JPH02258828A - ポリ(アルキレンカーボネート)ポリオールおよびエチレン系不飽和エステルのポリマーの混合物およびその製造方法 - Google Patents

ポリ(アルキレンカーボネート)ポリオールおよびエチレン系不飽和エステルのポリマーの混合物およびその製造方法

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JPH02258828A
JPH02258828A JP1310861A JP31086189A JPH02258828A JP H02258828 A JPH02258828 A JP H02258828A JP 1310861 A JP1310861 A JP 1310861A JP 31086189 A JP31086189 A JP 31086189A JP H02258828 A JPH02258828 A JP H02258828A
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polymer
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ester
polyalkylene carbonate
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JP1310861A
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Donald G Prier
ドナルド ジー.プリエール
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Dow Chemical Co
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリアルキレンカーボネートおよびエチレン
系不飽和エステルのポリマーの混合物に関する。
〔従来の技術〕
ポリアルキレンカーボネートポリオール(PACs)は
、例えば、ポリウレタンの製造において公知で有用であ
る。これらのPAC,は、多くの優秀な特性を有するに
もかかわらず、特定の適用のためにその特性を改質する
ことが、しばしば望ましい。
〔発明が解決しようとする課題、課題を解決するための手段および作用効果〕
PACポリオールに関する1つの特別の問題は、それら
が、加水分解不安定度をいくらか示すということである
。従って、PACポリオールを用いてつくられたポリウ
レタンは、水との広範な接触を含む適用に対しては、し
ばしば不適当である。
改良加水分解安定度を有するポリウレタンを製造するの
に有用なPACポリオールを提供することが望ましい。
1つの観点において、本発明は次のものを含む混合物で
ある。
(A)ポリアルキレンカーボネートポリオール、(B)
エチレン系不飽和エステルのポリマーおよび (C)ポリアルキレンカーボネートポリマーおよびアク
リル酸エステルのポリマーのエステルまたはカーボネー
ト。
他の観点において、本発明は、次の工程を含む方法であ
る。
(A)エチレン系不飽和エステルのポリマーお、よびポ
リアルキレンカーボネートポリオールの混合物の形成お
よび (B)アクリル酸エステルのポリマーおよびポリアルキ
レンカーボネートポリオール間のエステル交換反応を誘
発するのに十分な条件にかような混合物を付すこと。
本発明の混合物は、多くの適用を有用にする望ましい特
性の範囲を有する。特に興味があるのは、幾らか疎水性
のポリアクリル酸塩が存在する混合本発明の混合物は、
第1成分としてポリアルキレンカーボネートポリオール
を含む。ここで有用なポリアルキレンカーボネートポリ
オール(PACs)は、炭酸基といっしょに結合され、
分子に少くとも2つの末端ヒドロキシル基を有するアル
キレンまたはポリオキシアルキレン基である複数の炭酸
結合を含む、かようなポリアルキレンカーボネートポリ
オールは、公知であり、例えば、参照によりここに取り
入れられる米国特許第4.713.399号、第4.6
86,274号、第4.634.743号および第4,
528,364号に記述されている。PACは、有利に
は酸化アルキレンおよび二酸化炭素のまたは酸化アルキ
レンおよび環式炭酸アルキレンの反応生成物である。
PACのCO1含有率は、特に限界はなく、およびPA
Cの重量の有利には2〜33、好ましくは10〜25、
より好ましくは12〜20%である。PACは、分子に
少くとも2つの水酸基を含み、好ましくは2〜6、より
好ましくは2〜4、最も好ましくは2〜3の水酸基を分
子に含む、PACの当量は、有利にはポリウレタンの製
造に有用である如きであり、PACは、ポリウレタンを
つくるのに容易に処理できるのに十分な低い粘度を有す
る。150〜3000当量、好ましくは250〜200
0、より好ましくは250〜1000が、本発明におい
て有用であることが見つけられた。
本発明において有用な酸化アルキレンは、12まで、好
ましくは6まで、より好ましくは2または3の炭素原子
を有するオキシランを含む。同様に、PACを形成する
のに有用な環式炭酸塩は、アルキレン基が、2〜12、
好ましくは2〜6、より好ましくは2〜3の炭素原子を
有するものを含む。
かような環式炭酸塩は、有利には次の如(表される構造
を有する。
式中、RおよびR′は、各々独立に水素または低級アル
キルである。好ましくは、Rは水素であり、R′は水素
またはCr  C4アルキルである。最も好ましくは、
Rは水素であり、R′は水素またはメチルである。好ま
しいPAC,は、二酸化炭素、酸化エチレンまたは酸化
プロピレンを有する炭酸エチレンまたは炭酸プロピレン
のコポリマーである。特に好ましいPAC,は、二酸化
炭素または酸化エチレンを有する炭酸エチレンのコポリ
マーである。
本混合物の2番目の成分は、エチレン系不飽和エステル
のポリマー(今後、ここでは°“付加ポリマー”と呼ぶ
)である、付加ポリマーは、有利にはPAC中に溶解ま
たは混和する如き分子量および組成物である。付加ポリ
マーは、液体または特に好まれる液体を有する低融点固
体であることが好まれる。
特に興味があるのは、酢酸ビニルの如きビニルエステル
およびアクリル酸およびメタクリル酸エステル、好まし
くはアクリル酸またはメタクリル酸のCr  Cs、よ
り好ましくはC,−C,アルキルおよびヒドロキシアル
キルエステルのポリマーおよび共重合体である。典型的
なエチレン系不飽和エステルは、アクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エ
チル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒド
ロキシエチルを含む。かようなエステルの混合物が適当
である。これらのモノマーのホモポリマーは、ここで有
用であるが、当量を増すためまたは物理的または他の特
性を改質するために、不飽和エステルおよび2番目のエ
ステル以外の共重合性エチレン系不飽和モノマーの共重
合体を使用することが、しばしば望ましい、適当なかよ
うな他の七ツマ−は、前述のエチレン系不飽和エステル
と共重合性の多種の他のエチレン系不飽和物質のほかに
、ブタジェンの如き脂肪族共役ジエンおよびイソプレン
、(スチレン、アルファーメチルスチレン、アル−クロ
ル(ar−chloro)スチレン、アル−シアノ(a
r−cyano)スチレン、およびアル−ブロム(ar
−bromo)スチレン)の如きモノビニリデン芳香族
モノマー、例えば、(アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミン、N、N
−ジメチルアクリルアミドおよびN(ジメチルアミノメ
チル)アクリルアミド)の如きエチレン系不飽和ニトリ
ルおよびアミド、ビニルエーテルおよびビニルケトン、
ビニルおよびビニリデンハリドを含む、典型的なかよう
なモノマーは、米国特許第3.832,201号および
第3.383.351号に記述されている。
モノマーの混合物が使用されるとき、100〜2000
、好ましくは150〜1000、より好ましくは200
〜500当量(エステル基に基づく)を与えるのに十分
なエチレン系不飽和エステルを使用することが好まれる
。これらの範囲内の当量は、特にポリウレタンの製造に
有用な特性を有する本発明の混合物を提供する。
付加ポリマーは、生成ポリマーがPACを有する液体混
合物を形成することができる限り、どんな便利な方法で
も製造される。しかし、付加ポリマーをPAC中で同一
反応系において重合することが好まれる。
ポリオール中のエチレン系不飽和モノマーの重合は、公
知であり、例えば、米国特許第3.833,404号、
第3,041,292号、第4,302.553号およ
び第3.426,102号に記述されている。それらの
特許に記述されている一般条件は、ここで有用である。
しかし、エステル交換反応を行なうためのPACおよび
付加ポリマーの能力のために、温度と成分に関して特別
な注意が、取られるべきである1重合温度は、重要なエ
ステル交換反応がPACおよび付加ポリマーのエステル
含有モノマー間に起こる温度以下であらねばならない、
従って、エチレン系不飽和上ツマ−を重合するのに、フ
リーラジカル開始剤、特に150、好ましくは130°
C以下の温度で、20分以下の半減期を有するものを使
用することが好まれる。さらに、以下に記述の如き、エ
ステル交換反応触媒の実質的に存在しない所で重合を行
なうことが望ましい。
同一反応系においてかような重合を行なうとき、ポリマ
ーの分子量をコントロールするための重合条件下で、P
ACにゆっくりモノマーを添加することが好まれる。有
利には、七ツマ−は、0.5〜10、好ま′シ<は1〜
4時間かけてPACに添加される0重合温度は、従来の
技術で公知の如く、いずれの場合においても最適温度は
、い(らか使われるモノマーの詳細に依存するにもかか
わらず、有利には50〜150、好ましくは80〜13
0、より好ましくは100〜125℃である。モノマー
の添加が完結した後、反応混合物は、有利には反応を完
成させるために0.5〜lO1好ましくは1〜5時間の
間反応温度で維持される。PAC中に溶解する付加ポリ
マーの生成を確実にするためにモノマーの供給および重
合の間、混合物をかく拌することがたいてい重要である
フリーラジカル開始剤は、有利にはおよび好ましくは重
合反応で使われる。適当なかような開始剤は、有機過酸
化物、有機ベルエステル、いわゆる“アゾ”触媒を含む
、これらは、有利には100部のモノマーにつき0.0
5〜10.好ましくは0.2〜5、より好ましくは0.
25〜3および最も好ましくは0.25〜l!量部の範
囲内の量使われる。
任意に、付加ポリマーを製造するのに有用であることが
公知の連鎖移動剤または他の物質を、ここで使うことが
できる。特に興味があるのは、米国特許第4.581.
418号、第4,574.137号、および第3.95
3,393号に記述される如きアルキルメルカプタンお
よび無機沃素離型化合物の如き連鎖移動剤である。
同一反応系における重合反応から生成する混合物は、有
利には少量の離散したけん濁粒子を含む粘稠液体である
。しかし、少量の割合の付加ポリマーのみが、離散した
粒子の形で存することが好ましい。より好ましくは20
以下、最も好ましくは511号%以下の付加ポリマーが
、離散した粒子の形で存在する。かような混合物は、ま
た200〜5000、好ましくは200〜2000、よ
り好ましくは200〜1000当量を有する。
本発明の混合物の第3成分は、ポリアルキレンカーボネ
ートポリマーおよびエチレン系不飽和エステルのポリマ
ーのエステルまたは炭酸塩である。
この成分は、PACおよび付加ポリマーの前記混合物を
“エステル交換”反応が起こる条件に付することにより
現場で便利に製造される。“エステル交換”エステル交
換°゛および゛エステル交換”なる語は、エステルまた
は炭酸基が、−〇−C(0)結合で開裂を受けて、他の
分子中のエーテルまたは炭酸基で他のオキシ−末端ラジ
カルと置きかわるまたは置きかえられるオキシ−末端ラ
ジカルを形成するニスチルおよび炭酸塩を含む反応を呼
ぶために、ここでは使われる。これらの語は、従ってそ
の通常の意味よりもある意味で少し広くここでは使われ
る。
エステル交換反応は、有利には付加ポリマーおよびPA
Cを高温まで、しかしポリマーの熱劣化が起こるより下
の温度まで加熱することにより行なわれる。この温度は
、適当には少くとも約130、より好ましくは150〜
250、最も好ましくは160〜225°Cである。3
0分〜4時間のこの温度での加熱は、一般にエステル交
換反応を起こすのに十分である。
もし所望なら、エステル交換触媒が、反応速度を速める
のに使われることができる。かような触媒の中には、水
酸化ナトリウム、炭酸カリウムおよび水酸化カリウムが
ある。
エステル交換反応が、完結後、生じた生成物は、冷却後
、すぐに使う用意ができている。
本発明の混合物は、他のものの中で、ポリウレタンポリ
マーの製造に有用である0本発明の混合物は、分子に平
均少くとも2つの水酸基を含むので、類似の当量および
官能価の従前のポリオールと同じ方法で使うことができ
る。従って、本発明の混合物は、他のタイプのポリウレ
タンと同様に、ポリウレタン動的エラストマー、静的エ
ラストマー、硬質および軟質発泡体をつくるのに使うこ
とができる。それは、例えば、米国特許第4.394,
491号に記述される如き他の活性水素含有物質とブレ
ンドして、特別な物理特性を有するポリウレタンを製造
するのに適した活性水素含有組成物を形成することがで
きる。
ポリウレタンを製造するときに、本発明の混合物はポリ
イソシアネートと反応させられる。脂肪族または芳香族
ポリイソシアネートのいずれかが、ポリウレタンをつく
るのに本発明で使われることができる。適当な脂肪族ポ
リイソシアネートは、例えば、エチレンジイソシアネー
ト、1.4−テトラメチレンジイソシアネート、1.6
−ヘキサメチレンジイソシアネート、1.12−ドデカ
ンジイソシアネート、シクロブタン−1,3−ジイソシ
アネート、シクロヘキサン−1,3−および−1,4−
ジイソシアネート、1.5−ジイソシアネー)−3,3
,5−トリメチルシクロヘキサン、2.4−および/ま
たは2,6−ヘキサヒトロトルエンジイソシアネート、
ベルヒドロ−2,4′−および/または−4,4′−ジ
フェニルメタンジイソシアネート(H,tMDI)およ
びイソホロンジイソシアネートを含む。
適当な芳香族ポリイソシアネートは、例えば、2.4−
および/または2.6−トルエンジイソシアネート(T
DI) 、2 、4’ −ジフェニルメタンジイソシア
ネート、1.3−および1.4−フェニレンジイソシア
ネート、4.4’ −ジフェニルメタンジイソシアネー
ト(少量の2.4’−異性体を有するその混合物を含む
)、1.5−ナフチレンジイソシアネート、トリフェニ
ルメタン−4゜4′ 、4“−トリイソシアネートおよ
びポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートを含む
加えて、ウレタン、カルボジイミド、アロファネート、
イソシアヌレート、アシル化ウレア、ビウレット、エス
テルおよび類似基の如き前記ポリイソシアネートの誘導
体およびプレポリマーが、ここで有用である。
本発明のポリイソシアネートおよび混合物のほかに、ポ
リウレタンの製造に有用な触媒、離型側、架橋剤、連鎖
延長剤、酸化防止剤、発泡剤、フィラー、着色剤、セル
オーブンナーおよび他の助剤がここで有用である。これ
らの中で、特に重要なのは、触媒特に第三アミンおよび
を機金属化合物であり、発泡剤特に水および低沸点ハロ
カーボンであり、芳香族ジアミン、アルキレングリコー
ルおよびグリコールエーテルの如き連鎖延長剤であり、
ジェタノールアミンおよびメチレンビス(〇−クロルア
ニリン)の如き架橋剤である。
軟質ポリウレタン発泡体の製造は、例えば、米国特許第
3,141,865号に記述されている。硬質ポリウレ
タン発泡体の製造は、例えば、米国特許第4.066.
580号に記述されている。ポリウレタン動的エラスト
マーの製造は、例えば、米国特許第3.917,702
号に記述されている。ポリウレタン静的エラストマーの
製造は、例えば米国特許第4.218,543号および
第4.269,945号に記述されている。
生成ポリウレタンは、クツション、絶縁材、自動車フェ
ーシア、ファンベルトおよび類似の適用に有用である。
本発明の混合物は、PAC単独の使用では提供されない
物理的特性を有するポリウレタンを提供する。特に、本
発明の混合物は、非改質PACに比較して改良された加
水分解安定度を提供する。
〔実施例〕
以下の例は、本発明を説明するために与えられるが、い
かようにもそれを制限すると解釈されるべきではない、
特記なき限り、すべての部および百分率は重量により与
えられる。
紅 適当な容器中に、357当量、21.5%COt、二官
能価の887.61 gのポリ(エチレンカーボネート
)および0.5 J!l’のt−ブチルペルベンゾエー
トを入れた。この混合物をかく拌しながら、チッ素下に
、125°Cまで加熱した。この温度で、0.05gの
し一ブチルベルベンゾエートおよび98.6 gの2−
ヒドロキシエチル−アクリレートを2.5時間かけて添
加した。この生成混合物を、次にもう1時間125°C
で加熱し、そこでもう0.5 dのt−ブチルペルベン
ゾエートを添加した。混合物を、次にさらに4時間前記
温度で加熱した。
PACおよびポリ (2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト)の生成混合物を、混合物の温度を1時間175℃ま
で上げることにより、エステル交換した。生成物は、少
量のけん濁固体を含む粘稠な液体であった。その当量は
、理論計算と一致して296であった。ゲル透過クロマ
トグラフィー分析は、混合物中にまったく残留2−ヒド
ロキシエチルアクリレートがないことを示した。
この例で製造した混合物を、ポリウレタンエラストマー
を形成するのに用いた。180部の混合物のサンプルを
、21.6部の1.4−ブタンジオールと混合し、1ト
ルの圧力で15分間70°Cで加熱した。
この混合物に、164.8部の168当量液化ジフエニ
ルメタンジイソシアネートを添加し、周囲温度で約2分
、1トルの圧力でかく拌した。この混合物を、次に1部
8インチシート金型に注ぎ、265°Cで一夜間硬化し
た。
生成エラストマーを、引張試験片にカットし、これらの
うちのいくつかを、70°Cで蒸留水のジャー中に置い
た。4日後、引張試験片のうちのいくつかを、水から取
り出し、70°Cで一夜間乾燥した。
10日後、残っている引張試験片を、水から取り出し、
同様に乾燥した。
引張試験片について、100%伸び率で引張強度を測定
した。PACポリオールは、加水分解不安定であること
が公知であるので、引張強度は、水ソーキングで減少す
るだろうと予期される。かように、ソーキングされたサ
ンプルの引張強度が、ソーキングされないサンプルのそ
れの百分率として報告された。本発明のエラストマーは
、4日間の水ソーキング後でも100%の引張強度を保
持し、10日間の水ソーキング後78%のその引張を保
持した。
比較のために、1.6−ヘキサンジオールとエステル交
換された同様なPACを、ポリウレタンエラストマーを
製造するのに用いた場合、エラストマーは、4日間の水
ソーキング後81%の引張強度しか保持せず、10日間
後72%しか保持しなかった。MEG−アジピン酸ポリ
エステルから製造されるエラストマーは、4日間の水ソ
ーキング後90%の引張強度しか保持せず、10日間後
72%しか保持しなかった。
勇l 適当な容器中に、804.2部の480当量、20%C
O□。
二官能価のポリ(エチレンカーボネート)および0、4
部のむ一ブチルペルベンゾエートを添加した。
この混合物を、チッ素を満たしてかく拌しながら、12
5°Cまで加熱した。この混合物に、71.5部のアク
リル酸ブチル、17.8部の2−ヒドロキシエチルアク
リレートおよび0.04部のも一ブチルベルベンゾエー
トのブレンド物を添加した。このブレンド物を、125
℃で2時間かけて、激しいかく押下に、反応容器に添加
した。・生成混合物を、次にさらに4時間125℃で加
熱した。
混合物を175°Cまで1時間加熱することにより、エ
ステル交換反応を行なった。生成物は、けん濁固体を含
まない透明な液体であった。その当量は、488の理論
当量とあまり差のない493であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次のものを含む混合物。 (A)ポリアルキレンカーボネートポリオール、(B)
    エチレン系不飽和エステルのポリマーおよび (C)ポリアルキレンカーボネートポリマーおよびアク
    リル酸エステルのポリマーのエステルもしくはカーボネ
    ート。 2、成分(A)が250〜2000当量、官能価2〜4
    、およびCO_2含有率10〜25重量%を有するポリ
    アルキレンカーボネートポリオールであり、成分(B)
    が、アクリル酸またはメタクリル酸エステルのポリマー
    であり、および(C)が成分(A)および(B)間のエ
    ステル交換反応の生成物である請求項1記載の混合物。 3、成分(B)が、同一反応系における、成分(A)中
    のアクリル酸またはメタクリル酸エステルの重合により
    製造される請求項2記載の混合物。 4、成分(A)がポリ(エチレンカーボネート)、ポリ
    (プロピレンカーボネート)またはその混合物であり、
    成分(B)がアクリル酸またはメタクリル酸のC_2−
    C_6アルキルまたはC_2−C_6ヒドロキシアルキ
    ルエステルである請求項3記載の混合物。 5、成分(A)が、酸化エチレンおよび二酸化炭素のポ
    リマーであり、成分(B)が、アクリル酸ヒドロキシエ
    チルのポリマーまたは共重合体である請求項3記載の混
    合物。 6、混合物が、200〜2000当量を有する請求項4
    記載の混合物。 7、有機ポリイソシアネートおよび請求項1記載の混合
    物を含む活性水素含有組成物の反応生成物であるポリウ
    レタン。 8、次の工程を含む方法。 (A)エチレン系不飽和エステルのポリマーおよびポリ
    アルキレンカーボネートポリオールの混合物を形成する
    工程および (B)アクリル酸エステルのポリマーおよびポリアルキ
    レンカーボネートポリオール間のエステル交換反応を誘
    発するのに十分な条件にかような混合物を付す工程。 9、工程(A)が、前記ポリアルキレンカーボネートポ
    リオール中、同一反応系における前記エチレン系不飽和
    エステルの重合により行なわれる請求項7記載の方法。 10、工程(A)が、80〜130℃の温度で行なわれ
    、工程(B)が、少くとも約150℃〜の温度で行なわ
    れる請求項9記載の方法。
JP1310861A 1988-12-02 1989-12-01 ポリ(アルキレンカーボネート)ポリオールおよびエチレン系不飽和エステルのポリマーの混合物およびその製造方法 Pending JPH02258828A (ja)

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US279393 1988-12-02
US07/279,393 US4910256A (en) 1988-12-02 1988-12-02 Mixtures of poly(alkylene carbonate) polyols and polymers of ethylenically unsaturated esters

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