JPH02249912A - 光干渉角速度計 - Google Patents

光干渉角速度計

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JPH02249912A
JPH02249912A JP1072764A JP7276489A JPH02249912A JP H02249912 A JPH02249912 A JP H02249912A JP 1072764 A JP1072764 A JP 1072764A JP 7276489 A JP7276489 A JP 7276489A JP H02249912 A JPH02249912 A JP H02249912A
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健一 岡田
Osamu Tanigawa
谷川 修
Masashi Nishino
西野 雅士
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    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
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    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
    • G01C19/726Phase nulling gyrometers, i.e. compensating the Sagnac phase shift in a closed loop system

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、閉ループ型ゼロ方式の光干渉角速度計に関
する。
「従来の技術」 広ダイナミツクレンジおよび低ドリフトの光干渉角速度
計として、光ファイバコイルの一端側に光変調器として
構成された位相変調器を設け、これに位相変調用のラン
プ電圧を印加して、光ファイバコイルを伝搬する二つの
光の間に位相差を与えるとともに、光検出器の出力から
光ファイバコイルを伝搬して干渉する二つの光の間の位
相差を検出し、その検出出力によって、その位相差が2
mπラジアン(m=0、±1.±2・・・・・・)にな
るように、一般にはゼロ(m=0)になるように上記の
ランプ電圧の極性と周波数を制御するものが考えられて
いる。
第5図は、従来の、このような閉ループ型ゼロ方式の光
干渉角速度計の一例を示し、ランプ電圧として鋸歯状波
電圧を用いるリニア位相ランプ方式の場合で、光源11
からの光12が光結合器13および偏光子14を通じて
光分岐結合器15に供給されて二つの光16a、16b
に分岐され、その二つの光16a、16bが、一方の光
16aは光ファイバコイル17の一端17aから、他方
の光16bは光ファイバコイル17の他端17bから、
それぞれ光ファイバコイル17に供給されて、一方の光
16aは左回り光として、他方の光16bは右回り光と
して、それぞれ光ファイバコイル17を伝搬し、この光
ファイバコイル17を伝搬した二つの光18a、18b
が、一方の光18aは光ファイバコイル17の他端17
bから、他方の光18bは光ファイバコイル17の一端
17aから、それぞれ光分岐結合器15に供給されて互
いに干渉し、その得られた干渉光19が偏光子14およ
び光結合器13を通じて光検出器21に供給されて電気
信号に変換されるが、光分岐結合器15と光ファイバコ
イル17の他端17bとの間に位相変調器22が配され
、これにバイアシング電圧発生回路23からバイアシン
グ電圧Biが印加されて、光ファイバコイル17の他端
17bから光ファイバコイル17に供給される光16b
および光ファイバコイル17を伝搬して光ファイバコイ
ル17の他端17bから光分岐結合器15に供給される
光18aの位相が偏移されるとともに、光分岐結合器1
5と光ファイバコイル17の一端17aとの間に位相変
調器24が配され、これにランプ電圧発生回路30から
ランプ電圧LPが印加されて、光ファイバコイル17の
一端17aから光ファイバコイル17に供給される光1
6aおよび光ファイバコイル17を伝搬して光ファイバ
コイル17の一端17aから光分岐結合器15に供給さ
れる光18bの位相が偏移され、そして、光検出器21
の出力電圧Vaが位相差検出制御回路40を構成する同
期検波回路41に供給されてバイアシング電圧発生回路
23からのバイアシング電圧Biにより同期検波されて
光分岐結合器15において干渉する二つの光18a、1
8bの間の位相差Δφが検出され、同期検波回路41の
出力電圧vbがPIDフィルタ(比例積分微分フィルタ
)42に供給され、PIDフィルタ42の出力電圧、す
なわち位相差検出制御回路40の出力電圧Vcがランプ
電圧発生回路30に供給されて位相差Δφがゼロになる
ようにランプ電圧t、pの極性と周波数が制御される。
バイアシング電圧Biによる位相変調器22における位
相変調は、同期検波回路41の出力電圧vbが上記の位
相差Δφの正弦値に比例したVb−KsinΔφ   
     ・・・・・・(1)となるように光干渉角速
度計の動作点を設定するためのものである。ただし、K
は定数である。
上記の位相差Δφは、光ファイバコイル17に入力角速
度Ωが加えられることによって生じるサニヤック位相差
ΔφSと位相変調器24にランプ電圧LPが印加される
ことによって生じる位相差Δφpの和として、 Δφ−ΔφS+Δφp      ・・・・・・ (2
)で表されるが、サニヤック位相差ΔφSは、周知のよ
うに で表される。ただし、Rは光ファイバコイル17の半径
、Lは光ファイバコイル17における光ファイバ長、λ
は光ファイバコイル17を伝搬する光の波長、Cは真空
中における光速である。
そして、ランプ電圧LPは、第6図の上段の左側または
右側に示すように正または負の鋸歯状波電圧で、しかも
、その波高値に相当する最大値または最小値は、これに
よる位相変調器24における光の最大位相偏移が2にπ
ラジアン(k=±1゜±2・・・・・・)になるような
、一般には±2πラジアンになるような値にされる。
すなわち、入力角速度Ωが左回り方向に加えられてサニ
ヤック位相差ΔφSが負になるときには位相差検出制御
回路40の出力電圧Vcによってランプ電圧t、pが正
の鋸歯状波電圧にされるが、このとき、光ファイバコイ
ル17の一端17aから光ファイバコイル17に供給さ
れる光16aが位相変調器24において受ける位相偏移
φaおよヒ光ファイバコイル17を伝搬して光ファイバ
コイル17の一端17aから光分岐結合器15に供給さ
れる光18bが位相変調器24において受ける位相偏移
φbが第6図の下段左側の実線および破線で示すような
関係になって、上述した位相変調器24にランプ電圧t
、pが印加されることによって生じる位相差Δφpが正
になり、入力角速度Ωが右回り方向に加えられてサニヤ
ック位相差ΔφSが正になるときには位相差検出制御回
路40の出力電圧Vcによってランプ電圧Lpが負の鋸
歯状波電圧にされるが、このとき、上記の位相偏移φa
およびφbが第6図の下段右側の実線および破線で示す
ような関係になって、上記の位相差ΔφPが負になる。
ただし、第6図のτは光が光ファイバコイル17を伝搬
するのに要する時間である。
したがって、ランプ電圧t、pの周期をT、周波数をf
とすると、第6図から明らかなようにτ Δφp−2にπ □=2にπ ・ τf  ・・・(4
)となり、光ファイバコイル17における光の屈折率を
nとすると、 nL ・・・・・・ (5) の関係があるので、 nL Δφp−2にπ      f      ・・・・・
・ (6)となる、したがって、(2)式で表される位
相差Δφがゼロになるようにランプ電圧t、pの極性と
周波数fが制御されることによって、(6)式および(
3)式とΔφp=−ΔφSとから 2にπ ・ nL ΔφS 2にπ ・ nL 2にπ ・ nL λC kn  λ となり、 R で表される。ただし、入力角速度Ωが負方向である左回
り方向に加えられてランプ電圧Lpが正の鋸歯状波電圧
になるときにはkが正の整数になり、入力角速度Ωが正
方向である右回り方向に加えられてランプ電圧t、pが
負の鋸歯状波電圧になるときにはkが負の整数になる。
したがって、ランプ電圧t、pの極性と周波数rから入
力角速度Ωの方向と大きさを計測することができる。
「発明が解決しようとする課題」 上述した位相変調器24のような位相変調器は、一般に
、ニオブ酸リチウムなどからなる電気光学結晶にチタン
の拡散などによって光導波路を形成するとともに、変調
用の電圧を印加する一対の電極を形成して構成するが、
このような位相変調器における光の位相偏移量は、電気
光学結晶の電気光学定数rと印加電圧Vpとの積rvp
に比例し、しかも、その電気光学定数Tは、温度依存性
があり、電気光学結晶のカット方向によって多少異なる
が、500ρpm/’C程度の温度係数を有する。した
がって、位相変調器における光の位相偏移量は、印加電
圧Vpが同じでも温度によって変化する。
しかしながら、上述した第5図に示す従来の光干渉角速
度計においては、ランプ電圧発生回路30から位相変調
器24に印加される位相変調用のランプ電圧Lpの波高
値に相当する最大値または最小値が、例えば15°Cと
いうような、ある特定の温度において、これによる位相
変調器24における光の最大位相偏移が2にπラジアン
になるような固定された値にされるので、環境の変化に
よって光干渉角速度計の温度、したがって位相変調器2
4の温度が、その特定の温度と異なるときには、位相変
調器24を構成する電気光学結晶の電気光学定数γが変
化することによって最大位相偏移が2にπラジアンから
ずれ、人力角速度Ωとランプ電圧Lpの周波数fとの関
係が(7)式ないしく8)弐の関係からずれて、光干渉
角速度計の出力にスケールファクタエラーを生じる不都
合がある。
第7図は、従来の光干渉角速度計における、このスケー
ルファクタエラーを示し、15°Cにおいて最大位相偏
移が±2πラジアンになるようにランプ電圧LPの波高
値が設定された場合で、光干渉角速度計の温度が15°
Cに対して+70°Cの+85°Cまたは一55°Cに
なると、最大位相偏移が±2πラジアンから3.5%程
度ずれ、スケールファクタエラーが0.06%程度にも
なる。ただし、上述したようにランプ電圧t、pが鋸歯
状波電圧である場合には、実際上、その鋸歯状波電圧に
フライバック時間が存在し、特定の温度においても厳密
には(4)式が成立せず、光干渉角速度計の出力にスケ
ールファクタエラーを生じるが、第7図はランプ電圧t
、pのフライバック時間が50ナノ秒という微小な時間
にされてランプ電圧LPのフライバック時間によるスケ
ールファクタエラーが微小にされた場合で、第7図に示
されたスケールファクタエラーはほとんどが最大位相偏
移が±2πラジアンからずれることによるものである。
そこで、この発明は、閉ループ型ゼロ方式の光干渉角速
度計において、所定範囲内の温度においてはランプ電圧
が印加される位相変調器の定数の温度による変化によっ
て光干渉角速度計の出力にスケールファクタエラーを生
じることがほとんどないようにしたものである。
「課題を解決するための手段」 この発明においては、閉ループ型ゼロ方式の光干渉角速
度計において、光干渉角速度計の温度を検出する温度検
出器と、この温度検出器の出力にもとづいて所定範囲内
の温度においては光干渉角速度計の温度にかかわらずラ
ンプ電圧が印加される位相変調器における光の最大位相
偏移が2πラジアンの整数倍になるようにランプ電圧の
波高値を制御する波高値制御回路とを設ける。
「作 用」 上記のように構成された、この発明の光干渉角速度計に
おいては、所定範囲内の温度においては、光干渉角速度
計の温度にかかわらずランプ電圧が印加される位相変調
器における光の最大位相偏移が2πラジアンの整数倍に
なるようにランプ電圧の波高値が制御されるので、ラン
プ電圧が印加される位相変調器の定数の温度による変化
によって光干渉角速度計の出力にスケールファクタエラ
ーを生じることがほとんどない。
「実施例」 第1図は、この発明の光干渉角速度計の一例で、ランプ
電圧として鋸歯状波電圧を用いるリニア位相ランプ方式
の場合である。
光源11、光結合器13、偏光子14、光分岐結合器1
5、光ファイバコイル17、光検出器21、バイアシン
グ電圧Biが印加される位相変調器22、バイアシング
電圧発生回路23、ランプ電圧Lpが印加される位相変
調器24、ランプ電圧発生回路30および位相差検出制
御回路40からなる系が設けられることは、第5図に示
した従来の光干渉角速度計と同じであり、その動作も、
後述するようにランプ電圧t、pの波高値が制御される
点を除いては、第5図に示した従来の光干渉角速度計と
同じである。
ただし、位相変調器24は、この例においては、ニオブ
酸リチウムなどのように電気光学定数γの温度係数が正
である電気光学結晶によって形成される。
また、ランプ電圧発生回路30は、この例においては、
コンデンサ31と、ランプ電圧発生回路30の入力電圧
である位相差検出制御回路40の出力電圧Vcを電流に
変換してコンデンサ31に供給する電圧電流変換回路3
2と、コンデンサ31の放電用のスイッチ33と、コン
デンサ31の充電電圧を正の基準電圧子Vprと比較す
る電圧比較回路35と、コンデンサ31の充電電圧を負
の基準電圧−Vmrと比較する電圧比較回路36と、電
圧比較回路35および36の出力の論理和を得るオアゲ
ート37と、オアゲート37の出力によってトリガーさ
れてスイッチ33をオンにする単安定マルチバイブレー
タ38とによって構成されて、位相差検出制御回路40
の出力電圧Vcが正になるときには、コンデンサ31が
正に充電され、その充電電圧が基準電圧+Vprに達す
ると、電圧比較回路35の出力、したがってオアゲート
37の出力が低レベルから高レベルに立ち上がって単安
定マルチパイプレーク38がトリガーされ、スイッチ3
3がオンにされてコンデンサ31が放電される動作が繰
り返されることによって、コンデンサ31の両端間にラ
ンプ電圧Lpとして最大値が基準電圧+Vprに等しい
正の鋸歯状波電圧が得られ、位相差検出制御回路40の
出力電圧Vcが負になるときには、コンデンサ31が負
に充電され、その充電電圧が基準電圧−Vmrに達する
と、電圧比較回路35の出力、したがってオアゲート3
7の出力が低レベルから高レベルに立ち上がって単安定
マルチバイブレータ3日がトリガーされ、スイッチ33
がオンにされてコンデンサ31が放電される動作が繰り
返されることによって、コンデンサ31の両端間にラン
プ電圧LPとして最小値が基準電圧−Vmrに等しい負
の鋸歯状波電圧が得られる。
この場合、スイッチ33としては電界効果トランジスタ
などのようにオフ状態のときのリーク電流およびオン状
態のときの抵抗が十分小さいスイッチング素子が用いら
れるとともに、スイッチ33がオンにされる時間、すな
わちランプ電圧Lpのフラフイバック時間が十分短くな
るように単安定マルチバイブレーク38の時定数が設定
される。
そして、この発明においては、温度検出器50と、波高
値制御回路60が設けられる。
温度検出器50は、光干渉角速度計の温度、特に位相変
調器24の温度を検出するもので、位相変調器24の近
傍に配されるのが望ましいが、位相変調器24との間に
温度差をほとんど生じない他の部分に設けられてもよく
、例えば、使用環境によって光干渉角速度計の温度が一
54℃から+85℃までの範囲内で変化するとして、出
力の検出電圧Vtとして、第2図に示すように、光干渉
角速度計の温度が基準温度とする25°Cのときにはゼ
ロ(接地電位)となり、25°Cより高いときには正の
電圧となり、25°Cより低いときには負の電圧となる
、光干渉角速度針の温度に対して直線的に変化する電圧
が得られるようにされる。
波高値制御回路60は、上記の検出電圧Vtにもとづい
て、所定範囲内の温度においては、すなわち上記の例で
は一54°Cから+85°Cまでの範囲内においては光
干渉角速度計の温度にかかわらず位相変調器24におけ
る光の最大位相偏移が2にπラジアン(k−±1.±2
・・・・・・)になるように、この例では±2πラジア
ンになるようにランプ電圧LPの波高値を制御するもの
で、この例においては、正の電圧+Vpoが得られる電
圧源61と、負の電圧−Vmoが得られる電圧源62と
、検出電圧Vtから後述する補正電圧VxおよびVyを
得る補正電圧発生回路6°3と、電圧+Vp。
に対して補正電圧VXを加算する加算回路65と、電圧
−VmOに対して補正電圧vyを加算する加算回路66
とによって構成され、加算回路65および66の出力電
圧が、それぞれランプ電圧発生回路30の上述した電圧
比較回路35および36に対する基準電圧+Vprおよ
び−Vmrとされる。
ここで、電圧+Vpoおよび−Vmoは、光干渉角速度
針の温度が基準温度である25℃で、後述するように補
正電圧Vxおよびvyがゼロとなり、電圧+Vpoおよ
び−Vmoがそのまま基準電圧子Vprおよび−Vmr
となって、ランプ電圧LPとして正の鋸歯状波電圧が得
られるときのランプ電圧t、pの最大値が電圧+Vpo
となり、ランプ電圧LPとして負の鋸歯状波電圧が得ら
れるときのランプ電圧t、pの最小値が電圧−Vm。
となるとき、位相変調器24における光の最大位相偏移
がそれぞれ+2πラジアンまたは一2πラジアンになる
ような値に設定される。
また、補正電圧Vxは、第2図に示すように、光干渉角
速度針の温度が25°Cで温度検出器50の出力の検出
電圧Vtがゼロのときにはゼロとなり、光干渉角速度計
の温度が25°Cより高く検出電圧Vtが正の電圧にな
るときには負の電圧となり、光干渉角速度計の温度が2
5°Cより低く検出電圧Vtが負の電圧になるときには
正の電圧となる、光干渉角速度計の温度に対して検出電
圧Vtとは逆の極性で直線的に変化し、しかも、その値
がランプ電圧t、pとして正の鋸歯状波電圧が得られる
ときの位相変調器24を構成する電気光学結晶の正の温
度係数を有する電気光学定数γの温度による変化による
位相変調器24における光の位相偏移量の変化を打ち消
すものにされ、補正電圧vyは、同図に示すように、光
干渉角速度計の温度に対して補正電圧Vxとは逆の極性
で直線的に変化し、しかも、その値がランプ電圧LPと
して負の鋸歯状波電圧が得られるときの位相変調器24
を構成する電気光学結晶の正の温度係数を有する電気光
学定数γの温度による変化による位相変調器24におけ
る光の位相偏移量の変化を打ち消すものにされる。
したがって、サニヤック位相差ΔφSが負になって位相
差検出制御回路40の出力電圧Vcが正となり、ランプ
電圧LPとして正の鋸歯状波電圧が得られるときには、
ランプ電圧t、pの最大値が第3図の左側に示すように
電圧+Vpoに光干渉角速度計の温度に対して上記のよ
うに変化する補正電圧Vxが加算されたものになること
によって、上述した一54°Cから+85°Cまでの範
囲内においては光干渉角速度計の温度にかかわらず位相
変調器24における光の最大位相偏移が+2πラジアン
となり、サニヤック位相差ΔφSが正になって位相差検
出制御回路40の出力電圧Vcが負となり、ランプ電圧
t、pとして負の鋸歯状波電圧が得られるときには、ラ
ンプ電圧Lpの最小値が第3図の右側に示すように電圧
−Vmoに光干渉角速度計の温度に対して上記のように
変化する補正電圧vyが加算されたものになることによ
って、上述した一54°Cから+85°Cまでの範囲内
においては光干渉角速度計の温度にかかわらず位相変調
器24における光の最大位相偏移が一2πラジアンとな
り、位相変調器24を構成する電気光学結晶の電気光学
定数γの温度による変化によって光干渉角速度計の出力
にスケールファクタエラーを生じることがない。
ただし、補正電圧Vxおよびvyは温度検出器50によ
って検出される温度が位相変調器24の温度に等しいも
のとして設定されるので、温度検出器50によって検出
される温度が位相変調器24の温度と異なるときには、
位相変調器24における光の最大位相偏移が+2πラジ
アンからずれ、位相変調器24を構成する電気光学結晶
の電気光学定数γの温度による変化によって光干渉角速
度計の出力にスケールファクタエラーを生じるが、実際
上、温度検出器50によって検出される温度と位相変調
器24の温度とのずれはごく微小になり、位相変調器2
4における光の最大位相偏移はほぼ+2πラジアンにな
るので、そのスケールファクタエラーはごく微小になる
なお、波高値制御回路60は、温度検出器50の出力の
検出電圧Vtから上述した基準電圧子■prおよび−V
mrが直接得られるようにされてもよい、また、位相差
検出制御回路40は、PIDフィルタ42の代わりに同
様の機能を有する電気フィルタが用いられてもよい。
第4図は、この発明の光干渉角速度計の他の例で、ラン
プ電圧として階段波電圧を用いるディジタル位相ランプ
方式の場合である。
ディジタル位相ランプ方式の場合には、制御発生回路7
1からディジタル信号Dpが得られ、そのディジタル信
号DpがD/Aコンバータ72によってアナログ信号に
変換されてD/Aコンバータ72からランプ電圧t、p
として正または負の階段波電圧が得られ、そのランプ電
圧t、pが位相変調器24に印加されるとともに、PI
Dフィルタ42の出力電圧VcがA/Dコンバータ73
によってディジタル信号Dcに変換され、そのディジタ
ル信号Dcが制御発生回路71に供給されて、制御発生
回路71の一部およびD/Aコンバータ72がランプ電
圧発生回路30を構成するとともに、同期検波回路41
、PIDフィルタ42、A/Dコンバータ73および制
御発生回路71の一部が位相差検出制御回路40を構成
し、また、クロック発生回路74から得られるクロック
CLによってバイアシング電圧発生回路23からバイア
シング電圧Biとして矩形波電圧が得られるとともに、
クロックCLによってA/Dコンバータ73および制御
発生回路71が制御される。
そして、この例においては、ランプ電圧発生回路30を
構成するD/Aコンバータ72に対して、温度検出器5
0の出力の検出電圧Vtによって上述した一54°Cか
ら+85°Cまでの範囲内においては光干渉角速度計の
温度にかかわらず位相変調器24における光の最大位相
偏移が±2πラジアンになるようにランプ電圧Lpの波
高値を制御する波高値制御回路60が設けられる。
したがって、この例においても、位相変調器24を構成
する電気光学結晶の電気光学定数γの温度による変化に
よって光干渉角速度計の出力にスケールファクタエラー
を生じることがほとんどない。
なお、PIDフィルタ42の代わりに同様の機能を有す
る電気フィルタが用いられてもよいとともに、このPI
Dフィルタ42ないし電気フィルタの機能は制御発生回
路71において実行されてもよい。
「発明の効果」 上述したように、この発明によれば、光干渉角速度計の
温度を検出する温度検出器と、この温度検出器の出力に
もとづいて所定範囲内の温度においては光干渉角速度計
の温度にかかわらずランプ電圧が印加される位相変調器
における光の最大位相偏移が2πラジアンの整数倍にな
るようにランプ電圧の波高値を制御する波高値制御回路
が設けられることによって、所定範囲内の温度において
はランプ電圧が印加される位相変調器の定数の温度によ
る変化によって光干渉角速度計の出力にスケールファク
タエラーを生じることがほとんどない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の光干渉角速度計の一例を示す系統
図、第2図および第3図は、その各部に得られる電圧を
示す図、第4図は、この発明の光干渉角速度計の他の例
を示す系統図、第5回は、従来の光干渉角速度計の一例
を示す系統図、第6図および第7図は、その説明のため
の図である。 算70

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバコイルと、 光源と、 この光源からの光を二つに分岐して上記光 ファイバコイルの一端および他端から上記光ファイバコ
    イルに供給するとともに、上記光ファイバコイルを伝搬
    した二つの光を干渉させる光分岐結合器と、 この光分岐結合器から得られる干渉光を検 出する光検出器と、 上記光分岐結合器と上記光ファイバコイル の一端との間に配された位相変調器と、 この位相変調器に印加される位相変調用の ランプ電圧を発生するランプ電圧発生回路と、上記光検
    出器の出力から上記光分岐結合器 において干渉する二つの光の間の位相差を検出し、その
    検出出力によって、その位相差が2mπラジアン(m=
    0、±1、±2・・・・・・)になるように上記ランプ
    電圧発生回路を制御する位相差検出制御回路と、 を備える光干渉角速度計において、 光干渉角速度計の温度を検出する温度検出 器と、 この温度検出器の出力にもとづいて所定範 囲内の温度においては光干渉角速度計の温度にかかわら
    ず上記位相変調器における光の最大位相偏移が2πラジ
    アンの整数倍になるように上記ランプ電圧の波高値を制
    御する波高値制御回路と、 が設けられた光干渉角速度計。
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