JPH0224007Y2 - - Google Patents

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JPH0224007Y2
JPH0224007Y2 JP11627086U JP11627086U JPH0224007Y2 JP H0224007 Y2 JPH0224007 Y2 JP H0224007Y2 JP 11627086 U JP11627086 U JP 11627086U JP 11627086 U JP11627086 U JP 11627086U JP H0224007 Y2 JPH0224007 Y2 JP H0224007Y2
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JP
Japan
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swing
body case
plate
shaft
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JP11627086U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案はヒーター及び反射板を備えた電気ス
トーブに関するものである。
<従来の技術> 従来よりこの種の電気ストーブでは、例えば実
開昭59−32204号公報に開示されている如く、首
振りモーターによつてヒーター及び反射板を備え
た本体ケースを自動首振りとして、広範囲に渡る
暖房を行うものであつた。
<考案が解決しようとする問題点> しかしこの従来のものでは、暖房範囲が首振り
範囲に限定され、それ以上の暖房範囲の拡大は望
めなく、又輻射暖房方向はストーブ正面の水平方
向のみであり、使用者の状態即ち床に座つた状態
や椅子に腰掛けた状態等で変化させることが出来
ないものであつた。
<問題点を解決するための手段> この考案は上記欠点を解決するため、ヒーター
2及び反射板3を備えた本体ケース1をベース板
7上で首振りモーター6の駆動で首振り自在に設
けたものに於いて、前記本体ケース1に固着した
支持板15を軸14を介して基板5及び可動板1
9と回動自在に支軸させ一方可動板19には軸1
4と位置を異ならせて揺動ピン18を設け該揺動
ピン18を支持板15の長穴16及び基板5のハ
ート形の揺動溝17に挿通した事を特徴とする電
気ストーブに係る。
<作用> ヒーター2及び反射板3を備えた本体ケース1
を通常状態のまま、首振りモーター6を駆動させ
れば、従来通りの首振りによる暖房が行われるも
のであり、更に本体ケース1上端を稍後ろに押す
ようにすると、上向き機構12が動作され揺動ピ
ン18が揺動溝17の一方から他方へ移動し、従
つて10゜傾斜した上向きとして首振りモーター6
を駆動させれば、上記の通常状態より輻射が上向
きの暖房が得られ極めて広範囲で効率的な暖房が
行われると共に、床に座つた状態及び椅子に腰掛
けた状態等の使用者の状態に応じたその状態に適
した輻射方向が選べ極めて便利である。
<実施例> 次にこの考案に係る電気ストーブを図面に示さ
れた好適な一実施例で説明する。
1は縦長筐状の本体ケースで、内方には開放状
態の前面に向かつた2本のヒーター2と、該ヒー
ター2後方を覆う湾曲状の反射板3とが備えられ
ている。
4は本体ケース1下部に収納された首振り機構
で、両端を下方へ屈曲した基板5と、該基板5上
に備えられた首振りモーター6と、基板5に固着
されベース板7から突出した支柱8に嵌合された
支軸9と、前記支柱8より突出した固定桿10と
首振りモーター6とを連結する連結部材11等か
ら構成されている。
12は本体ケース1を通常の垂直状態から上向
きに10゜傾斜させる為の上向き機構で、下端を本
体ケース1の底板13に固着し且つ基板5と軸1
4を介して回動自在に連結して該基板5を支持す
る支持板15と、該支持板15外方で支持板15
の長穴16を貫通し基板5側壁に形成したハート
形の揺動溝17内に揺動自在に挿通する揺動ピン
18を有し、支持板15と同じく軸14を介して
回動自在に備えられる小判状の可動板19と、該
可動板19と支持板15との間に位置し常に可動
板19を上方に引き上げているバネ20等から構
成され、揺動ピン18がハート形の揺動溝17の
一方から他方へ移動することで、可動板19及び
支持板15が軸14及び基板5を中心に回動して
本体ケース1が10゜上向きに傾斜するものである。
次にこの一実施例の作動について説明する。
今ヒーター2を点灯させ首振りスイツチ(図示
せず)を入れれば首振りモーター6が駆動開始
し、支軸9を中心に本体ケース1全体が回動して
反射板3による赤外線の輻射暖房を広範囲に渡つ
て行うものである。
又使用者が床に座つた状態から椅子に腰掛けた
状態に替わつた場合には、本体ケース1上端を稍
後ろに押すようにすれば、先ず上向き機構12の
支持板15が本体ケース1といつしよに後ろに回
動しようとして、可動板19の揺動ピン18を押
圧することで、可動板19がバネ20に反して稍
下方に移動して揺動ピン18をハート形の揺動溝
17の一方から土手を乗り越えて後方の他方へと
動かし、第3図の点線で示すように軸14を支点
に支持板15及び可動板19が回動し基板5より
傾くことで、全体として第2図に示す如く本体ケ
ース1全体が垂直位置より10°上向きに傾斜して、
椅子に腰掛けた使用者にちようど熱線がとどくよ
うにしたものであり、更にこの状態で首振りさせ
ればより広範囲で効率的な暖房が行われるもので
ある。
<考案の効果> この考案は、ヒーター2及び反射板3を備えた
本体ケース1をベース板7上で首振りモーター6
の駆動で首振り自在に設けたものに於いて、前記
本体ケース1に固着した支持板15を軸14を介
して基板5及び可動板19と回動自在に支軸させ
一方可動板19には軸14と位置を異ならせて揺
動ピン18を設け該揺動ピン18を支持板15の
長穴16及び基板5のハート形の揺動溝17に挿
通し本体ケースを上向き傾斜可能としたものであ
るから、使用者の状態に応じた向きの暖房が行え
使用勝手が良いと共に、より広範囲で効率的な暖
房を得ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例を付した電気ストー
ブの駆動部の蓋を取り外した状態の正面図、第2
図は同側面図、第3図は同要部の側面図、第4図
は同要部の分解斜視図。 1……本体ケース、2……ヒーター、3……反
射板、6……首振りモーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒーター2及び反射板3を備えた本体ケース1
    をベース板7で首振りモーター6の駆動で首振り
    自在に設けたものに於いて、前記本体ケース1に
    固着した支持板15を軸14を介して基板5及び
    可動板19と回動自在に支軸させ一方可動板19
    には軸14と位置を異ならせて揺動ピン18を設
    け該揺動ピン18を支持板15の長穴16及び基
    板5のハート形の揺動溝17に挿通した事を特徴
    とする電気ストーブ。
JP11627086U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH0224007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11627086U JPH0224007Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11627086U JPH0224007Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6322510U JPS6322510U (ja) 1988-02-15
JPH0224007Y2 true JPH0224007Y2 (ja) 1990-07-02

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ID=31000701

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JP11627086U Expired JPH0224007Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JPS6322510U (ja) 1988-02-15

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