JPH02239263A - 帯電装置および画像記録装置 - Google Patents

帯電装置および画像記録装置

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JPH02239263A
JPH02239263A JP5970589A JP5970589A JPH02239263A JP H02239263 A JPH02239263 A JP H02239263A JP 5970589 A JP5970589 A JP 5970589A JP 5970589 A JP5970589 A JP 5970589A JP H02239263 A JPH02239263 A JP H02239263A
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transfer
solid
photoreceptor
toner
charging device
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JP5970589A
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Inventor
Yasuo Hosaka
保坂 靖夫
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Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、像担持体上に帯電・露光により静電潜像を
形成し、帯電着色粒子(トナー)で現像し、この可視像
を記録紙上に静電力で転写して画像形成を行なう静電荷
を用いた記録プロセスの改良に関する. (従来の技術) 電子写真記録プロセスを用いた画像形成装置は、複写機
・レーザプリンタなどに広く応用されている.このプロ
セスは像担持体である感光体を帯電・露光し静電潜像を
作成する潜像形成手段と、感光体上に現像されたトナー
像を記録紙上に静電力で転写する転写手段と、記録紙上
に転写されたトナー像を定着する手段と、感光体上の残
留トナーを清掃するクリーニング手段とからなる.第5
図は従来の複写機の構成を示す.感光体(Lot)土を
帯電チャージャ−(102)で一様に帯電し、原稿から
の反射光(103)で露光し,正の静電潜像を形成する
.この静電潜像を負極性のトナーを有する現像剤を用い
適当な正のバイアス電圧を印加した現像器(104)で
現像する. この感光体上の可視化されたトナー像(1
05)は正極性の転写チャージャー(106)により記
録紙(107)上に転写される。転写されたトナー像(
108)を有する記録紙は定着器(109)で定着され
、記録紙上に固定され記録画像が作られる.感光体(1
01)上に転写されずに残留したトナーはクリーニング
装置(110)の固定したクリーニングブレード(11
1)により清掃される。感光体はクリーニングの後除電
ランプ(112)で全面露光され残留電位が消去され,
再び使用される。このような作像プロセスが順次繰り返
えされ、連続記録が行なわれる.この電子写真記録プロ
セスは高速記録に適するが,クリーニングによって回収
された廃トナーを入れる廃トナーバック、をユーザが交
換する必要があり,このユーザメンテナンス周期を伸ば
し定期メンテナンスに組み入れることが望まれている.
この廃トナーは転写後の感光体に残留するトナーによっ
て生ずるものであり,残留トナー発生には次の2つの原
因である.一つは感光体上に記録紙に転写すべき画像領
域外でトナー画像が形成され,このような転写されずに
感光体上に残ったトナーが多量に発生するものである。
この点についての従来の解決方法は.LEDアレイとそ
れに付加した光学系からなる電位消去用光源(113)
を帯電チャージャ−(102)の直後に設け、転写紙の
大きさに応じてLEDアレイの必要素子を発光させ、感
光体上の不要領域の表面電位を消去してトナーの現像に
よる付着を防止するものである。この方法は、感光体と
同一長の長いLEDアレイが必要となり、さらにそのL
EDを個々に駆動するための駆動回路系と、光学系が必
要なため装置コストが高価なものとなる。この不要領域
の帯電を除去する他の提案(特開昭58−48073)
に,絶縁性誘電体を介して励起電極とコロナイオン発生
電極からなる固体帯電装置を用いる方法がある。
この方法は、感光体長に等しい長さのコロナイオン発生
電極を転写紙サイズ数だけ設け,記録紙サイズに合せた
共通の励起電極との間に加える駆動電圧を選択し印加す
ることで、感光体上の画像形成領域のみを帯電させるも
のである.しかしこの方法は、コロナイオン発生用の駆
動電圧が交流の2KV程度の高圧を使用し,個々の電極
間に選択的に切り換えて印加することが困難なため、個
々の電極間に個別の駆動用高圧交流電源が必要となる。
一方、他の残留トナー発生の原因は、感光体上の画像形
成に必要な領域で十分な転写が行なわれず、感光体上に
多量の残留トナーが生ずることである。
一般に転写に転写チャージャ−(106)を用いた場合
、環待湿度の上昇で転写効率が劣化し多湿時に50%以
下の転写効率となるため、急激に残留トナーが増加する
。これを解決する方法として次のローラ転写方式の提案
(特開昭50−22640)がある.この方式は発泡性
の導電ゴムローラを用いて、転写材とトナー像担持体の
間に電界を付勢するので、転写材が帯電せず、従がって
環境湿度に対して安定した転写効率がうろことができる
。また、導電性ローラが圧縮されるに従がい、その電気
抵抗が連続的に低下するので、導電性ローラとトナー像
担持体の接触点(トナー転写点)では導電性ローラの電
気抵抗が最も低くなって転写電界が十分強くなり、両者
の接触前、離脱時には電気抵抗が高くなるため、電界が
弱くなり,導電性ローラとトナー像担持体の間の気体放
電が防止される.しかしながら,発泡性導電ゴムローラ
の形状を精度良く製作することが難かしかった.また、
発泡性ゴムローラに導電性を与えるには、一般に導電性
カーボンブラックなどの導電性粒子を混入するが、この
混入率によって,ローラの弾力性も変化するため、所望
の弾力性が得られないことがしばしばあった.また,発
泡性導電ゴムローラ内部の気泡内で放電が生じ、発泡性
導電ゴムローラの寿命を短かくしたり、この放電により
画質が劣化するなどの問題点がある. (発明が解決しようとする課M) 電子写真記録技術を複写機等で使用する場合、転写紙に
記録すべき必要像以外が、感光体上に形成される.これ
は感光体上の不要領域に帯電が行なわれ、像露光によっ
て静電潜像が形成され、トナー現像が行なわれるための
である。その結果,不要領域に形成されたトナー像のた
め感光体からの廃トナー量が増加することになる.その
ためLEDアレイを用い不要領域の電荷を消去する方法
と、転写紙の大きさに相当する固・体帯電装置を複数設
けた方法があるが、いづれも駆動回路等の周辺部品を多
数付加する必要があり、高価となる欠点を有する。さら
に他の廃トナー量を増加させる原因には、環境湿度変動
による転写効率の劣化がある.このときには残留トナー
が増加する。この転写効率の劣化を解決する方法として
転写ローラを用いる方法がある。しかし従来の転写ロー
ラは寿命に欠点があり実用化に致っていない.またこの
ような転写ローラを用いる場合、前記感光体上の不要領
域の画像形成を除くことが転写ローラを汚さずに画像の
劣化を防止させるための必要技術となる.つまり,感光
体上の不要領域にトナー画像が形成され、転写紙が転写
ローラ部に搬送されると、転写紙以外の領域の感光体上
トナーが転写ローラに付着し、ローラ汚れによる画質の
劣化と,転写紙の背面汚れを生ずる。さらに転写ローラ
からの廃トナー量が増加して転写ローラ部の廃トナーパ
ックをユーザが回収する必要が生ずる欠点がある. この発明は以上の点に鑑みてなされたもので,必要領域
のみを帯電する簡易な帯電装置を与え、かつ本発明人に
より提案されている環境変動に対し、安定でかつ高い転
写効率を与える実用化可能なローラ転写(特願昭62−
160921)を複写機のような不要領域に画像が形成
される装置にも導入し、転写ローラの汚れをなくし、画
質劣化と転写紙の裏汚れを発生させることのないように
したものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明による帯電装置は、コロナイオンを発生させる
コロナイオン発生手段と発生したコロナイオンを制御す
る制御電極からなる固体帯電装置が制御電極に印加する
電圧で感光体の帯電電位を決定できることに着目し,感
光体の移動方向で重なるように分割して固体帯電装置を
構成し、任意の大きさの転写紙サイズに対応して帯電装
置を動作させるようにしたものである。この固体帯電装
置のコロナイオン発生手段には2KV程度の共通した高
圧交流電圧を印加し,常時コロナイオンを発生させる。
この発生したコロナイオンを個々の分割したコロナイオ
ン制御電極に制御電圧を与え、必要な転写紙サイズに対
応する帯電を行なうようにしたものである。この分割し
た固体帯電装置の接合部では,制御電圧で決まる感光体
帯電電位になるため、接合部で帯電ムラが生ずることは
ない.またこのコロナイオン制御電極を有する個体帯電
装置のコロナイオンの広がり(0 . 5mm以下)は
チャージャ−(1cI1程度)に比較し小さく、この広
がりの範囲で転写紙の幅に対応し精度のよい帯電領域を
決定できる.一方この発明で使用する本発明人の提案に
よる機能分離型転写ローラは、転写紙に対向する側より
、外部圧力によって抵抗値の変化しない抵抗性層/導電
層/弾力的に変形可能な弾性層を積層した構成の電極構
成体を用いることにより、転写材とトナー像担持体をソ
フトに接触させる機械的機能と,使用環境条件に対して
安定で、かつ,所望の転写電圧を与え得る電気的機能を
分離して、それぞれの作用が十分に達成できるように、
独立に制御可能としたものである.また、この電極構成
体を転写材を挟んでトナー像担持体に圧接し,転写電圧
印加手段により、電極構成体の導電層に給電して、トナ
ーを静電的に転写材に転写するトナー転写装置を達成し
ている.このように感光体上の画像形成に必要な領域の
みに帯電できる分割した固体帯電装置と、転写効率が高
く環境に安定なローラ転写装置を導入することを目的と
したものである。
(作  用) この発明による分割した固体帯電装置を用い、画像形成
に不要な感光体上の領域には帯電を行なうことなく、感
光体に余分なトナーが付着することを防止できるように
した.その結果,感光体からの余分な廃トナーを減少さ
せることができ,かつ転写ローラ導入時には転写紙の搬
送領域外の感光体からの転写ローラへのトナー付着がな
くなり転写ローラ汚れがなくなる.このように感光体へ
の不要領域の余分なトナー付着の防止と,さらに環境変
動に対し安定した高い転写効率を与える転写ローラの導
入により、感光体上の不要領域と画像領域からの廃トナ
ー量が著しく減少し、廃トナー回収用の廃トナーパック
交換時間が従来に比較し数倍に伸びる.そのため従来ユ
ーザが行なっていた廃トナーパックの交換をメーカが行
なう定期メンテナンスに組み込れることが可能となり、
ユーザーメンテナンスの軽減が可能となる。また転写ロ
ーラには感光体からのトナー汚れがなくなる.その結果
、転写ローラの汚れは浮遊トナーと紙粉のみとなり,転
写ローラからの回収廃トナー量は著しく少なくなる。そ
のため転写ローラからの廃トナーバック交換時間を数回
の定期メンテナンスに1回程度行なうか,または全く必
要な程度までに減少できる.このように転写ローラにク
リーニング装置導入による廃トナーに起因したメンテナ
ンスの増加を少なく押さえることが可能となる.(実 
施 例) つぎに本発明に用いた固体帯電装置の一例を第1図によ
り説明する. 固体帯電装置■は、300μs厚のセラミック等からな
る絶縁性誘電体基板■上に、励起電極■と2本の100
一間隔の同電位に保持されるコロナイオン発生電極(ニ
)が,さらに制御電極■が絶縁体0を介して配置されて
いる,この誘導電極とコロナイオン発生電極間には、感
光体上に必要な帯電電位と同程度の電位600Vにバイ
アス■された2KV程度のコロナイオン発生用交流電圧
■を印加し、常時コロナイオン発生電極から正負のコロ
ナイオン0を発生させる,発生したコロナイオンのうち
必要な正極性のコロナイオンのみがバイアス電圧■によ
り感光体(10)方向に加速され,かつ制御電極■に印
加された制御電圧(l1)によりオンオフされる。
このようにして感光体を帯電させる。この分割した固体
帯電装置を第2図を用いて説明する。第2図一aは分割
した固体帯電装置の上部からの透視図である.転写紙の
A4サイズ(幅21cm)とA3サイズ(幅29.7c
m)に対応するように、A4サイズの固体帯電装置(1
2)とその両端(工5)に設けられた4.5cm長の固
体帯電装置(13), (14)が配置され,それぞれ
の帯電装置の感光体の移動方向(矢印)に対する重なり
は1.5mmである. かつ固体帯電装置(l2)と(
13)または(14)との間隔は1■である.また個々
の固体帯電装置の全電極幅はSOO.幅で設計され基板
■の帽は1m+mである.これらの三つの基板は当然同
一基板にしてその上に固体帯電装置を全て設置してもよ
い.ここで固体帯電装置(12)は上部からの概略図で
示したものであり、絶縁性誘電体基板■は誘電導極■が
示されている.また固体帯電装!(13)は透視図によ
り,絶縁性誘電体基板■の下部に設けられたコロナイオ
ン発生電極が示してある.2本のコロナイオン発生電極
はその端部(16)で電極的に接続され、同電位に保持
される.またこの電極下には制御電i■が絶縁層を介し
て設けられ、同様に端部で接続される。また固体帯電装
置(14)は全電極の透視図である.つぎにこれら三つ
の分割された固体帯電装置の駆動回路を第2図一bを用
いて説明する。各固体帯電装置(12), (13),
 (14)の励起電極(17), (1.8), (1
9)とコロナイオン発生電極(20), (21), 
(22)間には2KV程度の10KHz〜500KHz
の同一交流電源(ハ)に接続される。三組のコロナイオ
ン発生電極からは常時正負のコロナイオンが発生する,
またこの電極には必要な正極性のコロナイオンのみを選
択して加速する600vのバイアス電圧■が接続される
。かつそれぞれの固体帯電装置の制御電極(23), 
(24),(25)ニは個別の制御回路(2a), (
17), (2g)が接続され、転写紙の大きさに応じ
て必要な固体帯電装置のみを動作させる。また不要な固
体帯電装置の制御電圧をゼロVにすることでオフ状態に
する。
つぎに駆動状態の固体帯電置の制御電圧のタイミングを
第2図一Cを用いて説明する.A4サイズの転写紙が指
定されると、A4サイズ幅の固体帯電装置(12)の制
御回路(26)のみが動作状態となる。
つぎに転写紙の搬送紙の先端とが一致するようにタイミ
ング(29)を合せて制御回路(26)がオン状態(3
0)となり、制御電極(23)に電圧550■が印加さ
れ感光体への帯電を開始する。つぎに紙後端の検出信号
を用することにより制御回路(26)をオフ状態(31
)にし,制御電極(23)をゼロVにすることで帯電を
停止する.このようにして、感光体上にはA4サイズの
大きさ領域にだけ帯電が行なわれる.一方A3サイズの
転写紙が搬送されると、帯電装置(12), (13)
, (14)全てが動作状態はなる。転写紙が搬送され
紙検出器の信号に合せて,まず初めに感光体の移動方向
に対し先頭のA4サイズの固体帯電装置(12)がオン
状態(30)となる.このタイミングは感光体の帯電領
域の先端と搬送されてくる紙の先端とが一致するように
合せてある.ついで固体帯電装置(13), (14)
が固体帯電装!!!(12)との距離に相当する時間t
 (32)だけ遅れてオン状態(33)となり、感光体
上の帯電領域の先端はA3サイズの転写紙先端と一致す
るようになる.転写紙が通過すると、まず初めに帯電装
置(12)がオフ状MC31)となり、ついで帯電装I
f(13), (14)が時間tだけ遅れてオフ状態(
34)となる.このようにして感光体上には八3サイズ
の紙搬送と先端が一致するA3サイズの領域が帯電され
る。
つぎに固体帯電装!(12)と(13) (14)との
繋ぎ目の帯電電位について第3図を用い説明する.第3
図一aは繋ぎ部の固体帯電装置の立体斜視図である。こ
の繋ぎ目(15)では,感光体(10)の移動方向(矢
印)に対し帯電が二つの固体帯電装置(12)と(14
)により二度行なわれる.従来の6KV程度の高圧を用
いるチャージャーでは感光体方向のコロナイオン電流が
少なく、感光体上の帯電電位は時間とともに上昇し、第
3図一bに示すように規定の帯電電位(35)となる。
つぎに第2のチャージャーで帯電が行なわれると、感光
体上の電位は時間とともにさらに上昇(36)と、この
繋ぎ目の電位が上昇し帯電ムラとしてトナー画像上に発
生する。一方本発明による割分した固体帯電装置では,
感光体方向にコロナイオンが効率よく発生し,大量のコ
ロナイオンが感光体に達するため、第3図一Cに示すよ
うに数十μSeGの短時間(37)で制御電圧で決まる
感光体上の飽和電位600V(38)となる。そのため
繋ぎ目を通過する感光体に第2の帯電装置(14)で再
び帯電が行なわれても、その電位(39)は制御電圧で
規定された電位以上になることなく、繋ぎ目でも一様な
帯電電位が得られる.このように分割された固体帯電装
置を用い、コロナイオン制御電極に印加する制御電圧を
任意に切り換えることで、転写紙の大きさに応じた帯電
領域を感光体に設定することができる. 本発明に用いた固体帯電装置は本例に限定されることは
なく,コロナイオン発生手段とコロナイオン制御手段と
を有する他の方式による固体帯電装置を用いてもよいこ
とは当然である。また本例における電子写真による記録
プロセスへの応用に限定されることなく,静電荷を用い
た他の記録方式にも応用できることは当然である. つぎに本発明による分割した固体帯電装置を用いた記録
装置を第4図を用いて説明する.第4図は本発明による
分割した固体帯電装置を用いた複写機の記録部の概念図
である.感光体(10)周辺に一体構造からなる分割さ
れた固体帯電装!(40)が設置され、感光体上の必要
な画像形成領域のみに帯電が行なわれる。この感光体上
に画像形成可能な大きさはA3を例にして示す.使用す
る転写機(41)がA4の大きさの場合には、A4幅の
21cmに、A3の大きさのときA3幅の29.7cm
に応じた長になるように分割した固体帯電装置が選択さ
れ,制御電圧が印加されてオン状態となる。また転写紙
の長さ方向に対しては、転写紙の長さに対応する時間で
固体帯電装置の制御タイミングを取りオン状態にする。
このようにして転写紙の大きさに相当する感光体上の領
域が帯電され、ついで原稿からの反応光により露光(4
2)され、静電潜像が形成される.この静電潜像は接触
式一成分現像等の現像器(43)により、静電潜像の電
荷とは逆極性のトナーで正規現像され、トナー像(44
)が感光体上に作成される.このトナー像は転写紙(4
l)の背面に接している転写ローラ(54)により、ト
ナーの極性と逆極性のバイアス電圧(46)を加えるこ
とで、転写紙(41)に転写され可視像(47)を形成
する。この作像プロセ人で感光体上に形成されるトナー
像は転写紙の大きさに等しく、かつ転写紙の搬送領域と
も一致して形成され,転写プロセスで,転写ロ一ラ(4
5)上にトナーが付着することはない。この転写ローラ
にクリーニングブレード(48)が転写ローラの接線と
鋭角をなすように取り付けられ、ローラに付着する浮遊
トナーまたは紙粉による汚れがクリーニングされる。こ
のクリーニングブレードの支持点(49)はローラの接
線上または接線に対し転写ローラ側に設けられ、軽い接
触圧でクリーニングが効果的に行なわれる。この接触圧
はバネ(50)により調節する。このようにして拭き取
られた転写ローラ(45)上のトナーまたは紙粉は廃ト
ナー回収受け(51)に回収され、定期メンテナンス時
に清掃される.この転写ローラからの廃トナー量は著し
く少なく、感光体上の残留トナー量(ローラ転写で〜4
. g / 1.000枚:A4サイズ印字時)の17
10以下と少なく、数回の定期メンテナンスで一度行な
えばよい。一方このようにして形成された転写紙(41
)上のトナー画像(47)は,定着用ヒートローラ(5
2)により転写紙に定着され,複写画像が得られる.転
写後の感光体(10)上に残った微少量のトナー(53
)は、感光体周辺に設けられた感光体用クリーニングブ
レード(54)で拭き取られる.このクリーニングブレ
ードの設計は,転写口=ラの場合と同様に行なわれ、感
光体の接線と鋭角をなし、かつその支持点(55)が接
線上または感光体側に設置する。このようにしてクリー
ニング効果を十分に発揮しながらプレートの接触圧を低
減でき、その結果ブレードの強い接触圧を発生する感光
体の送リムラも減少させることが可能となる。このよう
に残留トナーが拭き取られた感光体は除電ランプ(56
)により一様露光されて初期状態になり再度使用される
〔発明の効果〕
この発明によればLED等の付加機能を加えることなく
、感光体上の画像形成用帯電領域を任意の大きさの転写
紙に対応させることができ、感光体上の不要領域のトナ
ー付着を防止できる.その結果、感光体上の残留トナー
量が減少し、廃トナー量を少なくできる.また転写ロー
ラを用いた場合、転写紙が介在しない感光体上の領域に
はトナー付着がなくなるため、転写ローラに感光体から
直接トナーが付着することがなく、転写ローラ汚れは浮
遊トナーと紙粉のみとなる。そのため転写ローラ導入に
伴なうローラからの廃トナー処理等のメンテナンス増加
が著しく軽減される。また本発明者提案の環境に安定な
高い転写効率を与える転写ローラを用いることで、画像
領域の感光体上の残留トナーが減少し、感光体からの廃
トナー量が従来のチャージャー転写に比較し175程度
まで減少する。このように転写ローラからの廃トナーの
回収は装置寿命近くまで不用となり、かつ感光体からの
廃トナーバックの交換は従来のユーザーメンテナンスか
らメーカーの定期メンテナンスに組み入れることが可能
となり,ユーザがバック交換する必要がなくユーザーメ
ンテナンスの軽減をはかれることが可能となる.また固
体帯電装置と本発明人提案の転写ローラを組み合せて使
用することで画質が著しく上昇する.つまり従来のチャ
ージャー帯電に対し固体帯電装置の帯電ムラは約5分の
1以下(±10V程度以下)であり、入力光を忠実に再
現した帯電電位ノイズの少ない静電潜像が得られる。さ
らに転写プロセスにおいては従来のチャージャー転写に
かわり本発明人によるローラ転写を導入することで、チ
ャージャー転写の環境変化による転写効率劣化時に生じ
た転写時の階調特性劣化の原因であるトナー分級効果が
なくなり、感光体上のトナー画像を忠実に転写できるよ
うになる。このように帯電と転写プロセスの改良による
相剰効果で階調特性のすぐれた高品質の画像を得ること
ができる。
また固体帯電効果および転写ローラともに,従来のチャ
ージャ(6KV駆動)に比較し、2KV程度の低い電圧
で駆動可能なため電源等のコスト低下をもたらすことが
できる。さらに転写ローラを用いることによりチャージ
ャーで生ずる有害なオゾン発生を転写プロセスで除くこ
とができ、感光体の長寿命化にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明で用いた固体帯電装置の断面模式図,
第2図はこの発明による分割した固体帯電装置の説明図
、第3図は分割した固体帯電装置の繋ぎ部の説明図、 第4図はこの発明による固体 1・・・固体帯電装置   2・・・絶縁性基板3・・
・誘導電極 4・・・コロナイオン発生電極 5・・・制御電極 8・・・コロナイオン発生用交流電圧 7・・・バイアス電圧   1l・・・制御電圧12,
13,14・・・分割した固体帯電装置25,28.2
9・・・分割した固体帯電装置の制御電圧代理人 弁理
士 則 近 憲 佑 同  松山允之 一一〉L (C) 第 図 (0》 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電荷を用いて記録する記録装置において、コロ
    ナイオンを発生させるコロナイオン発生手段と、発生し
    たコロナイオンを制御するコロナイオン制御手段を有す
    る複数の分割したコロナイオン発生装置を用い、前記分
    割したコロナイオン発生装置の接合部が像担持体の移動
    方向に重なるように配置したことを特徴とする帯電装置
  2. (2)複数のコロナイオン発生装置のコロナイオン発生
    手段に共通の駆動手段を、コロナイオン制御手段に個々
    に異なる制御駆動手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の帯電装置。
  3. (3)請求項1記載の帯電装置を、転写装置として抵抗
    層/導電層/弾力的に変形可能な弾性体を積層した転写
    ローラを用いることを特徴とする画像記録装置。
JP5970589A 1988-12-23 1989-03-14 帯電装置および画像記録装置 Pending JPH02239263A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008151970A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Sharp Corp 帯電方法、帯電装置および画像形成装置

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JP2008151970A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Sharp Corp 帯電方法、帯電装置および画像形成装置

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