JPH0223691A - 電子部品用支持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明のＬｌ的］ （産業上の利用分野） 本発明は、回路基板の接続部に接続される端子を部品本
体部の両側縁部から脚状に垂下して成る電子部品を、前
記回路基板上に支持具る電子部品用支持具に関する。

（従来の技術） 従来、例えば洗濯機では電子回路を搭載したものが供さ
れており、このものでは、回路基板に各１′！ＩＬＩＣ
の他に、スイッチや発光ダイオード、さらには時間表示
素子等の電子部品を実装して電子回路を構成している。

この電子回路の回路基板は、洗濯機上面の操作パネルの
裏側部位に取り付けられるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上記電子部品のなかには高さの高いものもあ
り、このような事情にあるために、回路基板は、操作パ
ネル裏面からある程度離れた位置に取り付けられる。こ
のため、時間表示素子とか発光ダイオード等の電子部品
のように、その電子部品の本体部が操作パネルに位置さ
れるべきものでは、回路基板の接続部に接続される脚状
の端子が長くなる。この場合、このような電子部品の本
体部を長尺な端子（長い程たわみやすい）だけでは所定
の高さ位置に支持固定しておくことができないから、支
持具によって部品本体を回路基板からの所定高さ位置に
支持同定するようにしている。

しかしながら、このものでは、端子を回路基板の接続部
に接続する場合、通常、部品本体部を作業者が手で持っ
て端子先端部と回路基板の接続部との位置合わせをする
ようにしているが、この端子が長尺であるだけにこの先
端部を回路基板の接続部に位置合わせすることが面倒で
あった。特に電子部品は部品本体部の両側部から端子を
垂下しており、従ってその複数の端子について位置合わ
せすることはかなり面倒であった。なお、上述した時間
表示素子とか発光ダイオードの各端子の長さをを短くし
、これらをまとめて別の回路基板に実装し、この別回路
基板を主たる回路基板上の所定高さ位置に固定するよう
にし、もって接続の容易化を図るようにしたものもある
。しかし、このものでは、別回路基板を要すると共にこ
の別回路基板と主たる回路基板との接続も行わなければ
ならず、電子回路のコストが高くなる問題がある。

従って、コスト面からすると、別回路基板を用いる構成
は避けて前述の支持具を用いることが有利であり、この
支持具を用いながら接続作業の容易化を図ることが要望
されている。

従って、本発明の目的は、比較的長尺な端子を有する電
子部品を回路基板上に支持具るものでありながら、なお
かつ、電子部品の比較的長尺な端子を回路基板の接続部
に接続する際の位置合わせを極めて容易に行うことがで
きる電子部品用支持具を提供するにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明は、回路基板の接続部に接続される端子を部品本
体部の両側縁部から脚状に垂下して成る電子部品を、前
記回路基板上に支持具るものであって、前記回路基板に
取りイ・ｊけられる支持具本体部と、この支持具本体部
の一方側の側面部と他方側の側面部とに夫々上下方向に
延びて上部から下方へ順次幅狭となるように形成され該
支持具本体部の取り付け時に下端部が前記接続部と対応
する端子挿通用溝部と、前記支持具本体部の前記一方側
の側面部の比較的高い部位にて前記溝部の開放面側を横
切るように形成された第１の外れ止め用壁部と、前記他
方の側面部に前記第１の外れ止め用壁部より低く位置し
て前記溝部の開放面側を横切るように形成された第２の
外れ止め用壁部とを具備して成るものである。

（作用） 部品本体部を支持具る支持具本体部が回路基板に取り付
けられている状態では、支持具本体部の一方側の側面部
及び他方側の側面部に夫々形成された端子挿通用溝部が
、回路基板の接続部に対応しており、従って、電子部品
の両側の端子を各端子挿通用溝部に挿通させれば、該端
子の先端部が接続部に案内され、もって各端子が回路基
板の接続部に位置合わせされる。この端子挿通用溝部は
その下部が上部に対して幅狭であるから、換言すれば、
上部は下部に対して幅広となるので、該端子挿通用溝部
に対する端子の挿通も容易である。

さらには、支持具本体部の一方の側面部には第１の外れ
止め用壁部があるので、該一方の側面部の端子挿通用溝
部に挿通した端子が外れることはない。さらにまた、他
方の側面部には第２の外れ止め用壁部があるので、該他
方の側面部の端子挿通用溝部に挿通した端子も外れるこ
ともない。この場合、第１及び第２の外れ１］−め用壁
部の高さが異なるので、最初に、一方の端子挿通用溝部
と第１の外れ止め用壁部との間に端子を挿入した上で、
次に他方の端子挿通用溝部と第２の外れ止め用壁部との
間に端子を挿入することができ、各溝部と第１及び第２
の外れ止め用壁部との間に端子を挿入するについて、こ
れを−度に全部の端子を挿入する場合にに比して、その
挿入作業も容易となる。

（実施例） 以下本発明を脱水兼用洗濯機における電子部品用支持具
に適用した一実施例につき図面を参照して説明する。

まず、第５図は、脱水兼用洗濯機の外観を示しており、
同図において、１は外箱、２は上カバー３はこの上カバ
ー２の前部上面に組み込まれた操作パネル、４は蓋、５
は洗剤自動投入装置である。

また、６は前記操作パネル３に表示面が臨むように配置
された時間表示素子である。

次に第２図は、操作パネル３の時間表示素子６部分を縦
断して示しており、同図において、７は回路基板であり
、これには、前記時間表示素子６の他にも多数の電子部
品を実装している。この回路基板７は、高さの高い電子
部品（図示せず）も備えていることから、操作パネル３
の裏面からある程度離れた部位に取り付けられている。

しかして、上記時間表示素子６は、部品本体たる素子本
体８と、この素子本体８の両側縁部から４本づつ脚状に
垂下する端子９ａ、９ｂとから成る。この時間表示素子
６は回路基板７上に電子部品用支持具１０によって支持
されており、さらに、その各端子９ａ、９ｂが回路基板
７の接続部たる孔７ａに挿通されてその裏面周囲のラン
ドに接続されている。そして、この時間表示素子６の素
子本体部８は操作パネル３に形成された配置口部３ａ内
に位置していて、その表示面（上面）が外部に露出して
いる。

さて、上記電子部品用支持具１０について、第１図及び
第２図を参照して述べる。該支持具１０は、プラスチッ
クにて形成されている。この支持具１０において、１１
は支持具本体部であり、これは、左右の側壁と土壁とを
有して全体として断面はぼ口状を成し、そして両端に張
出し壁部１１ａ、ｌｌａを有する。この張出し壁部１１
ａ、１１ａの各下端部には係合爪部１２が夫々形成され
ている。さらに、一方側の側面部１１ｂには夫々上下方
向に延びる四つの端子挿通用溝部１３が形成されており
、また、他方側の側面部１１Ｃには夫々上下方向に延び
る四つの端子挿通用溝部１４が形成されている。これら
各端子挿通用溝部１３１４は、各横断面形状が半円弧凹
状を成しており、但し、その上部における幅（径）が時
間表示素子６の端子９ａ、９ｂの太さよりもかなり幅広
とされていて、その上部から下方へ順次幅狭となるよう
に形成されている。１５は第１の外れ止め用壁部で、こ
れは、一方側の側面部１１ｂの比較的高い部位に、各端
子挿通用溝部１３を横切るように形成されている。１６
は第２の外れ止め用壁部で、これは、他方側の側面部１
１Ｃに、上記第１の外れ止め用壁部１５よりも低く位置
して各端子挿通用溝部１４を横切るように形成されてい
る。

このように形成された支持具１０は、その係合爪部１２
を、回路基板７に形成された係合孔部７ｂに差し込み係
合することにより回路基板７に取り付けられており、こ
の取り付け状態で各端子挿通用溝部１３．１４が回路基
板７の孔７ａと対応している。

この支持具１０によって、前記時間表示素子６を回路基
板７上に支持具る場合の作業の一例について述べる。第
４図に示すように、時間表示素子６を若干斜めとし、そ
の一方側の端子９ａを、支持具１０の一方側の端子挿通
用溝部１３の上部に斜め向きに挿通させ、そしてそのま
ま挿通用満部１３と第１の外れ止め壁部１５との間に該
端子９ａを挿入する。これにて、この端子９ａの端子挿
通用溝部１３に対する外れ止めがなされる。この場合、
時間表示素子６の他方側の端子９ｂは他方側の端子挿通
用溝部１４に一部が入り込んでいる。

この後、時間表示索子６の他方側を矢印Ａ方向側に変位
させて略水平状態とした上でそのまま該時間表示素子６
を下方へ進めて両端子９ａ、９ｂを端子挿通用溝部１３
．１４内で下方へと挿通する。

このとき他方の端子９ｂは端子挿通溝部１４と第２の外
れ止め壁部１６との間を通る。これにてこの他方の端子
９ｂについても外れ止めがなされる。

しかして、端子９ａ、９ｂは各端子挿通溝部１３゜１４
を挿通されることによって、その各先端部が自ずと回路
基板７の孔７ａに案内されて挿入（位置合わせ）される
。そして、このとき素子本体部８は支持具本体部１１の
上面にて所定高さに支持される。この後、この後各端子
９ａ、９ｂの先端部と各孔７ａ周囲のランドとか電気的
に接続される。

なお、支持作業としては、上記−例に限られず、例えば
時間表示索子６を初めから略水平状態とし、そのまま下
方へ進めることで、各端子９ａ、９ｂを各端子挿通溝部
１３．１４に挿通するようにしてもよい。

このような本実施例によれば、時間表示索子６の両側の
端子９ａ、９ｂを各端子挿通用溝部１３１４に挿通させ
れば、該端子９ａ、９ｂの先端部が自ずとランド７ａに
案内され、もって各端子９ａ、９ｂが回路基板７の孔７
ａに位置合わせすることができる。この端子挿通用溝部
１３．１４はその下部が上部に対して幅狭であるから、
換言すれば、上部は下部に対して幅広となるので、該端
子挿通用溝部１３．１４に対する端子９ａ、９ｂの挿通
も容易である。さらには、支持具本体部１１の一方の側
面部１１ｂには第１の外れ止め用壁部１５を設けている
ので、該一方の側面部１１ｂの端子挿通用溝部１３に挿
通した端子９ａが外れることはない。さらにまた、他方
の側面部ｌｉｅにも第２の外れ止め用壁部１６を設けて
いるので、該他方の側面部１１ｃの端子挿通用溝部１４
に挿通した端子９ｂも外れることもない。この場合、第
１及び第２の外れ止め用壁部１５，１６の高さが異なる
ので、最初に、一方の端子挿通用溝部１３と第１の外れ
止め用壁部１５との間に端子９ａを挿入した上で、次に
他方の端子挿通用溝部１４と第２の外れ！［二め用壁部
１６との間に端子９ｂを挿入することができ、各溝部１
３，１４と第１及び第２の外れ止め用壁部１５，１６と
の間に端子９ａ、９ｂを挿入するについて、これを−度
に全部の端子を挿入する場合にに比して、その挿入作業
も容易となり、総じて、回路基板７の孔７ａに対する時
間表示素子６の端子９ａ、９ｂの位置合わせをきわめて
容易にしかも確実に行うことができる。しかも、これを
、支持具１０によって達成するから、別回路基板を用い
る場合とは違ってコストの低廉化にも寄与できる。

なお、上記実施例では、電子部品として時間表示素子を
例示したが、本発明が適用される電子部品用支持具とし
てはこれに限られず、例えば発光ダイオード等を支持具
るものであってもよい。また、脱水兼用洗濯機以外の電
子部品用支持具にも適用してもよい。

［発明の効果］ 本発明は以上の記述にて明らかなように、回路基板の接
続部に接続される端子を部品本体部の両側縁部から脚状
に垂下して成る電子部品を、前記回路基板上に支持具る
ものであって、前記回路基板に取り付けられる支持具本
体部と、この支持具本体部の一方側の側面部と他方側の
側面部とに夫々上下方向に延びて上部から下方へ順次幅
狭となるように形成され該支持具本体部の取り付け時に
下端部が前記接続部と対応する端子挿通用溝部と、前記
支持具本体部の前記一方側の側面部の比較的高い部位に
て前記溝部の開放面側を横切るように形成された第１の
外れ止め用壁部と、前記他方の側面部に前記第１の外れ
止め用壁部より低く位置して前記溝部の開放面側を横切
るように形成された第２の外れ止め用壁部とを具備して
成るものであり、これにて、比較的長尺な端子を有する
電子部品を回路基板上に支持できるものでありながらも
、前記端子を回路基板の接続部に接続する際の該端子の
接続部に対する位置合わせをきわめて容品にしかも確実
に行なうことができ、また、コストの低廉化を図ること
もできるという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は支持前の状態
における支持具と時間表示素子との斜視図、第２図は時
間表示素子を支持した状態における同素子部分の縦断側
面図、第３図は同部分のヂ正面図、第４図は時間表示素
子の支持作業の一例を示す同素子部分の縦断側面図、第
５図は脱水兼用洗濯機の斜視図である。 図中、３は操作パネル、６は時間表示素子（電子部品）
、７は回路基板、７ａは孔（接続部）、８は素子本体部
（部品本体部）、９ａ、９ｂは端子、１０は電子部品用
支持具、１１は支持具本体部、１３．１４は端子挿通用
溝部、１５は第１の外れ止め用壁部、 ６は第２の外れ止め用壁部で ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．回路基板の接続部に接続される端子を部品本体部の
   両側縁部から脚状に垂下して成る電子部品を、前記回路
   基板上に支持するものであって、前記回路基板に取り付
   けられる支持具本体部と、この支持具本体部の一方側の
   側面部と他方側の側面部とに夫々上下方向に延びて上部
   から下方へ順次幅狭となるように形成され該支持具本体
   部の取り付け時に下端部が前記接続部と対応する端子挿
   通用溝部２、前記支持具本体部の前記一方側の側面部の
   比較的高い部位にて前記溝部の開放面側を横切るように
   形成された第１の外れ止め用壁部と、前記他方の側面部
   に前記第１の外れ止め用壁部より低く位置して前記溝部
   の開放面側を横切るように形成された第２の外れ止め用
   壁部とを具備して成る電子部品用支持具。