JPH0224239A - プラスチック製バンパーの構造 - Google Patents

プラスチック製バンパーの構造

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JPH0224239A
JPH0224239A JP17592888A JP17592888A JPH0224239A JP H0224239 A JPH0224239 A JP H0224239A JP 17592888 A JP17592888 A JP 17592888A JP 17592888 A JP17592888 A JP 17592888A JP H0224239 A JPH0224239 A JP H0224239A
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JP
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reinforcement
foam
foam material
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Masaharu Okamura
雅晴 岡村
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Daikyo Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチック製バンパーの構造上の改良に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 近年、自動車用バンパーとして、プラスチック製のもの
が多用されている。かかるプラスチック製バンパーは外
観スタイリングと軽量化の要求と、特に米国での安全基
準に適合させるため、その構造としてはフェース部材と
強度部材であるレインホースメントとの間に衝撃吸収部
材である発泡体を充填して製造されたものが多く見られ
る(例えば、実公昭61−35465号参照) ところで、バンパーとしての機能性を考えると、衝突時
の衝撃を極力バンパーの構造において受は止め、ボディ
にまで歪変形を与えないように考慮するのが好ましい。
そこで、この種プラスチック製バンパーにおいては、そ
の正面部において構造上軽衝突と大衝突とに対応するよ
うにレインホースメントと発泡体との組み合わせ構造に
工夫がなされてはいるものの、大変形衝突時のボディ歪
変形への対応は今−歩の感がある。また、外観スタイリ
ングの要求に答えるべく、正面部と両サイド部とにより
ほぼコ字形状に構成されるバンパーが多用されるに至っ
ているが、両サイド部に延びろフェース部材を介しての
取り付けが安定しないという問題点もある。
(発明の課題) 本発明は上記従来技術に鑑み、正面部と両サイド部とに
よりほぼコ字形状に構成されるプラスチック製バンパー
において、大変形衝突時におけるボディへの歪変形影響
を極力回避することのできるプラスチック製バンパーを
提供することを課題とする。
(課題解決のための手段) 本発明は従来着目されていなかった両サイド部における
バンパー構造を工夫することにより大変形衝突時のボデ
ィへの影響が回避されることに着目してなされたもので
、正面部と両サイド部とを有し、はぼコ字形の平面形状
をなすバンパーにおいて、 上記正面部はフェース部材、レインホースメントおよび
発泡体とから一体的に構成され、上記サイド部はフェー
ス部材と発泡体とが一体的に構成された後端部とフェー
ス部材のみで構成された中間部とからなり、 上記レインホースメントはバンパーステイを介して車体
に、上記サイド部後端部はフェース部材を直接車体に固
着してなるプラスチック製バンパーの構造にある。
本発明の対象は正面部と両サイド部とがほぼコ字形の平
面形状に構成されるプラスチック製バンパーにあり、正
面部と両サイド部は連続するフェース部材によりその表
皮が構成される。
本発明に係るプラスチック製バンパーの正面部構造は上
記フェース部材と強度部材となるレインホースメントと
が衝撃吸収材料である発泡体に一体的に構成されている
必要はあるが、かかる基本構成を備える種々の形態が採
用されてよい。
(作用) 本発明によれば、かかるバンパーのボディへの取り付は
時には発泡体の充填された両サイド部の後端部を介する
ので、取り付は時の変形がなく、また、大変形衝突時に
は衝撃を受ける正面部とボディとの取り付は箇所となる
後端部との間にはさまれるフェース部材で構成される中
間部が主として変形することになり、ボディの歪変形は
防止されることになる。
以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づき、詳細に
説明することにする。
(実施例) 第1図は本発明に係るプラスチック製バンパーの平面図
で、フェース部材lは正面部!lから両サイド部材12
.12にわたってコ字形平面形状に、また端部に分岐部
13aを有する比較的広い上面13を備える断面コ字形
に構成され、後述する中間部の変形特性を考慮して通常
、フェース部材に用いられるウレタン、ポリプロピレン
等により成形されてよくか、特にオレフィン系熱可塑性
樹脂に合成ゴム20〜50重量%と無機フィラー10〜
20重量%を混合してなる縦弾性係数2000〜500
0kg/cm”、線膨張係数10x105mll1/m
詰/℃の物性を有する成型体を利用するのが好ましい。
上記フェース部材の正面部11内には、その長手方向に
延びてレインホースメント2が配設される。該レインホ
ースメント2は通常、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリカーボネイト/ポリブチレンテレフタレート、ガラ
ス繊維強化ポリエステル(FRP)等にて強度部材とし
ての構造強度を有するように製造され、上記フェース部
材lの上面13に近接して、これにほぼ平行に延びる上
面21を有するように形成されている。尚、レインホー
スメント2の形状としては下記発泡体3に装填される矩
形状のものであってもよい。
上記両部材間にはエネルギー吸収体である発泡体3が充
填される。ウレタンフオームが一般的に使用されるが、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリス
チレン、ポリスチレンの1O−100倍発泡が使用され
てよく、正面部11においてはフェース部材lとレイン
ホースメント2との近接する上面部13.31において
両部材間に充填され、上記フェース部材の分岐部13a
には発泡体3の一部を食い込ませて両部材を接合してい
る。
他方、両サイド部12.12には上記正面部11に続く
中間部12aを除き(第3図参照)、後端部+2bには
第4図に示すようにボディBへの取り付は箇所を残して
上記と同様の発泡体3を充填硬化させる。
上記構造のプラスチック製バンパーは正面部11におい
てはレインホースメント2に連結するバンパーステイS
を介してボディBの前方部に取り付けるとともに、両サ
イド部12.12をその発泡体3を充填された後端部1
2aを介してボディBに取り付ける。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、正面部
と両サイド部とによりほぼコ字形の平面形状に構成され
るバンパーにおいて、 上記正面部に続く両サイド部のフェース部材のみの変形
性能を利用して、大変形衝突時には衝撃を受ける正面部
とボディとの取り付は箇所となる後端部との間にはさま
れるフェース部材で構成される中間部が主として変形す
ることになり、ボディの歪変形は防止されることになる
一方、かかるバンパーのボディへの取り付は時には発泡
体の充填された両サイド部の後端部の形状安定性を利用
して、取り付は時の変形を回避することができるので、
従来のプラスチック製バンパーの構造上の問題点が解消
されることになる。
尚、本発明は図示の実施例に基づいて説明されたが、本
発明に係るプラスチック製バンパーは両サイド部の構造
に特徴を有するので、かかる特徴的構造を備える限り、
正面部構造は上記フェース部材と強度部材となるレイン
ホースメントとが衝撃吸収材料である発泡体に一体的に
構成されている必要はあるが、種々の形態が採用されて
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプラスチック製バンパーの平面図
、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第1図の
■−■線断面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、正面部と両サイド部とを有し、ほぼコ字形の平面形
    状をなすバンパーにおいて、 上記正面部はフェース部材、レインホースメントおよび
    発泡体とから一体的に構成され、 上記サイド部はフェース部材と発泡体とが一体的に構成
    された後端部とフェース部材のみで構成された中間部と
    からなり、 上記レインホースメントはバンパーステイを介して車体
    に、上記サイド部後端部はフェース部材を直接車体に固
    着してなるプラスチック製バンパーの構造。
JP17592888A 1988-07-13 1988-07-13 プラスチック製バンパーの構造 Granted JPH0224239A (ja)

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JP17592888A JPH0224239A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 プラスチック製バンパーの構造

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JPH0224239A true JPH0224239A (ja) 1990-01-26
JPH0549497B2 JPH0549497B2 (ja) 1993-07-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636553U (ja) * 1979-08-29 1981-04-08
JPS61257342A (ja) * 1985-05-02 1986-11-14 フオ−ド モ−タ− カンパニ− 発泡材芯のある車輌バンパ・アセンブリ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636553B2 (ja) * 1972-10-17 1981-08-25

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JPH0549497B2 (ja) 1993-07-26

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