JPH0225679Y2 - - Google Patents

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JPH0225679Y2
JPH0225679Y2 JP4422984U JP4422984U JPH0225679Y2 JP H0225679 Y2 JPH0225679 Y2 JP H0225679Y2 JP 4422984 U JP4422984 U JP 4422984U JP 4422984 U JP4422984 U JP 4422984U JP H0225679 Y2 JPH0225679 Y2 JP H0225679Y2
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JP
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coating layer
paint
acrylic
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JP4422984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本件考案は紫外線硬化塗料を塗着したプラスチ
ツク製の製品の上にホツトスタンプ、ホツトトラ
ンスフア等の熱転写加工を施した装飾製品に係
り、更に詳しくはプラスチツク製製品としての基
材の表面にウレタンアクリレートやエポキシアク
リレート等のアクリル系紫外線硬化型樹脂の中に
紫外線では硬化しないアクリル系、オレフイン系
等の低分子量の樹脂に添加剤及び溶剤を混合して
なる紫外線硬化塗料を塗着した塗装層と、該塗装
層の表面に更にホツトスタンプ、ホツトトランス
フア等の熱転写加工を施した装飾層を形成してな
ることを特徴とした装飾製品に関するものであ
る。
合成樹脂で成形された容器或いはキヤツプ等の
製品或いはこの製品の中に収納された商品等を保
護する為に従来から紫外線硬化塗料の塗着等が実
施されて来ているが、この塗料を塗着した製品の
表面には更にホツトスタンプ等の熱転写加工によ
る装飾をそのまま直接に施すことが極めて困難で
あつた。
従つて、本件出願人は既に特願昭57−219297
(特開昭59−109387号公報参照)等に示す如く、
紫外線硬化塗料が施された製品の表面に更にシル
クスクリーン印刷等を施すことによつてアンカー
コート層を形成してその上にホツトスタンプ印刷
をして装飾をしていたが、工程が複雑であり、か
つコスト高になる欠点があつた。
本考案に係る製品は従来のこれ等の欠点に鑑み
開発された全く新規な技術に係り、特にアクリル
系紫外線硬化塗料の中に紫外線では硬化しないア
クリル系、オレフイン系等の低分子量の樹脂に添
加剤及び溶剤を混合して特定の塗料を作り、この
塗料を用いることによつて紫外線硬化塗料を塗着
した塗装層の表面に直接ホツトスタンプ等の熱転
写加工を施して製品に装飾を施すことを可能とし
た装飾製品に関するものである。
図により本考案に係る製品の一実施例を具体的
に説明すると、第1図及び第2図に於いて、1は
ABS樹脂材を使用した容器の基材であつて、そ
の外周面にはアクリル系紫外線硬化塗料を塗着し
た塗装層2が全面的に積層され、更にこの塗装層
2の表面の一部にはホツトスタンプ等の熱転写加
工による文字の装飾層3が施されている。
本願考案の製品を実施するに当たつては前述の
塗装層2を形成するアクリル系紫外線硬化塗料が
重要な役割を演ずるものであるが、本願に於いて
は特にこの塗料を次の如く構成することによつて
前記塗装層2への直接のホツトスタンプ等の熱転
写加工を可能としたものである。
即ち、本願で使用される前記塗料はウレタンア
クリレート、エポキシアクリレート等のアクリル
系紫外線硬化樹脂38〜43重量%に紫外線では硬化
しないアクリル系、オレフイン系等の低分子量樹
脂5〜14重量%に添加剤を少量及び溶剤を50〜60
重量%混合することによつて構成されている。
ここでアクリル系、オレフイン系等の低分子量
樹脂の分子量は1000〜12000程度のもので、混合
重量%が5%以下の場合はホツトスタンプ等の熱
転写加工の安定化が図られず、又14%以上で紫外
線硬化への弊害が現れると共に硬化不足の問題が
起きる。又添加剤としては通常の増感剤、溶剤と
しては炭化水素系のものを使用する。
上記実施例に於いては基材1の外表面に直接塗
装層2を形成した例について記述したが、基材1
の外表面にアルミ蒸着を施した製品の表面に、こ
の塗装層2を施し、更にその塗装層2の表面にホ
ツトスタンプ等の熱転写加工による装飾層3を施
すことも可能である。
更に本願の製品を構成する場合に使用されるホ
ツトスタンプ用のホイルシートの一例を拡大断面
に示すと、第5図の通りである。即ち、ホイルシ
ート6はベースフイルムAの下面に剥離層B、保
護層C、アルミ蒸着層D及び接着層Eより構成さ
れ、最終的には接着E、アルミ蒸着層D及び保護
層Cが一体となつて、製品の塗装層2に転着さ
れ、装飾層3を形成することが出来る。
上記実施例に於ける塗装層2の中には艶消し剤
を混入することが可能であり、この場合は第6図
及び第7図に示す如く、塗装層2′をマツト面に
形成することが出来る。
本考案に係る装飾製品は上述の如く、アクリル
系紫外線硬化型樹脂38〜43重量%に紫外線では硬
化しないアクリル系、オレフイン系等の樹脂5〜
14重量%に添加剤及び溶剤を混合した塗料を用い
て製品の表面に塗装を施したので、従来の単なる
紫外線硬化塗料を使用した場合と異なり、この塗
装層にホツトスタンプ等の熱転写加工を直接施し
ても熱転写による装飾を安定した状態で強固に固
着することが出来、従つて鉄刻印、ラバー印等を
使用することによつてホツトスタンプ等の熱転写
加工を安価にしかも大量に実施することが出来る
特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本願の製品の説明図、第3
図乃至第7図は他例の製品或いは製品の製造に使
用されるホイルシートの一例を示す説明図であ
る。 1,5は基材、2,2′は塗装層、3は装飾層、
6はホイルシートである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラスチツク製製品としての基材1の表面
    に、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレ
    ート等のアクリル系紫外線硬化樹脂38〜43重量
    %に紫外線では硬化しないアクリル系、オレフ
    イン系等の樹脂5〜14重量%に添加剤及び溶剤
    を混合してなる紫外線硬化塗料を塗着した塗装
    層2と、該塗装層の表面にホツトスタンプ、ホ
    ツトトランスフア等の熱転写加工を施した装飾
    層3とを形成してなることを特徴とする装飾製
    品。 (2) 前記紫外線硬化塗料に艷消し剤を混入して製
    品の表面に施された前記塗装層をマツト面に形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の装飾製品。
JP4422984U 1984-03-29 1984-03-29 装飾製品 Granted JPS60157296U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4422984U JPS60157296U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 装飾製品

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JP4422984U JPS60157296U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 装飾製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60157296U JPS60157296U (ja) 1985-10-19
JPH0225679Y2 true JPH0225679Y2 (ja) 1990-07-13

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JP4422984U Granted JPS60157296U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 装飾製品

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JPS60157296U (ja) 1985-10-19

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