JPH0225630Y2 - - Google Patents

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JPH0225630Y2
JPH0225630Y2 JP16627183U JP16627183U JPH0225630Y2 JP H0225630 Y2 JPH0225630 Y2 JP H0225630Y2 JP 16627183 U JP16627183 U JP 16627183U JP 16627183 U JP16627183 U JP 16627183U JP H0225630 Y2 JPH0225630 Y2 JP H0225630Y2
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JP
Japan
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cleaning member
ink
holder
ejecting head
ink ejecting
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JP16627183U
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JPS6075042U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はインクジエツトプリンタに係り、詳し
くは、インク滴を噴射するインク噴射ヘツドの噴
射面をクリーニングするクリーニング部材を備え
たインクジエツトプリンタに関するものである。
(ロ) 従来技術 第1図にこの種のインクジエツトプリンタを示
す。円筒ドラム1がその表面に記録用紙2を密着
巻回して支持しており、斯る円筒ドラムと軸平行
に案内杆3が配置されている。案内杆3はキヤリ
ツジ4を摺動自在に装架するものである。キヤリ
ツジ4は円筒ドラム1の周方向に該ドラム表面と
平行に延びるアーチ状をなし、その内面に第1〜
第4のインク噴射ヘツド5a〜5dを分散的に配
列固着している。これら第1〜第4ヘツド5a〜
5dは夫々マゼンタ、シアン、イエロー、ブラツ
クの各インクを噴射でき、従つて、円筒ドラム1
の回転を主走査とし、キヤリツジ4の移動を副走
査として、記録画信号に応じて第1〜第4ヘツド
5a〜5dより適宜インクを噴射させることによ
り、記録用紙2にカラー画像が記録される。
第2図に上記各インク噴射ヘツド5a〜5dの
構造を示す。斯るヘツド自体は周知であり、その
構造及び動作を以下簡単に説明する。圧電振動体
10が記録信号に応じて変形し、ホーン室11内
の圧力伝播媒体12に圧力が印加すると、ホーン
室開口に設けた薄板13がそれと接するインク室
14側に突出する。インク室14にはインク導入
パイプ15を経て常にインク25が満たされてお
り、従つて、薄板13の突出によりその突出前方
のインクが内方ノズル16より突出し、次いで内
方ノズル16と同軸上にある外方ノズル17より
インク滴18として飛び出す。空気導入パイプ1
9より圧送される空気が、内方ノズル16と外方
ノズル17との間に設けた空気室20内で中央に
集まり、次いで外方ノズル17より噴出すること
により高速空気流を形成しており、従つて、イン
ク滴18はこの流れに助けられて、高速記録に必
要な十分な飛翔速度をもつ。
ところで、この種インクジエツトプリンタは、
印写動作時にインク噴射ヘツドが記録用紙と近接
するために、インク滴が記録用紙と衝突した際発
生するインクの飛沫が噴射面に跳ね返り噴射面を
汚染する。
斯るインク噴射ヘツドに於ける噴射面の於染は
記録媒体の繊維質や塵埃を吸着したりして、長期
間放置に対しインク噴射ヘツドのノズルの目詰ま
りを招く一因を為す。特にノズル近傍のインクに
微弱な圧力変化を加えることによつてインク滴を
噴射せしめるオンデマンド型のインク噴射ヘツド
にあつては、前述の如くインク滴の噴射が微弱な
加圧力によるために記録媒体と数ミリ程度の間隙
のみしか形成されておらずインク飛沫の跳ね返り
が多いにも拘らず、一旦詰まりが発生するとこの
目詰まりを容易に自己復帰することはできない。
そこで従来からインク噴射ヘツドへのインク飛
沫の跳ね返り付着及び繊維質・塵埃の吸着を防止
するために長期間放置される以前にクリーニング
することを目的としてクリーニング部材を備えた
インジエクトプリンタが実願昭57−26635号公報
等に開示されている。
すなわち、インク噴射ヘツド5a〜5dのプリ
ントポジシヨンとホームポジシヨンHPとの間
に、発泡ウレタン等の多孔質構造体を一体成形し
たクリーニング部材30が配設され、各当接部を
水などの清浄液にて、湿潤状態に設定している。
そして、インク噴射ヘツド5a〜5dが、プリン
トポジシヨンとホームポジシヨンHPとの間を移
動する過程において、クリーニング部材30の当
接部とインク噴射ヘツド5a〜5dの噴射面が摺
接し、付着したインク飛沫や塵埃等を剥ぎ取りク
リーニングするものである。
さて、上述した装置は、インク噴射ヘツドがク
リーニング部材に当接して移動する時に、クリー
ニング部材を保持している保持体からクリーニン
グ部材が引張り上げられることがあり、クリーニ
ング部材が保持体の中で位置ずれを起こし、所望
のクリーニング動作ができない場合がある。
そのため、従来は、第3図および第4図で示す
如く、クリーニング部材30の支持部32を保持
体33の保持部35内に挿入し、ピン36などで
支持部31を保持部35に固定し、クリーニング
部材30の移動を防止していた。
しかしながら、クリーニング部材30は、当接
部の消耗が激しく、クリーニング部材30をたび
たび交換する必要がある。ところが、従来のよう
にピンでクリーニング部材を固定していると、そ
の交換作業が面倒であつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は、簡単にクリーニング部材を交換する
ことのできるインジエクトプリンタを提供するこ
とを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は、インク滴を噴射するインク噴射ヘツ
ドと、このインク噴射ヘツドを移動自在に支持す
るキヤリツジと、前記インク噴射ヘツドに対し弾
性的に当接しインク噴射ヘツドの噴射面をクリー
ニングする当接部とこの当接部を支持する支持部
とを有するクリーニング部材と、前記インク噴射
ヘツドのプリントポジシヨンとホームポジシヨン
との間に設けられ前記クリーニング部材を保持す
る保持体とを備え、前記保持体に、前記クリーニ
ング部材の支持部が挿入される保持部を設けると
共に、この支持部と係合する係止部を有するバネ
材で形成した係止体を前記保持体に取付け、この
係止体の係止部を前記保持体の保持部に係合する
ことにより、前記クリーニング部材を保持体に固
定することを特徴とするインクジエツトプリンタ
である。
(ホ) 実施例 以下、本考案の実施例を第5図ないし第8図に
従い説明する。
第5図はクリーニング部材30をホームポジシ
ヨン(HP)からドラム1方向に臨んだ側面図で
ある。同図から明らかな如くクリーニング部材3
0は、各インク噴射ヘツド5a,5b,5c,5
dに対し独立して弾性的に当接するべく分割され
た4個の当接部31a,31b,31c,31d
と、該当接部31a,31b,31c,31dを
共通に支持するアーチ状の支持部32と、から成
つている。そして前記クリーニング部材30は発
泡ウレタン等の多孔質構造体を一体成形したもの
である。
クリーニング部材30の支持部32を保持する
アーチ状保持体33の基部34に清浄液、例えば
水が使用するインクの溶媒と同じインク溶媒が貯
えられ、毛細管現象により各当接部31a,31
b,31c,31dは湿潤状態に設定されてい
る。
アーチ状保持体33は、クリーニング部材30
の支持部32を挿入して保持する保持部35と、
インクが排出されるガター37と、保持体33を
本体に取付けるためのフランジ部38とを備えて
いる。この保持体33には、更に、インク噴射ヘ
ツドのノズルの目詰まりを防止するために、非印
写動作時インク噴射ヘツド5a〜5dを覆蓋する
蓋体40が取付けられ、非印写動作時にインク噴
射ヘツドにインクを充填し、インクの乾燥を主因
とするノズルの目詰まりを防止している。この充
填されていたインクは、印写動作に先立つて、イ
ンク噴射ヘツドからガター37に排出される。
さて、本考案は、クリーニング部材30をアー
チ状保持体33に固定するものとして、アーチ状
保持体33に、係止部41を設けた板バネ材で形
成した係止体42を取付け、この係止体42に
て、クリーニング部材30の支持部32をアーチ
状保持体33の保持部35に固定するものであ
る。すなわち、アーチ状保持体33のフランジ部
38近傍に、板バネ材よりなる係止体42の一端
をネジ43などで固定する。クリーニング部材3
0をアーチ状保持体33に固定するには、アーチ
状保持体33の保持部35内へクリーニング部材
30の支持部32を挿入する。このとき、係止体
42は、第7図に示すように、付勢力に抗して図
中破線方向に撓ませておく。そして、クリーニン
グ部材30の支持部32をアーチ状保持体33の
保持部35に挿入した状態で、係止体42の係止
部41を保持部35に係合することにより、係止
体42の付勢力により、クリーニング部材30を
固定し、クリーニング部材30の移動及び回転を
防止する。
次に、クリーニング部材30を交換する時に
は、前述した動作とは逆に、まず、保持部35か
ら係止体42の係合を解除し、クリーニング部材
30を取り外し、その後、新しいクリーニング部
材30を前述の動作により固定して、交換すれば
良い。
(ヘ) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、クリー
ニング部材の交換、すなわち、取付けおよび取り
外しが、係止体の係合状態を変えるだけで行なう
ことができるので、クリーニング部材の交換がき
わめて簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はインクジエツトプリンタを示す斜視
図、第2図はインク噴射ヘツドの一例を示す断面
図、第3図および第4図は従来のクリーニング部
材の取付構造を示すもので、第3図は分解斜視
図、第4図は断面図である。第5図ないし第7図
は本考案の要部を示すもので、第5図は側面図、
第6図は分解斜視図、第7図は断面図、第8図は
本考案の具体的実施例を示す斜視図である。 4……キヤリツジ、5a,5b,5c,5d…
…インク噴射ヘツド、30……クリーニング部
材、31a,31b,31c,31d……当接
部、32……支持部、33……保持体、35……
保持部、41……係止部、42……係止体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インク滴を噴射するインク噴射ヘツドと、この
    インク噴射ヘツドを移動自在に支持するキヤリツ
    ジと、前記インク噴射ヘツドに対し弾性的に当接
    しインク噴射ヘツドの噴射面をクリーニングする
    当接部とこの当接部を支持する支持部とを有する
    クリーニング部材と、前記インク噴射ヘツドのプ
    リントポジシヨンとホームポジシヨンとの間に設
    けられ前記クリーニング部材を保持する保持体と
    を備え、前記保持体に、前記クリーニング部材の
    支持部が挿入される保持部を設けると共に、この
    保持部と係合する係止部を有するバネ材で形成し
    た係止体を前記保持体に取付け、この係止体の係
    止部を前記保持体の保持部に係合することによ
    り、前記クリーニング部材を保持体に固定するこ
    とを特徴とするインクジエツトプリンタ。
JP16627183U 1983-10-26 1983-10-26 インクジエツトプリンタ Granted JPS6075042U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16627183U JPS6075042U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 インクジエツトプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16627183U JPS6075042U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 インクジエツトプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075042U JPS6075042U (ja) 1985-05-25
JPH0225630Y2 true JPH0225630Y2 (ja) 1990-07-13

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JP16627183U Granted JPS6075042U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 インクジエツトプリンタ

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JPS6075042U (ja) 1985-05-25

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