JPH02247842A - 光ディスクパターン形成方法 - Google Patents

光ディスクパターン形成方法

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JPH02247842A
JPH02247842A JP6986889A JP6986889A JPH02247842A JP H02247842 A JPH02247842 A JP H02247842A JP 6986889 A JP6986889 A JP 6986889A JP 6986889 A JP6986889 A JP 6986889A JP H02247842 A JPH02247842 A JP H02247842A
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JP
Japan
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resist film
pattern
resist
film
light
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Pending
Application number
JP6986889A
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English (en)
Inventor
Teruo Iino
飯野 輝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスクパターン形成方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、光デイスク媒体はプラスチック表面上に、アド
レス情報を表示するビワドパターンと記憶信号の書き込
み用のレーザーヘッドを誘導するためのグループ(案内
溝)パターンという2種類のパターンを形成する必要が
ある。
このような光デイスク媒体を製造するには、光デイスク
用原盤から、電鋳技術によりニッケルスタンパという金
型を作成し、この金型からプラスチック成型技術を用い
て、前記光デイスク媒体のパターンを完成する。
従って、光デイスク媒体のパターンは、原盤工程からス
タンバ工程を介して2回の転写を経るので光デイスク用
原盤は前記光デイスク媒体と全く同形状のパターンを形
成する必要がある。
第3図(a)〜(c)を用いて、従来の光ディスクパタ
ーン形成方法を説明する。
まず、第3図(a)に示すように平坦なソーダーライム
ガラスll上に例えば、シップレイ社製のポジ型フォト
レジスト商品名マイクロポジットS−1400をスピン
コード法により1500人の厚さに塗布し、クリーンオ
ーブン中で90℃30分の加熱処理を行ってレジスト膜
12を形成する。
次に、第3図(b)に示すように、レジスト膜12のレ
ーザビーム照射部15.16に、例えばアルゴンのレー
ザビーム15d、ladを照射する。
この場合、レーザビーム15dの光量に対するレーザビ
ーム16dの光量の比は、40〜60%前後に設定す。
最後に第3図(c)に示すように、珪酸ナトリウムの濃
度0.21規定の水溶液を主成分とした現像液中にガラ
ス基板11を約50秒間浸漬して、現像処理を行うと、
このガラス基板11上のレーザビーム照射部15のレジ
ストは全て除去されてピットパターン15Aが形成され
る。また、一方、レジスト膜12のレーザー照射部16
はレーザービームladの光量が少いためレジスト膜1
2はほぼ半分程度除去されてグループパターン16Aが
形成される。
以上の工程により、光デイスク用原盤に用いる光ディス
クパターンが完成する。
このような従来の光ディスクパターン形成方法は、書き
込み用ヘッドの誘導用に形成されたグループパターン1
6Aではレジストの除去される厚さが、レジスト膜12
の厚さの正確な中間で均一に制御する必要がある。
しかしながら、このようなレーザービーム16dの光量
をピットパターン用のレーザービーム15dの光量に比
べて、相対的に低く設定して上記の要請に合致したグル
ープパターンを安定的に実現することは困難である。
すなわち、現在使用されているポジ型レジストでは、残
膜厚が半分程度になる露光レベルでは露光量の変動に対
して残膜厚が急激に変化する特性を有するので、 例えばマイクロポジットS−1400の露光と残膜厚の
関係は第4図に示されるように、残膜厚が初期膜厚15
00人の1/2になる750人の所では特性曲線の勾配
が急であり、露光量が10%変動すると、残膜厚は±2
50人と極めて大きく変化することがわかる。
これから下記の変動要因 ■ レーザビーム光量の変動 ■ レジスト膜感度の変化 ■ 現像液濃度 ■ 現像減温 などの影響により、グループパターン22Aを安定に再
現性良く実現することは極めて困難である。
測定によると、グループパターン22Aでの残膜厚は上
記の変動要因によりほぼ600〜900人の間で変動し
ているのが実状である。
従って、このパターンから得られる信号特性も変動を受
ける。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上述した光ディスクパターン
形成方法は、単一のレジスト膜に対し、レーザビームの
強度を変えて露光した場合、残膜厚が変動するため、再
現性が悪く、安定した信号特性が得られないという欠点
がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ディスクパターン形成方法は単一のフォトレ
ジスト材料からなる単層膜の代りに、異なる特性を有す
る2種類のフォトレジスト材料からなる2層レジスト膜
を用いてパターン形成を行なうように構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第1図(a)〜(g)に示す光ディスクパターン形成方
法において、ガラス基板1上に、例えば東京応化工業製
のポジ型レジスト0FPR80050Pに架橋剤として
ジフェニルスル本ンキシドヲ0.895(重量)%添加
したレジスト材をスピンフート法により800人の厚さ
に塗布し、その後クリーンオーブン内で90℃30分の
加熱処理を行って第1図(a)に示すように下層レジス
ト膜2を形成する。
次に、下層レジスト膜2上に、ポリビニルアルコールを
純水に2.58(重量)%添加した溶液を滴下した後、
スピンコードし、クリーンオーブン内で80℃40分の
加熱処理により、第1図(b)に示すように、厚さ50
人のポリビニルアルコールの中間膜3を形成する。この
中間膜3は、上層へのレジストを塗布する時、下層レジ
スト膜2と混合するのを防ぐために形成する。
続いて、ポリビニルアルコールで形成された中間膜3上
にシップレイ社製のポジ型レジストマイクロポジットS
−1400をスピンコード法により700人の厚さに塗
布して、クリーンオーブン中で90℃30分の加熱処理
を行って第1図(c)に示すように上層レジスト膜4を
形成する。
次いで、上層レジスト膜4の所定部分をレーザービーム
照射部5,6として、第1図(d)に示すようにアルゴ
ンのレーザービーム5d、6dを各々照射する。この場
合、レーザビーム5dの光量を25 Joule/aA
、レーザービーム6dの光量を55 Jou Ie/ 
adに設定する。
続いて、ガラス基板1を珪酸ナトリウムの0.21規定
の溶液を主成分とした現像液に浸漬して現像処理を行う
。この現像処理を55秒間行うと、上層レジスト膜4の
レーザービーム照射部5,6は除去され、第1図(e)
に示すように上層レジストパターン5A、6Aが形成さ
れる。
次に、イソ)°ロピルアルコールと純水の1=5(体積
比)の混合液にガラス基板1を50秒間浸漬して、レー
ザビーム照射部5,6のポリビニルアルコールの薄層で
ある中間膜3を除去して、第1図(「)に示すように、
上層レジストパターン5A。
5Bおよび中間膜パターン5B、6Bを形成する。
最後に、ガラス基板lを上層レジスト膜4を現像したと
きと同じ珪酸ナトリウムの0.21規定の溶液を主成分
とした現像液に60秒間浸漬して現像処理を行う。これ
により、下層レジスト膜2は第2図に示すような露光量
−残膜厚特性を示す。
すなわち、露光量が少い領域では、ポジ型レジストの特
性となり、露光量15Joule/aa程度で残膜0に
なる。その後、さらに露光量を増して、35 Joul
e/ aa以上になると、下層レジスト膜2中の添加剤
ジフェニルスルホンキシドによる樹脂成分の架橋反応に
より、下層レジスト膜2はネザ型レジストとしての特性
を示し、露光量5’OJoule/era以上になると
、残膜厚が750人となる。
従って、前述の現像処理によりレーザービーム照射部5
の下層レジスト膜2は全部除去されて、ビットパターン
5Cが形成され、一方、レーザビーム照射部6では、下
層レジスト膜2はそのまま残るため、第1図(g)に示
すように、上層のみの慄さグループパターン6Cが正確
に形成できる。
上述した本発明の光ディスクパターン形成方法を用いれ
ば、グループパターンの深さは下層レジスト膜の残膜厚
の再現性により決まるので、従来の光ディスクパターン
形成方法に比べて格段に再現性が改善される。すなわち
、本発明の光ディスクパターン形成方法ではグループパ
ターンの残膜は光量の多いレーザビームにより架橋され
た下層レジスト膜であり、現像時の膜減り速度は1λ/
秒以下と、従来の光ディスクパターン形成方法でのグル
ープパターンの現像時の膜減り速度15〜20人/秒に
比べて格段に遅くなっているからである。
すなわち、本発明の光ディスクパターン形成方法による
グループパターンの残膜厚と再現性は測定によると73
0〜770人となり、残膜厚の変動は従来に比べて17
5以下に改善されていた。
〔発明の効果〕
本発明の光ディスクパターン形成方法は、上層レジスト
膜と下層レジスト膜の2層のレジスト膜を用いて、光デ
イスク原盤のグループおよびピットパターンの形成を行
い、グループパターンの深さは上層レジスト膜の膜厚の
みにより、一方ピットパターンの深さは上層レジスト膜
および下層レジスト膜の両方の膜厚により形成すること
により、正確に再現性良く、制御できるので、信号特性
が安定した光デイスク原盤を形成できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g)は本発明の一実施例を説明するた
めの工程断面図、第2図は第1図(a)〜(g)に示す
実施例を説明するための特性図、第3図(a)〜(C)
は従来の一例を説明するための工程断面図、第4図は第
3図(a)〜(c)に示す従来例を説明するための特性
図である。 1.11・・・・・・ガラス基板、2・・・・・・下層
レジスト膜、3・・・・・・中間膜、4・・・・・・上
層レジスト膜、5d。 6d、15d、16d・・・・・・レーザービーム、5
,6゜15.16.・・・・・・レーザービーム照射部
、5A。 6A・・・・・・上層レジストパターン、12・・・・
・・レジスト膜、5B、6B・・・・・・中間膜パター
ン、50,15A・・・・・・ピットパターン、6C,
16A・・・・・・グループパターン。 代理人 弁理士  内 原   晋 茅 凹 ヒームに量 → (Joule/(層り 15(l L−ヂビーム 1tdL、−ザ:ビーム (−&−2 茅 閏 茅 凹

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも一つの主面を有するガラス基板の主面上に照
    射光量が少ないと現像液溶解型となり照射光量が増大す
    ると現像液不溶型となる特性を有する第1の感光性樹脂
    膜を形成する第1の工程と、前記第1の感光性樹脂膜の
    上に露光により現像液溶解型の特性を有する第2の感光
    性樹脂膜を形成する第2の工程と、前記ガラス基板の上
    に光量の異なる複数の露光光を選択的に照射する第3の
    工程と、現像処理により前記露光光照射部の第1の感光
    性樹脂膜および第2の感光性樹脂膜および第1の感光性
    樹脂膜のみのいずれかを選択的に除去する第4の工程と
    を含むことを特徴とする光ディスクパターン形成方法。
JP6986889A 1989-03-20 1989-03-20 光ディスクパターン形成方法 Pending JPH02247842A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110117502A1 (en) * 2000-10-03 2011-05-19 Panasonic Corporation Method for producing multi-layer optical disk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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