物の結合は50〜80°C2好ましく
は60〜70°Cの高温において、アルカリ性媒体、好
ましくはpH8〜10において行なわれる。反応媒体は
有利には有機溶剤、例えばジメチルホルムアミドと混合
した水である。
式■の化合物は公知の方法でプレスケーキの形状で又は
乾燥後粉末もしくは粒状形で反応混合物より単離される
。また得られる溶液の形状で、すなわち反応媒体から単
離しないで用いてもよい。
出発物質として用いられる式■の化合物は公知であるか
又は公知の出発物質を用いて公知の方法により得られる
式Iの化合物は通常水溶性塩形状で存在する。
プロトン化可能な窒素原子及び/又は四級アンモニウム
基と有機もしくは無機酸との反応により導入される好適
な非発色性アニオンAneは以下のものの1つである。
クロリド、プロミド、ヨーシト、スルフェート、ビスル
フエート、メチルスルフェート、エチルスルフェート、
アミノスルフェート、水素スルフェート、ベルクロレー
ト、ベンゼンスルホネート、オキサレート、マレイネー
ト、アセテート、メトキシアセテート、ホルメート、プ
ロピオネート、ラクテート、スクシネート、タートレー
ト、マレート、メタンスルホネート;さらに酸、例えば
硼酸、クエン酸、グリコール酸、ジグリコール酸もしく
はアジピン酸のアニオン、又はオルト硼酸とポリアルコ
ール、例えばシス−ポリオールの付加生成物。
水溶性塩形状の式■の化合物をヒドロキシ基含有又は窒
素含有有機基材の染色又は印刷用の色素として用いてよ
い。これはカチオン染色可能な物質、例えばアクリロニ
トリル、酸改質ポリアミドもしくはポリエステル繊維の
単一のもしくは混合したポリマーフ皮、綿、靭皮繊維、
例えば***、亜麻、サイザル麻、ジュート、コイヤー繊
維及びわら;再生セルロース繊維、ガラス繊維及び紙の
染色又は印刷に好適である。
式Iの化合物は、公知の方法により例えばセルロース物
質、例えば綿からなる又は含む繊維、フィラメント又は
それらより製造された布の染色又は印刷に用いてよい。
綿は好ましくは従来の排気法により染色される。印刷を
行なう1つの好ましい方法は公知の方法により製造され
る印刷ペーストによる含浸を用いる。
本発明に係る化合物を公知の方法により皮、特に植物な
めしした低親和性タイプの皮の染色又は印刷に用いてよ
い。
式■の化合物は紙又は紙製品の染色又は印刷、例えば糊
付けしたもしくは糊付けしていない、パルプ形状の木材
を含まないもしくは木材含有紙(いわゆる機械木材バル
ブ)並びに糊付はプレスに好適である。さらに好適な紙
の染色法は浸漬工程を用いる。紙の染色及び印刷は公知
の方法により行なわれる。
染色及び印刷、特に紙の染色及び印刷は使用特性に対し
良好な耐久性を有する。
式Iの化合物を色素として直接(粉末形もしくは溶液と
して)用いてよく、又は染色配合物の形状で用いてよい
。好適な液体、好ましくは水性、及び固体染色配合物へ
の加工は公知の方法により行なわれる。例えば、好適な
液体配合物は式Iの化合物を好適な溶剤、例えば鉱酸又
は有機酸、例えば塩酸、硫酸、燐酸、蟻酸、酢酸、乳酸
、グリコール酸、メタンスルホン酸及びクエン酸;又は
他の溶剤、例えばホルムアミド、ジメチルホルムアミド
、ウレア;グリコール及び水との混合物に用いられるそ
のエーテルに、所望により助剤、例えば安定剤の存在下
溶解することにより得られる。
そのような配合物は例えば仏間特許明細古筆1.572
,030号に記載されているようにして製造される。
好ましい液体配合物は以下のものである(部は重量部で
ある)。
一式Iの化合物100部 一無機塩1〜100、好ましくは1〜10部−有機酸、
例えば蟻酸、酢酸、乳酸、クエン酸、プロピオン酸及び
メトキシ酢酸1〜100部−水100〜800部 一溶解助剤(例えばグリコール、例えばエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジもしくはトリエチレン
グリコール、ヘキシレングリコール;グリコールエーテ
ル、例えばメチレンセロソルブ、メチルカルピトール、
ブチルポリグリコール;ウレア、ホルムアミド及びジメ
チルホルムアミド)0〜500部同様に、式Iの化合物
を公知の方法により固体、好ましくは粒状化染色配合物
に(好適には仏間特許明細書第1,581..900号
に記載されているような粒状化により)加工してよい。
好ましい固体配合物は例えば以下のものである(部は重
量部である)。
一式Iの化合物100部 無機酸1〜100、好ましくは1〜10部−標準化剤(
好ましくは非イオン性、例えばデキストリン、糖、ブド
ウ糖及びウレア)0〜800部 固体配合物は10%まで残留水分を含む。
式Iの化合物は良好な溶解性を有し、特に冷水における
良好な溶解性が著しい。その高直、接性のため、色素は
実際上定量的に吸収され、良好な付着を示す。糊付けも
しくは糊付けしていない紙を製造する際、廃紙は事実上
無色であるか又はわずかに着色しているのみである。色
素を直接、すなわち前もって溶解しないで乾燥粉末又は
粒子として、光沢又は色を低下させないで紙パルプに加
えてよい。
しかし、式■の化合物は好ましくは溶液において、又は
液体水性染色配合物として用いられる。
糊付けしていない紙の染色と比較すると、糊付けした紙
の染色は深さの損失を示さない。また式■の化合物を完
全な色が得られる軟水中の染色に用いてよい。木材含有
紙で染色した場合まだらにならず、紙に両面作用をおこ
さず充填剤及びpH変化に対し不感受性である。
染色した紙はブリードに対し高レベルの耐久性を有する
。これは水だけでな(牛乳、フルーツジュース、甘味鉱
水、石鹸水、ソーダ水、塩化ナトリウム溶液、及び尿に
対し良好な湿耐久性を示す。
さらに、良好なアルコール耐久性を示す。
式Iの化合物により染色された紙を酸化及び還元の両方
により漂白してよく、これは古紙の再使用に重要である
機械木材パルプを含む繊維状物質を良好な及び均質な品
質で本発明に係る化合物により染色される。
以下の例は本発明を説明する。この例において、すべて
の部及びパーセントは特に示す以外重要基準であり、す
べての温度は摂氏である。
■よ 下式、 混合したジメチルホルムアミド200部を用い70″C
及びpH8,5においてエビクロロヒドリン1.12部
(20%過剰)と反応させる。30%水酸化ナトリウム
溶液を加えることによりpHを8.5〜9に保つ。
得られる縮合生成物は水を加えることによりアルカリ性
反応媒体より沈殿し、濾過復温プレスケーキとして単離
する。こうして得られた下式、を有する色素10.7部
を、反応媒体として水50部とを有する色素は紙を青緑
色に染色する。この紙束色は特にすぐれた湿耐久性を示
す。
例1に記載された方法に従い、エピクロロヒドリンのか
わりにα、α′−ジクロローp−キジロール2.1部(
20%過剰)を用いた場合、2個のアンモニウム基が結
合される架橋として が得られる。この色素は紙を青緑色に染色する。
こうして得られた紙束色は完全な湿耐久性を示す。
貫主二刈 例1及び2に記載の方法より類推し、適当な出発化合物
を用い、他の式Iの化合物が製造される。
この化合物は下式(A) (上式中、各記号は以下の表に規定のものである)に相
当する。
この表の3列目において、Yに用いた記号は以下のよう
に規定される: Ylは−CHzCHCHz−であり、 Ycは−CH,CH,−である。
p、m及びnの数は式(A)の化合物の混合物の相当す
る組成物より得られる平均値である。この表において、
染料3〜20の各々に対するmは0.5である。
この表の例において、非発色性アニオンとしての各An
eは所望によりクロリドの存在下のアセテートである。
例3〜20の化合物は紙を青緑色に染色する。こうして
得られる紙束色は完全な湿耐久性を示す。
以下の例において、本発明に係る化合物の適用を説明す
る。
適用例A 化学的に漂白した松材の亜硫酸セルロース70部及び化
学的に漂白したカバ材の亜硫酸セルロース30部を水2
000部中Ho1lander内で粉砕する。これに例
1の色素を0.1部加える。20分間混合後、これより
紙を製造する。どの方法で得られた紙は青緑色に染色さ
れている。廃水は無色である。
適用例B 水2000部中Ho1lander内で粉砕した化学的
に漂白した亜硫酸セルロース100部に例1の色素を0
.2部加える。15分間混合後、ロジン糊及びアルミニ
ウムスルフェートを用いて通常の方法で糊付けを行なう
。この材料より製造された紙は青緑色を有し、廃水の色
及び湿耐久性に関し完全な特性を示す。
適用例C 糊付けしていない紙を40〜50°Cにおいて以下の組
成の染料槽に通す。
例1の色素   0.2部 スターチ    0.5部 水         99.3部 過剰の染料は2軸ローラーを通し絞り出す。紙の乾燥部
は青緑色に染色され、高レベルの湿耐久性を有する。
同様に、例2〜20の色素を適用例A−Cに記載の方法
に従い紙を染色するため用いる。こうして得られた紙束
色は青緑色を有し、良好な耐久性を示す。
適用例り 例1の色素1.0部を40°Cにおいて脱イオン水40
00部に溶解する。あらかじめ湿らせた綿布100部を
槽に加え、30分かけて沸騰温度に加熱する。
槽を1時間沸騰させ、蒸発した水を連続的に取り換える
。染色した布を槽から取り出し、水洗し乾燥する。色素
は事実的定量的に繊維に吸着し、染料槽は無色である。
良好な耐久性を有する青緑色が得られる。
同様に、例2〜20の色素を適用例り記載の方法に従い
綿を染色するため用いる。
適用例E 新たになめし及び中和したクロム粒子皮100部を50
°Cの水250部及び例10色素0.5部の染料液を含
むバット内で30分間たたき、同じ槽内でさらに30分
間スルホン化した鯨油2部で処理する。この皮を乾燥し
、通常の方法で仕上げる。青緑色の均一に染色された皮
が得られる。
同様に、上記方法に従い皮を染色するため例2〜20の
色素を用いる。
さらに低親和性、植物なめし皮が公知の方法に従い同様
に染色される。
適用例F 機械木材パルプ60%及び未漂白亜硫酸セルロース40
%からなる乾燥パルプを十分な水と共に1(o11an
der内で乾燥含量が2.5%以上であるよう40°S
R(Schopper−Riegler度)゛の粉砕度
まで粉砕し、次いでこの混合物を粘稠パルプの乾燥含量
2.5%に正確に水で調節する。
この粘稠パルプ200部を例1の色素の0.25%酢酸
溶液5部と混合し、5分間撹拌する。次いで2%ロジン
糊及び4%ミョウバンを加え、さらに数分間均質撹拌を
行なう。これを水約500部で700体積部に稀釈し、
シートを引き抜くことにより公知の方法で紙シートを形
成する。この紙シートは強い青緑色を有する。
適用例G 古紙15部、漂白した機械木材パルプ25部及び未漂白
硫酸セルロース10部を3%水性パルプスラリーにほぐ
す。この懸濁液を染色槽内で2%に稀釈する。この稀釈
した懸濁液にカオリンを5重量%加え、次いで例1の色
素の5%酢酸溶液(%は繊維の乾燥重量基準)0.6部
を撹拌しながら加える。
20分後、1%ロジン糊分散液(繊維の乾燥重量基準)
を混合槽内でパルプに加える。次いで均質なパルプスラ
リーを抄紙機の開始前にミョウバンの添加によりpH5
に調節する。
抄紙機において80g/rrfの青緑色の紙バッグを製
造する。得られる染色した紙はDIN 53991によ
るブリードに対し良好な耐久性を示す。
得られる紙は次亜塩素酸塩によりほぼ完全に脱色される
適用例F及びGにおいて例1の色素のかわりに例2〜2
0のいずれかの色素を用いる。廃水は実質的に低い色素
濃度を示す。
以下の表において、各色素について最大吸収波長(λ□
、、nm)を示す。この値は1%酢酸溶液で測定したも
のである。
No、   λ□8゜ 7    62工 ゜m       No、   λ□8゜m

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下式 I 、 ▲数式、化学式、表等があります▼ I (上式中、各W_1は独立に−A−^■NR_1R_2
    R_3An^■又は−A−NR_2R_3であり、 各R_1は独立に水素、未置換C_1_〜_4アルキル
    もしくはハロゲン、シアノ、ヒドロキシもしくはフェニ
    ルで一置換したC_1_〜_4アルキル、又はC_5_
    〜_6シクロアルキルであり、各R_2及びR_3は独
    立に未置換C_1_〜_4アルキルもしくはハロゲン、
    シアノ、ヒドロキシもしくはフェニルで一置換したC_
    1_〜_4アルキル、又はC_5_〜_6シクロアルキ
    ルであり、An^■は非発色アニオンであり、 各R_4は独立に水素、未置換C_1_〜_4アルキル
    、又はモノヒドロキシ置換C_1_〜_4アルキルであ
    り、各Aは独立にC_2_〜_6アルキレン又はモノヒ
    ドロキシ置換C_3_〜_6アルキレンであり、 Yは両端において脂肪族炭素原子を介して結合した二価
    架橋員であり、 各R_5及びR_6は独立に未置換C_1_〜_4アル
    キルもしくはハロゲン、シアノ、ヒドロキシもしくはフ
    ェニルで一置換したC_1_〜_4アルキル、又はC_
    5_〜_6シクロアルキルであり; 各Pcはフタロシアニン基であり; 各Meは独立に銅、ニッケル又はコバルトであり;各m
    は独立に0又は1であり; 各nは独立に1、2又は3であり; pは1又は2である) で表わされる化合物又は各SO_3H基が遊離酸もしく
    は塩形状である式 I の化合物の混合物(ただし、式 I
    の化合物又は化合物の混合物において (i)1≦p≦2及び (ii)m+n+p≦4 である)。 2、Meが銅又はニッケルである、請求項1記載の化合
    物。 3、各R_4が独立に水素又はメチルであり、各AがA
    _3であり、各A_3が独立に−(CH_2)_q_′
    −(q′は2もしくは3である)であり、 各R_5及びR_6が独立にメチル又はエチルであり、 各W_1が独立に−A_3−^■NR_1_cR_2_
    cR_3_cAn^■又は−A_3−NR_2_cR_
    3_cであり、ここでA_3は前記規定のものであり、
    R_1_cは水素、メチルもしくはエチルであり、各R
    _2_c及びR_3_cは独立にメチルもしくはエチル
    であり、An^■は非発色アニオンであり、Yが−C_
    2_〜_3アルキレン、モノヒドロキシ置換−C_3_
    〜_4アルキレン又は▲数式、化学式、表等があります
    ▼である、請求項1又は2記載の化合物。 4、式 I の化合物の製造方法であって、下式II、▲数
    式、化学式、表等があります▼II (上式中、Me、Pc、A、W_1、R_4、R_5、
    R_6、m、n及びpは請求項1に規定のものである)
    の2つの化合物(これは同一でも異っていてもよい)を
    Y発生化合物(Yは請求項1に規定のものである)と反
    応させ、これにより式IIの各化合物の−NR_5R_6
    基を四級化することを含んでなる方法。 5、水溶性塩形状で請求項1記載の式 I の化合物を含
    む貯蔵安定な液体水性染料配合物。 6、基材に請求項1記載の式 I の化合物を塗布するこ
    とを含んでなる、ヒドロキシ基もしくは窒素含有有機基
    材を染色又は印刷する方法。 7、基材が紙である、請求項6記載の方法。
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