JPH02251676A - 繊維用柔軟平滑剤組成物 - Google Patents

繊維用柔軟平滑剤組成物

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JPH02251676A
JPH02251676A JP6826789A JP6826789A JPH02251676A JP H02251676 A JPH02251676 A JP H02251676A JP 6826789 A JP6826789 A JP 6826789A JP 6826789 A JP6826789 A JP 6826789A JP H02251676 A JPH02251676 A JP H02251676A
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JP
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wax
fatty acid
fiber
softening
acid amide
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JP6826789A
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Meikai Watanabe
渡辺 明海
Koji Sakate
紘治 坂手
Kenji Kojima
児島 健司
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Yushiro Chemical Industry Co Ltd
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Yushiro Chemical Industry Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、繊維の柔軟平滑剤に関するものである。さら
に詳しくいえば、本発明は繊維製品に柔軟性、平滑性お
よび帯電防止性を付与するための繊維用柔軟平滑剤組成
物に関するものである。
従来の技術 糸条繊維製品については、製織や製編を円滑に進めるた
めに糸条に優れた平滑性、柔軟性および帯電防止性を付
与することが必要である。また、布巾状繊維については
、縫製による地糸切れ防止を目的として布巾に平滑性を
付与し、あわせて柔軟性と帯電防止性を付与することが
必要である。
このような目的に使用される柔軟平滑剤として、各種の
ワックス、油脂、界面活性剤等からなる組成物(例えば
、特公昭55−31225号、特公昭57−19225
号、特公昭60−52230号等)が提案されている。
近年、染色物の洗濯堅牢度を向上する目的でフィックス
剤(染料固着剤)による処理が行なわれている。フィッ
クス剤処理をした繊維は極めて疎開となり、糸条繊維に
ついては製織や製編に当たって、前記のような従来の柔
軟平滑剤では平滑性や柔軟性の不足による異常摩耗や静
電気の発生による糸切れが多発し、製織、製編等の布巾
生産が円滑に進行しない問題がある。
また、布巾繊維製品も、フィックス剤処理したものは極
めて疎開な感触の布巾となるため、この好ましい柔軟性
を付与することが求められている。特に最近では好まし
い柔軟性として、繊維の芯から柔らかくするソフト感(
以下の記述においては単に「ソフト感」という、)と、
繊維の表面滑らかな感触を与えるぬめり感(以下の記述
においては単に「ぬめり感」という、)を適度に併せ持
つことが求められているが、従来の柔軟平滑剤ではフィ
ックス剤処理をした布巾繊維や疎開な麻繊維を混紡、混
繊した布巾繊維には好ましい風合いを付与できないのが
実情である。
例えば、特公昭55−31225号においては、柔軟剤
成分として炭素原子6ないし20個を有する脂肪酸のア
ルカノールアミド(モノエタノールアミン、ジェタノー
ルアミン、モノイソプロパツールアミン)が開示されて
いる。しかし。
このようなアミド化合物ではフィックス剤処理をされた
疎開な繊維に対して満足な柔軟性を付与することは困難
である。
アルカノールアミド(ラウリン酸のジェタノールアミド
、ラウリン酸モノイソプロパツールアミド)が開示され
ているが、これも上記のアミド化合物と同様である。
また、特公昭60−52230号では下記の式で示され
る脂肪酸アミドポリアミンが開示されている。
(式中の一0CRIはI4ないし22個の炭素原子を有
する脂肪族アシル基、mは2ないし6の整数、nは1な
いし3の整数、0は1ないし3の整数である。) しかし、この種のアミドはチッ素原子をすべてアミド化
すれば乳化性が不良となり、NH基またはNH8基が残
存する場合は、(乾燥工程において)処理された繊維を
黄変する傾向を有するので好ましくない。
また、柔軟剤あるいは帯電防止剤として第4級アンモニ
ウム塩は公知であり、例えば、特開昭53−52799
号、特公昭53−41275号では第4級アンモニウム
塩を主成分種せいぷんとする柔軟剤が提案されている。
しかし、第4級アンモニウム塩とワックスを併用した柔
軟平滑剤では繊維に帯電防止性とソフト感を付与するこ
とはできても、滑らかなぬめり感を付与することはでき
ない。
発明が解決しようとする問題点 上記の現状であるから1本発明はフィックス剤処理され
た繊維や、麻などの疎剛な繊維が混紡、混繊された繊維
に対しても優れた平滑性と帯電防止性および好ましい柔
軟性を付与する繊維用柔軟平滑剤組成物を提供しようと
するものである。
問題点を解法するための手段 本発明者らは、上記の問題点を解決するため鋭意研究を
重ねた結果。
(鳳) ワックスとして融点が40ないし1!θ℃のワ
ックスを選定し。
(2)柔軟剤成分として特定の脂肪酸アマイドと特定の
第4級アンモニウム塩を配合する ことによって、フィックス剤処理された疎剛な繊維に対
しても優れた平滑性、好ましい風合い及び帯電防止性を
付与する効果を有することを見いだし、その知見に基づ
いて本発明を完成した。
すなわち本発明の要旨は、ワックス、界面活性剤および
水を含有する繊維用柔軟平滑剤組成物において。
(イ)ワックスが40ないし110’cの融点をもち。
(ロ)界面活性剤が非イオン界面活性剤であり。
(ハ)下記の−・般式(1)で示される脂肪酸アマイド R’CONICHmCHsNCHsC)1.oIll 
    (口 ^ (ただし、式中の R’は炭素原子数が13ないし21の 飽和炭化水素基であり、 AはR富C=OまたはHであり、 R3は炭素原子数が13ないし21の 飽和炭化水素基である。)および (ニ)下記の一般式口)で示される第4級アンモニウム
塩 (ただし1式中の8口およびR4は同一あるいは相異な
り、いずれも炭素原子 数が16ないし18の飽和炭化水素基 である。) をも含有することを特徴とする繊維用柔軟平滑剤組成物
である。
以下に本発明の構成要素について詳細に説明する。
(ワックス) ワックスは繊維に優れた平滑性を付与するために従来か
ら使用されている。
しかしながら、ワックスの融点が40℃未満では、繊維
に十分な平滑性を与えられない、また。
ワックスの融点が130℃を越えると、乳化することが
難しくなり、安定な乳化物が得られないので好ましくな
い。
本発明において使用されるワックスとしては、天然およ
び合成の炭化水素ワックス、グリセライドおよびエステ
ルワックスならびにこれらの酸化物や酸変性物などを挙
げることができる。
天然ワックスとしては、牛脂あるいは豚脂を水素添加し
た水添硬化ロウ、密ロウ、鯨ロウ、水添硬化線ロウ、カ
ルナバワックス、キャンデリラロウ、木ロウ、ぬかロウ
のような動植物性ワックス、パラフィンワックス、マイ
クロクリスタリンワックス、モンタンロウ、モンタンロ
ウのような鉱物性ワックスを挙げることができる。
また1合成ワックスとしては、低分子量のポリエチレン
ワックス、ポリプロピレンワックス、エチレンプロピレ
ン共重合ワックス、フィッシャートロブシュ法によるワ
ックスなどを挙げることができる。
(脂肪酸アマイド) 本発明に使用する脂肪酸アマイドは一般式%式% RICONHCHtCHMNCHMCHROHl   
     ’        (1)ただし式中の R’は炭素原子数が13ないし21の飽和炭化水素基で
あり。
A#iR” C=O基またはHであり、R8は炭素原子
数が16ないし18の飽和炭化水素基である。
脂肪酸アマイドは、繊維に対して優れた平滑性とぬめり
感を付与するために加えられる。
式(1)中R’は炭素原子数が13ないし21の飽和炭
化水素で構成されていることが泌要である。炭素原子数
が13未満では、十分な平滑性およびぬめり感が得られ
ない、また炭素原子数が21を越える場合は、経済的で
ないばかりか、融点が高くなるので安定な乳化物を得る
ことが困難である。また、R’の炭素原子数が13ない
し21であっても、それが不飽和炭化水素基で構成され
ている場合には十分な平滑性やぬめり感は得られない。
マタ、式(1)中のAは、R” C=O基(R3は炭素
原子数が13ないし21の飽和炭化水素基)またはHの
いずれでもよい、ただし、柔軟平滑剤で処理した繊維を
高温で乾燥する場合には、R2の炭素原子数が13ない
し21である方が繊維を黄変することがないので好まし
い。
繊維を低温で乾燥する場合には、基AはHのままでもよ
い。
(第4級アンモニウム塩) 本発明に使用する第4級アンモニウム塩は式%式% ただし、式中のR3およびR4はいずれも炭素原子数が
16ないし18の飽和炭化水素基である。
第4級アンモニウム塩は繊維を芯から柔らかくし、ソフ
トな風合いを付与すると共に、帯電防止効果を付与する
ために加えられる。この目的を達成するためには、R1
およびR4の炭素原子数が16ないし18の範囲になけ
ればならない。
RaおよびR4の炭素原子数が18を超えると水溶性が
乏しくなり、安定な乳化物が得られない、また、それら
の炭素原子数が16未満であると、帯電防止効果は得ら
れるけれどもソフト感に富んだ風合いを付与することが
できない。
また、R3およびR4の炭素原子数が16ないし18で
あっても、それらが不飽和炭化水素基である場合は、帯
電防止効果は得られるけれどもソフト感に富んだ風合い
を付与することができない。
第4級アンモニウム塩の代表例としてはジステアリルジ
メチルアンモニウムクロライド、シバルミチルジメチル
アンモニウムクロライドおよび 硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド を挙げることができる。
前記の第4級アンモニウム塩以外の陽イオン界面活性剤
を併用することもできるが、本発明の組成物の乳化安定
性を考慮すると、前記の第4級アンモニウム塩以外の陽
イオン界面活性剤を併用することは好ましいことではな
い。
(非イオン界面活性剤) 非イオン界面活性剤は、上記各成分を水に安定に乳化さ
せるために使用される。非イオン界面活性剤としては、
上記各成分を安定に乳化できるものであればいずれも好
適に使用することができる6例えば、アルキルフェノー
ルのエチレンオキサイド付加物、高級アルコールのエチ
レンオキサイド付加物、高級脂肪酸とポリエチレンオキ
サイドとの縮合物、高級脂肪酸のモノグリセライド及び
高級脂肪酸のジグリセライド等を挙げることができる。
(各成分の配合) 以下に本発明における各成分の配合割合について説明す
る。
本発明においては、ワックス、非イオン界面活性剤、脂
肪酸アマイドおよび第4級アンモニウム塩の合計量を1
00重量部とした場合、ワックスは5ないし30重量部
、 非イオン界面活性剤はIOないし25重量部。
肪酸アマイドは30ないし60重量部、第4級アンモニ
ウム塩は20ないし40重量部であることが望ましい。
ワックスが5重量部未満では、繊維に十分な平滑性を付
与することができないので、布巾の生産行程で糸切れが
多くなり、生産効率及び布巾の品位を低下させる傾向が
ある。一方、ワックスが30重量部を越えると、好まし
い風合い、すなわち適度なソフト感とぬめり感のある風
合いが得られにくい。
非イオン界面活性剤が10重量部未満では、安定な乳化
分散が得られない、一方、25重量部を越えると繊維に
十分な平滑性と好ましい風合いを付与することができな
い。
脂肪酸アマイドが30重1部未満の場合には。
繊維に十分な平滑性を付与することが困難である。した
がって、その場合には製織あるいは製編中に糸切れを誘
発し、布巾の生産効率だけでなく、仕上がりの品位を著
しく低下させることがある。また、前記の場合には布巾
の風合いもぬめり感の不足したものとなりやすい、一方
、脂肪酸アマイドが60重量部を越えると、ぬめり感が
過剰になり、ソフト感が乏しくなる傾向があ、さらに、
脂肪酸アマイドが60重量部を越えると、帯電防止効果
も十分でなく、布巾の生産行程で静電気障害による問題
を発生しやすい、したがって。
脂肪酸アマイドが60重量部を越えることは、生産効率
及び製品の品位の面からみて回避するほうが良い。
第4級アンモニウム塩が20重量部未満では。
繊維にソフト感のある風合いを付与することが困難であ
る。また、その場合には、静電防止効果が不十分で、布
巾の生産行程で静電気障害による問題が発生し、生産効
率及び製品の品位を低下させるおそれがある。
一方、第4級アンモニウム塩が40重量部を越えると、
ぬめり感が不足するので好ましくない。
また、その場合には、布巾の平滑性も不足し、布巾の生
産行程で糸切れが多くなるので、製織、製編効率及び製
品の品位を低下させることがある。
(その他任意の成分) 本発明の組成物は上記必須成分以外に、防腐剤、防黴剤
、消泡剤及び酸化防止剤等を適宜に含有することができ
る。
(製造方法) 本発明の組成物は、以下に示すような行程て製造するこ
とができる。
(+)脂肪酸アマイド、ワックス及び非イオン界面活性
剤を90ないし110℃に加熱溶解する。
(2)水に非イオン界面活性剤を加えて加熱溶解し、8
0ないし90℃まで加温する。
(3)攪拌下に(1)の液を(2)の液□に添加し、乳
化する。
(4)(])の液に(2)の液の全量を添加後、90な
いし95℃にだもち30分間攪拌を続ける。
(5)攪拌下に室温まで冷却し、必要に応じて防腐剤等
を加えて仕上げる。
(使用方法) 本発明の繊維用柔軟平滑剤組成物を用いて繊維を処理す
るには、上記の操作で製造した組成物を固形分濃度が0
.01ないし5.0重量%になるように水で希釈し、こ
の中に繊維を浸漬後、引き上げて乾燥すればよい。
なお、繊維への柔軟平滑剤組成物の付着量は、繊維10
0グラムに対して固形分で0.1ないし5.0グラムが
必要である。付着量が1.0グラム未満では平滑性、柔
軟性及び帯電防止性共に不十分で本発明の効果が得られ
ない、また、付着量が5.0グラムを越えても効果は向
上しないので不経済である。
本発明の柔軟平滑剤組成物は、木綿、麻、羊毛、絹など
の天然繊維、ビスコース法や銅アンモニア法による再生
繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、ナイロン、ポ
リエステル、ポリビニルアルコール系繊維、アクリル系
繊維などの合成繊維及びこれらを混合した各種繊維から
得られる綿、糸1編物、織物などの繊維製品に適用でき
る。
実  施  例 次に実施例および比較例によって本発明を具体的に説明
する。ただし1本発明はこれらの実施例および比較例に
よって何ら制限されるものではない。
第1表に本発明の繊維用柔軟平滑剤組成物および比較例
を示す、また、第2表に公知例の組成を示す、なお、成
分の組成に関する数値は重量部を示す。
(以下余白) 第 表(2) 第 ■ 表(3) 表(4) 第  2 表 第1表において。
比較例1は本発明の組成物からワックスを除いた場合の
影響を示すものであり。
比較例2は本発明の組成物から第4級アンモニウム塩を
除いた場合の影響を示すものであり。
比較例3は本発明の組成物から脂肪酸アマイドを除いた
場合の影響を示すものであり。
比較例4は本発明の組成物からワックスおよび第4級ア
ンモニウム塩を除いた場合の影響を示すものであり、 比較例5は本発明の組成物からワックスおよび脂肪酸ア
マイドを除いた場合の影響を示すものである。
第2表の公知例は、特公昭57−19225号公報に記
載の組成物である。
(注1)脂肪酸アマイドA ミリスチン酸2モルとアミノエチルエタノールアミン1
モルを反応フラスコに採り、120ないし170℃で5
時間加熱攪拌して縮合物を得た。
(注2)脂肪酸アマイドB ステアリン酸1.5モルとアミノエチルエタノールアミ
ン1モルを反応フラスコに採り、+20ないし180℃
で4時間加熱攪拌して縮合物を得た。
(注3)脂肪酸アマイドC ベヘニン酸1モルとアミノエチルエタノールアミン1モ
ルを反応フラスコに採り、120ないし180℃で36
5時間加熱攪拌して縮合物を得た。
(注4)第4級アンモニウム塩A プレバーゲンWK(ヘキスト社製のジステアリルジメチ
ルアンモニウムクロライド、純分75重量%) (注5)第4級アンモニウム塩B アークアット(ARQUAD)2HT−75(ライオン
アクゾ社製のジ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウム
クロライド、純分75重量%、アルキル基中のC3゜成
分は24重量%、Cra成分は75重量%である。)(
注6)ワックスA パラフィンワックス(融点60℃) (注7)ワックスB パラフィンワックス(融点45℃) (注8)ワックスC カルナバワックス(融点85℃) (注9)ワックスD 硬化線ロウ(融点54℃) (注10)界面活性剤A 非イオン界面活性剤(ノニルフェノールエチレンオキサ
イド20モル付加物) (注目)界面活性剤B 非イオン界面活性剤(ノニルフェノールエチレンオキサ
イド6モル付加物) (注12)界面活性剤C 非イオン界面活性剤(ステアリルアルコールエチレンオ
キサイド14モル付加物)(注13)界面活性剤り 非イオン界面活性剤(グリセリンモノステアレート) (注14)ワックスE ヌカ油硬化ワックス(融点75℃) (注15)界面活性剤E 非イオン界面活性剤(ソルビトールモノステアレート) (注16)界面活性剤F 非イオン界面活性剤(ソルビトールジステアレート) (注17)界面活性剤G 非イオン界面活性剤(ペンタエリスリトールジステアレ
ートエチレンオキサイド20モル付加物) (注18)界面活性剤H 非イオン界面活性剤(ラウリン酸イソプロパツールアミ
ド) (注19)界面活性剤I 非イオン界面活性剤(牛脂還元アルコール硫酸化物ナト
リウム塩) (注20)界面活性剤J 非イオン界面活性剤(ペンタエリスリトール牛脂脂肪酸
モノステアレート) (注21)界面活性剤に 非イオン界面活性剤(ペンタエリスリトールモノステア
レートエチレンオキサイド10モル付加物 (注22)界面活性剤り 非イオン界面活性剤(ラウリン酸ジェタノールアミド) (注23)界面活性剤り 非イオン界面活性剤(グリセリンモノステアノート) (注24)界面活性剤M 非イオン界面活性剤(ソルビトールモノステアレートエ
チレンオキサイド2モル付加物) (注25)界面活性剤N 非イオン界面活性剤(ソルビトールジステアレートエチ
レンオキサイド30モル付加物) (注26)界面活性剤0 非イオン界面活性剤(ミリスチルホス フェートのカリウム塩) [性能評価試験] 本発明の繊維用柔軟平滑剤組成物の性能を明らかにする
ため、上記組成物について性能評価をおこなった。試験
方法および評価項目を以下に記し、結果を第3表および
第4表に示す。
[試験方法−1] 第1表に示した実施例および比較例の組成物を、前記し
た製造方法にしたがって固形分濃度が20重量%の乳化
分散液を得た。この乳化分散液および第2表の公知例の
組成物を、水で固形分濃度が091重量%になるように
希釈して柔軟平滑剤液とした。この柔軟平滑剤液を用い
、フィックス剤処理した濃紺染色糸(綿40番単糸)に
対して、浴比1:10,5%O、W 、 F 、 (o
n weightfor fabric)で45℃にお
いて15分間チーズ処理した。これを脱水乾燥し、柔軟
平滑剤としての特性を評価した。綿の染色はミカシオン
ブルー3GS(日本化薬株式会社製)を8%O,W、F
でチーズ染色機を用いて常法により染色した。
また、フィックス剤処理は、第4級アンモニウム塩型フ
ィックス剤ダンフィックス707(日東紡績株式会社製
)を5%常法0.W、F、で、浴比1:10.60℃に
おいて10分間チーズ処理を行った。
結果を第3表に示す。
第  3  表 (1) (注) 比較例1は。
編成性において実施例より顕著に (注) 比較例2ないし5及び公知例1ないし3は、ソフト感あ
るいはぬめり性のいずれか又は両者において実施例より
顕著に劣る。
[試験方法−2] 試験方法−1と同様にして柔軟平滑剤液を調製した。ポ
リエステル繊維65%/綿20%/麻15%の混紡糸(
45番単糸)の編布に対して、浴比1:20.5%O,
W、F、で40℃において10分間浸漬処理後に遠心脱
水し、110℃で60分間乾燥後、柔軟平滑剤としての
性能を評価した。
結果を第4表に示す。
第  4  表 (1) 劣る。
表(2) 第  4 表(2) (注) 比較例1ないし5及び公知例1ないし3は、ソフト感あ
るいはぬめり性のいずれか又は両者において実施例より
顕著に劣る。
[第4表の評価項目の説明] (1)付着油分量 アルコールとベンゼンとの混合溶液によりソックスレー
抽出し、付着量を求めた(表示単位は重量%である。)
(2)摩擦係数(μd+o。) 第1図に示す動摩擦係数の測定装置を用いて、摩擦体と
糸との動摩擦係数を測定した(糸速は100m/分であ
った。)。
動摩擦係数は下記の式で算出される。
動摩擦係数(μd1゜。) =0. 734x  l  ogT*  /”r+T、
は入側張力(g)であり、 T、:出側張力(g)である。
(3)編成性 杉原計器株式会社製の編成性試験機を使用して、糸速1
00m/分で測定した(表示単位はgである。)。表示
された数値が小さいほど平滑性に優れ1編成性が向上す
ることを示す。
(4)柔軟性 10名の判定人により、ハンドリングで評価した。
[評価記号] 0は極めて良好、 Oは良好、 Δはやや不良、 ×は不良を示す。
(5)摩擦帯電圧 京大化研式ロータリースタティックテスタを使用して2
0℃、関係湿度40%の条件で測定した(表示数値の単
位は■である。)。
発明の効果 本発明の繊維用柔軟平滑剤組成物で繊維を処理すると、
繊維に優れた平滑性、柔軟性および帯電防止性を付与す
ることができるので、次のような効果が得られる。
(1)生産効率が向上する。
(2)製品の品位が向上する。
特に、経糸をチーズ処理した後、製織あるいは編立する
生産行程において顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、動摩擦係数測定装置の模式図である。図にお
いて。 lは摩擦体、 2は入力側張力検出器。 3は出力側張力検出器、 4は張力調節器。 Tは糸を示す。 出願人  ユシロ化学工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワックス、界面活性剤および水を含有する繊維用
    柔軟平滑剤組成物において、 (イ)ワックスが40ないし110℃の融点をもち、 (ロ)下記の一般式( I )で示される脂肪酸アマイド ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中の R^1は炭素原子数が13ないし21の 飽和炭化水素基であり、 AはR^2C=OまたはHであり、 R^2は炭素原子数が13ないし21の 飽和炭化水素基である。)、 (ハ)下記の一般式(II)で示される第4級アンモニウ
    ム塩 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、式中のR^3およびR^4は同一あるいは相
    異なり、いずれも炭素原子 数が16ないし18の飽和炭化水素基 である。) を含有することを特徴とする繊維用柔軟平滑剤組成物。
  2. (2)請求項1に記載の繊維用柔軟平滑剤組成物におい
    て、ワックス、界面活性剤、脂肪酸アマイド及び第4級
    アンモニウム塩の合計を100重量部とした時に、 (イ)ワックスが5ないし30重量部、 (ロ)脂肪酸アマイドが30ないし60重量部、 (ハ)第4級アンモニウム塩が20ないし40重量部、 (ニ)非イオン界面活性剤が10ないし25重量部 の割合で含有される繊維用柔軟平滑剤組成物。
  3. (3)成分(ロ)が下式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) で示される脂肪酸アマイドである請求項1または2に記
    載の繊維用柔軟平滑剤組成物。
  4. (4)脂肪酸アマイドが、ステアリン酸1.5モルとア
    ミノエチルエタノールアミン1.0モルとの脱水縮合反
    応により得られる脂肪酸アマイドである請求項1ないし
    3のいずれかひとつに記載の繊維用柔軟平滑剤組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023493A1 (fr) * 2006-08-22 2008-02-28 Nicca Chemical Co., Ltd. Agent d'amélioration de la qualité dans le bain pour le traitement de fibres et procédé de traitement
CN105625037A (zh) * 2016-03-24 2016-06-01 江西服装学院 一种棉毛混纺织物的平滑柔软工艺

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