JPH02240081A - 1,4―ジヒドロピリジン誘導体 - Google Patents

1,4―ジヒドロピリジン誘導体

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JPH02240081A
JPH02240081A JP5982889A JP5982889A JPH02240081A JP H02240081 A JPH02240081 A JP H02240081A JP 5982889 A JP5982889 A JP 5982889A JP 5982889 A JP5982889 A JP 5982889A JP H02240081 A JPH02240081 A JP H02240081A
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健一 鈴木
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稲田 治明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明は優れた薬埋活性を有する新規1.4−ジヒドロ
ピリジン誘導体に関し、更に詳細には腫瘍等の治療薬と
して有用な1.4−ノヒドロビリジン誘導体に関する. [従来の技術】 1.4−7ヒドロピリジン誘導体については既に多くの
化合物が知られている. それらの公知1.4−シヒドロピリジン誘導体の中で薬
埋活性を有することが知られている化合物は数多いが、
その大WS分のものは循環器系に対して薬理活性を有す
るものであり、その他の薬埋活性については抗炎症作用
、肝保護作用等を有するものがごく少数報告されている
に過ぎない.一方、腫瘍に対して何等かの薬理活性を有
する1.4−ノヒドロピリジン誘導体については、特公
表55  500577号公報の中に、4位に置換基を
有しない1,4−ノヒドロピリノン化合物がある種の腫
瘍に対して転移抑制効果を有することが記載されている
。また、特開昭60−6613号公報には、二7エジビ
ン、ニモノピン等のII4−ジヒドロビリジンを有効成
分とする抗腫瘍及び抗腫瘍転移剤について記載されてい
る.また、特開昭62−87516号公報には、白金配
位化合物と二7エジピン、ニモジビン等の化合物を併用
する悪性腫瘍の処置法等が記載されている.更に、特開
昭64−31781号公報には、前記式(I)で表わさ
れる化合物において% R2を7ルキルオキシ基でnを
2〜4の整数で置き換えた化合物が、耐性を獲得した腫
瘍細胞の感受性を着しく増大させる作用を有することが
記載されている.[本発明が解決しようとする課題1 しかしながら、上記特開昭60−6613号公報及び同
62−87516号公報に記載されている発明は、カル
シフム経路遮断作用を有する化合物を抗腫瘍薬として用
いるか、抗腫瘍薬である白會配位化合物と併用するもの
であり、一j作用の点で必ずしも実用的でないという欠
点がある.JlOち、上記発明で用いら^るカルシウム
経路遺断剤はいずれも強い降圧作用(血圧降下作用)を
有し、ごく少量でも心臓・血管等に対して作用を現わす
薬物であることから、そのような薬物を抗腫瘍作用を発
現する程度まで多量に使用すると者しい降圧を米たす等
の心臓・血管系に対して不都合な作用を及ぼすことが避
けられないという欠点がある.更に、特開昭64−31
781号公報に記載されている化合物は、副作用として
強くはないが降圧作用を有するものが多く、抗腫瘍薬と
併用する上で必ずしも満足できるものではない, 本発明考らは1.4−シヒドロピリジン誘導体について
、抗腫瘍薬との併用効果及び降圧作用の有無を広範にス
クリーニング1,た結果、ある種の化合物が抗腫瘍薬に
対する腫瘍細胞、特に耐性を獲得した腫瘍細胞の感受性
を者しく増大させる作用を有し、しかも副作用としての
降圧作用がほとんどないことを見出だし、本発明に到達
したものである, [課題を解決するための手段] 本発明によれば、式(+) (式中、R,は水素原子又はメチル基を表わし、R2は
N−モルホリル基又はビリノル基を衰わし、nは1又は
2の整数を表わす.)で表わされる1.4一ジヒドロピ
リジン誘導体が提供される.本発明に於いて、上記式<
1)で表わされる1,4−ノヒドロピリジン誘導体の中
で特に顕者な薬物感受性増強作用を有するものはR2が
ビリジル基であり、nが1の整数である化合物である.
この内、最も好ましい化合物は、R,がメチル基でR,
が4−ビリジル基でnが1の整数である、4一[2−(
3−メチル−5.6−ノヒドロー1.4−ジチイニル)
1−2+6一ノメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3
,5−ジカルポン酸ビス(4−ビリノルメチル)エステ
ルである. これら特定の置換基を有する化合物は、後記試験例で詳
しく述べるように、他の化合物に比べて一層な顕者な薬
物感受性増強作用を有しており、しかも副作用としての
降圧作用は殆ど認められないか、又はあっても極くわず
かで実用上熊視できる程度であるため医薬として特に有
用な化合物である。
上記式(I)で表わされる1,4−ジヒドロビリジン誘
導体は、いずれも従米から1.4−ジヒドロビリジン類
のa遣に利用されている周知の反応を利用して製造する
ことができる.例えば、2一ホルミルー1.4−ジチェ
ン又は2−ホルミルー3−メチル−1.4−ジチェンを
β−7ミノクロトン酸エステル及V7セト酢酸エステル
と共に有機溶媒の存在下又は不存在下に加熱あるいは加
熱′a流して反応させるか(方法A)、又は2−ホルミ
ル−1.4−ジチェン又は2−ホルミル−3−メチル−
1.4−ノチェンをア七ト酢酸エステル及びアンモニア
水と共に有機溶媒の存在下又は不存在下に加熱好ましく
は加熱還流しで反応させる(方法B)ことにより製造さ
れる. これらの製造方法に用いられる反応は、従米から1.4
−ジヒドロピリジン化合物の製造に使用されている公知
の反応(例えば特公昭46−40625号公報、同56
−37225号公報、特開昭60−214’786号公
報等に記載されている方法に用いられている反応)と基
本的に同一である.従って本発明の1,4−シヒドロピ
リジン誘導体は上記方法以外に、これら公知文献に記載
された別の反応を適宜応用することによっても製造する
ことが可能である. 上記製造方法に於いて用いられる原料化合物は、いずれ
も公知の化合物であり、当業者が必要に応じて容易に入
手もしくは製造することのできるものである.即ち、7
セト酢酸エステル、β−7ミノクロトン酸エステルはい
ずれも1,4−シヒドロピリジン化合物の製造原料とし
て常用されている化合物であり、必要に応じて随時市販
品を入手することができ、また容易に合成することがで
きる。また、2−ホルミルー1,4−ノチェン又112
−ホルミル−3−メチル−1,4−ジチェンは、1,4
−ジチェン又は2−メチル−1.4−ジチェンを原料と
し、これにジメチルホルム7ミド,l/オキシ塩化リン
を反応させたのち、得られた生成物を加水分解すること
により製造することがで終る.具体的には、待闇昭64
−31781号公報に記載されでいる方法によって製造
することができる. 本発明によれば、上記の方法で生成される反応生戊物、
即ち、式(!)で表わされる1,4−シヒドロピリノン
誘導体は、常法例えば溶媒による抽出、クロマトグラ7
イー、結晶化等によって反応混合物から分離し、かつ精
製することができる.[実施例j 次に、実施例を示し、本発明に係る1.4−ノヒドロピ
リノン誘導体の合成例及びその有用性を確認するために
社なウた薬埋試験結果について説明するが、本発明の範
囲がこれら実施例に限定されるものでないことは言うま
でもない.実施例1 4−[2−(5.6−ジヒドロー1.4−ジチイニル月
−2,6−ノメチル−1.4−ノヒドロピリジン−3,
5−ノカルボン酸ビス[2−(N−モルホリル)エチル
]エステルの合成 2 − * ルミル− 1 t 4−7 f エン5 
, O O g ( 0 .034モル)、アセト酢酸
−2−(N−モルホリル)エチルエステル1 6.6g
(0.0 7 7モル)および28%アンモニア水15
mlをインプロビルアルコール25−1に溶解し、20
時闇加熱還流を行なった.冷却後反応液を濃縮し、残渣
を酢酸エチルに溶解し、少量の水で不純物を抽出除去し
た.酢酸エチル層を芒硝で乾燥した後、溶媒を留去し残
渣をクロロホルムとメタノールの混合溶媒でシリヵデル
カラムクロマトグラ7イーを行ない、得られた結晶をイ
ソブロビルアルコールで再結晶して淡貢色結晶の目的物
’12.10g(収率11.4%)を得た.この物質の
分析値は以下の通りである.融点:1 1 3.5 −
 1 1 5.0℃■ R:ν一ケ cm一 3290(NH),1690(C=0),1270(C
−0)N M R (CDCI,,THS,PPM)2
.31(6Ls,2.6位CI!.)2.36−2.7
6(I2H,m+2xcOOcHz(jil+2x モ
ルホリン環3,5位CH.) 3.02(4+1,s+ 9 チs− ン環SCH2C
H2S)3.53−3.83(8H,s.2X モルホ
+) ン環2.6位C I+ . )3.96−4.4
9(4H山2XcOOcflLLCHz)4.72(I
H.s,4位11) 5.69(Ill,b,N}l) 6.05(IH,s=ビニルH》 実施例2 4−[2−(5.6−ジヒドロー1.4−ジチイニル)
]− 2 . 6−シメチルー1,4−ジヒドロピリノ
ン−3.5−ジヵルボン酸ビス(2−ビリノルメチル)
エステルの今成 2−ホルミルー1.4一ノチェン3.00tr(0.0
21モル)、アセト酢酸−2−ビリジルメチルエステル
8.2 0g(0.0 4 3モル)および28%アン
モニ7水3.1mlをイソブロビルアルコール25−1
に溶解し、20時間加熱還流を行なウな.冷却後反応液
を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、少量の水で不純
物を抽出除去した.酢酸エチル層を芒硝で乾燥した後、
溶媒を濃縮して析出した結晶をろ取し、エチルアルコー
ルにて再結晶を行ない黄色結晶の目的物質3.37g(
収率33.2%)を得た.この物質の分析値は以下の通
りである。
融点:1 6 1.0−1 6 2.0℃IR:ν!!
1灯C『 3340(NH). 1700(C= 0), 126
0(C− 0)NMR(CDCIs−TNS−PPM)
2.35(6Ls.2.6位ell3)3.05(4L
s,ノチェン!l SCHtCLS)4.93(IH,
s,4位■) 5.29(4H.ABQ,2X COOCL)5.93
(XI,b,NH) 8.00(IH.s,ビニルH) 7.05  7.40(4H,mi2Xビリノン環3.
5位}1)7.48−7.74(2H+my2Xビリノ
ン環4位H)8.50(2H,d.2Xビリノン環6位
H)実施例3 4−(2−(5.6−シヒドロ−1,4−ジチイニル)
]− 2 . 6一ノメチル−1,4−ジヒドロビリジ
ン−3,5−ノカルボン酸ビス(3−ビリジルメチル)
エステルの合成 2−ホルミルー1.4−ノチェン4.OOg(0.02
7モル)、7セト酢酸−3−ビリノルメチルエステル1
 1 .4g(0.0 5 9モル)および28%アン
モニア水151をイソフ゜ロビルアルコール251に溶
解し、20時間加熱還流を行なった.冷却後反応液を濃
縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、少量の水で不純物を
抽出除去した。酢酸エチル層を芒硝で乾燥した後、溶媒
を濃縮し、残査をクロロホルムとメタノールの混合溶媒
でシリヵデルヵラムクロマトグラ7イーを竹ない得られ
た結晶をイソブロビルエーテルで再結晶を竹ない黄色結
晶の目的物512.40g(収率17.6%)を得た。
この物質の分析値は以下の通りである。
融点:137.0−139.0℃ I R : ν”” am −’ 3200(N1{).1685(C=O).1195(
C−0)N M R(CDCI.,丁MS,PPM)2
.30(6H,s,2.6位CH,)3。30(4H,
st :) チェンIII SCHzCH*S)4.7
3(IH,s,4位+1) 5.15(4i1.^BQ,2XCOOCH2)5.8
4(I}1.s,ビニルH) 6.10(I.11,b.NH) 7.10−7.29(2H.輪,2×ビリノン環5位■
)7,53  7.73(2H.m,2Xビリノン環4
位II)8。32−8.70(4}1,m,2Xビリノ
ン環2.8位11)実施例4 4−(2−(3−メチル−5,6−シヒドロー1.4−
ノチイニル)]− 2 . 6−ジメチル−1.4−ジ
ヒドロビリノン−3.5−ノヵルボン酸ビス(4−ピリ
ンルメチル)エステルの合成 2−ホルミルー3−メチル−1.4−ノチェン5.0 
0g(0.0 4 4モル)、アセト酢酸−4−ビリジ
ルメチルエステル2 0.0g(0.1 0 3モル)
および28%アンモニア水9.51をイソブロビル7ル
フール30mlに溶解し、2日[」加熱還流を行なった
.冷却後反応液を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、
少量の水で不純物を抽出除去した.酢酸エチル層を芒硝
で乾燥した後、溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルとア七
トンの混合溶媒でシリヵデルカラムク口マトグラ7イー
を行ない結晶を得た.ついで、この結晶を酢酸エチルで
再結晶を打ない淡黄色結晶の目的物質2.32g(収率
14。6%)を得た.この物質の分析値は以下のj11
ワである. 融,α:1 70.0−1 7 2.0℃工R:νk8
r  e, −+ 325(](Nu), 1685(C= O), 11
90(C− 0), 1080(C− 0)NMR(C
DCh.丁MS.PPM) 1.90(3}1+s,ジチL7環Cll,)2.30
{6}1.s.2.6位CL)2.85−3.23(4
H,一+ジチェン環SCl12CM2S)5.17(4
}!,^Bq,2XCOOCHz)5.30(IH.s
.4位■) 6.03(IH,b,Ni+) 7,07  7.23(4H+II,2Xビリノン環3
.5位11)8.45−8.57(4Ls,2Xビリノ
ン環2,6位H)実施例5 4−[2−(5,6−ノヒドロー1,4−シチイニル)
]− 2 . 6一ノメチル−1.4−ジヒドロピリノ
ンー3,5−ノカルボン酸ビス(4−ビリジルメチル)
エステルの合成 2−ホルミルー1.4−ジチェン7.30g(0.49
9モル)、アセト酢酸−4−ピリノルメチルエステル2
1.80g(0.113モル)および28%アンモニア
水121をイソプロビルアルコール901に溶解し、4
8時問加熱還流を行なった.冷却後反応液を濃縮し、残
渣を酢酸エチルに溶解し、少量の水で不純物を抽出除去
した.酢酸エチル層を芒硝で乾燥した後、溶媒を濃縮し
、析畠した結晶をろ取し、クロロホルムで再結晶を行な
い淡黄色結晶の目的物質4.79Fi(収率19.4%
)を得た.この物質の分析値は以下の通りである。
融点:2 1 3.0−2 1 5.5℃工 R:ν 
!!七 〇一一1 1690(C=0),1100.1195(C−0)N
 M R (CDCI,.TMS.PPH)2.35(
6H*s,2−6位C}I.)3,OS(4H,stジ
チェン環SCH2CII2S)4.98(IH,s,4
位I1) 5.20(4}1,^Bq * 2 X COOCH 
2 )5.97(IH,s,ビニル11) 6.30(I1,b,N}l) 7.27(4H.d,2×ピリジン環3.4位■)8.
53(4H=d,2X ヒリV 冫環2,6位H)実施
例6 4−[2 −(5 .6−ノヒドロー1,4−シチイニ
ル>1−2.6−ジメチルー1.4−シヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸ビス(2−(2−ビリノル)二
チル1エステルの合成 2−ホルミルー1,4−ジチェン5.00ビ(0.?3
4モル)、アセト酢酸−2−(2−ビリシル)エチルエ
ステル1 6.0g(0.0 7 4モル)およ128
%アンモニア水17mlをインブロビルアルコール50
1に溶解し、20時間加熱還流を行なった.冷却後反応
液を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、少量の水で不
純物を抽出除去した。酢酸エチル層を芒硝で乾燥した後
、溶媒を濃縮し、残渣ヲクロロホルムとメタノールの混
合溶媒でシリカデル力ラムク口マトグラ7イーを行ない
得られた結晶をイソブロビルアルコールで再結晶を行な
い淡黄色結晶の目的物質3.74g(収率20.9%)
を得た.この物質の分析値は以下の通りである.融点:
131.0−133.0゜C IR:ν!R匙c1 3120(NH), 1680(C= 0), 109
0(C− 0)N M R (CDCI■TMS.PP
N)2.21(6H,s.2.8位CI{,)2.97
(411,s.ノチェン環SGHzCHzS)3.13
(4H,L,2XCOOCI2CHz)4.35   
4.60(4H,m−2XCOOC}I2)4.61(
I11.s,4位H) 5.87(E.s.ビニルH) 5.75(I}1, b,Nil) 6.97−7.20(4}1.鴫,2×とりンン環3,
5位H)7.45−7.87(2}!,駿.2×ピリジ
ン環4位H)8.47(4H.a,2Xビリジン環6位
H)(以下余白) 実施例7(試験例) ピンクリスチン耐性担癌マウスにおける制癌剤増強効果 C D F,マウスに10’個のピンクリスチン(■C
R)耐性マウス白血病(P3 8 8/VCR)細胞を
腹腔内に移植し、本発明化合物とVCRを1日1回5日
間腹腔内に投与した後、n察し、それぞれの生存日敗を
求め、対照に対する延命率(T/C)%を求めた.制癌
剤の増強効果(TjV)%は次式によって求めた.陽性
対照化合物にはニカルノビン(nieardipine
)を用い、10日11腹腔内に投与した.その結果を第
1表〜第4表に示す。表中、化合物1は大施例1で、化
合物2は実施例2で、化合物3は実施例3で、化合物4
は実施例4で得られた化合物を示す. 制癌剤増強効果(T/V)%= VCR単独投与の場合の 平均生存日数 実施例8(試験例) ピンクリスチン耐性担癌マウスにおける制癌剤増強効果 CDF.マウスに106個のピンクリスチン(VCR)
耐性マウス白血病(P3 8 8/VCR)細胞を腹腔
内に移植し、1日後より本発明化合物とVCRを1日1
回10日間、本発明化合物は経口で、VCRは腹腔内に
投与した。経過を観察し、それぞれの生存日数を求め、
対照に対する延命率(T/C)%を求めた.制癌剤の増
強効果(T/V)%は前記と同様に求めた.その結果を
第5表(A)に示す.表中、化合物4は実施例4で得ら
れた化合物を示す. また、マウスP388白血病細胞の抗腫瘍薬感受性細胞
P388/Sを用い、上記と同様の方法で、VORを単
独投与し、生存日数等を求めた.結果をtJSs表(B
)に示す. (以下余白) [発明の効果j 本発明に係る1,4−ジヒドロピリノン誘導体は抗腫瘍
薬と併用することによりその作用を増強する。その効果
は抗腫瘍薬に対して酎性を獲得したクローンに特に者し
い.例えば、ピンクリスチン耐性クローンであるP3 
8 8/VCR細胞を移植したマウスは、抗m瘍薬単独
投与ではほとんど延命効果が認められないが、本発明化
合物を併用投与すると明らかに延命効果が認められ、V
CR単独投与の場合に比べ平均生存日数が116〜15
6%に延びる.この延命効果は、延命率(T/C%)で
比較すると著明で、ピンクリスチン感受実施例9(試験
例) 自然発症高血圧2ットにおける降圧作用高血圧のモデル
動物である自然発症高血圧ラフ}(SHR)を用いて心
収縮期血圧を測定し、本発明化合物及び陽性対照化合物
による降圧作用を検討した.血圧の測定は55゜Cの保
温箱中で5分間保温した後、尾の容積変化測定装置を用
いて実施した。本発明化合物は1 0 0 mg/ k
gで腹腔内に単回投与し、陽性対照化合物はIOB/k
g″ra腔内に単回投与した.血圧測定は投与前と投与
後60分後に実施した.陽性対照化合物にはニカルノビ
ン(nicardipine>を用いた.結果を第6衰
に示す.表中、化合物1から化合物4は前記(実施例7
)と同一意味を表わす. (以下余白) 性クローンであるP388/SにVCRを単独投与した
場合の延命効果にほぼ匹敵するものであり、V C R
 ii性は完全にri.服されたといえる。また、本発
明の化合物は、多くの1.4−ジヒドロビリジン化合吻
に認められるカルシウム経路遮断作用が非常に弱く、血
圧降下等の副作用も極めて少ない.従って、本発明の化
合物は酊性を獲得した腫瘍の治療に有用である。
特許出願人  日研化学株式会社 手続補正書(自発) 平成1年3月31

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は水素原子又はメチル基を表わし、R_
    2はN−モルホリル基又はピリジル基を表わし、nは1
    又は2の整数を表わす。)で表わされる1,4−ジヒド
    ロピリジン誘導体。 2、R_1が水素原子であり、R_2がピリジル基であ
    る特許請求の範囲第1項記載の1,4−ジヒドロピリジ
    ン誘導体。 3、R_2が2−ピリジル基又は3−ピリジル基であり
    、nが1の整数である特許請求の範囲第2項記載の1,
    4−ジヒドロピリジン誘導体。 4、R_1がメチル基であり、R_2がピリジル基であ
    る特許請求の範囲第1項記載の1,4−ジヒドロピリジ
    ン誘導体。 5、R_2が4−ピリジル基であり、nが1の整数であ
    る特許請求の範囲第4項記載の1,4−ジヒドロピリジ
    ン誘導体。
JP5982889A 1988-07-28 1989-03-14 1,4―ジヒドロピリジン誘導体 Expired - Fee Related JP2678786B2 (ja)

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