JPH0223639Y2 - - Google Patents

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JPH0223639Y2
JPH0223639Y2 JP15282784U JP15282784U JPH0223639Y2 JP H0223639 Y2 JPH0223639 Y2 JP H0223639Y2 JP 15282784 U JP15282784 U JP 15282784U JP 15282784 U JP15282784 U JP 15282784U JP H0223639 Y2 JPH0223639 Y2 JP H0223639Y2
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、地下埋設管の布設工事等において、
掘削溝の土留を行なう装置に関するものである。
〔従来技術〕
一般に、地下埋設管を布設するには、溝を掘削
してその中に管を埋設するが、布設工事中は安全
性を確保するため掘削溝の土留を施す必要があ
る。
従来、かかる掘削溝の土留を行なうには、第1
2図ないし第13図に示すように、相対して建て
込んだ矢板3,3ごとに切梁4を掛け渡してこれ
のみで土留する方式と、第14図ないし第15図
に示すように、矢板3,3を建て込んだ後、これ
に腹起し5,5をかませ、この腹起し5,5を切
梁4で固定する方式とがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来技術のうち、前者は設
置が簡単で、腹起しを使用せずに矢板毎に土留す
るため、掘削溝に既設管が出現したり、また、掘
削溝が曲がつていてもきめ細かに対処できる等の
利点がある反面、部分的な土留になるために土留
の剛性が弱く、軟弱地盤や深い掘削溝には不向き
である。一方、後者は腹起しを使用するため土留
の剛性が強く、軟弱地盤や深い掘削溝にも対応で
きる等の利点がある反面、相当な長さを有する腹
起しを取扱うこととなつて設置作業が面倒であ
り、掘削溝が曲がつているような所では工事が困
難となるという難点があつた。
本考案の目的は、前記従来例の不都合を解決
し、地下埋設管の布設工事において、従来方式に
よる腹起しがない土留工法と、腹起しがある土留
工法のそれぞれの長所を採り入れ、軟弱地盤や曲
線の掘削溝等を含む各種施工条件にきめ細かに対
処でき、しかも掘削溝を安全で、かつ容易に土留
施工できる土留装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の土留装置は、前記目的を達成するた
め、所定の長さを有する縦材に適宜長さの短尺な
腹起しを直交させて取付けて十字型枠を形成し、
該腹起しの上面または下面に切梁用ブラケツトを
固着し、該ブラケツトを介して腹起し間に切梁を
着脱自在に取付けることを要旨とするものであ
る。
〔作用〕
本考案によれば、予め十字に組まれた切梁ブラ
ケツト付きの型枠を用いて矢板と切梁を簡単にセ
ツトすることができるものである。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の土留装置の実施例を示す正面
図、第2図は同上側面図、第3図は同上平面図
で、図中10は十字型枠であり、この十字型枠1
0は〓字型鋼またはコ字型鋼で、所定の長さを有
する縦材11に、角パイプ鋼などで成形され1.0
〜1.5mの長さに切断された横材である短尺な腹
起し12を直交させて溶接又はボルト止め等で取
付けたものである。該十字型枠10の前記水平な
腹起し12の上面または下面に、切梁用ブラケツ
ト13を溶接等で予め固着しておく。縦材11の
上端部には、仮組みされた十字型枠10を掘削溝
1内に建て込んだり、引き抜いたりする際の取扱
い性を良くするために把手16を溶接等により固
着しておくとよい。図中、14は切梁で、これは
端部をブラケツト13に結合できるものであり、
また固定用の油圧ジヤキ(図示せず)なども取付
け可能なものである。
次に本考案の装置を用いた土留め工法について
説明すると、掘削溝1の土留を施工する場合は、
まず予め地上で縦材11と腹起し12を十字型に
仮組みして十字型枠10を形成し、この十字型枠
10を左右一対で1組とし、該一対の十字型枠1
0,10の切梁用ブラケツト13と13の間に切
梁14を取付ける。このとき、十字型枠10,1
0間の腹起し12間に掛け渡される切梁14の長
さは、掘削溝1内に円滑に建て込まれるような長
さに調整しておく。
つぎに、縦材11の把手16を持つて切梁14
で結合された十字型枠10,10を掘削溝1内に
建て込み、矢板15を腹起し12の背面に建て込
む。その際、地盤の状態に応じて矢板15の間隔
は第6図に示すように間隔をあけたり、または第
7図に示すように密接させて選定する。つづいて
第8図に示すように切梁14のジヤツキを伸ばし
て矢板15が地山に密着するようにする。
この際、掘削溝1の地盤が特に軟弱な場合や比
較的長期間掘り置きの必要がある場合は、第9図
に示すように横材である腹起し12の隣接するも
のを相互に連結することも可能であり、かかる腹
起し12の連結は第10図、第11図に示すよう
に腹起し12の端面に溶着したフランジ19を突
き合わせてボルト締めしたり、腹起し12の一端
を膨出したソケツト12aに形成し、このソケツ
ト12aに他方の端部を挿入するようにしたソケ
ツト式接合等が適用される。
なお、上記腹起し12は縦材11に対して前記
のごとく溶接等により固定してもよいが、一般的
には溝1の掘削深度に合わせて腹起し12の高さ
を調節したり、必要に応じて腹起し12と切梁1
4とは複数段に設置できるよう、第2実施例とし
て、第4図ないし第5図に示すように腹起し12
は縦材11に対して取付金具17、ボトル18、
あるいはコツタ等を用いて上下方向にスライド可
能に装着してもよい。この場合は、掘削溝の深度
に合せて腹起し12の上下位置が設定され、腹起
し12に一体に固着された切梁用ブラケツト13
を介して切梁14による張り位置が決る。
また、切梁14は、その都度所定の長さに切断
して使用される木材等を使用することもできる
が、通常のネジ式、または油圧式のジヤツキ等を
使用する方が取扱いが簡単で、確実に取付けられ
る。
さらに、十字型枠10は縦材11を幅広に形成
すれば、矢板と兼用できるので地盤のよい掘削溝
ではその分だけ矢板15の建て込み間隔を広くと
ることができる。
なお、他の使用法として十字型枠10のみを先
に掘削溝1内に建込み、該溝1内で切梁14をセ
ツトすることも可能である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の土留装置は、構造が
簡単で軽量であるから、取扱いが容易で、作業人
員の削減と作業工程数の低減を図ることができる
ものである。
また、腹起しの長さを短く形成できるので、曲
がりのある掘削溝にも十分に適用でき、さらに、
縦材に腹起しが予め十字型に固定され、この腹起
しに切梁を取付けるブラケツトが固着されている
ので、地上での組上げ部分が多く、作業員が溝内
に入ることを少なくして工事が施工できる等、軟
弱地盤でも安全に作業ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の土留装置の実施例を示す正面
図、第2図は同上側面図、第3図は同上平面図、
第4図は第2実施例の要部を示す側面図、第5図
は同上平面図、第6図ないし第7図は本考案によ
る土留装置の施工状態を示す正面図、第8図は第
6図の断面図、第9図は本考案による他の施工状
態を示す正面図、第10図、第11図は同上要部
の横断面図、第12図は従来の施工方法を示す縦
断側面図、第13図は同上平面図、第14図は従
来の他の施工方法を示す縦断側面図、第15図は
同上平面図である。 1……掘削溝、10……十字型枠、11……縦
材、12……腹起し、12a……ソケツト、13
……切梁用ブラケツト、14……切梁、15……
矢板、16……把手、17……取付金具、18…
…ボルト、19……フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の長さを有する縦材に適宜長さの短尺な腹
    起しを直交させて取付けて十字型枠を形成し、該
    腹起しの上面または下面に切梁用ブラケツトを固
    着し、該ブラケツトを介して腹起し間に切梁を着
    脱自在に取付けることを特徴とした土留装置。
JP15282784U 1984-10-09 1984-10-09 Expired JPH0223639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15282784U JPH0223639Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15282784U JPH0223639Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6168142U JPS6168142U (ja) 1986-05-10
JPH0223639Y2 true JPH0223639Y2 (ja) 1990-06-27

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ID=30710875

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JPS6168142U (ja) 1986-05-10

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