JPH02250758A - 円板状ワークの外径研削方法および研削装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、センタレスグラインダでの偏平なリング状
または円板状ワークの研削方法およびワーク挿入装置に
関するものである。

〈従来の技術〉 円板状ワークの外径を研削するにはセンタレスグライン
ダ（以下％ＣＬ　Ｇ＃と称す）が多用されていて、ワー
クを連続して供給し、研削部へ挿入し研削を成している
。

特公昭６３−５０１４４号、特開昭６０−１３１１５２
号、実公昭６３−４５９０号、特開昭６０−１５０９５
６号等に、ＣＬＧヘワーク供給、挿入、挿入のための支
持調整装置の開示はあるが、偏平なリング状または円板
状のワークを連続的に倒れな（ＣＬＧの研削砥石軸方向
の研削送りに追随してＣＬＧへ挿入することのできる挿
入装置の開示は見あたらない。

〈発明が解決しようとする問題点〉 偏平なリング状または円板状ワークの外径を研削するに
は、ＣＬＧの連続稼動に対し、連続した途切れのない供
給と挿入が研削効率から望ましい。

またＣＬＧは第６図に示すように研削砥石１とｌｌ！！
ｍ車２とワーク支持台６とから成り、スルーフィード郁
會削では調整車２の軸心は研削砥石１に対し例えは手前
が上となる方向に傾斜されている。

これによりワーク５は手前側から向う側へ向う送り作用
を与えられる０研削砥石軸に対する前記傾斜角度により
調整されるので、研削砥石軸方向の研削送りの負荷は不
用である。但し、ワークの外径を研削するにはワーク５
はその細心を研削砥石軸に正しく平行に維持する必要が
ある。したがって偏平なリング状または円板状のワーク
では倒れとか傾斜が生じワーク単体のみで挿入すること
は不可である０ 前記、偏平リング状ワークをボルトで締めつけ、棒状体
としてスルーフィード研削する方法はボルトの挿通、締
めつけおよび研削後の解体に工数を要する欠点がある。

本発明は、偏平なリング状または円板状ワークの外径を
ＣＬＧでスルーフィード研削する方法およびこれに用い
るワーク挿入装置を提供するものでなって、連続してワ
ークの倒れなく切削砥石軸方向の切削送りの速度に追随
して挿入研削するものである。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、先ず、偏平リング状または円板状ワークをセ
ンタレスグラインダでスルーフィード研削する方法にお
いて、前記ワークを複数個密接して重ね合せた集団の前
後に、前記ワークの研削後の外径より小さい外径で細心
に対して垂直端面を有する円柱またはリング状研削治具
を介在させ、かつ入口側からスルーフィードの方向に加
圧しつつ研削する方法およびセンタレスグラインダを構
成するワーク支持台に対し、研削砥石軸方向に隣接して
ワークを案内支持する７字状のガイドレールを有し、こ
のガイドレール上でかつ長手方向に対して端面が垂直と
なる姿勢にした偏平リング状または円板状のワークを複
欽枚密接して重ね合せた集合の前後に、ワーク加工後外
径よりも小なる外径で細心に対して垂直端面をＭする円
柱またはリング状研削治具を密接して配置し、上記ワー
クと研削治具′５ｃ１組として上記ガイドレール上を移
動せしめるごとくガイドレールの下部にバイブレータを
設けた挿入装置である。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

加工するワークは第２図（Ａ）に示されているように偏
平リング状または（Ｂ）円板状のもので、ワーク単独で
は安定自立することはできない。したがってバイブレー
タ４の送り作用により、ガイドレール７の長手方向つま
り送り方向に対してその端面が垂直保持することが困難
である。

また、ワークの被加工面は、第２図に示すワークの外径
局面５ａであシ、端面に対しての外径局面の直角度が要
求されまた真円度も要求されるものである。

次に本発明の研削方法および挿入装置をその実施例の図
面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の挿入装置の実施例の斜視図である。

ＣＬＧのワーク支持台６に対し、研削砥石１の軸方向に
隣接してワーク５を案内支持する７字状の挿入ガイドレ
ール７を設ける。この挿入ガイドレール７上でかつ長手
方向に対して端面が垂直となる姿勢にした偏平リング状
のワーク５をそのワーク５の端面方向に連続して密接し
複数個重ね合わせ、これら複数個重ね合せたワーク５の
集団の前後に、ワーク５の加工後外径より小なる外径ｄ
を有する円筒状の研削治具６を密接して配置する。上ｄ
ピワーク５と研削治具６を１組として上記挿入ガイドレ
ール７の上を移動゛挿入せしめるように挿入ガイドレー
ル７の下方にバイブレータ４介設ける。

第４図は、挿入ガイドレール７にワーク５を供給をする
場合の形態（以下、この第４図に示され。

た形態を東供給ユニットＩと称す）を示したもので、研
削治具６の形状は、外径ｄは前記のごとくワーク５の加
工後の外径より小さくかつ近似したものがよく、また、
端面間の長さｔは、バイブレータ４の振動による送り力
に対して、挿入ガイドレール７上で、供給時の姿勢を保
持できる長さであればよい。

また、挿入ガイドレール７とパイブレーク４により直進
フィーダ全形成しており、この供給ユニットの目出状態
での送り速度はＣＬＧでワーク５ヲ餠削する際の研削砥
石１の軸方向送りの速度以上に設定する。

第５図は第１図のＸ−Ｘ断面を示したもので、これを用
いて本発明の挿入装置を使用したＣＬＧ加工について説
明する。

まずはじめに、ワーク支持台乙のＢ点に最初の供給ユニ
ット（イ）の先頭を静置する０次に供給ユニット（イ）
に密接して供給ユニット（ロ）をＡ点に静置する。そし
て、第５図に示された状態になつ。

たのを確認し、装置を作動する。

先頭の供給ユニット（イ）の研削治具６は、すでにバイ
ブレータ４と接続させた挿入ガイドレール７上にはなく
、ガイドレール７と近接して間隔をもって設けたワーク
支持台６上あり、挿入ガイドレール７上に位置する部分
の供給ユニット（イ）（ロ）のバイブレータ４による送
り力で押されて前進するのみである。ゆえに供給ユニッ
ト（イ）の個個のワーク５は送り方向に対して間隔が広
がったり、それにより倒れ衛生ずるようなことはなく、
ワーク支持台３上に沿って姿勢を保持しつつ前進する。

なお、研削砥石１および図示しない調整車よυ軸方向の
前後に突出したワーク支持台６部分と、挿入ガイドレー
ル７、排出ガイドレール８との継部には、７，８とは切
り離された状態で、かつワーク支持台６上のワークが姿
勢保持できるようにガイドを設けている（図示せず）０ ここで、供給ユニット（ロ）の後方の研削治具６は、そ
の振動による送り作用で供給ユニット（ロ）の後方側ワ
ークの倒れ防止に寄与する。

バイブレータ４の送り力により、供給ユニット（ロ）の
先端がＢ点に達した時点で、次の供給ユニットをＡ点に
配置し、順次これを繰り返しワーク供給を行う。

次に供給ユニット（イ）が研削砥石幅中の加工開始点に
達すると、先頭の研削治具６は、自材が研削されないた
め送り作用が発生せず、次の研削が開始されたワーク５
に対し軸方向の研削送り力の抵抗となり加工中ソーク５
の倒れ防止に寄与する０加工が開始されていない位ｔ１
を以後にめるワークおよび研）’ＩＩＪ治具は、Ｖｔ削
による回転・軸方自送シされているワークにバイブレー
タ４の送り力により追随する。

これらの作用により、ワークの加工外周面と端面との直
角度を保持できるのである。

このように、先頭の供給ユニット（イ）が、研削送りさ
れて加工仕上点である０点を通過し終る時点で、排出ガ
イドレール８上より取り除く。

ここ士、０点より排出された供給ユニットの総重量は、
ワーク支持台６及び排出ガイドレール８との摩擦による
抵抗力として、加工中のワークの研削送り力を越えては
ならない。

上記実施例は、研削治具６に貫通穴を設けたので、この
穴とリング状ワークの穴を利用して挿入・排出の便をは
かることができる特徴を有する。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明は従来不可能とされていた
円板状ワークヲ筒生産性であるスルーフィードセンタレ
ス研削法により研削可能とするものであり、また従来ボ
ルト挿遡締めつけおよびこの解体に多大の工数を要して
いた偏平リング状ワークについてこれらの工数に比し大
幅に低減した工数でスルーフィードセンタレス研削を可
能としたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の挿入装置の１芙旅例の斜視図。 第２図は本考案による挿入装置の対象となるワークの形
状を示す図、第６図は七ンタレスクラインダスルーフィ
ード研削法の概念図、第４図はワ−りの供給形態に示す
図および第５図は第１図のＸ−Ｘ断面図である。 １：研削砥石　　　　２；調整車 ３：ワーク支持台　　４；バイブレータ５；ワーク　　
　　６；研削治具

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　偏平リング状または円板状ワークをセンタレスグラ
   インダでスルーフィード研削する方法において、前記ワ
   ークを複数枚密接して重ね合せた集団の前後に、前記ワ
   ークの研削後の外径より小さい外径で軸心に対して垂直
   端面を有する円柱またはリング状研削治具を介在させ、
   かつ入口側からスルーフィードの方向に加圧しつつ研削
   することを特徴とするセンタレスグラインダにおける円
   板状ワークの外径研削方法。 ２　センタレスグラインダを構成するワーク支持台に対
   し、研削砥石軸方向に隣接してワークを案内支持するＶ
   字状のガイドレールを有し、このガイドレール上でかつ
   長手方向に対して端面が垂直となる姿勢にした偏平リン
   グ状または円板状のワークを複数枚密接して重ね合せた
   集団の前後に、ワークの加工後外径よりも小なる外径で
   軸心に対して垂直端面を有する円柱またはリング状研削
   治具を密接して配置し、上記ワークと研削治具を１組と
   して上記ガイドレールの上を移動挿入せしめるごとくガ
   イドレールの下部にバイブレータを設けたことを特徴と
   するセンタレスグラインダにおける円板状ワークのワー
   ク挿入装置。