JPH02258332A - 発泡成形品およびその補強材基布 - Google Patents

発泡成形品およびその補強材基布

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JPH02258332A
JPH02258332A JP1082006A JP8200689A JPH02258332A JP H02258332 A JPH02258332 A JP H02258332A JP 1082006 A JP1082006 A JP 1082006A JP 8200689 A JP8200689 A JP 8200689A JP H02258332 A JPH02258332 A JP H02258332A
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JP
Japan
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foam molding
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foam
reinforcing material
rigidity
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JP1082006A
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Kazunari Nishino
西野 和成
Masaharu Matsuo
松尾 雅春
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Molding Of Porous Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用シート等に用いられる発泡ポリウレタン
などの発泡成形品の発泡成形用補強材基布に関するもの
である。
〔従来の技術〕
車両用シート等のクツション材として用いられる軟質の
発泡ポリウレタンなどの発泡成形品は。
車両用シート等のクツション材として用いる場合、その
下部に取付けられるコイルばねの押圧力を有効に受けて
損傷することがなく、かつ剛性を持たせてクツション性
に張りを付与するように、底部に補強材が取付けられて
いる。
従来このような補強材として寒冷紗とスラブウレタンを
用い1発泡成形に際しては成形品の形状と同形状の型面
を有する発泡釜の型面に接するよつにスラブウレタンを
設置し、その内側に寒冷紗を設置してウレタン液を注入
し、加熱加圧により発泡させて成形している。この場合
寒冷紗は補強材としての機能を有するが、スラブウレタ
ンも剛性を付与し、かつ発泡釜の空気抜孔の閉塞を防止
する。しかしながら、このような寒冷紗とスラブウレタ
ンのみでは剛性不足で、ワイヤーを充填する必要があり
、また作業が繁雑であるという問題点がある。
このような点を改善するために、目付lO〜30g/d
の薄く緻密な層と、目付40〜100g/n(の粗で嵩
高な層とを一体化した不織布からなる車両用シートのウ
レタン発泡成形用補強材基布が提案されている(実公昭
62−26193号)、シかしながら、このような2層
の不織布を一体化するのは繁雑な作業を必要とし、また
単に2層を一体化しただけではウレタン液の通過による
空気抜孔の閉塞を防止できず、また2層の中間にウレタ
ン液の通過を遮断する接着剤層を形成すると、空気の通
過も阻止されて、不織布へのウレタン液の浸透も生じず
、補強材としての機能が劣るという問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記のような問題点を解決するため1
発泡成形に際して空気の通過を阻止することなく、樹脂
液の通過を阻止して空気抜孔の閉塞を防止し、かつ樹脂
液を吸収して発泡成形物に適当の剛性を付与することが
できる発泡成形用補強材基布を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次の発泡成形用補強材基布である。
(1)目付110〜800g/m2、繊維径1〜16d
の高目付不織布からなることを特徴とする発泡成形用補
強材基布。
(2)目付110〜800g/rrr、繊維径1〜16
dの高目付不織布からなり、一方の面側に圧着層を有す
ることを特徴とする発泡成形用補強材基布。
本発明において発泡成形を行う材料は、車両用シートそ
の他の用途に用いられる発泡成形物を形成する発泡性材
料であって、発泡ポリウレタンフオームを形成するウレ
タン液などの発泡性樹脂液があげられるが、これに限定
されない。
本発明の補強材基布に用いる高目付不織布を構成する繊
維は、ポリアミド(ナイロン)、ポリエステル、ポリプ
ロピレンなど任意の材質からなるものが使用できるが、
熱可塑性のものが好ましい。
また繊維の形態は、長繊維、短繊維、あるいはこれらの
組合せなど、任意のものが使用できる。
本発明の補強材基布は、これらの繊維から形成される目
付110〜800g/rrr、好ましくは200−40
0g/イおよび繊維径1〜16d、好ましくは8〜15
dの高目付不織布である。このような高目付不織布をそ
のまま補強材基布として用いることができるが。
このような高目付不織布の一方の面、すなわちウレタン
液等の発泡性樹脂液が浸透する側の反対側の面に圧着層
が形成されているのが好ましい。
〔実施例〕
以下1本発明を図面の実施例により説明する。
第1図は圧着層を形成した場合、第2図は圧着層を形成
しない場合の補強材基布の断面図であり、それぞれ(A
)は発泡成形前、(B)は発泡成形後の状態を示す0図
において、1は補強材基布であり、第1図では高目付不
織布2の一方の面に圧着層3が形成されているが、第2
図では高目付不織布2の均一な層からなり、圧着層3は
形成されていない。
第1図の圧着層3は、第2図のような均一な高目付不織
布2の一方の面にエンボス加工またはミラー加工を施す
ことにより形成することができる。
片面エンボス加工またはミラー加工は、熱可塑性繊維か
らなる不織布の場合、高温のエンボス加工ロールまたは
ミラー加工ロールと、低温の通常のロール間に、第2図
の高目付不織布2を通して圧縮し、片面のみを熱圧着す
ることにより形成される。熱可塑性でない繊維からなる
不織布の場合は、片面に接着剤を含浸させてエンボス加
工またはミラー加工を行うことにより、圧着層3を形成
することができる。
上記の補強材基布1は、不織布2の一方の面、第1図で
は圧着層3を形成しない面から、X、 Y方向にウレタ
ン液等の発泡性樹脂液を含浸させて発泡成形を行う0発
泡成形は1発泡釜の型面4に、補強材基布1の一方の面
、第1図では圧着層3が接するように設置し、他の型面
5との間のキャビティ6に樹脂液を導入して補強材基布
1に含浸させ、加熱加圧発泡させて1発泡成形体7を形
成する。
このときキャビティ6内の空気は基布lを通して空気抜
孔から排出されるが、樹脂液の含浸層8は基布1が高目
付であるため、基布1の途中、第1図の場合は圧着層3
で止まり、基布1を通過して空気抜孔を閉塞することは
ない、そして含浸層8の形成により発泡成形体7の面剛
性が高まり、自動車シート用クツション材として用いた
場合、コイルばねの押圧力を有効に支持して損傷するこ
とはない。
なお1以上の説明において、補強材基布を用いる発泡成
形は、自動車シートの発泡成形に適しているが、家具、
事務用椅子など、他の用途の発泡成形体の成形にも適用
することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高目付不織布を用いることにより、空
気抜孔の閉塞がなく、均一な発泡成形を行うとともに、
面剛性を向上させることができる。
また高日付不織布の片面に圧着層を形成することにより
、樹脂液の含浸を基布の途中で止めて、樹脂液の含浸度
合を調整し、密な発泡層を形成して剛性をさらに向上さ
せることができる。そしてこれらを組合せることにより
、場所によって異なる硬度の発泡成形をを行うことがで
きる。このほか本発明によれば、Il造工程は簡略化で
き、剛性を付与するためのワイヤーの使用本数を少なく
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示し、第1図は圧着層を形成した場合、
第2図は圧着層を形成しない場合の補強材基布の断面図
であり、それぞれ(^)は発泡成形前、(B)は発泡成
形後の状態を示す。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1は補
強材基布、2は高目付不織布、3は圧着層、4.5は型
面、7は発泡成形体、8は含浸層である。 代理人 弁理士 柳 原   成

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目付110〜800g/m^2、繊維径1〜16
    dの高目付不織布からなることを特徴とする発泡成形用
    補強材基布。
  2. (2)目付110〜800g/m^2、繊維径1〜16
    dの高目付不織布からなり、一方の面側に圧着層を有す
    ることを特徴とする発泡成形用補強材基布。
JP1082006A 1989-03-31 1989-03-31 発泡成形品およびその補強材基布 Expired - Fee Related JP2611422B2 (ja)

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