JPH02251768A - 液状樹脂の自動分析装置 - Google Patents

液状樹脂の自動分析装置

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JPH02251768A
JPH02251768A JP7431389A JP7431389A JPH02251768A JP H02251768 A JPH02251768 A JP H02251768A JP 7431389 A JP7431389 A JP 7431389A JP 7431389 A JP7431389 A JP 7431389A JP H02251768 A JPH02251768 A JP H02251768A
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JP
Japan
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test sample
turntable
sample container
analysis
liquid resin
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Application number
JP7431389A
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English (en)
Inventor
Mamoru Takeichi
竹市 守
Masaaki Tanaka
雅章 田中
Katsuo Matsuzaki
松崎 勝雄
Takashi Fujimaki
藤巻 享司
Osamu Hatakeyama
修 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液状樹脂の自動分析装置に関し、更に詳しくは
液状樹脂の品質を特定する指標とされる粘度(以下必要
に応じてrViaJと略す) 、 pH及び不揮発分(
蒸発成分、固形分、樹脂分とも呼ばれる。以下、必要に
応じr NVJと略す)等の物性を自動分゛析する装置
に関する。
本発明の装置において分析対象となるのは、液状樹脂(
ポリマー)であり、具体的には、塗布用組成物、接着剤
用組成物、紙加工用組成物等の各種液状樹脂である。
本発明の自動分析装置による分析項目は、粘度(Vis
)、pH1不揮発分(MY)−t’あるが、コノ内の2
項目だけを分析するものについても本発明の装置は適用
される。
【従来の技術] 一般に液状樹脂の製造メーカでは、当該液状樹脂の品質
を特定するために、その物性の指標としてVis値、p
H及びNV値を採択し、メーカ自らが分析して指標値を
求め、品質を特定していることが多い。
上記指標値を求めるための分析法としては、JIS法が
ある0例えば、接着剤の一般試験方法は。
JIS K 8833に定められており、その中で、p
HはJIS K2SO3B、2ニ、粘度は、 JIS 
K 88338.3ニ、不揮発分はJIS K 883
38.4に定められている。
然し、当該液状樹脂の品質は定常的に特定されればよい
ので、ユーザによっては簡易分析法で得られた指標値で
あっても許容される場合がある。
医療目的の臨床用自動分析装置の分野においては、特開
昭61−275,857号、同83−12,984号、
同83−281. Q5f15分間特許公報に示されて
いる如く、試験管或いはビー力等に収納した検査試料(
血液・尿等のサンプル)の複数をターンテーブルに載せ
ておき、このターンテーブルを一定のピッチで回動させ
つつ所定の位置で検体IDの認識、複数位置での分注(
サンプリング/分析機器への検体の供給等)2分析機器
での分析、記録、表示等を行う、と云う一般概念に属す
る自動分析装置が知られている。
然しなから、液状樹脂製造の分野において従来から行な
われているVis値、pH及びMY値の3指標値の分析
について見ると、 JIS法であれ、簡易法であれ、殆
どは手操作によって行なわれており、自動化の試みは余
りなされていなかった。
近年に至って、Vis値、pH及びMY値の各々を単独
で分析する装置を自動化する試みがなされているが、上
記した臨床用の自動分析装置と比較して、各々の測定に
おいて人手の介在が思いのほか多く液状樹脂分析の完全
自動化の面から評価すると作業の煩雑さやコスト高等の
問題がさほど解消されたとは云い難い現状である。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、液状樹脂製造の分野においてはVis
値、 pH及びMY値等の指標値を自動分析することか
非常に遅れており、大部分は繁雑な手操作に頼っており
、また、指標値の一部自動分析が行なわれているとして
も依然として手操作を必要とする部分が多く1作業の煩
雑さやコスト高等の問題がさほど解消されたとは云い難
い。
本発明者等は、上記に鑑み、液状樹脂分析の完全自動化
を目的として分析用ロボットの導入を試みた。
黙しながら様々な実験を行なってみると、複数の測定項
目、#にVf値、pH及びMY値を一連の分析用ロボッ
トの動きの中で自動的に分析しようとすると市販の分析
装置や公知の分析法を単に組み合せただけでは分析対象
や分析項目等の特殊性によっては分析時間が余計にかか
ったり、思わぬトラブルが発生して手操作が余計にかか
ったり、データの再現性が得られないという問題がある
ことが判明した。
そこで2本発明は分析用ロボットによる液状樹脂の完全
自動分析、特にVLs@、 pH及びMY値の分析にお
いて、迅速かつ再現性ある分析技術を確立することを主
目的とする一連の研究の成果として完成されたものであ
り1本発明の具体的目的は。
検体の識別、検体のサンプリング等を確実に行なせるた
めの改良された*構を含む液状樹脂の自動分析装置を明
らかにする点にあり、本発明の他の目的ないし利益は以
下の記述並びに添付の図面から川内となるものである。
[課題な解決するための手段] 上記目的を達成する本発明は、液状樹脂の自動分析装置
であって。
■ ターンテーブルを複数段に配置し、最下段のターン
テーブルを除いた各ターンテーブルには検査試料容器を
差し込むための、検査試料容器の断面形状に対応した透
孔を用意して、検査試料容器の正確な垂直方向への移動
を規制する手段が配置されているターンテーブル装置を
有すること、■ 最下段のターンテーブルの、検査試料
容器の底が接する部位に小孔を用意して検査試料容器の
吸い付きを防止する手段が用意されていること■ 検査
試料容器の側面に設けられた位置決めのための突起ない
し溝と2他方、ターンテーブル側における検査試料容器
差し込みのための透孔に設けられた、前記検査試料容器
の突起ないし溝に対応した溝ないし突起とから成る検査
試料容器の位置決め手段が用意されているターンテーブ
ル装置を有すること。
■ ターンテーブルが一段であり、このターンテーブル
には検査試料容器を保持するための複数側の支持部材が
固定されており、更に、この支持部材には、検査試料容
器の側面に設けられた位置決めのための突起ないし溝に
対応した溝ないし突起を用意して2検査試料容器の位置
決め手段とするターンテーブル装置を有すること2 を特徴とする。
[作用] 本発明の液状樹脂の自動分析装置に利用されでいるター
ンテーブル装置にあっては、ターンテーブル320に対
する検査試料容器33Gの保持に関して保持姿勢(向き
)と垂直方向への遅動の規制が眼目であって1作用もこ
の点に特徴がある。
即ち1代表的な実施態様である、検査試料容器330の
側面に位置決めのための突起332を設け。
他方、上段のターンテーブル320と中段のターンテー
ブル321とには検査試料容器330を差し込むための
透孔340と位置決め溝350を設けた態様で説明すれ
ば、上下二段のターンテーブル320・321の透孔3
40の規制を受けて、検査試料容器33Gは正しく垂直
方向にのみ移動できるようになっており、検査試料容器
331)の位置決め突起332と透孔透孔340の位置
決め溝350との構成により、検査試料容器330は常
に定められた一定の向きでターンテーブル320に保持
されるので、検査試料容器330の上部に、蓋331及
びホルダ360を介して保持されるバーコード381は
常にバーコードリーダ210方向に対向することになる
[実施例] 本発明の説明に先き立ち、第4図〜第7図に示す実施態
様に従って装置全体の概略を説明する。
第4図において、100は分析用ロボットであって1分
析ステーション200の略中央に配置されている。この
分析用ロポッ)100の動作範囲内にはターンテーブル
装置1300 、バーコードリーダ210ロボツトハン
ド保持用のラック180. )n測定装置500%51
G、バキューム装@goo、Vis測定装置TOO。
pH測定装置800、洗浄装置900.保管装置950
が配置されている。
また1分析用ロボット10Gの動作範囲外には、コンピ
ュータユニット400が配置されている。コンピュータ
ユニット400は、主にCPU(中央処理装置1) 4
20 、  ORτ(画面) 430 、キーボード4
40、プリンタ45G、フロッピーディスク装置411
0等によって構成されており、後述するようなバーコー
ド管理1介析用ロボットの駆動管理、シーケンサの通信
、リアルタイムデータチエツク管理1公析データネ合格
再分析管理等の重要な機能を果たすものである。
このコンピュタユニット400の制御システムを具現化
する手段としては、第6図のシステム図に示す如く、ロ
ボットコントローラ410.パワーイベントコントロー
ラ411.ネットワークコントローラ412、シーケン
サ413等が設けられている。
分析用ロボット100としては円筒座標、極座標直角座
標、多関節分析用ロボット等があるが、図示の実施態様
の装置においては円筒座標が用いられている。
図示の実施態様において利用された分析用ロボッ) 1
00のアーム長さは600■■であり、動作半径は32
01、上下動作距離は最大340 am、最大動作速度
は78m5/jsc、90度回転/3秒である。
図示の態様の分析用ロボッ) 100は、第5図に示す
如く、主に台部110%2本の垂直軸120.アーム1
30、グリップ・ハンド140、チャック部150によ
って構成されている。
分析用ロボット10Gはロボットコントローラ410に
従って作動するが、ロボットコントローラ410による
作動仕様は、制御軸数が最大同時3軸であり、経路制御
方式はサーボモータ方式、制御方式はロータリーエンコ
ーダによるセミクローズトループ方式を採用して2位置
設定はティーチング方式、速度は0,1〜1,0の10
段階可変で、出入力は入力8、出力8である。
分析ステーション20Gとしては1通常用いられている
実験室用の分析台が利用でき、この分析台上に分析用ロ
ボッ) 100及び各種周辺機器等をセット(固定等)
可能に構成されていることが好ましい。
分析用ロボッ) 100の動作範囲に対応して各種機器
を正確に配置する作業を簡略化するためには前記の分析
台に予め各種機器のセット位置を表示しておくことが好
ましく、また1分析台の表面に凹凸等の加工を施し、機
器を着脱可能にセットできるように構成にすることも好
ましい。
尚、図示の分析ステーション200の如く、システム全
体をセットしてシステム商品として販売できるようにす
ることも好ましい、従って、この様な実施態様において
は、必ずしもコンピュタユニット400を離れて配置す
る必要がないことは云うま〒もない。
ターンテーブル300の回転方向は特に限定されないが
、図示の態様の装置では、時計方向に回転される。
MV測定装置500.510は不揮発分を測定する装置
であり、 NV債は検査試料を所定温度で恒量になるま
でヒータで加熱乾燥することにより求められる。
図示の態様の装置では分析値の確実性を向上する意味で
%2台の測定装置が設けられている。
NY測定装置500.510は本体内に秤量用台を有し
ており、蓋体内面にヒータを有する。また蓋の開閉を自
動的に行うための自動開閉機構を有する。
バキューム装置80GはMV測測定際に検査試料を入れ
るトレー(アルミ皿)をMV測定装置内に装着するため
の吸引機81O(例えば掃除機など)と。
吸引ホース82Gと、未使用及び使用済みトレーを容器
に収納してなるトレー載置部1130からなる。
トレーの上には検査試料を均一に拡散するための濾紙が
載置されている。
Via測定装置TOOは、ロータの回転により検査試料
の粘性に基づきWig値を測定するものでありロータを
回転するため装置本体とロータからなる。検査試料の種
類によって粘性が異なるので適性なロータの選択が望ま
れ、このためロータの選択1着脱が自動的に行われる。
ロータの着脱は分析用ロボットによるためカップリング
付きオートジヨイントなどを用いるワンタッチ方式が好
ましく、また、ロータと装置本体との間にはロータ偏心
防止のためにユニバーサルジオインドを介在させること
が好ましい、更に。
ロータ中で重量のある大型のものについては1分析用ロ
ボット移送の際の脱落防止を考慮してロータを内部中空
にして軽量化をはかることが好ましい。
粘性は温度によって変化するので、ロータ回転の際には
同時に温度も測定する必要があるが、かかる温度測定手
段としては、熱電対やサーモスタ等の温度センサが好ま
しい。
pH測定装置800には、市販のpHセンサを用いるこ
とができる。
洗浄装置900はpH電極、VIs測定用ロータ、温度
センサの表面に付着した検査試料を洗い落す装置である
。洗浄手段は特に限定されないが、検査試料の粘度が高
い場合には一対の回転ブラシを用いる構成が好ましい。
Vis測定に際しては、予め、保管装置950中のロー
タに付着した水滴を除去するためにメタノール洗浄、乾
燥を行うことが好ましい。
保管装置850はVis用ロータ及びPI(電極を保管
する装置で、 pH電極は所定温度の水中に浸漬保管し
ておくことが好ましく、ロータは所定温度の環境下に保
管してあればよく、より好ましくは、前記pH電極と共
に保管することである。保管温度は常温(25℃)であ
ればよいが、好まし、くは分析温度(例えば25℃)と
等しくなるようにコントロールされていることである。
保管装置の構成は特に限定されないが、恒温水槽にロー
タ吊下機構及びpH電極浸漬部を有していることが好ま
しい。
ロータ吊下機構は分析用ロボットによる着脱が容易なよ
うにオートジヨイントを用いたワンタッチ方式のカプリ
ングが好ましい。
次に、上記した装置によって行なわれる自動分析のシス
テムを説明する。
検査試料の検体数nを所謂パソコンに入力すると、自動
システムのプログラムがスタートする。
(GP HANDの選択) 分析用ロボットハンド(以下必要に応じてrHANDJ
 という)にはCP )IANDとシリンジ1(AND
があり、GP HANDには、サイズ 「大」・r中」
・「小」があるが1本実施例で使用するのはr中」・「
小」のGP HAND及び「シリンジHANDJである
。始めにr中J )OP HANDを選択する。
(検体数チエツク) コンピュータに入力されている検体数より多くなった場
合は終了となる。入力数内の場合は次の工程に進む。
(バーコード読込) バーコード(以下、必要に応じ「日C」という)リーダ
220で、検査試料のバーコード情報を読み取る。ター
ンテーブルが1検査試料分だけ自動回転する。 BCの
読み取りが正常の場合は、以下に示す次工程へ進む、異
常の場合はnに1を加算して戻る。
(NV測測定 MV測定装置50Gの蓋を開け、バキューム装置800
を利用してトレー(アルミ皿)をセット、NY装置の蓋
を閉とする(アルミ皿の風袋を消去する)。
次いで検査試料容器33Gの蓋331をあけ、)IAN
IIを「中」から「シリンジ」に変え、シリンジHAN
[lの先にチップ(検査試料吸引用のスポイト状のもの
)を付け、検査試料容器330からチップに検査試料を
吸い取る0次いでNV@置装00の蓋を閉としアルミ皿
内のグラスファイバー濾紙に、中央に一ヶ所と、その周
囲に適間隔で8個所の合計9個所滴下する。検査試料吸
込において本実施例では検査試料量12gである。
次いでNV装置の蓋を閉として、NY測測定開始する。
シリンジHAND先のチップを捨てる。
(Vfs測定) GP HANDを「中」から「小」変え、ロータ保管装
置からCPUの指示に基さ検査試料に合ったロータを選
択する。
次いで、ロータに付着した水滴を早く乾燥させるためメ
タノールに浸漬し、室温空気で乾燥させる。更に、この
ロータはVIS測装置の回転軸にオートジヨイントされ
る。
温度センサは粘度計の側にセットされている。
次いで、 GP HANDを「小」から「中」に変え、
ターンテーブル内の検査試料容器を粘度計にセットし、
粘度測定する。この粘度及び温度はCRTなどのデイス
プレィ画面にグラフ表示される。このときデータ処理(
データ取込比較)される。
(pH測定) pHセンサを検査試料容器33G内にセットし、測定し
てCR7画面にグラフ表示(pHと温度)する。
このとき同時にデータ処理(データ取込比較)する。
(洗浄) piセンサを洗浄装置900で洗浄する0次いで検査試
料容器300をターンテーブルに戻し、検査試料容器3
00の蓋331をする。
GP HANDを「中」から「小」に変え、Vf測定装
置からロータを取外し、該ロータを洗浄装置80G洗浄
し、付着した検査試料を除去した後、ロータを保管装置
950に戻す。
次いで温度センサを洗浄装!900で洗浄し、温度セン
サを保管装置850に戻す。
CP 1(ANDを「小」から「中」に変える。
検査試料容器300に蓋をして、最初の工程へ戻り、デ
ータ処理をしてMV終了チエツクをする0次いで、 M
V装置の蓋を開け、バキューム装置800でMV装!5
00内のトレー(アルミ皿)を取り出し処理する。
次に、第1図〜第4図に従って本発明の詳細な説明する
ターンテーブル装置300は、第2図に示す如く恒温槽
ff1Gと該恒温槽31(l内に回転可能に設けられた
ターンテーブル320とで構成されている。
恒温槽310内では、約25℃に温調されている水が循
環されており、ターンテーブル32Gに載置された検査
試料容器330に収納された検査試料の温度が一定に調
整される。
温調のための手段は、図示の態様の如く、温水の循環方
式を用いるのが簡便であるが、この方式に限定されるも
のではない。
ターンテーブル320を、第2図に示す如く、所定の間
隔をあけて三段に構成したのは、検査試料容器330の
載置姿勢を規制するためであって、上段のターンテーブ
ル32Gと中段のターンテーブル321とに、検査試料
容器330のセット位置(方向)を決定するため、検査
試料容器330を差し込む透孔340には位置決め溝3
50が用意されており他方、第3図に示す如く、検査試
料容器33Gの側面に用意されている位置決め用突起3
32との共動により、検査試料容器330の完全な垂直
方向へ上下動及びセット位置(方向)が規制される。
また、検査試料容器330の蓋331には、第3図に示
す如く、位置決めのための一対の切欠部333が設けら
れており、検査試料容器330側の一対の突起334部
分に合致せて蓋することにより、蓋331の上部に固定
されているホルダ360に保持されているバーコード3
81がバーコードリーダ210に向って正しい対向位置
になるように規制される。
更にまた、上記の様に構成しておけば、ホルダ380に
、バーコード361以外の検査試料識別のための記号等
を保持させるような場合に、蓋が乱雑な方向に向いてい
るのと比べれば、作業者にとって非常に見やすく作業能
率の向上に有益であるばかりでなく、検査試料の取り違
え等のミスを生じさせない利益もある。
下段のターンテーブル322は、検査試料容器330を
セットしたときに検査試料容器330の落下を防止する
支持板として機能するものであって。
上段のターンテーブル321及び中段のターンテーブル
322の透孔340に対応する位置には、小孔323が
設けられており、検査試料容器330の底が吸い付き1
分析用ロボット100による取り出し誤動作が生じるの
が防止される構造になっている。
ターンテーブル320に保持される検査試料容器330
に対して、垂直方向への正しい上下動の規制と、バーコ
ード読み取りのための正しい載量方向の規制とを行なう
ための機構としては、上記した構成に限定されるもので
はない。
許容される他の態様を例示的に示せば、例えば上段のタ
ーンテーブル320から下方に向って、検査試料容器3
30の断面形状に対応した断面形状を有する一官器状の
支持部材を吊り下げるように固定し、この中に検査試料
容器330を収納するように構成する態様が挙げられる
更に、このような容器状の支持部材としては。
筒体の側面に多数の小孔を開けたものであってもよいし
、帯状板で検査試料容器330の周囲を囲繞するような
構成のものであってもよい。
上記のような実施態様は、上段のターンテーブル320
自体を深絞りのプレス加工することによっても実現可能
である。
上記の如き実施態様のものにあっては、必ずしも、中段
のターンテーブル321及び下段のターンテーブル32
2を設けなくともよいが、この場合。
経年変化により、容器状の支持部材等が変形して検査試
料容器330の垂直方向への正しい上下移動が妨げられ
るに至るのを防止するには何等かの補強手段を設けてお
くのが好ましい。
検査試料容器330のターンテーブル320に対する保
持姿勢を規制するための、検査試料容器330側の突起
332と、透孔340側の位置決め溝350としては、
その大きさ、長さ、数、形状等の点において、図示の態
様のものに限定されるものではない。
例えば、検査試料容器330の側面に、単一ないし複数
の縦溝を形成しておき、他方、ターンテーブル320の
透孔340側には、単一ないし複数の突起(第1図及び
第5図に示したように、透孔340の外側に突出した位
置決め溝350ではなく、透孔340の内側に突き出し
たもの)を設けて、検査試料容器330が常に決った位
置方向でターンテーブル320に保持されるようにした
構成や、検査試料容器330の断面形状を1点対称とな
らない形状、例えば、変形三角形や台形などのような非
正多角形とし1円形や正楕円形、正多角形にすることを
避けるようにすれば、ターンテーブル320側には検査
試料容器33Gの断面形状に対応した透孔34Gを設け
ることにより、検査試料容器330が常に決った位置方
向でターンテーブル320に保持されるようにした構成
などが本発明に包含される。
また、下段のターンテーブル322として、多数の小孔
が規則的に設けられている板を利用するような態様にお
いては、検査試料容器330の底が吸い付くのを防止す
るため、かかる態様も本発明に包含される。
[発明の効果] 上記した本発明は、液状樹脂分析の自動化に際して有益
であり、特に。
■ターンテーブルに対する検査試料容器の保持姿勢が規
制されており、検査試料容器は垂直方向にのみ上下動す
るように構成されているので、分析用ロボットによるサ
ンプリング等の際に誤作動が生じることが有効に防止さ
れる利益がある。
■ 検査試料容器に対する蓋の取り付けは、検査試料容
器に対し常に決った位置関係で行なわれるので、蓋に取
り付けたバーコードはバーコードリーグに対し常に一定
の方向に位置決めされているので、読み取りの誤作動が
生じることを防止する利益がある。
■ 上記の構成は、オペレータが目視によって検査試料
の識別を行なうに際しても有益で、作業能率の向上だけ
でなく検査試料の取り違え防止等の面でも利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ターンテーブル装置の平面図。 第2図は、同じく中央縦断面図。 第3図は、検査試料容器の斜視図、 第4図は、自動分析装置の平面図、 第5図は1分析用ロボット及びターンテーブル部分の斜
視図、 第6図は、同じく制御システム図、 第7図は、同じくフローチャート、 である。 図中において各符号は下記を指示する。 10G−分析用ロボット 110−分析用ロボットの台部 120−分析用ロボットの垂直軸 130−分析用ロボットのアーム 140−分析用ロボットのグリップハンド150−分析
用ロボットのチャック部 180−ロボットハンド保持用のラック20〇−分析ス
チージョン 210−バーコードリーグ 30G−ターンテーブル装置 31G−恒温槽 32G−ターンテーブル 321−上段のターンテーブル 一中段のターンテーブル 一下段のターンテーブル 一検査試料容器 一検査試料容器の蓋 一位置決め用の突起 一検査試料容器の蓋の切欠部 一突起 一透孔 一位置決め溝 一ホルダ ーバーコード ーコンピュータユニット ーロボットコントローラ ーパワーイベントコントローラ ーネットワークコントローラ ーシーケンサ ーcpu(中央処理装置) −IR丁(デイスプレィ画面) 一キーボード ープリンタ −フロッピーディスク装置 −NV測定装置 −MY測定装置 一バキューム装置 一吸引機 一吸引ホース 一トレー載置部 −Vis測定装置 −PH測定*置 一洗浄装置 一センサの保管装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ターンテーブルを複数段に配置し、最下段のターン
    テーブルを除いた各ターンテーブルには、検査試料容器
    を差し込むためのものであり、検査試料容器の断面形状
    に対応した透孔を用意して、検査試料容器の正確な垂直
    方向への移動を規制する手段が配置されているターンテ
    ーブル装置を有することを特徴とする液状樹脂の自動分
    析装置。 2、最下段のターンテーブルの、検査試料容器の底が接
    する部位に小孔を用意して検査試料容器の吸い付きを防
    止する手段が用意されていることを特徴とする請求項1
    に記載の液状樹脂の自動分析装置。 3、検査試料容器の側面に設けられた位置決めのための
    突起ないし溝と、他方、ターンテーブル側における検査
    試料容器差し込みのための透孔に設けられた、前記検査
    試料容器の突起ないし溝に対応した溝ないし突起とから
    成る検査試料容器の位置決め手段が用意されているター
    ンテーブル装置を有することを特徴とする液状樹脂の自
    動分析装置。 4、ターンテーブルが一段であり、このターンテーブル
    には検査試料容器を保持するための複数個の支持部材が
    固定されており、更に、この支持部材には、検査試料容
    器の側面に設けられた位置決めのための突起ないし溝に
    対応した溝ないし突起を用意して、検査試料容器の位置
    決め手段とするターンテーブル装置を有することを特徴
    とする液状樹脂の自動分析装置。
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