JPH0223531Y2 - - Google Patents

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JPH0223531Y2
JPH0223531Y2 JP16095385U JP16095385U JPH0223531Y2 JP H0223531 Y2 JPH0223531 Y2 JP H0223531Y2 JP 16095385 U JP16095385 U JP 16095385U JP 16095385 U JP16095385 U JP 16095385U JP H0223531 Y2 JPH0223531 Y2 JP H0223531Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、異なつた態様に展開することができ
るようにした包装箱に関するものである。
(従来の技術と問題点) 展開して種々の態様に変化できるようにした箱
は、多数知られており、本願出願人も先に、単位
容体の組合せ状態をいろいろと変化できるように
した包装箱を考案した(実公昭56−31536号公
報)。上記考案は、従来の、この種の包装箱は、
構成材料が非常に多く、制作に手間どるものが多
い点に鑑み、2枚の基片で8個の単位容体から成
る包装箱を構成するようにしたものであつた。上
記考案によれば、ほぼ同様の形状の基片を形成す
ればよいので、制作は著しく容易である。ところ
が、この基片は、各単位容体を構成する後板、内
側板、前板、外側板を両横方向に延設すると共に
上記後板の上下方向に蓋板、底板、底板、後板、
蓋板を連設し、全体として各板を略エ字状に配設
するようにしてあるため、材料取りに無駄が多
く、経済的に得にくかつた。
(考案の解決課題) 本考案の目的は、上記の考案を改良するよう基
片等の材料取りに無駄がなく、かつ組み立ても容
易な単位容体を展開可能に設けた包装箱を提供し
ようとするものである。
(課題解決の手段) 本考案によれば、上記目的は、1板の基片に単
位容体の後板、外側板及び底板等を設け、該基片
に前板、内側板、蓋板等を有する単位基片を連結
して単位容体を構成するようにした包装箱により
達成することができる。
さらに詳述すれば、折目を介して連設した一対
の後板3,5と後板4,6を有し、各後板の側方
に折目を介し外側板11,12と外側板13,1
4をそれぞれ連設すると共に該外側板11,12
及び外側板13,14をそれぞれ折目を介して連
結し、上記後板3,5と後板4,6の間に切溝2
を設け、各後板3,5及び4,6の外方にそれぞ
れ折目を介し一対の底板29,33及び31,3
5、底板30,34及び32,36を連設すると
共に対向して設けた上記一対の底板29,33と
底板31,35の間及び底板30,34と底板3
2,36の間にそれぞれ切溝41,42を設け、
上記底板33,35及び底板34,36の外方に
折目を介し後板37,39及び後板38,40を
設け、かつ該後板37,39及び後板38,40
をそれぞれ折目を介し連結すると共に各後板の側
方に折目を介し外側板45,47及び外側板4
6,48をそれぞれ連設した基片1と、前板6
1,61aに折目を介し内側板64,64a及び
裏板65,65aを連設し該裏板の側方に折目を
介し蓋板68,68aを連設した単位基片60,
60aを設け、上記基片及び単位基片を折曲げ、
上記基片の後板、外側板及び底板と上記単位基片
の前板、内側板及び蓋板で構成された単位容体を
形成するよう上記基片の後板、外側板及び底板で
囲まれた部位を補完するよう基片に単位基片を連
結した包装箱により達成することができる。
(作用) 上記基片を折曲げて各単位容体の後板、外側板
及び底板部分を構成し、一方上記単位基片を折曲
げて各単位容体の前板、内側板及び蓋板部分を構
成し、これらの各部分を組み合せると8個の単位
容体を展開可能に連結した包装箱が得られる。
(実施例) 以下実施例と共に説明する。
図に示す基片1は、厚紙、板紙その他の同効材
料で構成され、中央の切溝2を境に一対の後板
3,5と4,6を設け、該後板3と5及び4と6
をそれぞれ折目7,8で連設し、該折目と対向す
る折目9,10を介し側方に外側板11,12,
13,14を設け、かつ該外側板11と12及び
13と14をそれぞれ折目15,16で連設し、
各外側板の側方に折目17,18を介し糊代板1
9,20,21,22を設ける。上記折目17,
18を介して上記各後板の外方には、それぞれ折
目23,24,25,26,27,28を介して
底板29,31,33,35及び30,32,3
4,36、後板37,39及び38,40を設け
てあり、上記一対の底板29,33と31,35
の間及び30,34と32,36の間には切溝4
1,42が設けられ、また外方の後板37と39
及び38と40はそれぞれ折目43,44で連設
されている。該折目43,44とそれぞれ対向す
る折目9,10を介して各後板の側方には外側板
45,46,47,48を連設してあり、該外側
板の両側にはそれぞれ折目49,50,27,2
8を介し内蓋板51,52,53,54及び糊代
板55,56,57,58を設けてある。各単位
容体の前板、内側板、蓋板等を構成する単位基片
60,60aは、対称構造になつており、それぞ
れ4枚作られ、好ましくは上記基片1と同効材料
で第2図に示す如き状態に2枚づつ連続した状態
で板取りすると資材を少なくすることができる。
各単位基片は、前板61,61aの一側に折目6
2.63,62a,63aを介しそれぞれ内側板
64,64a、裏板65,65aを連設し、内側
板と裏板の側方には折目66,66aを介し内蓋
板67,67a及び蓋板68,68aを連設し、
かつ上記前板及び内側板には折目69,69a,
70,70aを介しそれぞれ糊代板71,72,
73及び71a,72a,73aを設けてある。
蓋板は折目74,74aを介し差込板75,75
aを有する。なお、第4図に示す如き内蓋板7
6,76aは対称構造になつており、それぞれ2
枚づつ例えば第2図に示すように上記単位基片と
同じ資材の一部に板取りされ、折目77,77a
を介し糊代板78,78aを有している。第5図
は両端に差込溝79,80を設けた飾りバンド8
1で、折目82,83,84,85から折曲げ、
環状に差込溝を係合して使用する。
而して、上記基片1を各折目から折曲げ、糊代
板19,20,21,22,55,56,57,
58をそれぞれ底板29,30,31,32,3
3,34,35,36に接着する。そして、外側
板、後板、底板により囲まれた部位を補完して容
体を構成するよう折目に沿つて折曲げた上記単位
基片60,60aの裏板を後板に接着し、底板に
前板及び内側板の図において下方に連設した糊代
板を接着し、かつ前板の他側に設けた糊代板を外
側板に接着する。また、上記折目15.16の両
側(第6図鎖線)には、上記糊代板78,78a
を接着し、内蓋板76,76aを設ける。このよ
うにすれば、8個の単位容体86,87,88,
89,90,91,92,93が設けられる(第
9図)。なお、上記糊代板は適宜他の板又は基板
に設けることができ、また糊代板に代えて粘着テ
ープ、接着剤その他適宜の手段で連結することも
できる。
第9図に示す状態から矢印94,95に示す方
向に単位容体86,88及び92,93を展開す
れば、第10図に示すように各単位容体の開口部
が隠れかつ基片の表面のみが全面に表われる。こ
のような状態で所望により上記飾りバンド81を
装着することができる。
また、第10図の状態から、第9図に示す状態
を経て第9図の矢印96,97方向へ展開すると
第11図に示す如き起立状態となり、さらに第1
1図矢印98,99方向へ展開すると、第12図
の状態を経て第13図に示す状態となる。この状
態では単位容体の各開口部が表われているから、
容体内の収納物を取出すことができる。なお、表
面はすべて単位基片が表われている。したがつ
て、上記基片と単位基片の模様、色彩、文字その
他のデザインを変えると展開の途中及び前後で著
しく変化する箱が得られる。
(考案の効果) 本考案は上記のように構成され、横長の基片
と、前板、内側板、裏板、蓋板を有する単位基片
を組み合せて展開可能な単位容体を有する包装箱
を形成するようにしたので、基片及び単位容体は
少ない資材で材料取りに無駄なく形成することが
でき、経済的であり、各種の包装箱として好適に
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は基片の
展開図、第2図は単位基片の板取り状態を示す展
開図、第3図は単位基片の展開図、第4図は内蓋
板の展開図、第5図は飾りバンドの展開図、第6
図は基片の折曲状態の斜視図、第7図及び第8図
はそれぞれ対称に作られた単位基片の折曲状態の
斜視図、第9図〜第13図はそれぞれ変化の態様
を示す斜視図である。 1……基片、3,4,5,6,37,38,3
9,40……後板、29,30,31,32,3
3,34,35,36……底板、11,12,1
3,14,45,46,47,48……外側板、
2,41,42……切溝、60,60a……単位
基片、61,61a……前板、64,64a……
内側板、65,65a……裏板、68,68a…
…蓋板、86,87,88,89,90,91,
92,93……単位容体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折目を介して連設した一対の後板3,5と後板
    4,6を有し、各後板の側方に折目を介し外側板
    11,12と外側板13,14をそれぞれ連設す
    ると共に該外側板11,12及び外側板13,1
    4をそれぞれ折目を介して連結し、上記後板3,
    5と後板4,6の間に切溝2を設け、各後板3,
    5及び4,6の外方にそれぞれ折目を介し一対の
    底板29,33及び31,35、底板30,34
    及び32,36を連設すると共に対向して設けた
    上記一対の底板29,33と底板31,35の間
    及び底板30,34と底板32,36の間にそれ
    ぞれ切溝41,42を設け、上記底板33,35
    及び底板34,36の外方に折目を介し後板3
    7,39及び後板38,40を設け、かつ該後板
    37,39及び後板38,40をそれぞれ折目を
    介し連結すると共に各後板の側方に折目を介し外
    側板45,47及び外側板46,48をそれぞれ
    連設した基片1と、前板61,61aに折目を介
    し内側板64,64a及び裏板65,65aを連
    設し該裏板の側方に折目を介し蓋板68,68a
    を連設した単位基片60,60aを設け、上記基
    片及び単位基片を折曲げ、上記基片の後板、外側
    板及び底板と上記単位基片の前板、内側板及び蓋
    板で構成された単位容体を形成するよう上記基片
    の後板、外側板及び底板で囲まれた部位を補完す
    るよう基片に単位基片を連結した包装箱。
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