JPH02247472A - 冷凍装置の運転制御装置 - Google Patents

冷凍装置の運転制御装置

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JPH02247472A
JPH02247472A JP6956989A JP6956989A JPH02247472A JP H02247472 A JPH02247472 A JP H02247472A JP 6956989 A JP6956989 A JP 6956989A JP 6956989 A JP6956989 A JP 6956989A JP H02247472 A JPH02247472 A JP H02247472A
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expansion valve
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evaporator
refrigerant temperature
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Katsuyuki Sawai
沢井 克行
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/30Quick freezing

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍装置、ことにコンテナ用冷凍装置の運転
制御に関し、特に、冷媒温度センサ異常時の膨張弁の開
度制御対策に係るものである。
(従来の技術) 従来より、この種の冷凍装置の運転制御装置としては、
庫内温度を設定値に保持するために、例えば、特開昭5
8−205057号公報に開示されるように、容量の:
A整可能な圧縮機、凝縮器、開度の調整可能な膨張弁、
蒸発器を順に接続して冷媒循環回路を構成すると共に、
蒸発器の蒸発温度センサと出口側冷媒温度センサとを設
け、該両センサの検出信号により過熱度が所定値になる
ように膨張弁の開度を制御している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものでは、冷媒温度センサに
断線、短絡等の異常があった場合に対して何らのバック
アップ手段が備えられていなかった。従って、該センサ
に異常があった場合には、冷凍装置自体が様々の使用条
件、庫内熱負荷容量の変動の下で運転されているため、
適切な膨張弁の開度制御を行うことができず、ひいては
冷凍装置自体を正確に運転することが難しいという問題
があった。
特に、冷凍コンテナに設けられる冷凍装置においては、
庫内物品の氷結、脱水、腐敗等に直結するだけに重大で
あり、適切なバックアップ手段が望まれていた。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、蒸発
器出入口の冷媒温度検出手段の異常特に、蒸発器の吸込
側或いは吹出側の空気温度又は正常な冷媒温度検出手段
の冷媒温度に基づいて膨張弁の開度制御を行うことによ
り、上記課題を解決することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、請求項(1)に係る発明が
講じた手段は、第1図に示すように、先ず、圧縮機(1
)、凝縮器(3)、開度の調整可能な膨張弁(5)及び
蒸発器(6)を直列に閉回路に接続してなる冷媒循環回
路(8)を備えた冷凍装置を前提としている。そして、
上記蒸発器(6)の入口側冷媒温度を検出する入口側冷
媒温度検出手段(Th1)と、上記蒸発器(6)の出口
側冷媒温度で検出する出口側冷媒温度検出手段(Th2
)と、上記両冷媒温度検出手段(Th1)。
(Th2)から出力を受け、出口側冷媒温度と入口側冷
媒温度との温度差が一定になるように上記膨張弁(5)
の開度を制御する膨張弁制御手段(12)と、上記冷媒
温度検出手段(Th1)。
(Th2)の少なくとも一方の異常を検出する異常検出
手段(16)と所望の庫内温度を設定する設定手段(2
2)と、上記蒸発器(6)の吹出空気温度を検出する吹
出空気温度検出手段(Th4)と、上記設定手段(22
)により庫内設定温度が所定値以上の範囲内に設定され
た急速冷凍運転時において、上記異常検出手段(16)
が異常信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(12)
による膨張弁(5)の開度制御を庫内設定温度と蒸発器
(6)の吹出温度との温度差に基づく制御に変更する制
御変更手段(171)とを備えた構成としている。
また、請求項(2)に係る発明がJlじた手段は、請求
項(1)の吹出温度検出手段(Th3)及び制御変更手
段(171)に代えて、上記蒸発器(6)の吸込空気温
度を検出する吸込温度検出手段(Th4)と、上記設定
手段(22)により庫内設定温度が所定値未満の範囲内
に設定された急速冷凍運転時において、上記異常検出手
段(16)が異常信号を出力すると、上記膨張弁制御手
段(12)による膨張弁(5)の開度制御を庫内設定温
度と蒸発器(6)の吸込空気温度との温度差に基づく制
御に変更する制御変更手段(172)とを備えた構成と
している。
また、請求項(3)に係る発明が講じた手段は、請求項
(1)の吹出温度検出手段(T h 3)及び制御変更
手段(171)に代えて、設定手段(22)によって設
定された庫内設定温度に基づいて蒸発器(6)の出口側
冷媒温度を算出する算出手段(271)と、庫内温度が
設定温度に対して所定幅をもった所定温度範囲内にある
冷凍運転時において、上記異常検出手段(16)が異常
信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(112)によ
る膨張弁(5)の制御を上記出口側冷媒温度検出手段(
Th2)の冷媒温度と上記算出手段(271)の算出温
度に基づく制御に変更する制御変更手段(173)とを
備えた構成としている。
また、請求項(4)に係る発明が講じた手段は、請求項
(3)の制御変更手段(173)に代えて、庫内温度が
設定温度に対して所定幅をもった所定温度範囲内にある
冷凍運転時において、上記異常検出手段(16)が異常
信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(12)による
膨張弁(5)の制御を上記入口側冷媒温度検出手段(T
h1)の冷媒温度と上記算出手段(271)の算出温度
に基づく制御に変更する制御変更手段(174)とを備
えた構成としている。
また、請求項(5)に係る発明が講じた手段は、請求項
(1)〜(4)の各1;り御変更手段(171)、(1
74)が設けられた構成としている。
(作用) 上記構成により、請求項(1)に係る発明では冷媒温度
検出手段(Th1)、  (Th2)の正常時において
は、膨張弁(5)は蒸発器(6)の出入口における冷媒
温度差に基づいて該温度差が一定になるように開度@御
される。そして、庫内の急速冷凍運転時でかつ庫内設定
温度が所定温度、例えば、−5℃以上で25℃以下の時
に、蒸発器(6)の出口側及び入口側冷媒温度検出手段
(Th2)。
(THI)の少くとも一方に異常が生じた場合には、異
常検出手段(16)からの異常信号により、制御変更手
段(171)が、膨張弁制御手段(12)の制御を変更
し、膨張弁(5)の開度制御を庫内設定温度と蒸発器(
6)の吹出空気温度とに基づいて制御する。
また、請求項(2)に係る発明では、庫内急速冷凍運転
でかつ庫内設定温度が例えば、−5℃より低温の時に、
蒸発器(6)の出口側及び入口側冷媒温度検出手段(T
h2)、(THI)の少くとも一方に異常が生じた場合
には、異常検出手段(16)からの信号により、制御変
更手段(172)が、膨張弁制御手段(12)の制御を
変更し、膨張弁(5)の開度制御を庫内設定温度と蒸発
器(6)の吸込空気温度とに基づいて制御する。
また、請求項(3)に係る発明では、庫内温度が設定温
度範囲内にある時に、蒸発器(6)の入口側の冷媒温度
検出手段(THI)に異常が生じた場合には、異常検出
手段(16)からの信号により、制御変更手段(173
)が、膨張弁制御手段(12)の制御を変更し、膨張弁
(5)の開度制御を庫内設定温度に基づく入口側冷媒温
度により制御する。
また、請求項(4)に係る発明では、庫内設定温度が設
定温度範囲内にある時に、蒸発器(6)の出口側の冷媒
温度検出手段(TH2)に異常が生じた場合には、異常
検出手段(16)からの信号により、制御変更手段(1
74)が、膨張弁制御手段(12)の制御を変更し、膨
張弁(5)の開度制御を庫内設定温度に基づく出口側冷
媒温度により制御する。
また、請求項(5)に係る発明では、上記請求項(1)
から(4)に係る発明の各制御変更手段’ (171)
〜(174)の作用が行われる。
以上の作用により、本発明においては、蒸発器出入口の
冷媒温度検出手段(Th1)、(Th2)の異常時にお
いても、庫内急速冷凍運転時、庫内温度が設定温度範囲
内にある時を問わず、適切な膨張弁の開度制御がなされ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
第2図に示すように、(A)は冷凍コンテナ等に設けら
れる冷凍装置、(1)は容量を33%と67%と100
%とに3段に変更可能なアンロード付き圧縮機、(3)
は空冷ファン(F1)及びモータ(MFI)が付設され
た凝縮器、(4)はレシーバ、(5)はPID制御され
る電子膨張弁、(6)は庫内ファン(F2)及びモータ
(MF2)が付設せられた蒸発器、(7)はアキュムレ
ータであり、各機器(1)、  (3)、  (4)、
  (5)。
(6)、(7)は上述の順に冷媒配管により直列に接続
されて、冷媒循環回路(8)を形成しており、冷媒を圧
縮機(1)により上記冷媒循環回路(8)を流通循環さ
せることにより、凝縮器(3)にて冷媒ガスの有する熱
を庫外に放出して冷媒ガスを液化し、蒸発器(6)にて
冷媒ガスが気化することにより庫内熱を吸収し、もって
庫内を冷凍するように構成されている。
また、(2)は上記圧縮機(1)と凝縮器(3)との間
に介設された三方比例弁であり、(9)は一端が該三方
比例弁(2)に接続され、他端が上記凝縮器(3)、レ
シーバ(4)及び電子膨張弁(5)をバイパスして蒸発
器(6)の吸入側冷媒配管(10)に接続せられたホッ
トガスバイパスラインで、該ホットガスバイパスライン
(9)はドレンパンヒータ部(11)を備えている。ま
た、(HPS)は高圧用圧力センサ、(Th1)及び(
Th2)は蒸発器(6)の入口冷媒温度及び出口冷媒温
度を検出する冷媒温度検出手段である冷媒温度センサで
あり、(Th3)及び(Th4)は上記蒸発器(6)の
吸込空気温度及び吹出空気温度(庫内温度)を検11す
る庫内温度検出手段である空気温度センサである。
そして、上記各温度センサ(Th1)、  (Th2)
、(Th3)、(Th4)の検出信号は、コントローラ
(21)に入力されるように構成されており、該コント
ローラ(21)には、第3図に示すようにA/D変換器
(23)と、I10ポート(24)と、RAM (25
)と、ROM (26)と、CPU (27)とが備え
られている。更に、上記電子膨張弁(5)のモータ(M
EV)を冷凍運転時に各冷媒温度センサ(Th1)、 
 (Th23)からの信号に基づいて出口側冷媒温度と
入口側冷媒温度との温度差が一定になるようにPID制
御することにより開度制御を行う一方、冷蔵運転時に蒸
発器(6)の吹出側の空気温度センサ(Th4)の検知
信号により吹出空気温度が設定値になるようにPID制
御して開度制御を行う膨張弁制御手段(12)と、デフ
ロスト運転時に三方比例弁(2)のモータ(MV)を制
御してホットガスバイパスライン(9)を流れるホット
ガス量を調整するホットガス制御手段(13)と、圧縮
機(1)の容量を制御する容量制御手段(14)と、庫
内温度設定器(22)より入力された所望の庫内設定温
度とが備えられている。
更に、(16)は冷媒温度センサ(Th1)。
(Th2)の異常を検出する異常検出手段、(17)は
膨張弁制御手段(12)に制御手段であり、請求項(1
)〜(4)に係る第1〜第4制御変更手段(171)〜
(174)がコントローラ(21)に組み込まれると共
に、庫内設定温度に基づいて蒸発器(6)の入口側冷媒
温度と出口側冷媒温度とを算出する算出手段(271)
がコントローラ(21)に備えられている。
上記第1制御変更手段(171)は、上記設定器(22
)により庫内設定温度が所定値以上の範囲内に設定され
た急速冷凍運転時において、上記異常検出手段(16)
が異常信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(12)
による膨張弁(5)の開度制御を庫内設定温度と蒸発器
(6)の吹出空気温度との温度差に基づく制御に変更す
るよう構成され、また、第2制御変更手段(172)は
上記設定器(22)により庫内設定温度が所定値未満の
範囲内に設定された急速冷凍運転時において、上記異常
検出手段(16)が異常信号を出力すると、上記膨張弁
制御手段(12)による膨張弁(5)の開度制御を庫内
設定温度と蒸発器(6)の吹出温度との温度差に話づく
制御に変更するよう構成されている。
また、上記第3制御変更手段(173)は庫内温度が設
定温度に対して所定幅をもった所定温度範囲内にある冷
凍運転時において、上記異常検出手段(16)が入口側
冷媒温度センサ(Tb1)の異常信号を出力すると、上
記膨張弁制御手段(12)による膨張弁(5)の開度制
御を上記出口側冷媒温度検出手段(Th2)の冷媒温度
と上記算出手段(271)の算出温度に基づく制御に変
更するように構成され、また、第4制御変更手段(17
4)は、庫内温度が設定温度に対して所定幅をもった所
定温度範囲内にある冷凍運転時において、上記異常検出
手段(16)が出口側冷媒温度センサ(Th2)の異常
信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(12)による
膨張弁(5)の制御を上記入口側冷媒温度検出手段(T
h1)の冷媒温度と上記算出手段(271)の算出温度
に基づく制御に変更するように構成されている。
更にまた、第3において、(Tr)は変換器、(S)は
運転/停止スイッチ、(31)は高圧圧力開閉器、(3
2)は低圧圧力開閉器、(33)は油圧保護圧力開閉器
、(34)はランプスイッチ、(35)は油圧リセット
スイッチ、(36)は圧縮機保護サーモスイッチ、(3
7)は変圧器(Tr)の結線切換用、(38)は電圧切
換用、(39)、  (40)は圧縮機モーフ用のそれ
ぞれ手動切換開閉器であり、該各間閉器(37)〜(4
0)は全て連動している。
(MC)は圧縮機モータ、(IOC)は、上記圧縮機モ
ータ(MC)を作動させると同時に凝縮器(3)の送風
ファンモータ(MF1)への通電を許容する常開接点(
10C−1)を有する圧縮機リレー (IOF)は蒸発
器(5)の送風ファンモータ(MF2)を作動させる常
開接点(10F−1)を有する蒸発器ファンリレー (
20S−1)は冷媒配管の冷媒流れを許容又は阻止する
電磁弁のリレーである。
次に、第4図の制御フローに基づき、請求項(1)及び
(2)に係る発明の制御動作について説明する。
先ず、ステップSAIにおいて、庫内温度の急速冷却を
行い、ステップSA2に移り、異常検知手段(16)に
よって冷媒温度センサ(Th1)。
(Th2)が異常か否かを判断する。そして、正常時に
は、ステップSA2で待機し、両冷媒温度センサ(Th
1)、  (Th2)が正常か否かを険出し続けると共
に、膨張弁(5)は蒸発器(6)の入口側と出口側との
冷媒温度差による制御値に基づいて膨張弁制御手段(1
2)により開度制御され、庫内を急速冷却する。
一方、上記ステップSA2において、異常と判断がなさ
れると、ステップSA3に移り、設定手段(22)に移
り、設定された庫内設定温度(SP)が所定温度、例え
ば、−5℃異常か否かが判断される。
続いて、庫内設定温度(s p)が−5℃以上に設定さ
れていると、ステップ°SA4に移り、吹出空気温度セ
ンサ(Th4)が蒸発器(6)の吹出空気温度を検出し
、その後、ステップSA5に移り、制御値変更手段(1
71)が庫内設定温度(s p)と吹出空気温度(SS
)との温度差(八T)を求める。
次いで、ステップSA6において、制御値変更手段(1
71)の温度差を(△T)に基づき、温度差(八T)が
一定値となるべく膨張弁制御手段(12)の制御有位が
変更されて、該膨張弁制御手段(12)が電子膨張弁(
(5)の開度のPID制御を行い急速冷凍運転を継続す
る。
次に、上記ステップSA3において、庫内設定温度(S
 P)が−5℃より低いならば、ステップSA7に移り
、吸込空気温度センサ(Th3)が蒸発器(6)の吸込
空気温度を検出し、その後、ステップSA8に移り、制
御値変更手段(172)が庫内設定温度(s p)と吸
込空気温度(RS)との温度差(△T)を求める。次い
で、ステップSA9において2、制御値変更手段(17
2)の温度差(△T)に基づき、温度差(ΔT)が一定
値となるべく膨張弁制御手段(22)の制御値が変更さ
れて、該膨張弁制御手段(12)が電子膨張弁(5)の
開度のPID制御を行い急速冷凍運転を継続する。
次に、第5図の制御フローに基づき、請求項(3)及び
(4)に係る発明の制御動作について説明する。
まず、ステップSB1において、庫内温度が予め設定さ
れた所定温度範囲内にある冷凍運転が行われた場合、ス
テップSB2に移り、入口側冷媒温度センサ(Th1)
が異常か否か、具体的には、その表示が冷凍庫が実際に
はなり得ない。+80℃以上もしくは一80℃以下であ
るか否かが異常検出手段(16)により判断される。そ
して、正常な場合、ステップSB3に移り、ステップS
B2と同様に、出口側冷媒温度センサ(Th2)が異常
か否かが判断され、正常な場合、ステップS82に戻り
、各センサ(Th1)、  (Th2)の異常を検出し
続け、電子膨張弁(5)を両センサ(TI)、(Th2
)の出力信号で制御する。
一方、入口側冷媒温度センサ(Th1)が異常ならば、
ステップSB2においてCPU (27)により出口側
冷媒温度Toが算出手段(271)で求められる。ここ
に、To−8P−α十SHであり、SPは庫内設定温度
、αは庫内温度が所定温度範囲内にある定常運転時にお
ける蒸発器(6)内冷媒蒸発温度と庫内温度との温度差
、SHは蒸発器(6)の定常運転時における蒸発器(6
)の過熱度、すなわち蒸発器出入口の冷媒温度差であり
、αとSHの具体値はSP等に応じてCPU(27)に
て計算されるが、本実施例においてはspが一12℃と
の場合には、αは10℃、SHは3〜5℃である。
従って、例えば、出口側冷媒温度To−19℃〜−17
℃が算出される。
次いで、第3制御変更手段(173)のちとに、膨張弁
開度制御手段(12)がステップSB5にて、出口側冷
媒温度センサ(Th2)の示度T。
′とToとの偏差ΔTを求めた後、ステップSB6に移
り、偏差へTに基づき該偏差へTが0となるように電子
膨張弁(5)の開度をPID制御する。
もし、異常でないなら、ステップSBIに戻り、同じフ
ローが繰り返される。
また、ステップSB3において、出口側冷媒温度センサ
(Th2)が異常であるならば、ステップSB7におい
て、ステップSB4と同様にCPU (27)により人
口側冷媒温度Tiが求められる。ここに、Ti−3P−
αであり、本実施例では、SPが一12℃の場合には、
αは10℃である。
次いで、第4制御変更手段(174)の指示のもとに、
膨張弁開度制御手段(12)がステップSB8にて、蒸
発器入口冷媒温度センサ(Th1)の指度Ti′とTi
との偏差へTを求めた後、ステップSB9にて、偏差へ
Tに基づき偏差へTが0となるように電子膨張弁(5)
の開度をPID制御する。
なお、本実施例における過熱度S H1庫内温度と蒸発
器内冷媒蒸発温度との温度差αと庫内設定温度SPとの
関係、吹出空気温度SSもしくは吸込空気温度つR3と
庫内設定温度SPとの関係、温度差ΔTを0もしくは一
定値とするべくなされる膨張弁開度の制御は、何も本実
施例に限られるものではない。
(発明の効果) 以上説明したごとく、請求項(1)〜(5)に係る発明
によれば、蒸発器出口側もしくは入口側の冷媒温度検出
手段が異常の場合に、正常な冷凍温度検出手段もしくは
蒸発器の吸込もしくは吹出温度検出手段を利用して膨張
弁の開度制御がなされるようにしたことにより、膨張弁
を適正に開度制御することができるので、冷凍装置、適
切に運転することができる。
そのため、請求項(1)に係る発明においては、例えば
、冷凍コンテナの場合、蒸発器の吹出空気温度を基準に
庫内温度を降下させるため、庫内の物品が損傷すること
なく、設定温度に降下せられる。
また、請求項(2:Jに係る発明においては、蒸発器の
吸込空気温度を基準に庫内温度を降下させるため、庫内
冷凍物品が高温に爆される時間がイ菫かのまま、設定温
度に速やかに降下せられる。
また、請求項(3)呼び(4)に係る発明では、庫内を
設定温度に保持し得るのみならず、蒸発器の温度も適切
に保持し得るため、蒸発器への庫内物品の水分の移行に
よる若布も少なく、ひいては、庫内吹出し空気温度、庫
内温度分布も良好に保持し得る。
また、請求項(5)に係る発明では、各運転状態に対応
して上記効果をなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図は本発明の実施例の冷媒回路図、第3図は電気回
路図、第4図及び第5図は制御フロー図である。 (1)・・・容量調整膨圧縮機、(2)・・・三方比例
弁、(3)・・・凝縮器、(5)・・・電子膨張弁、(
6)・・・蒸発器、(8)・・・冷媒循環回路、(12
)・・・膨張弁制御手段、(A)・・・冷凍装置、(T
h1)・・・入口側冷媒温度センサ、(T h 2)・
・・出口側冷媒温度センサ、(Th3)・・・吸込空気
温度センサ、(Th4)・・・吹出空気温度センサ、(
12)・・・膨張弁、(16)・・・異常検出手段、(
21)・・・コントローラ、(22)・・・庫内温度設
定器、(171)〜(174)・・・制御変更手段、(
271)・・・算出手段。 特 許 出 願 人 ダイキン工業株式会社12・’、
7へばか2名 第4図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機(1)、凝縮器(3)、開度の調整可能な
    膨張弁(5)及び蒸発器(6)を直列に閉回路に接続し
    てなる冷媒循環回路(8)を備えた冷凍装置において、
    上記蒸発器(6)の入口側冷媒温度を検出する入口側冷
    媒温度検出手段(Th1)と、上記蒸発器(6)の出口
    側冷媒温度で検出する出口側冷媒温度検出手段(Th2
    )と、上記両冷媒温度検出手段(Th1),(Th2)
    から出力を受け、出口側冷媒温度と入口側冷媒温度との
    温度差が一定になるように上記膨張弁(5)の開度を制
    御する膨張弁制御手段(12)と、上記冷媒温度検出手
    段(Th1),(Th2)の少なくとも一方の異常を検
    出する異常検出手段(16)と所望の庫内温度を設定す
    る設定手段(22)と、上記蒸発器(6)の吹出空気温
    度を検出する吹出空気温度検出手段(Th4)と、上記
    設定手段(22)により庫内設定温度が所定値以上の範
    囲内に設定された急速冷凍運転時において、上記異常検
    出手段(16)が異常信号を出力すると、上記膨張弁制
    御手段(12)による膨張弁(5)の開度制御を庫内設
    定温度と蒸発器(6)の吹出温度との温度差に基づく制
    御に変更する制御変更手段(171)とを備えているこ
    とを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
  2. (2)圧縮機(1)、凝縮器(3)、開度の調整可能な
    膨張弁(5)及び蒸発器(6)を直列に閉回路に接続し
    てなる冷媒循環回路(8)を備えた冷凍装置において、
    上記蒸発器(6)の出口側冷媒温度を検出する入口側冷
    媒温度検出手段(Th1)と、上記蒸発器(6)の出口
    側冷媒温度を検出する冷媒温度検出手段(Th2)と、
    上記両冷媒温度検出手段(Th1),(Th2)から出
    力を受け、出口側冷媒温度と入口側冷媒温度との温度差
    が一定になるように上記膨張弁(5)の開度を制御する
    膨張弁制御手段(12)と、上記冷媒温度検出手段(T
    h1),(Th2)の少なくとも一方の異常を検出する
    異常検出手段(16)と、所望の庫内温度を設定する設
    定手段(22)と、上記蒸発器(6)の吸込空気温度を
    検出する吸込温度検出手段(Th4)と、上記設定手段
    (22)により庫内設定温度が所定値未満の範囲内に設
    定された急速冷凍運転時において、上記異常検出手段(
    16)が異常信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(
    12)による膨張弁(5)の開度制御を庫内設定温度と
    蒸発器(6)の吸込空気温度との温度差に基づく制御に
    変更する制御変更手段(172)とを備えていることを
    特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
  3. (3)圧縮機(1)、凝縮器(3)、開度の調整可能な
    膨張弁(5)及び蒸発器(6)を直列に閉回路に接続し
    てなる冷媒循環回路(8)を備えた冷凍装置において、
    上記蒸発器(6)の入口側冷媒温度を検出する入口側冷
    媒温度検出手段(Th1)と、上記蒸発器(6)の出口
    側冷媒温度を検出する出口側冷媒温度検出手段(Th2
    )と、上記両冷媒温度検出手段(Th1),(Th2)
    から出力を受け、出口側冷媒温度と入口側冷媒温度との
    温度差が一定になるように上記膨張弁(5)の開度を制
    御する膨張弁制御手段(12)と、上記入口側冷媒温度
    検出手段(Th1)の異常を検出する異常検出手段(1
    6)と所望の庫内温度を設定する設定手段(22)と、
    該設定手段(22)によって設定された庫内設定温度に
    基づいて蒸発器(6)の出口側冷媒温度を算出する算出
    手段(271)と、庫内温度が設定温度に対して所定幅
    をもった所定温度範囲内にある冷凍運転時において、上
    記異常検出手段(16)が異常信号を出力すると、上記
    膨張弁制御手段(12)による膨張弁(5)の制御を上
    記出口側冷媒温度検出手段(Th2)の冷媒温度と上記
    算出手段(271)の算出温度に基づく制御に変更する
    制御変更手段(173)とを備えていることを特徴とす
    る冷凍装置の運転制御装置。
  4. (4)圧縮機(1)、凝縮器(3)、開度の調整可能な
    膨張弁(5)及び蒸発器(6)を直列に閉回路に接続し
    てなる冷媒循環回路(8)を備えた冷凍装置において、
    上記蒸発器(6)の入口側冷媒温度を検出する入口側冷
    媒温度検出手段(Th1)と、上記蒸発器(6)の出口
    側冷媒温度を検出する出口側冷媒温度検出手段(Th2
    )と、上記両冷媒温度検出手段(Th1),(Th2)
    から出力を受け、出口側冷媒温度と入口側冷媒温度との
    温度差が一定になるように上記膨張弁(5)の開度を制
    御する膨張弁制御手段(12)と、上記出口側冷媒温度
    検出手段(Th2)の異常を検出する異常検出手段(1
    6)と所望の庫内温度を設定する設定手段(22)と、
    該設定手段(22)によって設定された庫内設定温度に
    基づいて蒸発器(6)の入口側冷媒温度を算出する算出
    手段(271)と、庫内温度が設定温度に対して所定幅
    をもった所定温度範囲内にある冷凍運転時において、上
    記異常検出手段(16)が異常信号を出力すると、上記
    膨張弁制御手段(12)による膨張弁(5)の制御を上
    記入口側冷媒温度検出手段(Th1)の冷媒温度と上記
    算出手段(271)の算出温度に基づく制御に変更する
    制御変更手段(174)とを備えていることを特徴とす
    る冷凍装置の運転制御装置。
  5. (5)圧縮機(1)、凝縮器(3)、開度の調整可能な
    膨張弁(5)及び蒸発器(6)を直列に閉回路に接続し
    てなる冷媒循環回路(8)を備えた冷凍装置において、
    上記蒸発器(6)の入口側冷媒温度を検出する入口側冷
    媒温度検出手段(Th1)と、上記蒸発器(6)の出口
    側冷媒温度を検出する出口側冷媒温度検出手段(Th2
    )と、上記両冷媒温度検出手段(Th1),(Th2)
    から出力を受け、出口側冷媒温度と入口側冷媒温度との
    温度差が一定になるように上記膨張弁(5)の開度を制
    御する膨張弁制御手段(12)と、上記冷媒温度検出手
    段の異常を検出する異常検出手段(16)と所望の庫内
    温度を設定する設定手段(22)と、上記蒸発器(6)
    の吸込空気及び吹出空気温度を検出する吸込温度検出手
    段(Th3)及び吹出温度検出手段(Th4)と、上記
    設定手段(22)により庫内設定温度が所定値以上の範
    囲内に設定された急速冷凍運転時において、上記異常検
    出手段(16)が異常信号を出力すると、上記膨張弁制
    御手段(12)による膨張弁(5)の開度制御を庫内設
    定温度と蒸発器(6)の吹出空気温度との温度差に基づ
    く制御に変更する第1制御変更手段(171)と、上記
    設定手段(22)により庫内温度が所定値未満の範囲に
    設定された急速冷凍運転時において、上記異常検出手段
    (16)が異常信号を出力すると、上記膨張弁制御手段
    による膨張弁(5)の制御を庫内温度の設定温度と蒸発
    器(6)の吸込空気温度との温度差に基づく制御に変更
    する第2制御変更手段(172)と、該設定手段(22
    )によって設定された庫内設定温度に基づいて蒸発器(
    6)の入口側及び出口側冷媒温度を算出する算出手段(
    271)と、庫内温度が設定温度に対して所定幅をもっ
    た所定温度範囲内にある冷凍運転時において、上記異常
    検出手段(16)が入口側冷媒温度検出手段(Th1)
    の異常信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(12)
    による膨張弁(5)の制御を上記出口側冷媒温度検出手
    段(Th2)の冷媒温度と上記算出手段(273)の算
    出温度とに基づく制御に変更する第3制御変更手段(1
    73)と、庫内温度が設定温度に対して所定幅をもった
    所定温度範囲内にある冷凍運転時において、上記異常検
    出手段(16)が出口側冷媒温度検出手段(Th2)の
    異常信号を出力すると、上記膨張弁制御手段(12)に
    よる膨張弁(5)の制御を上記入口側冷媒温度検出手段
    (Th1)の冷媒温度と上記算出手段(271)の算出
    温度とに基づく制御に変更する第4制御変更手段(17
    4)とを備えていることを特徴とする冷凍装置の運転制
    御装置。
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