JPH02244148A - 受像シート材料及び転写画像形成方法 - Google Patents

受像シート材料及び転写画像形成方法

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JPH02244148A
JPH02244148A JP1065066A JP6506689A JPH02244148A JP H02244148 A JPH02244148 A JP H02244148A JP 1065066 A JP1065066 A JP 1065066A JP 6506689 A JP6506689 A JP 6506689A JP H02244148 A JPH02244148 A JP H02244148A
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JP1065066A
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Tomizo Namiki
並木 富蔵
Tamotsu Suzuki
保 鈴木
Shinji Katayama
片山 真士
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は主として色校正用のカラーブルーフやデイスプ
レー等に用いられる転写材料に関するものである。
「従来の技術」 仮支持体上に有機重合体よりなる剥離層及び感光性樹脂
層を設けてなる感光性積層物を、露光、現像工程により
、剥離層上に画像形成後、任意の支持体に転写する方法
は公知であり、特公昭46−15326、同49−44
1等に述べられている。これらの方法はカラープルーフ
としてオーバーレイタイプにもサーブリントタイプにも
使用できる長所を持っているが、転写の際、1回毎に接
着剤を用いるためプロセスが煩雑であり、また、各色を
転写する際の位置合わせの精度が低い欠点を有している
これらのプロセスの煩雑さを除く方法として、画像形成
後、受像シート上に熱と圧をかけて転写する方法が特開
昭47−41830、同48−93337、同51−5
101に述べられている。
特に特開昭51−5101には永久支持体上に熱融解性
のポリマー層を接着剤として設ける方法が記載されてお
り、また特開昭47−41830にもアート紙やコート
紙等の永久支持体に画像を直接転写する方法が記載され
ている。
しかしながら、これらの方法は以下の欠点を有している
。1つは最終画像が原稿に対して左右が逆になること、
他の1つは熱融解性ポリマーを用いた場合は、一般に融
点が高く転写温度が高くなるので熱により支持体の寸度
安定性が悪くなり各色の転写の位置合わせのズレが生じ
てくること。
また、融点の低いポリマーを用いた場合は画像形成後の
接着が起こり易かったりあるいはキズがつき易いなどの
欠点を有する。  これらの欠点を改良する方法が特開
昭’59−97140に記載されている。この方法では
永久支持体上に各色の画像を転写する前に、−旦、光重
合性受容層を設けた仮の受像シート上に各色の画像を転
写し、その後、永久支持体上に再転写し、更に全面露光
により光重合性画像受容層を固める方法である。
この方法は、上記の問題点を解決するのに非常に有効で
ある。即ち、この方法では、マスク原稿に対して、正像
の像ができ、またエチレン性の多官能モノマーが入って
いるので、転写時には光重合性画像受容層自体が柔らか
く、低い温度で転写が可能でありながら、後に露光によ
り光重合性受容層を固めてしまうため、耐接着性が良好
でキズに強いことである。
また、特開昭61−189535には、支持体上に有機
高分子からなる2層の画像受容層を有し、該受容層間の
剥離力及び第2F’と画像層間との剥離力を調整するこ
とにより、永久支持体上に画像層を転写する際に該第2
の受容層を画像層上に転写させることも、画像層のみを
転写させることも任意に選択できる画像受像シートが開
示されている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記方法によれば受像第二層は転写可能
な画像と熱接着しうる粘着性もしくは熱接着性を有して
いるため次のような欠点がある。
(1)転写可能な画像シートの膜面と受像シートの受像
面を重ねて熱転写する時に受像面の粘着性のために膜面
間に空気の泡(以下気泡という)が取り込まれて残り、
画像品質の低下を生ずる場合がある。
(2)永久支持体へ画像を再転写した際、熱接着性のあ
る受像第二層が画像部の上に残っており、このため最終
仕上がり品を高温高湿下で重ねて保存した時に接着故障
を生じる場合がある。
本発明の目的は、上記欠点を改良することにある。すな
わち、転写可能な画像を受像シート材料に転写後、さら
に紙、金属板、プラスチックフィルム、布、等の永久支
持体に再転写する際に、受像層を層間剥離させることに
よってマット化のプロセスが必要なく剥がすだけで支持
体の凹凸感が出て印刷物との近似性の高い転写画像形成
方法において、画像転写性を損なうことなく画像転写時
に生ずる膜面間の空気の取り込まれ(気泡)を防ぎ、更
に最終仕上がり品の耐接着性が良好な保存性に優れた受
像シート材料及び転写画像形成方法を提供することにあ
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明の上記目的は、転写可能な感光材料の画像形成層
に形成された画像を受像シート材料に転写し、次いで永
久支持体上に該画像を再転写してなる転写画像の形成に
用いる受像シート材料において、該受像シート材料が支
持体及びその上に少なくとも2層より成る有機高分子重
合体を主成分として含有する組成物よりなる受像層を有
し、該受像層の少なくとも1層が永久支持体上に転写さ
れ、かつ永久支持体上に転写される該受像層が下記(I
)、 (n)の少なくとも1種を含有することを特徴と
する受像シート材料および転写画像形成方法により達成
された。
(I)一般式 RlX  <ここ’T:Xは−CH2O
R2,−COOHもしくは−CONH2; R1はCn
H2n+1またはCnH2n−1の一価炭化水素基でn
は11以上21以下の整数;R2はHもしくは−CO−
R3−5−R3−COOCH2−R1;R3は1以上6
以下の二価炭化水素基である。)(n)平均炭素数20
以上で分子量300以上の直鎖状炭化水素を主成分とす
る飽和炭化水素混合物、平均炭素数35以上で分子量5
00以上の側鎖状炭化水素もしくは環状炭化水素を主成
分とする飽和炭化水素混合物からなるワックス類もしく
は硬化油。
受像シートの支持体としては、化学的及び熱的に安定で
あり、かつ撓曲性を有する物質が用いられる。必要に応
じて化学光線透過性であってもよい。具体的には、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のポリハロゲン化ビ
ニル類、セルロースアセテート、ニトロセルロース、セ
ロハン等のセルロース誘導体、ポリアミド類、ポリスチ
レン、ポリカーボネート、ポリイミド類、場合によりポ
リエチレンフィルムをラミネートした紙なども使用可能
である。これらの中で特に好ましい物は、寸度安定性及
び透過性において優れた2軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフイルムであるが、これらに限定されるものでは
ない。又、これら支持体と受像第一層の接着力をあげる
為にコロナ放電処理、グロー放電処理などの表面処理や
あるいはアンダーコート層を設けることも可能である。
アンダーコート層としては支持体と受像第一層の接着力
をあげるものならなんでもよいが、特にシランカップリ
ング剤等が好適である。
第一層として用いる有機高分子物質としてグイカー法(
Vicat法;具体的にはアメリカ材料試験法ニーエス
テ−エムデーASTMDI235によるポリマー軟化点
測定法)による軟化点が約80℃以下の有機高分子物質
より選ばれることが好ましい。この理由は軟化点の低い
ポリマーを用いることにより、転写可能な画像を受像シ
ート材料に転写後、紙などの永久支持体上に熱と圧で転
写する際に、核層が紙の凹凸に従ってろ埋め込まれ紙と
の密着をよくし、又剥離する際にマット化等の工程を必
要とせず印刷物との近似性をあげるものである。軟化点
が高いポリマーを用いた場合には、高い温度で転写する
必要があり、画像の寸度安定性等に大きな弊害を与える
。ポリエチレンテレフタレートフィルム等を感材や、受
像シート材料の支持体に用いた場合には、このような点
でVicat法による有機高分子物質の軟化点が約80
℃以下のもの、好ましくは60℃以下、特に好ましくは
50℃以下のものである。軟化点が約80℃以下のもの
の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなと
のボリオレ、フィン、エチレンと酢酸ビニルあるいはエ
チレンとアクリル酸エステルの如きエチレン共重合体、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルの如き塩化ビ
ニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン共
重合体、ポリスチレン、スチレンと(メタ)アクリル酸
エステルの如きスチレン共重合体、ポリビニルトルエン
、ビニルトルエンと(メタ)アクリル酸エステルの如き
ビニルトルエン共重合、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、 (メタ)アクリル酸ブチルと酢酸ビニル等の(メ
タ)アクリル酸エステルの共重合体、酢酸ビニル、ナイ
ロン、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイロ
ンの如きポリアミド樹脂、合成ゴム、塩化ゴム等の有機
高分子物質から少なくとも1つ選ばれるのが好ましいが
、更に「プラスチック性能便覧」 (日本プラスチック
工業連盟、全日本プラスチック成形工業連合会編著、工
業調査会発行、1968年10月25日発行)による軟
化点が約80℃以下の有機高分子物質を使用することが
できる。これらの有機高分子物質中には該高分子物質と
相溶性のある各種の可塑剤を添加して実質的な軟化点を
下げることも可能である。さらには、軟化点が80℃以
上の有機高分子物質でも相溶性のある可塑剤を添加する
ことにより、実質的に軟化点を80℃以下に下げること
が可能である。又これらの有機高分子物質中に受像シー
トの支持体や、上にくる第二の有機高分子物質との接着
力を調節するために、実質的な軟化点が80℃を越えな
い範囲で各種のポリマーや、密着改良剤あるいは界面活
性剤や離型剤を加えることが可能である。
第−層の有機高分子物質の厚さは1μから50μが好ま
しく、特に5μから30μが好ましい。
この理由の1つは受像シート材料上に転写された画像を
永久支持体に転写する場合、永久支持体の表面の凹凸よ
り厚くする必要があること、又他の1つは、転写可能な
画像を受像シート材料に転写する際に、転写可能な画像
の画線部と非画線部に凹凸があるような場合、単色の場
合は薄くても良いが、特にカラープルーフ用等の4色の
重なりがある場合には、各色の画線部と非画線部の凹凸
の4倍の厚さがあることが好ましいためである。
次にこの上に設ける受像第二層について説明する。受像
第二層に使用される有機高分子物質の目的は永久支持体
への再転写時において受像シートの支持体の剥離で受像
第一層と第二層の間で層間剥離をさせ永久支持体上の画
像上に薄い第二層のみを残し、永久支持体の凹凸により
、特別なマット化処理をほどこすことなく実際の印刷物
の光沢に近似した画像を得ることにある。したがって特
開昭61−189535記載の接着力の関係を満足しう
るものであれば基本的に種々の有機高分子物質が使用可
能であるが、第一層目の素材に何を使用するか、あるい
は転写可能な画像形成法として何を用いるかによって画
像形成部の索材あるいは永久支持体の材質; (例とし
て、アート紙、コート紙、上質紙、更紙、金属板、合成
フィルム)により、適宜選択されるべきであるが永久支
持体上に形成される画像の保存性(耐接着性)の点から
は軟化点があまり低すぎない方が良く画像転写性との兼
ね合いから、好ましくは第一層目よりも10℃以上軟化
点が高い物質から選ばれることが好ましい。
第二層目に用いる有機高分子物質の具体例としては、ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、エ
チレンと酢酸ビニルあるいはエチレンとアクリル酸エス
テルの如きエチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニルと酢酸ビニルの如き塩化ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニリデン、塩化ビニリデン共重合体、ポリスチレン、
スチレンと(メタ)アクリル酸エステルの如きスチレン
共重合体、ポリビニルトルエン、ビニルトルエンと(メ
タ)アクリル酸エステルの如きビニルトルエン共重合、
ポリ(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸
ブチルと酢酸ビニル等の(メタ)アクリル酸エステルの
共重合体、酢酸ビニル、ナイロン、共重合ナイロン、N
−アルコキシメチル化ナイロンの如きポリアミド樹脂、
合成ゴム、塩化ゴム、セルローズ誘導体等から選ばれた
少なくとも1種以上の有機高分子物質を用いることがで
きる。
又、第一層目に用いられるVicat法による軟化点が
実質的に約80℃以下の有機高分子物質と第二層目に用
いる有機高分子物質との関係は、好ましくは第一層目よ
りも10℃以上軟化点が高い物質から選ばれることが好
ましい。
本発明に使用する受像第二層中へ添加する化合物は下記
一般式で示される。
(I)一般式 R1−X  (ココテXは一〇H2OR
2,−COOHもしくは−CONH2; R1はCnH
2n+1またはCnH2n−1の一価炭化水素基でnは
11以上21以下の整数;R2はHもしくは−C○−R
3−3−R3−COOCH2−R1;R3は1以上6以
下の二価炭化水素基である。)(II)平均炭素数20
以上で分子量300以上の直鎖状炭化水素を主成分とす
る飽和炭化水素混合物、平均炭素数35以上で分子量5
00以上の側鎖状炭化水素もしくは環状炭化水素を主成
分とする飽和炭化水素混合物からなるワックス類もしく
は硬化油。
化合物は基体となる受像第二層への溶解性及び添加量に
対する粘着性除去効果の面で受像第二層の組成に応じて
選択することが好ましい。炭素数の少ないものは一般に
溶解しやすいが、表面粘着性除去効果は小さく、また炭
素数が増大すると粘着性除去効果は大きいが受像第二層
の白濁を生じ画像転写性を低下させることがある。溶解
性、粘着性除去効果のバランスの点で式中のR1は炭素
数11〜21の範囲が好ましく、また特にXがヒドロキ
シル基、カルボキシル基、アミド基で示される化合物ま
たは で示されるチオジエステルが粘着性除去に効果が大きく
好適である。さらにXがヒドロキシル基、カルボキシル
基の場合、R1=C13〜CI?、またアミド基の場合
はR1=C13の飽和炭化水素及びCI?)(33の不
飽和炭化水素、またチオジエステルの場合にはR1=C
11〜CI?、R3=03の化合物が粘着性除去効果、
樹脂に対する溶解度が大きく特に効果的である。これら
の化合物は単独あるいは組合せて使用することができる
。化合物の具体例を示すと、ラウリルアルコール、ミリ
スチルアルコール、七チルアルコール、ステアリルアル
コール、エイコシルアルコール、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、エイコ酸、ラウリ
ン酸アミド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド
、ステアリン酸アミド、ジラウリルチオジプロピオネー
ト、シミリスチルチオジプロピオネート、ジステアリル
チオジプロピオネート、オレイルアルコール、エルシル
アルコール、オレイン酸、エルカ酸、オレイン酸アミド
、エルカ酸アミド、リノール酸、リノール酸アミド、リ
ルン酸、リノール酸アミドなどが挙げられる。
又、ワックス類としてはパラフィンワックス、マイクロ
リスタンワックスが挙げられ、硬化油としては牛脂硬化
油、ヒマシ硬化油等が挙げられる。
化合物を受像第二層鞘成物中に単独あるいは組み合わせ
て添加する場合、その添加量の総量が組成物基体に対し
0.1重量%未満では表面粘着性除去に実質的に効果は
なく、10重量%より多い場合は表面粘着性除去効果は
十分に発揮されるが、組成物基体への溶解性が低下し樹
脂が白濁するため画像転写性の低下をひきおこす。最適
添加量は組成物基体の構造によって溶解度も異なるため
各々の樹脂に対して決定されなければならないが、0、
 1〜10重量%が最適であり、特に表面粘着性除去効
果、受像第二層と画像層の熱接着強度の点から0. 5
〜4重量%の範囲が好ましい。
更にこれらの樹脂の中には特開昭61−189535の
接着力の関係を満たすために他の密着改良剤、離型剤、
可塑剤、界面活性剤、等を添加することができるのは当
然である。
受像第二層の粘着性、熱接着性あるいは膜強度といった
膜物性を調節する手段の一つとして第二層上に受像第三
層を設けても良い。
また、受像第二層、第三層へ光重合性を付与し永久支持
体へ転写後に光硬化させ仕上がり品の耐接着性をより良
化させることも有効である。このような目的に使用可能
な光重合性モノマー 光開始剤等は特開昭59−971
40、特開昭61−200535に記載されている。
受像第二層の膜厚としては、0.1μ〜10μ位が好ま
しく特に0. 5μ〜5μが好ましい。膜厚が厚すぎる
と永久支持体の表面の凹凸感が損なわれ、光沢が出過ぎ
て印刷物近似性を悪くする。
永久支持体上に2層以上の受像層が転写される場合は全
膜厚がこの範囲にあることが好ましい。
本発明に使用される転写可能な画像形成法としては従来
技術の項で示した前述の特許に示される各種の画像形成
法が利用可能であるが、支持体上に剥離層を設けたもの
が特に好ましい。この理由は剥離層がないと画像部自身
が永久支持体に転写されなければならないが、種々の実
験では素材の選択中が狭かったりあるいは熱転写の温度
を高くしなければならない等の制約を受けるが、剥離層
を設けた場合には機能分離が可能になり、温度のラチチ
ュード、あるいは永久支持体の転写される材質の種類が
広がるなどの利点を有している。これらの剥離層は、写
真的画像形成の際に非画線部の剥離層が現像時にエツチ
ングされ、画線部の下だけ残っていても良いし、又現像
時に剥離層がエツチングされることなく剥離層上に色画
像が形成されても良い。
永久支持体への転写時に受像シート材料の剥離で層間剥
離を第−層の有機高分子物質と受像第二層の間で起こさ
せるには各層間の密着力のバランスが重要であるが、眉
間密着力のコントロールにおいて本発明で利用した重層
塗布時の混合を防ぐ為に塗布溶剤の選択の他に、親水性
ポリマーと親油性ポリマーあるいは極性ポリマーと非極
性ポリマーの組み合わせといった素材の選択、又シラン
カップリング剤等の密着改良剤、フッ素系やシリコーン
系の離型効果を有する各種添加剤、界面活性剤、可愁剤
等を受像第一層あるいは受像第二層に添加することが有
効である。
以下、本発明を実施例をもって説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
〔実施例〕
先ず転写可能な画像形成材料を以下の手順で作成した。
下記組成を有する剥111F!溶液をポリエチレンテレ
フタレートフィルム支持体(厚さ:100μ)上に塗布
・乾燥して、乾燥膜厚が0.5μの剥離層を設けた。
斜11」しL葺液 アルコール可溶性ポリアミド    7.2g(CM−
8000、「η」20℃ 10wt%メタノール溶液 23cps  東しく株)製) ポリヒドロキシスチレン      1.8g(レジン
M、平均分子量:5゜ 500 丸部石油(株)製) メタノール            400gメチルセ
ロソルブ         100g次いで、この剥離
層上に下記第−表に示されろ4種類(Y、 M、 C,
B)の塗布液を各々塗布・乾燥して、各々イエロー(Y
)、マゼン9 (M)、シアン(C)、ブラック(B)
に着色した乾燥塗膜が2.4μの感光性樹脂層を設けた
更に、各々の感光性樹脂層上に下記組成の塗布液を塗布
・乾燥して、乾燥膜厚カ月、5μの保護層を形成した。
WJLfjL里l膚羞 ポリビニルアルコール        60g(CL−
05、日本合成化学 工業(株)性) 水                      97
0gメタノール             30gこの
ようにして、順に支持体、剥離層、感光性樹脂層および
保Fi層からなる4色の感光性転写シー) (N−+P
型着色感光シート)を作成した。
4色各々の感光性転写シートを、レジスターピンを用い
て相応するマスクと重合わせ、2に讐の超高圧水銀灯で
50cmの距離で画像露光を行った。
しかる後、露光済みの転写シートを下記組成の現像液を
用いて35℃の温度で10〜20秒間現像処理して剥離
層上に4色のポジ画像を得た。
l像盪 Na2CO315g ブチルセロソルブ        1g水      
               11一方、受像シート
材料を次のごとく作成した。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ: 100
μ)を用意し下記組成の受像第−層用の塗布液Aを塗布
・乾燥して、乾燥膜厚が20μの受像第一層を形成した
塗コl夜り。
エチレン−酢酸ビニル共重合体    15g(重量比
、エチレン81%、 酢酸 ビニル19%、三井水 リケミカル(株 )製 エバ フレックス #410) 塩素化ポリエチレン     、0.075g(中隔国
策バルブ(株)製 スーパークロン#907LTA) フッ素系界面活性剤       0.25g(3M社
製フロラード FC−430) トルエン             100m1次に、
上記の受像第一層の上に次の受像第二層の母液B中に下
記の本発明の化合物a−eの5種類を各々加えてと塗布
溶液を完成させ塗布し、乾燥膜厚が2μになるように受
像第二層を形成せしめた。
溢血」dLL合遣l a)ステアリン酸 b)ベヘニン酸 C)オレイン酸アミド d)ステアリン酸アミド e)ヒマシ硬化油 且櫃■ アルコール可溶性ナイロン (東しく株)製、アミラン “CM−8000”) スチレン・マレイン酸半エス チル共重合樹脂(日本触媒 (株)製、  オキシラック 5H−101) 本発明の化合物本        0.03gメチルア
ルコール         70 m lメチルセロソ
ルブ         30 m lなお、比較試料と
して本発明の化合物を添加しない受像第二層も同時に塗
布作成した。
得られた本発明の受像シート及び比較の受像シ1、5g 1、5g (mp、56〜60℃) (mp、76〜81℃) (mp、72〜76℃) (mp、99〜105℃) (mp、84℃℃以上) −トにおいて各々の受像面と、ブラック画像が形成され
たカラープルーフィングシートの画像面とをレジスター
ピンにより位置決めして重ね合わせ、カラーアート転写
機CA−6007(富士写真フィルム(株)製)により
受像シートにブラック画像を転写したところ、ブラック
画像は剥離層と共にカラープルーフィングシートから受
像シート上に完全に転写された。
次いで、この転写されたブラック画像上にシアン、マゼ
ンタ、イエローの各画像が形成されたカラープルーフィ
ングシートを用いて前記と同様の操作を繰り返したとこ
ろ、各々のカラー画像は剥離層とともに受像シート上に
完全に転写され、4色からなるカラー画像が得られた。
更に、このようにして得られた4色の転写画像を有する
受像シートの画像面と白色アート紙とを重ね合わせて前
記と同様の転写を行ない受像シート材料を剥離すると支
持体に受像第一層のみを残して、即ち永久支持体上には
画像とその上の受像第二層が形成された。
転写工程で発生した気泡の程度及びこれらの白色アート
紙上に転写された画像面と白色アート紙を重ね合わせ、
温度40℃、湿度75%RH,荷重1.5kg15X5
cm2の環境で72時間放置した後、画像面の接着の程
度を調べた。結果を第二表に示す。
第2表 第二表から明らかなように、受像第二層に本発明の化合
物を添加した試料は最終仕上がり品の画像に気泡の発生
跡がみられず、また耐接着性も優れて保存性が良好であ
った。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転写可能な感光材料の画像形成層に形成された画
    像を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上に該
    画像を再転写してなる転写画像の形成に用いる受像シー
    ト材料において、該受像シート材料が支持体及びその上
    に少なくとも2層より成る有機高分子重合体を主成分と
    して含有する組成物よりなる受像層を有し、該受像層の
    少なくとも1層が永久支持体上に転写され、かつ永久支
    持体上に転写される該受像層が下記( I )、(II)の
    少なくとも1種を含有することを特徴とする受像シート
    材料。 ( I )一般式R1−X(ここでXは−CH2OR2、
    −COOHもしくは−CONH2;R1はCnH2n+
    1またはCnH2n−1の一価炭化水素基でnは11以
    上21以下の整数;R2はHもしくは−CO−R3−S
    −R3−COOCH2−R1;R3は1以上6以下の二
    価炭化水素基である。)(II)平均炭素数20以上で分
    子量300以上の直鎖状炭化水素を主成分とする飽和炭
    化水素混合物、平均炭素数35以上で分子量500以上
    の側鎖状炭化水素もしくは環状炭化水素を主成分とする
    飽和炭化水素混合物からなるワックス類もしくは硬化油
  2. (2)転写可能な感光材料の画像形成層に形成された画
    像を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上に該
    画像を再転写してなる転写画像形成方法において、該受
    像シート材料が支持体及びその上に少なくとも2層より
    成る有機高分子重合体を主成分として含有する組成物よ
    りなる受像層を有し、該受像層の少なくとも1層が永久
    支持体上に転写され、かつ永久支持体上に転写される該
    受像層が下記( I )、(II)の少なくとも1種を含有
    することを特徴とする転写画像形成方法。 ( I )一般式R1−X(ここでXは−CH2OR2、
    −COOHもしくは−CONH2;R1はCnH2n+
    1もしくはCnH2n−1の一価炭化水素基でnは11
    以上21以下の整数;R2はHもしくは−CO−R3−
    S−R3−COOCH2−R1;R3は1以上6以下の
    二価炭化水素基である。)(II)平均炭素数20以上で
    分子量300以上の直鎖状炭化水素を主成分とする飽和
    炭化水素混合物、平均炭素数35以上で分子量500以
    上の側鎖状炭化水素もしくは環状炭化水素を主成分とす
    る飽和炭化水素混合物からなるワックス類もしくは硬化
    油。
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