JPH0223728B2 - - Google Patents

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JPH0223728B2
JPH0223728B2 JP60108876A JP10887685A JPH0223728B2 JP H0223728 B2 JPH0223728 B2 JP H0223728B2 JP 60108876 A JP60108876 A JP 60108876A JP 10887685 A JP10887685 A JP 10887685A JP H0223728 B2 JPH0223728 B2 JP H0223728B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
insertion hole
wall surfaces
wall surface
connecting wall
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60108876A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61266813A (ja
Inventor
Kazutoshi Suzuki
Mitsuo Kamata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP10887685A priority Critical patent/JPS61266813A/ja
Publication of JPS61266813A publication Critical patent/JPS61266813A/ja
Publication of JPH0223728B2 publication Critical patent/JPH0223728B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ケーブル連結具、特にケーブル同士
を連結するのに用いられる連結具の改良技術に関
する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車のパーキングブレーキ装置
等に用いられるケーブルは、運転席の操作レバー
からパーキングブレーキ機構に至る間に配索され
ているが、配索ルートや配索作業等の関係で、操
作レバーから延長したケーブルと、パーキングブ
レーキ機構から延長したケーブルと、を連結具を
介して連結するようにしている。
この場合、ケーブルを狭溢な場所に通す関係
上、その連結具は小型、軽量化が要求される。
従来のケーブル連結具としては、例えば、第6
図に示すものが知られている。
この従来のケーブル連結具Bは、狭幅方向に対
向して連結壁面50,52が形成されると共に、
広幅方向に対向して係止壁面54,56が形成さ
れ、一方の連結壁面50にカシメピース用の挿入
穴58が形成され、該挿入穴58からそれぞれ係
止壁面54,56の中央部まで逆向きに延在して
ケーブルガイド溝60,62が形成された構造と
なつていた。
そして、このケーブル連結具Bを用いてケーブ
ル70,72同士を連結するには、第7図に示す
ようにケーブル70,72の先端に固着したカシ
メピース74,76をそれぞれケーブル連結具B
の係止壁面54,56に係合させるもので、この
場合、第8図に示すように、例えばカシメピース
74を挿入穴58から内部に組み込み、次にケー
ブル70をケーブルガイド溝60に沿わせながら
横向きにして、カシメピース74を係止壁面54
の内面に係合させるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来のケーブル連結具Bで
は、カシメピースの挿入穴58が一方の連結壁面
50にのみ設けられて、他方の連結壁面52にお
ける前記挿入穴58との対向位置は壁になつてい
るため、カシメピースを挿入穴58から組み込ん
で、これを横向きに倒すには、連結壁面50,5
2の対向間隔T1を広くする必要があつた。
特に、カシメピースは、ケーブルに対するカシ
メを強固にするため、ケーブルの先端に突出部7
8を約2mm程余して取付けられており、この突出
部78の存在によつても前記した対向間隔T1
広くしなければならず、これがケーブル連結具B
の小型、軽量化の障害になつていた。
又、このケーブル連結具Bは、ケーブルガイド
溝60,62が、係止壁面54,56上では両方
共に同じ向き第6図では下向き)に形成されてい
るので、仮りにケーブル70,72に弛みが生じ
ると、第9図に示すように、ケーブル70,72
に対して連結具Bが全体的に下方に片寄つてしま
い、この結果、周辺部品との間で引掛りや干渉が
生じ、ケーブルの作動に支障をきたすという問題
もあつた。
尚、連結壁面の対向間隔を狭くしたままで、カ
シメピースの組み込みを容易にする手段として、
挿入穴を大径にすることが考えられるが、これに
よると挿入穴を大径にする分だけ連結壁面の強度
が低下することになるし、特に、ケーブルに弛み
が生じたときに、この挿入穴からカシメピースが
外れ易くなるという問題が生じる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる従来の問題点を解決するため
になされたもので、そのための技術的手段として
本発明では、 狭幅方向に対向して連結壁面が形成されると共
に、該連結壁面の対向方向と直交する広幅方向に
対向して係止壁面が形成され、 前記一方の連結壁面に、ケーブルの先端に固着
した円筒形状のカシメピースを挿入するための円
形の挿入穴が形成されると共に、該挿入穴から一
方の係止壁面の略中央部まで延在してケーブルガ
イド溝が形成され、 かつ他方の連結壁面に、前記挿入穴に対向して
カシメピース用の挿入穴が形成されると共に、該
挿入穴から他方の係止壁面の略中央部まで延在し
てケーブルガイド溝が形成された構成を採用し
た。
(作 用) 従つて、本発明のケーブル連結具では、両方の
連結壁面に、それぞれカシメピース用の挿入穴が
対向状態で形成されると共に、この両挿入穴から
それぞれ延在してケーブルガイド溝が形成されて
いるので、挿入穴からカシメピースを組み込ん
で、これを横向きに倒す場合、カシメピースと連
結壁面との干渉を、両方の挿入穴によつて逃がす
ことができるし、特に、ケーブルの先端突出部に
ついては、対向する連結壁面に形成したケーブル
ガイド溝を通して逃がすことができる。
又、両係止壁面においては、ケーブルガイド溝
の向きが逆向きになるため、仮りに、ケーブルに
弛みが生じても、ケーブルに対する連結具の片寄
りを片側のみで済ませることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に示して説明す
る。
尚、本実施例では、自動車のパーキングブレー
キ装置Pに用いられたケーブル連結具Aを例にと
つて説明する。
前記パーキングブレーキ装置Pは、操作レバー
2とドラムブレーキ4に内蔵したパーキングブレ
ーキ機構6がコントロールケーブル8によつて連
結され、操作レバー2への操作力をコントロール
ケーブル8を介してパーキングブレーキ機構6に
伝達することで、ドラムブレーキ4に制動を与え
るようにした構造となつている(第5図)。
前記コントロールケーブル8は、配索の関係
上、2本のケーブル10,12が途中で連結され
ており、この場合、一端を操作レバー2に連結し
たケーブル12と、一端をパーキングブレーキ機
構6に連結したケーブル10と、がケーブル連結
具A(以下「連結具」という)を介して連結され
ている。
尚、このケーブル10,12の先端には、それ
ぞれ連結用の円筒形状に形成されたカシメピース
14,16が固着されており、この場合、カシメ
ピース14,16はケーブル10,12の先端に
約2mm程度の突出部18,18を余して取付けら
れるもので、これはカシメピース14,16のケ
ーブル10,12に対するカシメ強度を確保する
ための手段である。
前記連結具Aは、偏平な角パイプ材を輪切り状
にした方形無端形状に形成され、その狭幅方向に
対向する壁面が連結壁面20,22とされ、該連
結壁面20,22の対向方向と直交して広幅方向
に対する壁面が係止壁面24,26とされ、かつ
前記一方の連結壁面20の中央部に、カシメピー
ス14用のカシメピース14,16の外径よりも
僅かに大きな内径の円形の挿入穴28が形成され
ると共に、この一方の挿入穴28から連結壁面2
0を通つて一方の係止壁面24の中央部まで延在
してケーブルガイド溝30が形成され、かつ他方
の連結壁面22の中央部には、前記挿入穴28に
対向してカシメピース16用の挿入穴32が形成
され、該挿入穴32から連結壁面22を通つて他
方の係止壁面26の中央部まで延在してケーブル
ガイド溝34が形成されている(第1図)。
尚、一般に、自動車が右ハンドルのときは、第
5図に示すように、操作レバー2から延出したケ
ーブル12は、エンジンカバー36の側部を通つ
たのちフロア40を貫通して後方に至るように配
索され、かつこの自動車を左ハンドルに適用する
場合、フロアを貫通したのちのケーブル12の配
索を共通にするため、第5図仮想線で示すように
ケーブル12をエンジンカバー36の上縁部で横
向きにさせたのち、右ハンドルの場合と同様にエ
ンジンカバー36の側部を通してフロア40を貫
通させるようにしている。
そして、この左ハンドルに適用したときのケー
ブル12の横向き部分を、エンジンカバー36の
上縁に一体に形成したホルダ38によつて保持す
るようにしており、これにはホルダ38をプロペ
ラシヤフトカバー36と一体に成形できるという
利点と、ホルダ38の取付け手間が省略できると
いう利点がある。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例の連結具Aを用いてケーブル10,1
2を連結するには、第2図に示すように両ケーブ
ル10,12の先端に固着したカシメピース1
4,16を、それぞれ係止壁面24,26の内面
に係合させた状態で、両ケーブル10,12を緊
張状態に張設することになる。
この場合、例えば一方のカシメピース14を一
方の係止壁面24に係合させるには、該カシメピ
ース14を一方の連結壁面20に形成した挿入穴
28から内部に組み込み、次に、ケーブル10を
ケーブルガイド溝30に沿わせながら横向きにす
ることで、カシメピース14を横倒させ、その横
倒状態のカシメピース14を一方の係止壁面24
の内面に係合させることになる(第3図)。
この際、本実施例では、両方の連結壁面20,
22にそれぞれ対向状態で挿入穴28,32が上
記カシメピース14の径より大きく形成され、か
つ両挿入穴28,32からそれぞれ逆向きに延在
してケーブルガイド溝30,34が形成されてい
るので、上記カシメピース14の組み込み及び横
倒動作に伴なう連結壁面20,22とカシメピー
ス14の傾きによつて生じる対角角部との干渉
は、挿入穴28とカシメピース14との間隙、他
方の挿入穴32とカシメピース14との間隙およ
び挿入穴28,32で逃がすことができ、又、ケ
ーブル14の突出部18についても、対向する連
結壁面22に形成したケーブルガイド溝34によ
つて逃がすことができる。
従つて、本実施例ではケーブル連結作業に際し
てのカシメピース14との干渉や突出部18との
引つ掛りを防止するために連結壁面20,22の
対向間隔Tを広げる必要がなく、その分だけ連結
具Aの小型、軽量化が達成できる。
又、実施例の連結具Aでは、係止壁面24,2
6におけるケーブルガイド溝30,34の方向が
逆向きとなるので、仮りにケーブル10,12に
弛みが生じて、カシメピース14,16と係止壁
面24,26との係合状態が垂んでも、第4図に
示すように、ケーブル12に対して一方の係止壁
面26はケーブルガイド溝34の奥壁によつて係
止された状態となり、全体的な片寄りに比べて、
片側のみの片寄りで済ませることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明した
が、本発明の具体的な構成はこの実施例に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があつても本発明の技術的範囲に含
まれる。
例えば、実施例では、自動車のパーキングブレ
ーキ装置に用いた連結具を例にとつたが、これに
限らずケーブル同士を連結するための連結具につ
いては全て本発明を適用できる。
又、挿入穴の大きさは、カシメピースの外れ易
さ及び連結具の強度を考慮した上で、できるだけ
大きく形成するのが好ましい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、カシメ
ピースの係合作用に際し、両方の挿入穴によつて
カシメピースとの干渉を逃がすと共に、ケーブル
の先端突出部との引掛りを対向する連結壁面に形
成したケーブルガイド溝で逃がすことができる
し、ケーブルが垂んだときの連結具の片寄りを片
側のみに抑えることができる。
これにより、連結具の小型、軽量化が達成でき
るので、狭溢な場所に配設されたときの他部品と
の干渉が防止され、ケーブルのスムーズな作動を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のケーブル連結具を示す
斜視図、第2図は該ケーブル連結具を用いてケー
ブル同士を連結した状態の断面図、第3図は該ケ
ーブル連結具の連結作業工程を示す断面図、第4
図は該ケーブル連結具のケーブルが弛んだ状態を
示す断面図、第5図は該ケーブル連結具を用いた
パーキングブレーキ装置の斜視図、第6図は従来
のケーブル連結具を示す斜視図、第7図は従来の
ケーブル連結具を用いてケーブル同士を連結した
状態の断面図、第8図は従来のケーブル連結具の
連結作業工程を示す断面図、第9図は従来のケー
ブル連結具のケーブルが弛んだ状態の断面図であ
る。 A:ケーブル連結具、10:ケーブル、12:
ケーブル、14:カシメピース、16:カシメピ
ース、20:連結壁面、22:連結壁面、24:
係止壁面、26:係止壁面、28:挿入穴、3
0:ケーブルガイド溝、32:挿入穴、34:ケ
ーブルガイド溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 狭幅方向に対向して連結壁面が形成されると
    共に、該連結壁面の対向方向と直交する広幅方向
    に対向して係止壁面が形成され、 前記一方の連結壁面に、ケーブルの先端に固着
    した円筒形状のカシメピースを挿入するための円
    形の挿入穴が形成されると共に、該挿入穴から一
    方の係止壁面の略中央部まで延在してケーブルガ
    イド溝が形成され、 かつ他方の連結側面に、前記挿入穴に対向して
    カシメピース用の挿入穴が形成されると共に、該
    挿入穴から他方の係止壁面の略中央部まで延在し
    てケーブルガイド溝が形成されたことを特徴とす
    るケーブル連結具。
JP10887685A 1985-05-20 1985-05-20 ケ−ブル連結具 Granted JPS61266813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10887685A JPS61266813A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 ケ−ブル連結具

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JP10887685A JPS61266813A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 ケ−ブル連結具

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JPS61266813A JPS61266813A (ja) 1986-11-26
JPH0223728B2 true JPH0223728B2 (ja) 1990-05-25

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ID=14495828

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044323U (ja) * 1990-04-27 1992-01-16

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