JPH02254993A - 可変リラクタンスモータの駆動装置 - Google Patents

可変リラクタンスモータの駆動装置

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JPH02254993A
JPH02254993A JP1073326A JP7332689A JPH02254993A JP H02254993 A JPH02254993 A JP H02254993A JP 1073326 A JP1073326 A JP 1073326A JP 7332689 A JP7332689 A JP 7332689A JP H02254993 A JPH02254993 A JP H02254993A
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JP
Japan
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excitation
reluctance motor
variable reluctance
excitation winding
voltage terminal
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JP1073326A
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English (en)
Inventor
Masahiko Furuhashi
古橋 雅彦
Yukio Aoyama
青山 行夫
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明(上 可変リラクタンスモータの励磁巻線をその
固定子の回転角度に応じて適宜励磁する可変リラクタン
スモータの駆動装置に関し、特に励磁巻線に流れる励磁
電流を変調して固定子に発生するトルクを所定値に制御
する可変リラクタンスモータの駆動装置に関する。
(従来の技術) 従来より可変リラクタンスモータの駆動装置として、次
のような技術が知られている。
可変リラクタンスモータを駆動するために1よ回転子の
回転方向及び回転角度に応じた励磁期間だけ各相の励磁
巻線を順次励磁しなければならない。更Iミ その出力
トルクを所定値に制御するために1よ その励磁期間中
にわたって励磁巻線に通じる励磁電流の実効値を所定パ
ターンに制御する、いわゆる電流パターン制御をPWM
制御により行う必要がある。従って、各相の励磁巻線に
は励磁電流の通電及び遮断を高速に実行できるスイッチ
ング素子を直列に接続する必要があるが、そのスイッチ
ング素子の使用個数が少ない駆動装置として第4図(A
)に示すごとき回路が公知である。
なお、同図はa、  b、  c、  dの4相の可変
リラクタンスモータを駆動する回路を例示しており、構
成部材の符号の右端に相記号を付している。
この回路(表 2つの直流電源を直列に接続してその接
続点を共通端子V@とじ、高電圧端子V。
と低電圧端子V−と前記共通端子vllとの3つの端子
を有する電圧源を用い、その共通端子V@に可変リラク
タンスモータVRの各励磁巻線SLの一端を接続する。
可変リラクタンスモータVRの各励磁巻線SLの他端(
′@、その励磁巻線SLの相順に応じてトランジスタT
「を介して高電圧端子V、あるいは低電圧端子V−に接
続される。また、トランジスタTri遮断状態としたと
きに励磁巻線SLに蓄積されている電磁エネルギーを電
源に回生ずるため、各励磁巻線SLは他方の高電圧端子
V、あるいは低電圧端子V−にダイオードDを介して接
続されている。
この様に構成された回路]:、励磁電流の実効値が所定
の電流パターンとなるようにPWM制御されたスイッチ
ング信号を各相のトランジスタTrのベースに与えるな
ら(戯 第4図(B)に示すように所望励磁期間にわた
って所定電流パターンの励磁電流を各相の励磁巻線SL
に通じることができる。なお、 (B)図において(イ
)、 (ロ)に示す2種の励磁電流パターン(表 可変
リラクタンスモータVRを正転あるいは逆転させるとき
のそれぞれの励磁電流パターンを示している。
この様な駆動装置によれ(戴 いずれかのトランジスタ
Trが導通状態のときに(よ そのトランジスタTrと
直列に接続されている励磁巻線SLが一方の直流′R源
と接続されて励磁状態となる。また、PWM制御により
励磁期間中にそのトランジスタT「が遮断状態となった
ときに(よ 励磁巻線SLに蓄積されていた電磁エネル
ギーはダイオードDを介して他方の直流電源に回生され
ることになり、 トランジスタTrの使用個数が少なく
とも回生モードを有して電源の有効利用が達成される。
また、可変リラクタンスモータVRの励磁巻線SLに通
じられる励磁電流はPWM制御されているため、その実
効値はあらゆる瞬間において第4図(B)に示すように
所望の電流パターンと一致することになり、出力トルク
を自在に制御することが可能となる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の駆動装置も次の2つの課題が未解決であ
り、利用分野が限定されていh第1の課題(表 可変リ
ラクタンスモータVRを停止状態として静止トルクを得
る際 一方の直流電源の電圧が異常に上昇してトランジ
スタTrや励磁巻線SLが過電圧により破壊する可能性
があることである。
可変リラクタンスモータVRはマックスウェルの応力に
より作動するものであり、励磁巻線SLに対して励磁電
流を通じなければ何らトルクを発生しない。従って、例
えば回転子を回転角度θにて静止させ所定の大きさの静
止トルクを発生させるには、第4図(B)(イ)、(ロ
)に示す正転時の励磁電流パターンと逆転時の励磁電流
パタンとにより交互に励磁巻線SLを励磁し、静止トル
クを発生させなければならない。
このとき、図より明らかなように正転時の励磁電流パタ
ーンによる励磁のときにはC相の励磁電流値(実効値)
に比較してb相の励磁電流値の方が大きく、また逆転時
の励磁電流パターンのときにはC相の励磁電流値に比較
してd相の励磁電流値の方が大きく、励磁電流値に不均
衡が発生しでいることが分かる。そして、これらの2つ
の励磁電流パターンによる励磁を切り替えながら繰り返
して実行するため、これらの励磁電流に基づき励磁巻線
SLに蓄えられた電磁エネルギーは励磁電流パターン切
り替えの度に直流電源に回生されることになり、直流電
源への回生エネルギーは相当量となる。この時、励磁電
流値の不均衡に起因して直流電源に対する回生エネルギ
ーの大きな相と、小さな相とが存在する。上述の例で1
友 回生エネルギーの大きな励磁相はb相およびd相で
あり、共にその回生エネルギーを第4図(A)に示す上
部の直流電源に回生され、 直流電源の内蔵するコンデ
ンサの端子電圧が異常に上昇してトランジスタTrある
いは励磁巻線SLの耐圧を越えてこれらの素子を破壊す
るのである。
この様な電源電圧の異常上昇に対処するため、第4図(
A)に示すように高電圧端子V、と低電圧端子V−との
間に放電負荷抵抗DR及びトランジスタTrdを直列に
接続し、直流電源の端子電圧が異常に上昇するときには
トランジスタTrdを導通させて回生エネルギーを放電
負荷抵抗DRにて消費させる回路が提案されている。し
かし、この場合でも可変リラクタンスモータVRの停止
状態が継続すればその分だけ放電負荷抵抗DRの消費電
力量が増加し、抵抗器そのものが破壊されることになる
また、第2の課題は可変リラクタンスモータVRの低速
回転時に大きな騒音が発生するという点である。
本夾 可変リラクタンスモータVR1&  マックスウ
ェルの応力が回転子に対して略半径方向に作用して回転
するものである。従って、回転子に対して略周方向の力
を回転磁界により発生する回転機に比較して、回転時の
動作音が大きく、短所の1つとして数えられる。
しかも、励磁電流の実効値を第4図(B)に示す所定の
電流パターンと一致させるため、励磁巻線SLの励磁電
流はその励磁期間中に大きな変化率で導通 遮断を繰り
返している。このため、回転子のみならず励磁巻線SL
及び当該励磁巻線SLが巻装されるステータ鉄心に機械
的振動が誘起され、 いわゆる電磁音が発生するのであ
る。特に、可変リラクタンスモータVRの低速回転時に
IA次の理由により電磁音が大きくなる。
可変リラクタンスモータVRにおいて、電源電圧■と励
磁巻線SLの励磁電流lとの間には次の関係式が成立す
る。
dt          d  θ ここで、しは励磁コイルSLのインダクタンス[H]、
 θは回転子の回転角度[rad]、ωは回転子の回転
角速度[rad/5eclである。
すなわち、右辺第1項は電流の変化に基づく逆起電力を
、右辺第2項はインダクタンスLの変化に基づく逆起電
力を示している。この式より明らかなように、低速回転
時にはインダクタンスLの変化に基づく逆起電力が小さ
く、励磁巻線SLに流れる励磁電流1はトランジスタT
rが導通状態となったとき瞬時に立ち上がり、大きな変
化率を示すことが分かる。また、 トランジスタTrが
遮断状態となったときに(表 励磁巻線SLのインダク
タンスしに対して直流電源の内蔵するコンデンサの静電
容量Cが共振回路として作用し、励磁巻線SLに蓄えら
れた電磁エネルギーを瞬時にコンデンサの静電エネルギ
ーとして吸収し、励磁電流の立ち下がり特性も急峻とな
る。
このため、低速時には励磁電流1のリップル分が極めて
大きくなり、電磁音の発生が大きくなるのである。一般
に、回転機は高速回転時には風切り音や軸受からの機械
音が大きくなるために電磁音は無視できるが、低速回転
時には他の騒音が少ないため電磁音が問題となり、特に
電流パターン制御される可変リラクタンスモータVRで
は電磁音が大きいため、これを解決することが強く望ま
れている。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、ス
イッチング素子の使用個数が少なく、しかも電磁エネル
ギーの回生モードを有する可変リラクタンスモータの駆
動装置において、可変リラクタンスモータの発生トルク
を所望の値に調節可能な電流パターン制御を実行しつつ
、静止トルク発生時の電源電圧の異常上昇を防止し、か
つ低速回転時にあっても電磁音などの騒音を発生しない
可変リラクタンスモータの駆動装置を提供することを目
的としている。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本発明の可変リラクタンス
モータの駆動装置の構成した手段(上2つの直流電源を
直列に接続して高電圧端子と低電圧端子と前記接続点を
共通端子とする3つの端子を有し、可変リラクタンスモ
ータの各励磁巻線の一端を前記共通端子に接続する電圧
源と、前記可変リラクタンスモータの各励磁巻線の他端
とその励磁巻線の相順に応じた前記電圧源の高電圧端子
あるいは低電圧端子との間に接続され、スイッチング信
号により遮断状態あるいは導通状態となるスイッチング
素子と、 該スイッチング素子と前記各励磁巻線との接続点とその
スイッチング素子が接続されていない高電圧端子あるい
は低電圧端子との間に接続され、その励磁巻線に蓄えら
れた電磁エネルギーE前記直流電源に回生ずる一方向の
導通性を有する一方向通電素子と、 前記可変リラクタンスモータの回転子の回転角度に応じ
て前記各励磁巻線の励磁期間を決定すると共に、当該励
磁期間中における前記スイッチング素子の作動を制御し
て前記励磁巻線の励磁電流を調節し、前記可変リラクタ
ンスモータの出力トルクを所定値とするスイッチング信
号を発生する励磁タイミング制御回路と、 を有する可変リラクタンスモータの駆動装置において、 前記可変リラクタンスモータの各励磁巻線に並列接続さ
托 還流信号により遮断状態あるいは導通状態となる還
流スイッチング素子と、前記励磁タイミング制御回路の
発生するスイッチング信号に応じて前記還流スイッチン
グ素子を遮断あるいは導通状態とする還流信号を発生す
る還流制御回路と、 を備えることをその要旨としている。
(作用) 本発明の駆動装置における還流制御回路1表 励磁タイ
ミング制御回路の発生するスイッチング信号に応じて還
流スイッチング素子を遮断あるいは導通状態とする還流
信号を発生する。
すなわち、励磁タイミング制御回路より正転/逆転の励
磁電流パターンを交互に実現するためのスイッチング信
号が出力されるとき、可変リラクタンスモータが停止状
態であることが判明する。
従って、この様な状態が検出されると還流制御回路1よ
 還流スイッチング素子を導通状態とする還流信号を出
力するのである。これにより、励磁巻線に蓄積された電
磁エネルギーは 還流スイッチング素子を介して還流さ
れ、 直流電源へのエネルギーの回生を中止し、電源電
圧の異常上昇が回避される。
また 励磁タイミング制御回路より正転あるいは逆転の
励磁電流パターンが連続的ではあるが低い周波数で出力
されているとき、可変リラクタンスモータが低速回転状
態であることが判明する。
従って、この様な状態のときにも還流制御回路(表還流
スイッチング素子を導通状態として励磁巻線に蓄積され
た電磁エネルギーを還流スイッチング素子を介して還流
させ、励磁電流の変化率を小さくする。これにより、可
変リラクタンスモータの低速回転時に1表 励磁巻線に
蓄積された電磁エネルギーは還流経路内の抵抗骨により
徐々に消費され、 電磁音などの騒音が抑制される。
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて説明する。
(実施例、) 第1図(A)及び(B)i表  実施例の可変リラクタ
ンスモータの駆動装置の電気回路図である。
なお、第1図はa、  b、  c、  dの4相の可
変リラクタンスモータ]0を駆動する回路を例示してい
る。駆動装置の各相毎の構成は同一であるため、各相を
通じて共通の部材には同一の符号を付し、その符号の右
端に相を表す添え字を付している。
実施例の駆動装置(友 単相交流電源の正の半波と負の
半波とをそれぞれ半波整流して2つの直流電源を形成し
ている。すなわち、単相交流電源20はダイオード・ブ
リッジ30に接続され、 そのダイオード・ブリッジ3
0から、高電圧端子v4と低電圧端子V−と共通端子v
llとの3つの端子を有する電圧5原を得ている。また
、電源電圧のリップルを抑えるため、高電圧端子Vやと
共通端子V、とのは 低電圧端子V−と共通端子vaと
の間に1 平滑コンデンサ32.34が接続されている
可変リラクタンスモータ10の各相励磁巻線12aない
し+2dの一端(友 共通端子veに接続され、 その
他端は励磁巻線12の相順に応じてトランジスタ40a
ないし40dを介して高電圧端子V、あるいは低電圧端
子V−に接続される。
すなわち、励磁巻線12a及び12cはトランジスタ4
0aあるいは40cを介して高電圧端子V。
に接続され、 励磁巻線12b及び12dはトランジス
タ40bあるいは40dを介して低電圧端子V−に接続
される。また、各励磁巻線12の他端は、 トランジス
タ40を介して励磁電流の供給を受ける電源端子とは逆
の電源端子に、ダイオード42を介して接続される。こ
れ1表 励磁巻線]2と接続されるトランジスタ40が
遮断状態となったとき、励磁巻線12に蓄積されている
電磁エネルギーを他方の電源端子に向けて回生ずるため
である。従って、図示するごとく励磁巻線+2a及び+
20の他端はダイオード42aあるいは42Cを介して
低電圧端子V−に接続さね 励磁巻線12b及び12d
の他端はダイオード42bあるいは4.2 dを介して
高電圧端子v4に接続される。
なお、高電圧端子V、と低電圧端子V−との間に接続さ
れている抵抗器44とトランジスタ46との直列回路I
t、  を源電圧の不均衡が発生した場合あるいは電源
電圧の異常な上昇が発生した場合に対処するために用意
されるものである。
上記回路構成は従来の駆動装置と同一であるが、更に本
実施例の駆動装置(友 励磁巻線12に通じられる励磁
電流が還流できるよう1:、各励磁巻線12と並列にサ
イリスタ48が接続されているところに特徴がある。
上記トランジスタ40のベースに]上 従来同様に励磁
電流の実効値が所定の電流パターンとなるようにPWM
制御されたスイッチング信号がトランジスタ駆動回路5
0より与えられる0例えばトランジスタ駆動回路50(
上 可変リラクタンスモータ10の励磁電流の実効値1
f、回転角度θや極位置検出信号φをフィードバック信
号として入力し、外部より与えられるトルク目標値T°
、速度目標値V°及び位置目標値X・に現実の可変リラ
クタンスモータ]0の出力が追随するよう多重フィード
バック系により励磁電流パターンを決定し、これをPW
M制御したスイッチング信号を作成して各相のトランジ
スタ40のベースに出力している。
第2図(A)に、−相あたりのスイッチング信号の3種
の例を模式的に図式化している。ここに図示するように
、点線で示される励磁電流のバタンか実現されるようP
WM制御されたスイッチング信号が作成さね この○N
/○F、F信号が所定相のトランジスタ40のベースに
供給されるのである。 (A)図において(イ)、 (
ロ)及び(ハ)のスイッチング信号(よ 可変リラクタ
ンスモタ10の駆動状態が相違するときのスイッチング
信号を、同一の期間Tcにわたって模式的に記述したも
のである。
(イ)図は同一電流パターンが高い周波数で繰り返され
るものであり、可変リラクタンスモータ10を高速回転
させる場合のスイッチング信号を表している。
(ロ)図は同一電流パターンが低い周波数で繰り返され
ており、可変リラクタンスモータ10を低速回転させる
際のスイッチグ信号である。
(ハ)図1友 可変リラクタンスモータ10に停止トル
クが発生するよう1:、停止角度に適合した正転/逆転
のスイッチング信号を交互に出力している場合である。
第4図(B)にて説明したよう1:、この時には正転あ
るいは逆転の何れかのとき、停止角度に適合した電流値
となるスイッチング信号を繰り返し出力する。
このトランジスタ駆動回路50の動作は従来の駆動装置
のそれと同一であるが、更に本実施例の駆動装置に備え
られるサイリスタ48を制御するため、次のような作動
をするサイリスタ駆動回路60が新たに設けられている
サイリスタ駆動回路601友1−ランジスタ駆動回路5
0から可変リラクタンスモータ10の回転状態を表す信
号を入力している。ここで回転状態を表す信号と(表 
第2図(A)に示した各相のスイッチング信号あるいは
可変リラクタンスモータ10からフィードバックされる
回転角度θ等の情報であってもよい。
そして、その回転状態を表す信号に基づき可変ノラクタ
ンスモータ10が所定値以下の低速運転状態あるいは停
止状態であると判断されたとき、上記スイッチング信号
によりトランジスタ40が遮断状態とされる励磁相のサ
イリスタ48にゲート信号を出力する。すなわち、サイ
リスタ駆動回路60から出力されるゲート信号と前述し
たスイッチング信号との関係は第2図(A)、、(B)
に示すようである。
第2図(8)に示すように、スイッチング信号が可変リ
ラクタンスモータ10の高速回転を指令するときにはゲ
ート信号の出力はなされないが、スイッチング信号が可
変リラクタンスモータ10の低速回転あるいは停止トル
クの発生を指令しているときに(よ そのスイッチング
信号の立ち下がりに同期してその相のサイリスタ48を
ターンオンさせるべくゲート信号が出力されるのである
以上のように構成される駆動装置により、励磁巻線]2
に流れる電流を図示したものが第3図である。スイッチ
ング信号によりトランジスタ40が導通状態となると、
細線で示す励磁電流が流れて励磁が実行される。このト
ランジスタ4oがスイッチング信号にしたがって遮断状
態となりかつ可変リラクタンスモータ10が高速回転し
ているときに(上 サイリスタ48に対してゲート信号
は出力されず、点線で示すようにダイオード42を介し
て励磁巻線12の蓄積された電磁エネルギーは電源に回
生される。
従って、励磁巻線12の励磁電流の実効値は所定の電流
パターンに一致し、可変リラクタンスモータ10の出力
のトルクを所望の値に制御することが可能となる。しか
も、励磁の不要な期間中に1 励磁巻線12に蓄積され
た電磁エネルギーはダイオード42を介して電源に回生
され、 電力の有効利用が達成される。
一方、可変リラクタンスモータ10が低速回転あるいは
停止しているときに(表 スイッチング信号にしたがっ
てトランジスタ40が遮断状態となると同時にサイリス
タ48にゲート信号が与えられる。従って、この時には
励磁巻線12とサイリスタ48との閉回路が新たに形成
され、 励磁巻線12に蓄積された電磁エネルギーは図
中の一点鎖線で示す還流経路で徐々に消費されることに
なる。
また、この還流モードの期間1表 次にトランジスタ4
0が導通状態となったときに電源電圧がサイリスタ48
に逆電圧として印加されるため、自動的に終了する。
これにより、可変リラクタンスモータ]0の低速回転時
の励磁電流の立ち下がり変化率は低く抑えら札 電磁音
の発生がなくなり、作動音が小さくなる。また、可変リ
ラクタンスモータ10の停止時に(飄 励磁巻線12に
蓄積された電磁エネルギーが電源へ回生されることがな
く、電源電圧の異常な上昇を防止し、素子の破壊を防ぐ
ことができる。
以上本発明の一実施例につき説明したが、本発明は上記
実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない種々の態様により具現化されるものである0例え
1′L  上記実施例では可変リラクタンスモータ10
の回転速度が所定値以下であるときあるいは停止してい
るとき、 トランジスタ40の遮断タイミングに同期し
てサイリスタ4日にゲート信号を与えている。このため
、励磁電流の立ち下がり特性が緩やかとなって電磁音を
防止し、電源電圧の以上上昇を回避しているが、 トラ
ンジスタ駆動回路50により作成された目標とする電流
パターンよりも励磁電流の実効値が大きくなる。そこで
、サイリスタ駆動回路60によるゲート信号の出力が実
行されるときに(上 予め電流パターン発生回路40に
より作成される電流パターンを小さくするなど、各種の
改良を加えてもよい。
また、第3図に一点鎖線で示した還流モード時の励磁電
流立ち下がり特性を適宜調整するため、サイリスタ48
に抵抗器を直列接続したり、複数個のダイオードを直列
接続して還流回路の電気的抵抗値を変更してもよい。
更に、上記実施例ではサイリスタ48のターンオフ(ヨ
トランジスタ40のスイッチングにより自動的に行われ
る回路構成としているが、還流モードを強制的に終了さ
せるためにサイリスタ48にターンオフのための回路を
追加してもよい。この様に構成すれ(戴 巻線12に蓄
積された電磁エネルギーを部分的に電源に回生じたり、
還流させるなど制御性がより向上する。
発明の効果 以上実施例を挙げて詳述したごとく本発明の可変リラク
タンスモータの駆動装置(友 回転子の低速回転時及び
停止時には励磁巻線に並列接続された還流スイッチング
素子を導通状態とし、電磁エネルギーの還流モードを作
り出すものである。
従って、可変リラクタンスモータの低速回転時において
励磁電流のリップル分を減少させることができ、励磁巻
線やステータ鉄心より発生していた電磁音を効率よく低
減させることができる。また、回転子に発生するトルク
が安定するため、回転子に発生する半径方向の振動を防
止して可変リラクタンスモータの作動音を極めて小さく
することができる。
更に、可変リラクタンスモータの停止時には電源電圧の
異常上昇を回避することができるため、回路素子を過電
圧による破壊より保護することができる。このため、回
路構成素子として耐圧の低い安価な部品を用いることが
可能となり、装置をより小型、安価に生産することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)は本発明の一実施例である可変
リラクタンスモータの駆動装置の電気回路ブロック医 
第2図は同実施例におけるスイッチング信号及びゲート
信号の説明医 第3図は同実施例における励磁巻線に流
れる電流のモード説明医 第4図(A)及び(B)は従
来の可変リラクタンスモータ駆動装置の電気回路及び励
磁電流波形の説明は を示している。 ]0・・・可変リラクタンスモータ 12・・・励磁巻
線20・・・単相交流電源    40・・・トランジ
スタ30・・・ダイオード・ブリッジ 42・・・ダイ
オード32.34・・・平滑コンデンサ 48・・・サ
イリスタ50・・・トランジスタ駆動回路 60・・・サイリスタ駆動回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2つの直流電源を直列に接続して高電圧端子と低電
    圧端子と前記接続点を共通端子とする3つの端子を有し
    、可変リラクタンスモータの各励磁巻線の一端を前記共
    通端子に接続する電圧源と、前記可変リラクタンスモー
    タの各励磁巻線の他端とその励磁巻線の相順に応じた前
    記電圧源の高電圧端子あるいは低電圧端子との間に接続
    され、スイッチング信号により遮断状態あるいは導通状
    態となるスイッチング素子と、 該スイッチング素子と前記各励磁巻線との接続点とその
    スイッチング素子が接続されていない高電圧端子あるい
    は低電圧端子との間に接続されその励磁巻線に蓄えられ
    た電磁エネルギーを前記直流電源に回生する一方向の導
    通性を有する一方向通電素子と、 前記可変リラクタンスモータの回転子の回転角度に応じ
    て前記各励磁巻線の励磁期間を決定すると共に、当該励
    磁期間中における前記スイッチング素子の作動を制御し
    て前記励磁巻線の励磁電流を調節し、前記可変リラクタ
    ンスモータの出力トルクを所定値とするスイッチング信
    号を発生する励磁タイミング制御回路と、 を有する可変リラクタンスモータの駆動装置において、 前記可変リラクタンスモータの各励磁巻線に並列接続さ
    れ、還流信号により遮断状態あるいは導通状態となる還
    流スイッチング素子と、 前記励磁タイミング制御回路の発生するスイッチング信
    号に応じて前記還流スイッチング素子を遮断あるいは導
    通状態とする還流信号を発生する還流制御回路と、 を備えることを特徴とする可変リラクタンスモータの駆
    動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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